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久しぶりにイヤリングをつけて出かけたら、1時間も経たないうちに耳たぶがジンジン。気になって触るとますます痛くなって、帰る頃にはこっそり外してポケットに入れている……。私も、子どもの入学式でつけたイヤリングを、式の途中でそっと外した経験があります。写真を見ると、片耳だけ何もついていません。
先に結論だけ言うと、イヤリングの痛みの原因はたいてい「ネジの締めすぎ」「重さ」「当たる位置」「金属との相性」の4つに絞れます。そして今日すぐできる手当ては、ネジを4分の1回転ゆるめること。それだけで楽になる人が本当に多いんです。ただし、赤みやかぶれが続く時は話が別で、そこは記事の後半で。順番に見ていきましょう。
なぜイヤリングで耳が痛くなるのか——4つの原因
- ネジの締めすぎ——ネジ式(ネジバネ式)は、落ちるのが怖くてぎゅっと締めがちですよね。耳たぶは薄い皮膚と脂肪でできているので、締めすぎると血の巡りが悪くなって、10分は平気でも1時間で痛みだします。いちばん多い原因
- 重さ——大きなモチーフ、天然石、金属パーツが多いもの。イヤリングは耳たぶを「つまんで」いるだけなので、重いほど下に引っ張られ、挟んでいる一点に力が集まります
- 当たる位置——耳たぶの端の薄い所に留めていると、金具の面が小さい部分で挟まって痛い。バネ側の当たる面がとがった形のものも
- 金属との相性——ニッケルなどを含む金具で、かゆみや赤みが出る人がいます。「痛い」より「かゆい・ヒリヒリ」に近い時はこちらを疑ってください。金属アレルギーの可能性については、記事の最後で
イヤリングは「痛いのが当たり前」と思われがちですが、原因を1つずつ外していけば、2〜3時間はつけていられるようになるんですよ。
今日しのぐ3つの手当て——ネジを4分の1回転・位置・シリコンカバー
- ネジを4分の1回転ゆるめる。つけたあとに「ちょっと動くかな」くらいが正解です。1回転も戻すと落ちるので、少しずつ。落ちそうで怖い時は、締める代わりに次の2つで補ってください
- 位置を耳たぶの厚い所へ。耳たぶの下端ではなく、少し上の、指でつまんで厚みのある所に。厚い所は面で挟めるので、同じ締め具合でも痛みが分散します
- シリコンカバー(イヤリングパッド)を挟む。金具の耳たぶに当たる面に貼る、または被せる透明な小さいクッション。100均や手芸店で買えて、当たりが柔らかくなるうえ滑り止めにもなるので、ゆるめても落ちにくくなります
外出先で何もない時は、絆創膏の粘着部分を小さく切って金具の内側に貼ると、当たりがだいぶ和らぎます。髪で隠れる位置なら見えません。
シリコンカバーは1袋に何組も入っていて、イヤリングを替えても使い回せます。ポーチに1組入れておくと、出先での「痛い」に効きますよ。
長時間つける日の工夫——つけたままだとどうなる?
イヤリングを長時間つけていると、挟まれた部分の血の巡りが悪くなって、外したあとに赤い跡・しびれ・ジンジンした感じが残ります。翌日まで跡が消えないこともあるし、皮膚が薄い人は擦れて小さな傷になることも。だから「長時間の日」は、つける前から作戦が要るんです。
- 2〜3時間ごとに一度外して、耳たぶをそっとさする。化粧室で30秒あれば十分
- 軽い素材を選ぶ。樹脂や小さめの金属で、片方5g以下が長時間の目安。大ぶりのものは、写真を撮る時間だけつけるくらいの気持ちで
- 左右を交互に外す。会話中に片方だけ外しても、髪で隠れていれば気づかれません
- 帰ったらすぐ外す。家に着いてからの外し忘れが、いちばん跡が残ります
- マスクのゴム・眼鏡のつるとの当たりも痛みの原因。耳にかけるものが3つ重なる日は、イヤリングを小さいものにするのが無難
片耳だけ痛いのはなぜ?——耳たぶの左右差
- 耳たぶの厚さと形は、左右で違います。薄い側の耳は、同じネジの締め具合でも強く挟まれる。だから左右でネジの締め加減を変えてよいんです。同じにする必要はありません
- 利き手側のネジは強く締めがち。右利きの人が右耳のネジを右手で締めると、思った以上に力が入ります
- 電話をあてる側、寝る時に下になる側は、そもそも皮膚が敏感になっていることがあります
- 片耳だけ赤い・熱い・かぶれる時は、その耳だけつけないで様子を見てください。数日続けば皮膚科へ(次の項目で)
痛くなりにくいイヤリングの選び方
- ネジバネ式——ネジで幅を調整して、バネで保持するタイプ。調整の幅が広いので、痛くなりやすい人の基本形
- クリップ式(バネのみ)——調整ができず、合わないと痛い。買うならパッド付きのものを
- ノンホールピアス(樹脂の輪で挟むタイプ)——軽くて当たりが柔らかい。ただし落ちやすいので、大事な日は落下防止のチェーン付きで
- イヤーカフ——耳たぶを挟まないので痛くなりにくい。こちらも落としやすいのが弱点
- 素材——サージカルステンレス、チタン、樹脂は、金属で赤くなりやすい人の選択肢としてよく挙げられます。ただ、人によって合う合わないがあるので「これなら絶対大丈夫」とは言えません
- 重さ——手に持って「軽い」と思えるもの。片方5g以下が長時間の目安
ネジをゆるめると、今度は「落ちる」が心配になりますよね。ゆるくなった留め具の直し方や落としにくい種類はイヤリングが落ちる時の対策にまとめました。ピアス派の人はピアスのキャッチが取れない時の外し方もどうぞ。
赤み・かぶれ・傷が続くなら皮膚科へ——金属アレルギーの可能性も
ここまでは「締めすぎ・重さ・位置」の話でしたが、「痛い」が「かゆい・赤い・ジュクジュク」に変わっているなら、対処が違います。
- 外して1〜2日経っても、赤みやかゆみが引かない
- 同じイヤリングをつけると、毎回同じ場所がかぶれる
- 水ぶくれ、ジュクジュクした汁、黄色い汁が出る・熱を持っている(化膿のサイン)
- 締めすぎたあとのしびれが、外して時間が経っても戻らない
こういう時は、自分で薬を塗って様子を見るより、皮膚科に相談してください。金属アレルギーの可能性はありますが、それは皮膚科の検査(パッチテスト)で分かることで、私が「アレルギーです」と言えるものではないんです。受診までは、そのイヤリングをつけない・患部を触らない、かかない。それだけ守ってもらえれば。
ゆきこ( ゚Д゚)『入学式の日、落とすのが怖くてネジをぎゅうぎゅうに締めたら、校歌の途中で耳が悲鳴。化粧室で4分の1回転ゆるめてシリコンカバーを挟んだら、二次会まで無事でした。「締めれば安心」じゃなかった』
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ゆるめたら落ちる、が心配な人はイヤリングが落ちる時の対策を。ピアスのキャッチが固くて外れない時はピアスのキャッチが取れない時の外し方にまとめています。
まとめ:締めすぎを疑い、4分の1回転ゆるめて、続く赤みは皮膚科へ
- 痛みの原因は締めすぎ・重さ・位置・金属の4つ。まず締めすぎを疑う
- 今日はネジを4分の1回転ゆるめ、耳たぶの厚い所へ、シリコンカバー
- 長時間の日は2〜3時間で一度外す・片方5g以下・帰ったらすぐ外す
- 片耳だけ痛いのは耳たぶの左右差。左右で締め加減を変えてよい
- 赤み・かぶれ・傷・しびれが続けば皮膚科へ。自分で断定しない
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