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朝、髪を耳にかけてヘアピンで留めたのに、駅に着く頃にはもうほろほろ落ちてきている。ピンだけが頭に残っていて、髪は耳の前に戻っている……。子どもの運動会で一日外にいた日、私の耳かけは午前中で崩壊しました。何度も留め直して、写真はぜんぶ髪を押さえている手が写っています。
先に結論だけ言うと、崩れる原因の多くは「ピンの向き」と「差す角度」なんです。アメピンには表と裏があって、逆に留めると1時間で滑ります。向きを直して、耳の後ろでの留め方をひと工夫すると、同じピンでも夕方まで持つようになりますよ。前髪の留め方、ピンを見せないコツ、痛い時・落ちる時の直し方まで、順番に見ていきましょう。
アメピンの基本——「波側を下」にして頭皮に沿わせる
アメピンは、まっすぐな側と、波々(ギザギザ)の側でできています。いちばん多い間違いがこの向きで、波側が髪をつかむ側なので、波側を下(頭皮側)に。まっすぐな側が上(外側)に来るように差します。
- 留めたい髪を指で押さえ、ピンを開かずにそのまま差し込む。開いて差すと、閉じる力が弱くなって抜けやすくなります
- 差す角度は頭皮に沿わせて。ピンを立てて頭皮に向けると、先端が刺さって痛いうえに、髪も少ししか挟めません
- 途中まで差したら、進む方向を少し折り返す(Uターン)。髪を「すくって」留める形になって、格段に抜けにくい
- 留める髪の束は多すぎないこと。ピンの幅の半分くらいの束が、いちばん締まります
波側を上にすると、波の部分が髪を押し出す方向に働いてしまって、じわじわ抜けるんですよね。「毎回落ちる」という人は、まず向きを確認してみてください。
耳かけを固定する留め方——耳の後ろで2本を×に交差させる
耳にかけた髪が落ちるのは、耳の上の髪がすぐに前へ戻ろうとするから。1本を耳の上に横向きに差すだけだと、髪の重さに負けてしまいます。
- 髪を耳にかけたら、耳の付け根のすぐ後ろ、上の髪で隠れる位置を留める場所に決めます
- 1本目を、上から下に向けて斜めに差す。波側を下、頭皮に沿わせて
- 2本目を、1本目と交差するように下から上に。横から見て「×」になれば完成です
交差させると、片方に力がかかってももう1本が受け止めてくれるので、横に滑らなくなります。ピンが1本しかない時は、耳の後ろで「前から後ろ」に向けて差してみてください。髪が前に戻ろうとする力と逆向きになるので、1本でも持ちやすいです。
- 髪が多い・重い——耳の後ろの×に加えて、耳の上の生え際に沿ってもう1本。合計3本で支える
- 細くてサラサラ滑る——留める前に、耳の上の髪にワックスをほんの少しなじませる。ピンは滑り止め付きを
- 横の髪が短くて耳にかからない——耳かけそのものが難しい長さ。耳の上の髪を少し多めに取って、ワックスで束にしてから留めると届きやすくなります
ピンを見せない留め方——髪の下に隠す・髪色に合わせる
- 留める位置は「髪の下」。耳の後ろは、上の髪がかぶってピンが自然に隠れる場所です。耳のすぐ上や、髪の表面に留めると丸見え
- 差す方向は、外側から内側へ。ピンの頭(閉じた丸い側)が髪の中に潜る向きに差すと、見えるのは細い線だけになります
- ピンの色を髪に合わせる。黒髪ならマットな黒、茶髪ならブラウン。金や銀のピンは、隠す用ではなく見せる用
- 逆に見せたい時は、ゴールドのピンを2〜3本並べて飾りにするのもあり。隠す努力をしなくていいぶん、気が楽ですよ
前髪の留め方——流す・分ける・全部上げる
- 流し前髪——前髪を流したい方向にとかしてから、耳の少し上・生え際から2〜3cm後ろの位置で、こめかみ側から1本。前髪の毛先がピンの下に入るように差します
- センター分け・かき上げ——分け目の左右それぞれ、耳の上で1本ずつ。髪の下に隠す向きで
- 全部上げる——前髪を後ろになでて、頭のてっぺん寄りで2本を×に。前髪だけだと短い毛が立ってくるので、ワックスかスプレーを軽く
- 短くてすぐ落ちる前髪——ピンよりも、小さいクリップやヘアバンドのほうが持ちます。無理にピンで押さえると頭皮に当たって痛くなりがち
ヘアピンが痛い時——当たっている場所を見つける
痛みの原因は、ほぼ「先端が頭皮に当たっている」か「引っ張りすぎ」のどちらかです。どこが当たっているか、指でたどってみてください。
- 先端が頭皮に刺さる方向に差している——頭皮に沿わせる角度に直します。ピンを立てて差すと、先端が皮膚を押し続けて痛い
- 毎日同じ位置に留めている——頭皮が擦れて赤くなります。留める位置を左右・前後で1cmずつ変えるだけでも違います
- 髪を引っ張った状態で留めている——頭皮が引っ張られてジンジンします。留める前に髪の張りを少しゆるめて
- 先端の玉(キャップ)が取れている——金属がむき出しで頭皮に当たります。玉が取れたピンは、もったいなくても処分
- 子どもの髪に留める時——先端にゴムの玉がついたアメピンや、パッチンピンを選んでください。走って転んだ時に、とがった先端が頭皮を傷つけることがあります。留める時は頭皮に沿わせ、先端を髪の中に収める向きで
頭皮の痛みや赤み、かぶれが数日続く時は、ピンのせいと決めつけずに皮膚科で見てもらってくださいね。
落ちてくる時——滑り止め付きピン・ワックス・ピンの寿命
- 滑り止め付きのアメピン(内側にギザギザやゴムの加工があるもの)に替える。細い髪・サラサラ髪は、これだけで解決することが多いです
- ピンを差す前に、留める部分の髪にワックスをほんの少し。指先に米粒ひとつ分で十分。多いとかえって滑ります
- ピンが開いてきていたら寿命。閉じた状態で隙間が見えるピンは、どう留めても落ちます。100均でも買えるので、思い切って新しいのに
- ハードスプレーは留めた後に。留める前にかけると表面がコーティングされて滑ります
- それでも落ちるなら、留める髪の束が多すぎるかも。細い束を2本でのほうが、太い束を1本より持ちます
ゆきこ( ゚Д゚)『運動会の日に耳かけが午前で崩壊してから調べたら、私は波側を上にして留めていました。10年以上ずっと逆。向きを直しただけで夕方まで持つようになって、今まで「落ちる」と責めてきたピンに謝りたい』
滑り止め付きのアメピンは、髪色に合わせて黒とブラウンをそれぞれ持っておくと、見せない留め方がしやすくなります。子ども用には先端に玉のついたものを。
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まとめ:波側を下、耳の後ろで×、痛い・落ちるは角度と滑り止め
- アメピンは波側を下、頭皮に沿わせて差す。開かずに差してUターン
- 耳かけは耳の後ろで2本を×に交差。1本なら前から後ろへ
- 見せないなら髪の下・外から内へ・髪色に合わせる
- 痛いのは先端が頭皮に当たっているサイン。角度を直し、位置を毎日少し変える
- 落ちるなら滑り止め付きピン+ワックス米粒ひとつ。開いたピンは寿命
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