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朝、サングラスをかけて自転車に乗ったら、段差のたびにずるっと鼻から落ちてくる。下を向いて子どもの靴ひもを結ぼうとしたら、レンズが目の前からいなくなる。うつむくたびに指で押し上げるのって、地味に疲れますよね。
先に結論。ゆるいサングラスは、貼る鼻パッド・耳掛けのシリコンカバー・ストラップの3つで今日のうちに止められます。そして、テンプル(つる)をドライヤーで温めて自分で曲げるのは、やらないでください。理由と順番を、これからお話しします。
まず見る:ゆるい原因は「開き」「鼻」「大きさ」の3つ
サングラスがずれる時、犯人はだいたい次の3つのどれかなんです。かけたまま鏡を見て、順番に確かめてみてください。
- テンプルが開いている——頭の上に乗せたり、片手で外したりを繰り返すと、つるの付け根(蝶番)が広がって、こめかみを挟む力がなくなります。外して置いた時に、つるが「ハ」の字より大きく開いていたらこれ
- 鼻パッドが低い・すり減った——鼻の高さに対してパッドが低いと、レンズが頬に近づいて重心が前に落ちます。パッドが一体成型の樹脂フレームは、そもそも鼻に引っかかる場所が少ない
- 顔幅よりフレームが大きい——こめかみに触れる前に耳に届いてしまうので、支える点が鼻と耳だけになる。海外向けの大きめデザインで起きやすい
つるを耳に掛けた時、こめかみに軽く触れているかがひとつの目安です。触れていなければ「開き」か「大きさ」、触れているのに落ちるなら「鼻」を疑ってみてください。
今日できる:きつくする・固定する3つの方法
どれも数百円で、切ったり削ったりしないので元に戻せます。上から順番に試してみてください。
- 貼る鼻パッド——シリコンの薄いパッドを、鼻に当たる部分の内側に貼ります。1〜2mm高さが足されるだけで、レンズが頬から離れて滑りが止まります。一体成型の樹脂フレームにいちばん効く方法で、100均やドラッグストアの「ずれ落ち防止」の棚にあります。左右で高さがずれないように、同じ位置に貼るのがコツ
- 耳掛けのシリコンカバー——つるの先に差し込む筒状のカバー。耳の後ろに引っかかる部分に摩擦が生まれて、下を向いても前に出てきません。汗で滑る夏にも効きます。透明や黒なら見た目もほとんど変わりません
- ストラップ(グラスコード)——つるの先に付けて首の後ろで留めるひも。後ろから引っ張ってくれるので、ずれないだけでなく外れても落とさない。スポーツ用の伸びるタイプなら、頭の後ろでぴったり止められます
3つを組み合わせても大丈夫。私は鼻パッドとストラップの2本立てで、自転車の段差が怖くなくなりました。
運転・スポーツで「絶対ずり落ちない」ようにするには
- 汗対策が先——鼻に汗がたまると、どんなパッドも滑ります。走る前に鼻筋を拭く、パッドはシリコン製を選ぶ。シリコンは汗で滑りにくい素材です
- ストラップは頭の後ろで留める——首の後ろで垂らすのは落下防止、頭の後ろでぴったり止めるのが「ずれ防止」。後頭部の上のほうで留めると、下を向いても前に出ません
- 運転中は「うつむく」動きが少ないので、鼻パッドと耳掛けカバーだけで済むことが多いです。ただし後ろを振り返る動きでずれるなら、テンプルの開きを店で調整してもらうのが根本の解決になります
テンプルを自分で曲げてはいけない理由(ドライヤー・熱湯はNG)
「つるが開いているなら、温めて内側に曲げれば直るんじゃない?」——そう思いますよね。動画でも見かけます。でも、家ではやらないのをおすすめします。理由は3つ。
- 温度が管理できない。店では専用のヒーターで、樹脂が柔らかくなる温度に均一に温めます。ドライヤーや熱湯だと、表面だけ熱くなって中は硬いまま。そこに力をかけると、白く濁る・表面がねじれる・ひびが入るのどれかが起きやすいんです
- 折れたら直せない。樹脂のつるは、いちど割れると接着でも戻りません。金属のつるも、蝶番の根元に無理な力がかかると、そこから折れます。折れたつるは部品交換になって、調整代の何十倍もかかります
- レンズのコーティングを傷める。熱湯やドライヤーの熱風は、つるだけでなくレンズにも当たります。反射防止やミラーのコーティングは熱に弱く、一度浮くと戻りません
それに、つるを曲げる方向って「内側」だけじゃないんです。耳に掛かる部分の下がり具合、左右の高さ、鼻パッドの角度——店の人は顔を見ながら数か所を同時に動かして合わせます。自分で1か所だけ曲げると、別のところが浮く。だから曲げるのは店に任せる、が結局いちばん早いし安上がりなんです。
ついでにひとつ。レンズの汚れや細かい傷を歯磨き粉や研磨剤で磨くのもやめてください。コーティングが削れて、曇りが取れなくなります。
店の調整はいくら?買った店じゃなくても頼める?
- フィッティング(つる・鼻パッドの角度調整)——無料〜数百円前後が目安。大手のメガネ店は、他店購入でも「調整のみ」を受けてくれる所が多い
- 鼻パッドの交換——ネジ式なら、高さのあるパッドに替えるだけでゆるさがぐっと変わります。数百円前後
- 調整できないタイプもある——鼻パッドが一体成型で、つるも太い樹脂のファッションサングラスは、動かせる場所が少ない。この場合は貼るパッドと耳掛けカバーが本命になります
声のかけ方は「他店で買ったサングラスですが、ずれるので調整だけお願いできますか」で大丈夫。サングラスを買った雑貨店やスポーツ店だと調整の道具がないことがあるので、メガネ店へ持って行くのが確実です。もし断られたら、別の店に聞けばいいだけ。気まずさはいりません。
サイズが合わない・大きい時の判断と、買う時に見る3つの数字
調整しても、貼っても、まだ落ちる。そういう時はフレームの大きさそのものが顔に合っていない可能性があります。買い替えの前に、つるの内側に刻まれた数字を見てください。
- レンズ幅(例:52)——レンズ1枚の横幅。顔幅に対して大きすぎると、頬に当たって前に出ます
- ブリッジ幅(例:18)——左右のレンズをつなぐ部分の幅。ここが広いと鼻に乗らずに落ちる。鼻が低めなら16〜18前後が合いやすい
- テンプル長(例:140)——つるの長さ。長すぎると耳の後ろに引っかからず、支える点が減る
今のサングラスの3つの数字を控えて、次は「ブリッジを2mm狭く」「テンプルを5mm短く」と当たりをつけると、ネット購入でも大きく外しません。店で試すなら、かけて下を向いて、軽く頭を左右に振る。それで落ちなければ合格です。「アジアンフィット」「鼻パッド付き」と書かれたモデルは、鼻の低い顔でも乗りやすいように作られています。
ゆきこ( ゚Д゚)『去年の夏、ゆるいサングラスにドライヤーを当ててつるを曲げようとして、表面が白くもやっと濁った瞬間に手が止まりました。結局メガネ店で無料で調整してもらって5分で解決。あの白いモヤは今も消えません。先に店に行けばよかったやつ』
貼る鼻パッドと耳掛けカバーは、セットになったものを1つ持っておくと、家族のメガネにも使えて便利です。
あわせて読みたい
鼻パッドが取れた・金具ごと折れた時はメガネの鼻あてが折れた時の対処を。レンズやフレームの傷が気になる時はサングラスの傷は消せるのか、手頃なサングラスを選ぶ時の参考にはゾフのサングラスのレビューもどうぞ。
まとめ:今日は貼る・差す・つなぐ、曲げるのは店で
- 今日は貼る鼻パッド・耳掛けカバー・ストラップの3つで止める
- 原因はつるの開き・鼻パッドの高さ・フレームの大きさのどれか
- ドライヤーや熱湯でつるを曲げない。白く濁る・折れたら直せない
- 店の調整は無料〜数百円。他店購入でも「調整だけ」と聞けば大丈夫
- 買う時はレンズ幅・ブリッジ幅・テンプル長を見て、下を向いて振る
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