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手帳型のスマホケース、フタを閉じてもパカッと開いてしまう。マグネットがどこかへ行ってしまった、ベルトがびよんと伸びた、あるいは「留め具なしのすっきりデザイン」を買ったけれど、バッグの中でフタが開いて画面が傷だらけ。うちは息子のケースがまさにこれでした。
先に結論を言うと、留め具は後付けできます。選択肢は「貼るマグネット」「シリコンバンド・ゴムバンド」「ブックバンド」の3つで、どれも100均で揃うものが多いんです。ただ、マグネットにはカードの磁気との相性という落とし穴があるので、そこも含めて順番に見ていきましょう。
まず確認:壊れたのはどこ? そもそも留め具はあった?
手帳型ケースの留め具は、大きく2種類です。どちらが壊れたかで、後付けの選び方が変わります。
- マグネット式——フタの縫い目の中や、ベルトの先端に磁石が仕込まれていて、背面カバーの磁石とくっつくタイプ。「閉じても留まらなくなった」なら、磁石が縫い目から抜け落ちたか、合皮の中でずれたか、磁力が弱ったか
- ベルト式——フタから伸びたベルトを、背面のボタンやマグネットに留めるタイプ。「ベルトが伸びてゆるい」「ボタンが取れた」「ベルトがちぎれた」が壊れ方の定番
- 留め具なし——最近多い、フタを閉じるだけのデザイン。新品でもフタが浮くものがあって、バッグの中で開きます
マグネットが抜けただけなら「貼るマグネット」を足すだけで復活。ベルトが伸びた・ちぎれたなら、バンドで全体を留める方向へ。
後付けできる留め具①:貼るマグネット
フタと背面カバーの対応する位置に、粘着シール付きの薄いマグネットを貼る方法です。見た目を変えずに済むのが長所。
- マグネットを選ぶ。厚さ1mm前後の「薄型マグネットシート」か、直径1cm前後の「シール付きの小型マグネット(ネオジム磁石)」。100均の手芸コーナーにある貼るタイプのマグネットボタン(縫い付け式ではない方)も使えます。厚いものはフタが浮くので避ける
- 位置を決める。ケースを閉じた状態で、フタの内側と背面カバーの外側(または本体を入れる側の縁)が重なる位置に、鉛筆で小さく印。フタの中央の縁あたりが、いちばん開きにくい位置です
- 貼る面の油分を拭く。合皮は手の脂やハンドクリームが付いていて、そのままだと数日で剥がれます。ウェットティッシュか薄めた中性洗剤で拭いて、完全に乾かしてから
- 磁石の向きを確認して貼る。2つの磁石をくっつけた状態で、片方をフタに貼り、閉じて反対側の位置を決めてから背面に貼ると、向きを間違えません。反発する向きで貼ると、閉じた時に押し返されます
- 付属のシールが弱ければ、合皮に使える強力両面テープか、布・合皮対応の接着剤で。接着剤は換気をして、子どもの手の届かない所で乾かしてください
小さなマグネットは、はがれて落ちるとお子さんの誤飲が心配な大きさ。貼った後に爪で引っかいて、簡単に剥がれないか確かめておくと安心です。
後付けできる留め具②:シリコンバンド・ゴムバンド・ブックバンド
ケース全体を横からぐるっと締める方法。いちばん確実に閉じて、いちばん手軽です。見た目に「バンドが見える」ので、色を合わせるのがコツ。
- シリコンバンド(手帳用のゴムバンド)——文具コーナーの「手帳バンド」「ブックバンド」。幅1〜1.5cm、長さはスマホケースの短い辺をぐるっと回してややきつめのもの。伸びが強く、片手で外せる
- 太めのヘアゴム・シリコンの輪——手元にあるものなら今日から使えます。細いと食い込んでフタに跡が付くので、幅のあるものを
- ボタン付きのバンド——バンドの途中にボタンやスナップがあり、ぐるっと回すのではなくパチンと留めるタイプ。ケースの背面にバンドの片端を両面テープで固定し、フタを閉じてからボタンで留めます。伸びに頼らないので長持ち
- スマホケース用のバンド——手帳型ケースの背面カバーに貼り付けて使う専用品。透明や本革風があり、ケースのデザインを崩しにくい
バンドを付ける位置は、スマホの短い辺の中央、カメラの穴を避けて。長い辺に回すと、開く時にいちいち外すことになって面倒です。
100均で揃える時の見方
100均のどのコーナーに何があるかをまとめておきます。
- 手芸コーナー——貼るタイプのマグネットボタン、薄型マグネットシート、布・合皮用の接着剤、面ファスナー(マジックテープ)の小片
- 文具コーナー——手帳用のゴムバンド、ブックバンド
- スマホ関連コーナー——スマホバンド。手帳型に使えるものは「ケースの背面に貼る」と書いてあるもの
- 接着・補修コーナー——強力両面テープ(凹凸面用と書いてあるものは合皮にも付きやすい)
選ぶ時の目印は、マグネットなら「厚さ1mm前後・シール付き」、バンドなら「幅1cm以上・ケースの短い辺をやや引っ張って回る長さ」。この2つで買い直しはほぼなくなります。
マグネットとカードの注意——磁気ストライプと交通系カード
手帳型ケースの便利なところは、カードポケット。でもここにマグネットを後付けする時は、カードとの位置関係を一度だけ考えてください。
- 磁気ストライプのカード(クレジットカードやキャッシュカードの黒い帯、ポイントカード、ホテルのカードキーなど)は、強い磁石を長時間近づけると読み取れなくなることがあります。ネオジム磁石は小さくても磁力が強いので、カードポケットの真裏や、閉じた時にカードの帯と重なる位置には貼らない
- 交通系の非接触カードは、磁気ではなく電波で読み取る仕組みなので、磁石の影響は受けにくいとされています。ただ、金属や磁石が重なると改札での読み取りが不安定になることがあるので、カードと磁石の間には距離を取るか、カードを別の場所に
- スマホ本体は、磁石でデータが消えるようなことはありません。ただしワイヤレス充電や、地図アプリのコンパス(磁気センサー)には影響することがあります。おかしいと感じたら磁石の位置を見直してみてください
市販のケースにも最初からマグネットは入っているので、「マグネット=危ない」ではありません。強すぎる磁石を、カードの真上に、ぴったり重ねない。これだけ守れば十分です。
ベルトが伸びた・ボタンが取れた時
ベルト式の壊れ方は、ほとんどが「伸び」。留めてもフタが浮く時の直し方は3つです。
- ボタンの受け側をずらす。スナップボタンの受けが縫い付けではなく貼り付けなら、少し内側に貼り直すだけで張りが戻ります
- ベルトを短く折り返して、貼るマグネットで留める。伸びた分を裏に折り込んで両面テープで固定し、先端にマグネットを貼る。ベルトの見た目はそのまま、留め方だけマグネットに切り替わります
- ベルトを根元で切って、バンドに切り替える。ちぎれかけている、留める部品がなくなった、という時はここ。切り口は合皮用の接着剤でほつれ止めをして、上からバンドで留めます
ボタンが取れただけなら、取れたボタンの位置に貼るマグネットを付けるのが、いちばん簡単な代用です。
「手帳型はやばい」と言われる理由と、買い替えの判断
「手帳型はやばい」という言い方を見かけますよね。私は子どもたちのスマホに手帳型を選んでいて、画面が守られる安心感は大きいのですが、よく言われる弱点はこんなところです。
- 熱がこもりやすい——フタで包む形なので、ゲームや動画で本体が熱くなった時に冷めにくい
- フタが開いた状態で落とすと画面側から落ちる——「守るためのフタ」が留まっていないと、逆に画面を下に向けて落ちやすい。留め具の後付けが効くのは、まさにここです
- 合皮は数年でベタつく・剥がれる——湿気と手の脂で表面が劣化します
留め具を直せば使い続けられるケースと、買い替えた方がいいケースの線引きはこうです。背面のカバー(スマホをはめる部分)が割れて本体が外れる、フタと背面をつなぐ背表紙部分が裂けている、合皮が剥がれてぼろぼろ落ちる。この3つのどれかなら、留め具を足しても本体を守れないので買い替えを。背面カバーから本体が外れやすい時の対処はスマホケースが外れる時の対処法に、合皮や樹脂の表面が剥がれてきた時はスマホケースの剥がれの直し方にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『息子のケースのマグネットが取れて、100均の貼るマグネットで直したら「ゲーム中に磁石が指に当たる」と文句を言われました。結局ブックバンドに落ち着いて、外して手首に巻いてゲームしてます。留め具って、使う人の手の動きで正解が変わるんですね』
スマホケース用のバンドは、背面に貼るだけで留め具になるので、マグネットの位置合わせが面倒な時の近道。ボタン式なら伸びの心配も少なく、子どものケースに向いています。
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ケース本体からスマホが外れてしまう時はスマホケースが外れる時の対処法を。表面の剥がれやベタつきが出てきたケースはスマホケースの剥がれの直し方で、直せるか買い替えかを見分けられます。
まとめ:壊れた場所を見る→マグネットかバンドを足す→カードの磁気に注意
- 留め具は後付けできる。候補は貼るマグネット・シリコンバンド・ブックバンドの3つ
- 貼るマグネットは厚さ1mm前後・シール付き。油分を拭いて、磁石の向きを確認して貼る
- バンドは短い辺の中央・カメラを避けて。ボタン付きなら伸びにくい
- 磁気ストライプのカードに磁石を重ねない。カードポケットの真裏は避ける
- 背面カバーの割れ・背表紙の裂け・合皮の剥がれは買い替え。接着剤は換気して子どもの手の届かない所で
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手順を1枚にまとめました。



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