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お店で見た時はふわっとかわいかったシュシュ。家で付けてみたら、だらんと下がって、なんだか野暮ったい。歩いているうちにずり落ちてきて、気づけば毛先のほうでぶら下がっている。「シュシュって、付け方が難しい」と感じたこと、ありませんか。私も長いこと、家用のラフなまとめ髪にしか使えないものだと思っていました。
先に結論をひとつ。だらんとする・ずり落ちるのは、シュシュが悪いのでも、髪質のせいでもなくて、ゴムのゆるさと巻く回数が、髪の量に合っていないだけなんです。ここを合わせて、布をきちんと整えるだけで、同じシュシュがまるで別物に見えます。基本の付け方から寝る時のシュシュまで、順番に見ていきましょう。
なぜだらんとする?ずり落ちる?——原因は「ゴムのゆるさ」と「巻く回数」
シュシュは、中に細いゴムが1本通っていて、その周りを布がふわっと覆っている作りです。だから普通のヘアゴムと比べると、ゴムそのものは細くてゆるいことが多く、しかも布の分だけ重い。この2つが重なると、髪をきゅっと締めきれずに、布の重さで下に下がっていきます。
- ゴムがゆるい。買った時からゆるめのものもあれば、使ううちに伸びたものも。ゆるいゴムに1回巻きでは、髪をつかめません
- 巻く回数が髪の量に合っていない。髪が多いのに1回、少ないのに3回。どちらもきれいに見えない原因です。多い髪を1回では留まらず、少ない髪を3回では布が詰まってぼこぼこに
- 布の重さで下がる。大きい布、厚い布のシュシュほど重く、ゴムだけで支えると時間とともに下がります
- 布が片寄っている。結んだ後に整えないと、布が一か所に集まって「だらん」と見えます。これは付け方で直せる部分
原因が分かると対策はシンプルで、「ゴムで土台を作る」「回数を髪の量に合わせる」「布を整える」の3つを押さえるだけです。
きれいに見える基本の付け方——一度ヘアゴムで結んでから、シュシュを重ねる
いちばん確実で、いちばん簡単なのがこの方法です。シュシュ単体で髪を支えようとしないのがコツ。
- 髪を集めて、細いヘアゴムで先に結ぶ。位置はいつものポニーテールと同じで大丈夫。これが土台になるので、しっかりめに
- 結び目の上から、シュシュを通す。毛先からくぐらせて、結び目まで持っていきます
- 髪の量に合わせて、2回か3回巻く。ゴムの結び目をシュシュが覆うように、巻くたびに布を結び目の上に重ねていきます
- 布を指で均等にふくらませる。ここが仕上げ。ぐるっと一周、布のギャザーを指でつまんで広げて、片寄りをなくします。10秒くらいの手間で見た目がまったく変わります
- ゴムの結び目が見えていないか、鏡で確認。見えていたら、布を少しずらして隠す。結び目を隠せると、一気に「きれいに付いている」感じになります
土台のゴムがあるので、シュシュのゴムがゆるくても落ちませんし、布はふわっとしたまま形を保てます。シュシュは「留める道具」ではなく「飾り」。そう覚えておくと迷いません。ゴムが切れてしまった日の応急策はヘアゴムが切れた時の代用で書いています。
何回結ぶとかわいい?——2回か3回の目安と、布のふくらませ方
「何回結ぶのが正解?」は本当によく聞かれるのですが、答えは髪の量とシュシュのゴムの強さで変わるので、目安として次のように考えてみてください。
- 1回:布が大きくて重いシュシュを、ゆるっと低めに付けたい時。土台のゴムがある前提で、一日動く日には向きません
- 2回:いちばん多くの人に合う回数。布のボリュームがちょうどよく出て、結び目も隠れやすい。ミディアムからロングの標準はここ
- 3回:髪が少なめ・細め、あるいはシュシュのゴムがゆるい時。ただし布が詰まってぼこぼこに見えやすいので、巻いた後に布をしっかり広げる
回数を決めたら、布を均等にふくらませるのを忘れずに。ギャザーの山を指で一つずつ広げるイメージです。布が薄いシフォンなら、少し引っぱり出して立体感を。コットンやサテンなら、ねじれを直して面を整えると、上品に見えます。かわいく見えるかどうかは、回数よりもこの「整え」で決まると言ってもいいくらいです。
跡がつかない結び方——ゆるめの1本結びと、シュシュだけで結ぶ日
「シュシュは跡がつきにくい」と言われるのは本当で、布がクッションになる分、普通のゴムより折れ跡が残りにくいんです。ただ、土台のゴムをきつく結ぶと、その跡はしっかりつきます。跡を残したくない日は、次のように使い分けてみてください。
- 家で過ごす日・数時間だけ:土台のゴムを使わず、シュシュだけでゆるめに1本結び。ゴムが太めのシュシュなら、1回か2回巻くだけでゆるく留まって、外した後もほとんど跡が残りません
- お出かけの日:土台のゴムは細いものを、きつすぎない程度に。結んだ後に頭皮が引きつる感じがあるなら、きつすぎです。少しゆるめて結び直してくださいね
- 結ぶ位置を毎日少し変える。高め・低め・横、と日によってずらすだけで、折りぐせがつきにくくなります
- 外した後は、根元から指を通してほぐす。軽い跡なら、これで戻ります。しっかりついた時は、霧吹きで湿らせてドライヤーの温風を根元から当てると落ち着きます
ずり落ちない工夫——ゴムを短くする・ピンを1本足す・多い髪はお団子に
- 中のゴムを短くする。シュシュのゴムが伸びてゆるいなら、布の縫い目を少しほどいて、中のゴムを短く結び直すか、新しいゴムに替えます。やり方はシュシュの洗い方とゴムが伸びた時の直し方で詳しく書いています
- ピンを1本足す。シュシュの内側、結び目の下に、アメリカピンを1本だけ地肌に沿わせて差します。布に隠れて見えず、重い布のシュシュでも下がりません。ピンは先が丸いものを選び、使い終わったら子どもの手の届かない所へ。ピンの差し方はヘアピンの留め方も参考にしてみてください
- 髪が多い・重い人はお団子にしてから重ねる。ポニーテールのまま重いシュシュを付けると、毛束の重さと布の重さが合わさって下がります。先にゴムでお団子を作って、その根元にシュシュを2回巻くと、布がお団子を囲む形になって安定します。見た目もきれい
それでもずり落ちるなら、シュシュの布が髪の量に対して大きすぎるのかもしれません。布が小さめ・ゴムが太めのものに替えるだけで、驚くほど落ちなくなります。
髪の長さ別の付け方——ボブ・ミディアム・ロング
- ボブ:襟足で低めに結ぶ「ひとつ結び」に、小さめのシュシュを1回か2回。髪が短くて結び目が小さいので、布が大きいと頭が重たく見えます。布が薄めで小ぶりなものが合います
- ミディアム:いちばんシュシュが決まりやすい長さ。中くらいの位置でポニーテール、シュシュは2回。ハーフアップにして、後頭部に小さめのシュシュを重ねるのもおすすめです
- ロング:土台のゴムをしっかりめに結んで、シュシュは3回、またはお団子にしてから2回。布が大きめのシュシュも、ロングなら重さに負けません。高めに結んで毛先を流すと、布が顔の横に見えて華やかになります
寝る時にシュシュはつけていい?——締め付けないもの・洗えるもの
「寝る時につけるものですか?」という質問も多いのですが、寝る時のシュシュは「髪の絡まりを減らすため」で、締め付けないものを選ぶなら、つけて大丈夫です。ロングの人が髪をゆるくまとめて寝ると、朝の絡まりや寝ぐせがだいぶ減ります。
- ゴムが太くてゆるめ、布はサテンやシルクなど摩擦の少ないものを。細いゴムをきつく結ぶと、寝ている間ずっと同じ場所が引っぱられます
- 土台のゴムは使わず、シュシュだけで低めに1回。ゆるい三つ編みにして、毛先をシュシュで留めるのも絡まりにくいです
- 朝は必ず外して付け直す。寝ている間の皮脂や汗を吸っているので、そのまま昼まで付けない
- 洗えるものを選ぶ。毎晩使うなら、洗濯機のネット洗いや手洗いができる素材を。洗い方と干し方はシュシュの洗い方にまとめています
ゆきこ( ゚Д゚)『施術中は髪をひとつにまとめるのが決まりで、シュシュは「かわいいけど落ちる」と敬遠していました。細いゴムで先に結んでから重ねる、これを覚えたら夕方までびくともしない。ゴムで結んだだけの日より髪が引っぱられず、帰る時に外しても跡がほとんど残らないので、今は仕事の日ほどシュシュです』
毎日使うなら、布が小さめでゴムが太めのものと、お出かけ用の布が大きめのものを分けておくと楽ですよ。素材ちがいのセットなら、寝る用のサテンも一緒にそろいます。
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毎日付けるシュシュは、思った以上に皮脂と整髪料を吸っています。シュシュの洗い方と、ゴムが伸びた時の直し方で、素材別の洗い方と干し方を書きました。土台のゴムがない日はヘアゴムが切れた時の代用を、ピンで固定するコツはヘアピンの留め方と耳かけの固定もあわせてどうぞ。
まとめ:ゴムで土台を作り、回数を髪の量に合わせ、布を整える
- だらんとする原因はゴムのゆるさと巻く回数。髪の量に合わせれば直る
- 基本は細いゴムで先に結んでからシュシュを重ねる。シュシュは飾りと考える
- 回数は2回が標準、少ない髪や重い布は3回。巻いた後に布を均等にふくらませる
- 跡を防ぐならゆるめの1本結び。ずり落ちはゴムを短く・ピン1本・お団子
- 寝る時は締め付けない太いゴムのものを、朝は外して付け直す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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