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腹巻を買ってきたはいいけれど、肌に直接?肌着の上?ゴムの太い方が上?と、袋から出した瞬間に手が止まりますよね。そして着けてみたら、動くたびにくるくる丸まって胸の下まで上がってきて、トイレのたびに直すはめに。うちの次男も「腹巻がお団子になった」と言いながら寝てきます。
先に結論をひとつ。腹巻は肌着の上に、腰骨からみぞおちの間をまっすぐ覆うように着けるのが基本です。ゴム口の向きは製品のタグと形で決まるので、迷ったら見る場所があります。丸まって上がってくるのは着け方が下手なのではなく、サイズと長さが体に合っていないサインなので、直し方も一緒にお話ししますね。寝る時や子どもの腹巻の注意点、大きいサイズの選び方、洗い方まで順番に見ていきましょう。
服の上と下どっち?——基本は「肌着の上・シャツの下」
腹巻をどの層に着けるかは、素材と目的で決まります。目安はこうです。
- 肌着の上、シャツやニットの下。いちばん失敗が少ない着け方。肌着が汗を吸ってくれるので腹巻が汚れにくく、腹巻のゴムやウールが直接肌に当たらないのでかゆくなりにくい
- 肌に直接。シルクや綿の薄手のもので「肌に直接着けるタイプ」とタグに書いてあるものはこれでOK。肌着代わりに着けるつもりで、こまめに洗う
- パジャマの上。寝る時に、ずれても気にならない位置として。締め付けの弱い、ゆったりしたものが向いています
厚手のウールを肌に直接着けて、かゆくて結局脱いでしまうのがいちばんもったいないので、迷ったら肌着の上、と覚えておくと迷いません。
位置と向き——腰骨からみぞおちの間、ゴム口は「タグと形」で決める
位置は腰骨のあたりからみぞおちの下までを、まっすぐ筒のように覆うのが基本。おへそが真ん中に来るくらい、と思うと分かりやすいです。上にずらしすぎると胸の下で折れて丸まりやすく、下にずらしすぎるとボトムのウエストと重なって厚くなります。
ゴム口の向きは、実は製品によって違います。見る場所は2つ。
- タグの位置。多くの腹巻は、洗濯タグが「下側の内側」に付いています。タグが下に来る向きで着けると、だいたい合っています
- 形。片側だけゴムが太い・片側だけ幅が広がっている腹巻は、太いゴムの方が上のことが多いです。上端がしっかり止まって、下端はボトムに挟んでおけるように作られています。筒の上下がまったく同じ形なら、向きはどちらでも大丈夫
着ける時は、頭からかぶるより、足元から上げる方がねじれにくいです。ボトムを履く前に足を通し、腰まで上げてから、上端を持って一度ぐっと引き上げ、そのあと少し戻すと、ゴムがねじれずに落ち着きます。鏡で横から見て、前後で高さが同じならOKです。
丸まって上がってくる・ずり上がる時の直し方
ここがいちばん多い困りごとですよね。原因はほとんどが「サイズが小さい」か「丈が短い」のどちらかです。ゴムが強いほど、お腹の丸みに沿って布が逃げ場を探し、いちばん細いみぞおちの方へ上がっていきます。
- サイズを上げる。着けた時に指が2本すっと入らない、脱いだあとに跡がくっきり残るなら、締め付けすぎ。ワンサイズ上か、大きいサイズを選び直す方が早いです。きつい腹巻を我慢して着けても、上がってくるだけで温かさは変わりません
- 丈の長いものを選ぶ。丈が短いと、動いた時にお腹の上下どちらかにすぐ寄ってしまいます。腰骨からみぞおちまでを余裕で覆える、30cm前後の長めのものだと安定します
- 上端を一度外側に折り返す。折り返した分が重しになって、丸まりにくくなります。長めの腹巻ならこれだけでかなり違います
- 下端をボトムのウエストに挟む。ズボンやタイツのウエストの中に腹巻の下端を入れてしまうと、下が固定されるので上がりません。ただしお腹まわりが二重三重になるので、ゆったりしたボトムの日向き
- パンツ一体型・タイツ一体型にする。「毛糸のパンツ」のように腹巻とショーツがつながっているもの、腹巻付きのレギンス。物理的に上がりようがないので、寝る時や子どもにはこれがいちばん確実です
丸まってしまったら、その場で全部脱いで着け直すより、下端を持って下にまっすぐ引き下ろす方が早いです。上端だけ引っ張ると、ねじれが残ってまた上がります。
寝る時に着けてもいい?——締め付けないものなら
寝る時に着けること自体は問題ありません。ただ、日中用のしっかりしたゴムの腹巻をそのまま着けて寝ると、横になった時にお腹まわりが窮屈で、夜中に無意識に脱いでいることがあります。
- 締め付けの弱い、ゆるめのものを選ぶ。「就寝用」「ナイト用」と書かれた、ゴムの入っていない編みのものが向いています
- 暑いと感じたら外す。布団の中で汗をかくと、朝にかえって冷たく感じます。腹巻は「あると温かく感じる」道具なので、無理に一晩中着けなくて大丈夫
- 寝返りで上がるなら、パジャマの上に着けるか、パンツ一体型に。上がった腹巻が胸の下で固まっていると寝苦しいです
ひとつだけ。腹巻をしても「お腹が冷える感じ」「痛み」「調子の悪さ」が何日も続くなら、それは腹巻でどうにかする話ではないので、一度お医者さんに相談してくださいね。腹巻はあくまで、温かく感じて気持ちよく過ごすための道具です。
子どもの腹巻——寝冷え対策のサイズと、赤ちゃんの注意
小学生くらいまでの子は、布団を蹴飛ばしてお腹を出して寝ますよね。うちも2人とも、朝にはお腹丸出しです。子どもの腹巻で気をつけたいのはこの3つ。
- サイズは「ゆるめ」を選ぶ。子どもは大人よりお腹の丸みが大きく、きつい腹巻はすぐ上がります。ウエストにゆとりがあって丈が長め、あるいはパンツ一体型が確実です
- 寝返りで上がる前提で選ぶ。筒だけの腹巻は、寝ている間に胸の下まで上がって「首に近い」位置まで来ることがあります。一体型か、パジャマの上に着けてズボンに挟むかで固定を
- 乳幼児は顔にかからないものを。赤ちゃんや小さな子に筒型の腹巻をそのまま着けると、寝ている間にずり上がって顔や口元にかかる心配があります。赤ちゃんには腹巻付きの肌着やロンパース、あるいは腹巻付きのパジャマのように、上がりようのない形を選んでください。単体の筒型は、ある程度大きくなってからで十分です
大きいサイズ・素材の選び方と、洗い方・干し方
「大きいサイズ」で探している人は、ウエストの数字だけでなく丈と伸び幅も見ておくと失敗が減ります。ウエストが合っていても丈が短いと、お腹の丸みの分だけ上がりやすくなるからです。
- サイズ表記。「ウエスト〇〇〜〇〇cm」の範囲の、真ん中あたりに自分のサイズが来るものを。上限ぎりぎりだと常に伸びた状態で、ゴムが早くゆるみます
- 丈。お腹まわりが大きいほど丈は長めに。30cm以上あると安心です
- シルク。薄くて肌ざわりがよく、肌に直接着けるタイプに多い。汗を吸って乾きが早いので、通年で使いやすい。洗濯は手洗いか手洗いコース、ネットに入れて陰干し
- ウール。厚みがあってふんわり温かく感じる。肌に直接だとちくちくすることがあるので肌着の上に。洗濯は手洗いコースで、平干し。乾燥機は縮みます。ウール特有のにおいが気になる時は毛糸が臭い時の対処も参考にしてみてください
- 綿・化繊。洗濯機で普通に洗えて扱いやすい。ゴムを長持ちさせるなら、ネットに入れて弱水流、干す時にゴムを伸ばしたままにしない
夏も使う?——季節の使い分け
腹巻は冬のもの、というイメージがありますが、冷房の効いた部屋でお腹まわりが冷たく感じる時に、夏に薄手のシルクや綿の腹巻を着ける人も多いです。汗をかく季節なので、こまめに洗い替えを。厚手のウールは秋から春、薄手のシルクや綿は通年、と2枚あると1年回せます。
ゆきこ( ゚Д゚)『次男の「腹巻がお団子になった」を毎晩直していたのが、一体型に変えた途端に終わりました。筒型は安かったけど、直す手間を考えたら最初から一体型でよかった。私自身は冬の朝のキッチンで、腹巻があると背中まで気持ちがゆるむ感じがして、もう手放せません』
これから買うなら、丈が長めで、ウエストにゆとりのあるものを1枚。肌に直接着けたいならシルクか綿、肌着の上ならウール、と決めておくと選びやすいですよ。子どもには一体型が楽です。
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冬のあったか小物の話をほかにも書いています。寝る時の寒さ対策なら電気毛布の代用になるもの、外出時の首元はダウンにマフラーはいらない?という疑問。耳の防寒はイヤーマフの付け方で、種類別の付け方とずれる時の直し方をまとめています。
まとめ:肌着の上に、腰骨からみぞおち、上がるならサイズと丈を見直す
- 基本は肌着の上・シャツの下。肌に直接はシルクや綿の薄手だけ
- 位置は腰骨からみぞおちの間。ゴム口の向きはタグが下・太いゴムが上
- 丸まって上がるのはサイズと丈が合っていないサイン。長め・折り返し・一体型で
- 寝る時は締め付けないもの。子どもは一体型、乳幼児は顔にかからない形を
- シルク・ウールは手洗いコースで陰干し。温かく感じる範囲で使い、不調が続けば受診
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