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布団カバーを洗って干したのに、夕方になってもまん中がひんやり生乾き。やっと乾いたと思ったらシワだらけで、かけたら寝心地までごわごわ。大きい布ものって、洗うより干すほうがずっと面倒ですよね。うちは子ども2人分と私の分で、週末はベランダがカバーだらけになります。
先に結論をひとつ。布団カバーは「風の通り道を作る」干し方にすると、乾きもシワも一度に解決します。具体的には物干し竿2本に渡すM字干しと、干す前の10秒の「形整え」。洗濯の基本や頻度の考え方、布団にかけたまま干す時の注意も含めて、順番に見ていきましょう。
シワにならず早く乾く干し方——竿2本のM字干しが基本
- 脱水が終わったらすぐ取り出す。洗濯機の中に置いたままにすると、そのシワが乾いてもとれません。取り出したら、両端を持って大きく2〜3回振る
- 四隅を引っぱって形を整える。角を対角線に軽く引っぱると、縫い目のよれが戻ります。ここが10秒で一番シワが減るところ
- 物干し竿2本に渡してM字に干す。カバーの片端を手前の竿に、まん中を奥の竿に、もう片端をまた手前の竿に。横から見るとMの字になって、布と布の間にすき間ができます。竿が1本しかない時は、太いハンガー2本を使って同じ形に
- ファスナーは開けて、口を風上に向ける。閉じた袋のままだと中に湿気がこもります。開けておくと中まで風が通ります
- 色柄ものは裏返して干す。日焼けによる色あせを防げますし、縫い代側が外に出るので乾きも早くなります
- 途中で一度、上下を入れ替える。竿に触れている部分は乾きが遅いので、半分乾いたころに向きを変えると全体が同じ時間で乾きます
竿が1本しかない、しかも短い、というベランダなら、カバーを三角に折って干すのもひとつです。対角で折って三角にし、とがった角を下に垂らすと、布が重なる面積が減って風が通ります。
かけたまま干してもいい?——布団ごと干す時の注意
「洗わないけれど、カバーをかけたまま布団を天日に干していい?」という問いも多いですよね。かけたまま干すこと自体は問題ありません。むしろカバーが布団を日焼けや花粉から守ってくれます。ただ、いくつか気をつける点があります。
- 色の濃いカバーは色あせやすい。長時間の直射日光は避けて、午前中の1〜2時間、または裏返してかける
- 湿気は布団の中にたまっている。カバーの表面だけ乾いても布団は乾いていないので、途中で裏返す
- 取り込んだあと、カバーを外して一度振る。花粉やほこりが付いた面を、そのまま寝室に持ち込まない
- 布団たたきで強くたたかない。カバーの生地も布団の中身も傷みます。表面をなでるくらいで十分
「布団を10年干さないとどうなる?」という検索もよく見ます。布団の中の湿気が抜けないままだと、においやカビ、ダニが増えやすい環境になると言われています。10年は極端としても、月に1〜2回、天気のいい日にカバーごと風を通すだけでも、ずいぶん違いますよ。
洗濯の基本——ネット・ファスナー・洗剤・コース
- ファスナーは閉める。開けたまま洗うと、中に他の洗濯物が入り込んだり、ファスナーの金具が生地を傷めたりします
- 洗濯ネットに入れる。大きめのネットに、カバーをたたんで入れる。絡まりが減って、シワもぐっと減ります
- 洗剤は普段の液体洗剤で。柔軟剤は入れすぎると生地が水を吸いにくくなるので、規定量か少なめに
- コースは「標準」か「大物」。水量は多めに。詰め込みすぎると洗剤が残ってシワにもなるので、カバー1〜2枚で回すのが目安
- 脱水は短めに。1〜2分にするとシワが減ります。その分、干す時に水気が多いので、風の通る場所に
- 洗濯表示を見る。麻や綿100%は縮みやすいので、水温はぬるま湯まで。シルクや特殊な素材は手洗いか専門店へ
何日に1回洗えばいい?——頻度は「一般的な目安」として
「週に1回」というのがよく言われる一般的な目安です。ただ、これは絶対の決まりではなくて、季節と汗のかき方で変わるものなんです。夏に寝汗をかく人や、小さい子どもと一緒に寝ている家庭なら週2回のほうが気持ちいいですし、冬に毎日お風呂に入ってから寝るなら2週に1回でも気にならない人もいます。
- 掛け布団カバー:肌に触れる面が多いので、シーツと同じくらいの頻度で
- 枕カバー:顔と髪が直接当たるので、いちばん頻度高め。週1〜2回が目安
- 敷布団カバー・シーツ:寝汗をいちばん吸う。週1回が目安
- 夏:汗と皮脂で黄ばみやすいので、頻度を上げる
- 冬:汗は減りますが、乾燥で皮膚のかけらが落ちやすい。においが気になったら洗う
「シーツを1か月洗わなかったら?」も気になるところですよね。汗や皮脂が残って黄ばみやにおいが出やすくなり、ダニが増えやすい環境になる、と言われています。すぐ体に悪いと断定はできませんが、肌のかゆみやくしゃみが増えたと感じたら洗う、続くようなら受診も考える、くらいの気持ちでいると迷いません。
シーツの干し方——布団カバーと違うところ
基本は同じですが、シーツは袋状ではないので、M字干しより「ずらして2つ折り」が向いています。竿に半分かけて、上と下の端をそろえずに10〜20cmずらすと、重なった部分にも風が入ります。ボックスシーツはゴムの入った角が乾きにくいので、角を竿の外側に出して干してみてください。
部屋干しの時——サーキュレーター・扇風機・浴室乾燥
雨の日や花粉の季節は部屋干しですよね。布団カバーの部屋干しでいちばん大事なのは、風を当てること。乾く早さは風の有無でまったく違います。
- サーキュレーターか扇風機を、カバーの下から斜め上に当てる。首振りにして、M字のすき間に風を通す
- 浴室乾燥があるなら、竿2本にM字で。換気扇だけでも、閉め切った部屋より早く乾きます
- エアコンの除湿と併用。部屋の湿度を下げると、布から水分が抜けやすい
- 新聞紙を下に敷く。落ちる水分を吸ってくれるので、床が湿気ません
- 生乾きのにおいが出たら:一度洗い直して、酸素系漂白剤を規定量入れると落ちやすい。乾かす時間を短くするのが一番の予防です
黄ばみ・毛玉が出てきたら——酸素系漂白剤を使う時は塩素系と混ぜない
- 黄ばみ:汗と皮脂が原因。40度くらいのぬるま湯に酸素系漂白剤(粉末)を規定量溶かし、30分〜1時間つけおきしてから普段どおり洗う。色柄ものにも使えるものが多いですが、必ず表示を確認して。塩素系漂白剤と一緒に使わない、混ぜない。有害なガスが出ます。つけおき中は換気して、子どもの手の届かない所で
- 毛玉:ポリエステル混の生地に出やすい。毛玉取り器で表面をなでるか、洗う時に裏返してネットに入れると増えにくくなります。手でむしると生地が薄くなるので避けて
- アイロンをかけたい時:M字干しでもシワが気になるなら、半乾きのうちにアイロン。綿は中温、麻は高温、化繊は低温が目安。やけどに気をつけて、使い終わったらすぐ立てて冷ます
ゆきこ( ゚Д゚)『竿1本にだらんと掛けて、夕方に取り込んだらまん中だけ冷たい。それを何年もやっていました。ハンガー2本でM字にしただけで昼過ぎには乾くようになって、あの「もう一晩干す?」の迷いがなくなりました。子どもの布団カバーを3枚まとめて洗える土曜日が、ちょっと楽になりましたよ』
竿が1本しかないベランダや、部屋干しが多い家なら、布団カバーやシーツを広げて干せる布団用のハンガーがあると、M字干しが毎回すぐできて楽ですよ。
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大物の洗濯つながりで、毛布を洗濯機で洗う方法も書いています。乾いたカバーをかけ直す時に紐がなくて困ったら、紐なし布団カバーの付け方をどうぞ。羽毛布団の出し入れの時期は羽毛布団を出す時期にまとめています。
まとめ:風の通り道を作れば、乾きもシワも一度に解決
- 竿2本かハンガー2本でM字干し。ファスナーを開けて、途中で上下を入れ替える
- 干す前に振って四隅を引っぱる。この10秒でシワが一番減る
- 洗濯はファスナーを閉めてネットに入れ、脱水は短めに
- 頻度は週1回が一般的な目安。季節と汗で変えていい
- 黄ばみは酸素系漂白剤のつけおき。塩素系とは絶対に混ぜない
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手順を1枚にまとめました。



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