イヤーマフの付け方——頭の上と後ろどっち?種類別の付け方、髪型が崩れない付け方、メガネ・マスク・帽子との重ね方、ずれる・痛い時の直し方と簡単な手作り

生活

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寒い朝、耳が痛くなるからとイヤーマフを買ってみたものの、これ、バンドは頭の上?それとも後ろ?と鏡の前で悩んだことはありませんか。せっかく整えた髪がぺたんこになるのも嫌だし、メガネのつるに当たって耳が痛いし、歩いているうちに片側だけずり落ちてくるし。うちの長男も登校前に「耳のやつ、どっち向き?」と毎朝聞いてきます。

先に結論をひとつ。イヤーマフの付け方は「種類」で決まっていて、頭の上に掛けるものと後ろに回すものは別の形なんです。自分のがどちらかを見分ければ、向きで迷うことはなくなります。そのうえで、髪型を崩さない付け方、メガネやマスクとの重ね方、ずれる・痛い時の直し方、そしてフリースで作る簡単な手作りまで、順番に見ていきましょう。なお、この記事で言うイヤーマフは冬の防寒用のものです。

種類別の付け方——ヘッドバンド型・後ろ掛け型・バンドなし型

防寒用のイヤーマフは大きく3種類。まず自分のがどれかを見てください。

  • ヘッドバンド型。太めのバンドで2つの耳当てがつながっていて、カチューシャのように頭の上を通して掛けます。バンドの中央が頭のてっぺん、耳当てが耳全体を覆う位置。いちばん多い形で、暖かさもしっかり。ただし髪はつぶれます
  • 後ろ掛け型(バックアーム型)。細いアームで耳当てがつながっていて、アームを後頭部に回して掛けます。耳当てを耳に当ててから、アームを首の後ろ、髪の生え際のあたりに沿わせる感じ。頭の上に何もないので髪型が崩れず、帽子とも重ねられます
  • バンドなし型(耳に挟むタイプ)。2つの耳当てがつながっていなくて、ひとつずつ耳に挟むように付けます。折りたためて小さく、荷物になりません。耳の付け根に当てて、上からそっと押さえて固定。慣れるまでは落としやすいので、通勤通学向けというより、ちょっとした外出向き

頭の上と後ろ、どっちが正解?——正解は「形」で決まる

「ヘッドバンド型を後ろに回して付けたら、落ちてくる」「後ろ掛け型を頭の上に掛けたら、耳当てが耳に届かない」。どちらも、その形が想定していない付け方をしているだけで、壊れているわけではありません。

  • ヘッドバンド型は頭の上。バンドの長さが頭の上を通る前提なので、後ろに回すとバンドが余って耳当てが浮きます
  • 後ろ掛け型は後ろ。アームは頭の上を通すには短く作られています。無理に頭の上に持っていくと、アームに変なクセがつきます
  • どちらでもいける兼用型もあります。タグや箱に「2通りの付け方」と書いてあればそれです

髪型が崩れない付け方——後ろ掛け・帽子との重ね方

髪をきれいに整えた日は、次のどれかを試してみてください。

  1. 後ろ掛け型を選ぶ。頭の上に何も乗らないので、前髪もトップもつぶれません。ただし後ろで結んだ髪とアームが重なる位置は避けて、結び目の下か上にアームを通します
  2. ヘッドバンド型なら、バンドを後ろ寄りに斜めに。頭のてっぺんを避けて、つむじの後ろあたりからかけると、前髪とトップは無事です。前から見た時にバンドがほぼ見えないのもうれしいところ
  3. 帽子と重ねるなら、イヤーマフが先。先にイヤーマフを付けて、その上からニット帽をかぶると、帽子がイヤーマフのバンドを押さえてくれて、ずれません。帽子を先にかぶってしまうと、バンドが帽子の上に乗って浮きます。フードと重ねる時は、後ろ掛け型かバンドなし型が楽です

メガネ・マスクと一緒に付けられる?——つるの上から

メガネをかけている人がいちばん困るのが、耳当てがつるを押さえてこめかみが痛くなること。マスクのゴムも同じです。順番と当て方を変えると、だいぶ楽になります。

  • メガネとマスクを先に、イヤーマフは最後。イヤーマフの耳当ては、つるとゴムの上からふんわりかぶせます。先にイヤーマフを付けてからメガネを差し込むと、つるが耳当ての内側で曲がって痛くなります
  • 耳当ての内側が深いものを選ぶ。耳当ての中に空間があるタイプは、つるやゴムが押しつぶされにくいです。薄い耳当ては、耳に直接圧がかかります
  • マスクは耳ゴムを後ろで留めるタイプにする。耳に引っかけないマスク留めを使うと、耳のまわりがすっきりして、イヤーマフとの干渉がなくなります
向きは種類で決まる・メガネは先・ずれと痛みは調整で直る種類別の付け方ヘッドバンド型→頭の上後ろ掛け型→後頭部にバンドなし型→耳に挟む髪を崩さないなら後ろ掛け・斜め掛け帽子と重ねる時はイヤーマフが先メガネ・マスクと一緒①メガネ・マスクが先②イヤーマフは最後③つるとゴムの上から ふんわりかぶせる耳当ての内側が深いものは痛くなりにくいマスク留めも効くずれる・痛い時ずれる→バンドを縮める 耳当てを耳の中心に 帽子で上から押さえる痛い→バンドをゆるめる 耳当てを温めて広げる 時間を区切って外す 赤み・痛みが続けば受診手作り:フリース2枚を丸く切って太めのヘアバンドに縫い付ける。針とはさみは子どもから離す洗い方:ぬるま湯で押し洗い・タオルで水気を取って形を整え陰干し。毛はブラシで起こす自転車・車の運転中は周囲の音が聞こえにくくなる。子どもの自転車通学も片耳を空ける工夫を

ずれる・痛い時の直し方——サイズ調整と毛の向き

歩くと片側だけずり落ちる、逆にきつくて耳の上が痛い。どちらもサイズと当たり方の問題で、買い替えなくても直せることが多いです。

  • ずれる時は、バンドを縮める。伸縮式のバンドは、耳当ての付け根で長さを変えられます。頭の幅に合わせて、耳当てが耳の中心にまっすぐ当たる位置に。片側だけずれるのは、左右の長さが違っていることが多いです
  • 毛の向きを整える。ボア素材の耳当ては、毛が外向きに寝ていると滑りやすいです。指で内側に向かって毛を起こすと、耳への当たりがやわらかくなって、ずれにくくもなります。それでもずれるなら、帽子で上から押さえます
  • 痛い時は、バンドをゆるめる。伸縮式なら長くする。固定式のバンドなら、両手で少しずつ外側に広げてクセを付けます。一気に曲げると折れるので、少しずつ
  • 耳当てが硬くて痛い時は、手で温めて広げる。耳当てのふちを両手で包んで、体温で少し温めてからそっと押し広げると、当たりがやわらぎます。ドライヤーの熱風は素材が縮んだり溶けたりするので使わないでください
  • 長時間付けっぱなしにしない。どんなに合っていても、何時間も同じ場所を押さえていれば痛くなります。電車の中や室内では外して、耳を休ませる時間を作ってあげてください。赤みや痛みが何日も続くようなら、一度お医者さんに見てもらってくださいね

それから、これは付け方の話ではないのですが、自転車や車の運転中は、イヤーマフで周囲の音が聞こえにくくなります。後ろから来る車の音や自転車のベルに気づくのが遅れるので、運転中は外すか、子どもの自転車通学なら片耳を空けるような薄手のものにする、といった工夫をしてください。

簡単な手作り——フリースと太めのヘアバンドで

「ちょうどいいサイズがない」「子どもの分だけ安く用意したい」という時は、フリースの端切れと太めのヘアバンドがあれば、30分くらいで作れます。ここで作るのは、耳を温めるための防寒用で、工事現場などで使う音を防ぐ道具とは別物です。

  1. 材料。フリースの端切れ(厚手のものが温かい)、太めの伸びるヘアバンド(幅3cm以上)、綿かキルト芯少々、針と糸、はさみ、厚紙
  2. 型を取る。厚紙に直径9〜10cm(子どもは8cm)の円を描いて切る。これを型にして、フリースを4枚切ります(片耳2枚×2)
  3. 耳当てを作る。フリース2枚を毛の面を内側に合わせて、ふちを5mm残して縫い、返し口を3cm開けておく。表に返して、綿を薄く入れ、返し口を閉じる。同じものをもう1つ
  4. ヘアバンドに付ける。ヘアバンドを頭に掛けて、耳の位置に印を付ける。印の位置に耳当てを乗せ、バンドと耳当てを上下2か所ずつ、しっかり縫い留める。バンドの伸びを邪魔しないよう、縫うのは点で

ミシンがなくても手縫いで十分です。針とはさみは、作業中も終わったあとも、子どもの手の届かない所に置いておいてくださいね。

洗い方と保管——型崩れさせない

  • 洗い方。シーズンに2〜3回、においが気になったら。ぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を溶かして、押し洗い。ボアの毛をこすらない。バンドの部分は軽くつまみ洗い。すすいだら、タオルで挟んで水気を取る
  • 干し方。耳当ての形を整えて、陰干し。バンドを引っかけて吊るすと伸びるので、平らな所に置くか、耳当てを洗濯ばさみで挟む。乾いたら、毛をブラシで軽く起こすとふわふわに戻ります
  • 保管。耳当てをつぶさないように箱や引き出しへ。バンドを伸ばしたまましまわないのがコツです

ゆきこ( ゚Д゚)『長男の「耳のやつどっち向き?」に毎朝答えるのが面倒で、耳当ての内側に「上」と刺しゅうしました。それでも聞いてくる。私は後ろ掛け型に変えてから、朝セットした前髪が帰りまで生きているのが地味にうれしいです』

これから買うなら、髪型を気にする人は後ろ掛け型、メガネの人は耳当てにゆとりのあるもの。伸縮式のバンドなら家族でサイズを合わせられて便利ですよ。


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冬の防寒小物の話をほかにも書いています。首元はダウンにマフラーはいらない?という疑問、お腹まわりは腹巻の付け方で、肌着の上か下か、丸まって上がる時の直し方をまとめています。

まとめ:向きは種類で決まる、メガネは先、ずれと痛みは調整で直る

  1. ヘッドバンド型は頭の上、後ろ掛け型は後ろ、バンドなし型は耳に挟む。形で決まる
  2. 髪型を崩さないなら後ろ掛けか斜め掛け。帽子と重ねる時はイヤーマフが先
  3. メガネ・マスクは先に付けて、つるとゴムの上からふんわりかぶせる
  4. ずれるならバンドを縮めて耳の中心に。痛いならゆるめる・温めて広げる・時間を区切る
  5. 手作りはフリースとヘアバンドで。運転中は周囲の音が聞こえにくくなるので外す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

イヤーマフの付け方の早見表:向きは種類で決まり、ヘッドバンド型は頭の上、後ろ掛け型は後頭部に、バンドなし型は耳に挟む。髪型を崩さないなら後ろ掛け型かバンドを後ろ寄りに斜め掛け、帽子と重ねる時はイヤーマフが先。メガネとマスクは先に付けてイヤーマフは最後、つるとゴムの上からふんわりかぶせ、耳当ての内側が深いものは痛くなりにくい。ずれる時はバンドを縮めて耳当てを耳の中心に、帽子で押さえる。痛い時はバンドをゆるめる、耳当てを手で温めて広げる、時間を区切って外す。手作りはフリース2枚を丸く切って太めのヘアバンドに縫い付ける。洗い方はぬるま湯で押し洗いして陰干し。自転車や車の運転中は周囲の音が聞こえにくくなるので外す

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