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卓上の製氷機で作った氷を麦茶に入れたら、なんだか変な匂い。薬品のような、プラスチックのような、どこかカビっぽいような。せっかく氷がすぐできるのに、匂いが気になると飲み物に入れるのをためらってしまいますよね。買ったばかりなのに臭い、という声も口コミを読んでいるとよく見かけます。
先に結論をひとつ。氷の匂いの出どころは「水・本体・冷凍室・カビ」の4つで、匂いの種類からだいたい見当がつきます。出どころが分かれば対処は難しくありません。ただし、匂いが強い氷は飲食に使わない、という線だけは先に引いておいてくださいね。それでは順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:水の匂いがする人|買ったばかりで臭い人|冷凍室から出したら臭い人|黒い点を見つけた人|氷を使っていいか迷う人|保存のコツを知りたい人
匂いの種類で出どころを当てる——4つに分ける
まず、氷を鼻に近づけて「どんな匂いか」を確かめてみてください。それだけで、どこを見ればいいかが絞れます。
| 匂いの種類 | 出どころ | まずやること |
|---|---|---|
| カルキ・薬品のような匂い | ①水(水道水の塩素・放置した水) | 水を毎日替える |
| 生臭い・ぬめりっぽい匂い | ①水/②本体(タンクの汚れ) | タンクと経路を洗う |
| プラスチック・ゴムのような匂い | ②本体(新品の樹脂・貯氷ケース) | 洗って最初の数回の氷を捨てる |
| ニンニク・魚・カレーの匂い | ③冷凍室の匂い移り | 氷を密閉して匂いの元を包む |
| カビ臭い・土のような匂い | ④カビ | 氷を捨てて掃除する |
①水の匂い——タンクの放置とカルキ
- 入れっぱなしの水が、いちばん多い出どころです。卓上製氷機はタンクの水を何度も循環させるので、前日の水が残っていると、その匂いがそのまま氷になります。前日の水は捨てて、その日の分だけ新しく入れるのが基本
- カルキの匂いは水道水の塩素です。一度沸かして冷ました水や浄水を使うと軽くなりますが、塩素が抜けた水は傷みやすいという裏返しもあります。取扱説明書で使える水の種類を確かめて、その日のうちに使い切る前提で
- タンクに消臭剤・アロマ・重曹・洗剤を入れないでください。匂いをごまかす発想は氷には向きません。口に入るものですし、経路に残って故障の原因にもなります
②本体の匂い——新品の樹脂臭と、使い込んだタンクの汚れ
「買ったばかりなのに臭い」は、たいていここです。
- 新品の樹脂臭:本体の樹脂・ゴム部品・梱包材の匂いが、最初の水に移ります。使い始める前に、タンク・貯氷ケース・スコップなど外せる部品を中性洗剤で洗い、本体の内側は固く絞った布で拭いて、ふたを開けて風を通します。そのうえで最初の数回分の氷は捨てる。口コミを読んでいると、数回から1週間ほどで気にならなくなったという声が多いです
- 消えない時:何度作っても薬品のような匂いが強い、焦げたような匂いがする、という場合は本体側に原因がある可能性があります。我慢して使い続けず、購入店かメーカーに相談を。使い始めの早い時期なら、初期不良として対応してもらえることもあります
- 使い込んだ本体:タンクのぬめり、貯氷ケースの水垢、排水口や内側の壁の汚れが匂いの元になります。電源を抜いて、外せる部品を洗い、内側を拭きます。本体に水をかけたり、水に沈めたりはしないでください
③冷凍室の匂い移り——氷は匂いを吸う
卓上製氷機は保冷しないので、できた氷を冷凍室に移す方が多いですよね。ここで匂いがつくことが、実はとても多いんです。
- 氷は表面積が大きく、冷凍室の空気の匂いを吸い込みます。開けっぱなしの容器に入れて数日置くと、ニンニクや魚、カレーの匂いがしっかり移ります
- 対処は、氷を密閉容器か厚手の袋に入れること、そして匂いの元を包むこと。開封済みの魚・ニンニク・キムチ・カレーの残りは二重に密閉して。冷凍室用の脱臭剤を置くのも助けになります
- 製氷機で作った時点では匂わなかったのに、冷凍室から出したら臭い、なら原因はここです。製氷機は無実、ということも多いんですよ
- 冷蔵庫の自動製氷の氷が臭い時は、給水タンクの掃除が主役になります。手順は冷蔵庫の氷が臭い原因と製氷機タンクの掃除方法で詳しくまとめています
④カビ臭——黒い点・ピンクのぬめりを見つけたら
土のような、湿ったような匂いがして、タンクやふたの裏に黒い点やピンクのぬめりがあるなら、匂いの元はカビです。この場合は今ある氷をすべて捨てて、電源を抜いて、部品を外して洗うところから。掃除の手順と、漂白剤とクエン酸を続けて使ってはいけない理由は、製氷機にカビが生えた時の対処にまとめました。
匂いの強い氷は飲食に使わない——迷ったら捨てる
- はっきり匂う氷は、飲み物や料理には使わないでください。氷は洗い直せませんし、匂いの元が雑菌なら口に入れたくないものです。小さなお子さんや体調をくずしやすい方には、特に慎重に
- 「捨てるのはもったいない」なら、保冷剤の代わりに。買い物の保冷バッグや、お弁当の脇に袋に入れて使えば、無駄になりません
- もし口にしたあとでお腹の具合が気になるなど、体調に変化があれば、自己判断せず受診してくださいね
- 掃除をする時は、電源を抜いてから。濡れた手でプラグを触らない。本体に直接水をかけない。この3つは毎回守ってほしいところです
氷の保存は密閉容器で——匂いも味も安定する
製氷機の氷は、作りたてがいちばんきれいです。ケースに入れっぱなしで溶けかけては固まって、を繰り返すと、匂いも吸うし味も落ちます。
- できた氷はふた付きの密閉容器か、厚手のジッパー付き袋に移して冷凍室へ。容器には日付を書いて、2週間くらいを目安に使い切ると安心です
- 容器は氷専用にして、食材と兼用しない。前に入れていたものの匂いが移ります
- 冷凍室の中でも、匂いの強い食材から離した場所に置く
- 製氷機のケースに氷を置きっぱなしにしないこと自体が、本体の匂いとカビの予防にもなります
ゆきこ( ゚Д゚)『「麦茶が薬みたいな味がする」と子どもに言われて製氷タンクを洗い倒したのに、犯人は冷凍室のキムチだった、という話はよく聞きます。氷を密閉容器に入れるだけで文句が消えることも多いんですよね。悪者を決める前に、氷の通り道を全部たどる。これがいちばんの近道だと思います』
氷用に容器を1つ決めておくと、冷凍室に移す・匂いを防ぐ・日付を書く、が一度に済んで楽ですよ。ふたがしっかり閉まって、スコップが入る大きさのものを選ぶと、朝のお弁当作りでもたつきません。
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卓上製氷機は「すぐ溶ける・音・手入れ」で後悔しやすい家電です。買い替えを考えるなら、先に家庭用製氷機で後悔した理由と選び方を読んでおくと、手入れのしやすい一台を選べます。冷蔵庫の自動製氷の氷が臭い時のタンク掃除は冷蔵庫の氷が臭い原因と製氷機タンクの掃除方法へ。匂いと一緒に「氷ができない・落ちてこない」も起きているなら、製氷機で氷ができない時に見るところもあわせてどうぞ。
まとめ:匂いの種類で出どころを当てて、強い氷は使わない
- 出どころは水・本体・冷凍室・カビの4つ。匂いの種類で見当がつく
- 水は毎日替える。タンクに消臭剤・アロマ・重曹・洗剤を入れない
- 新品の樹脂臭は洗って最初の数回の氷を捨てる。消えなければメーカーへ
- 冷凍室の匂い移りは密閉容器と匂いの元を包むことで防げる。カビなら氷を捨てて掃除
- 匂いの強い氷は飲食に使わない。掃除は電源を抜いてから
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手順を1枚にまとめました。



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