バランスボールの捨て方——空気を抜けば多くは可燃かプラ、決めるのは自治体の表。空気の抜き方と時間がかかる理由、切って小さくする時の刃物の注意、空気入れと栓の分別、譲る・売る前に見ること

スポーツ

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

買った時はあんなに存在感があったのに、今は部屋の隅で埃をかぶっている。いざ捨てようと思っても、大きいし、空気を抜くのは時間がかかりそうだし、そもそも何ゴミなのか分からない。バランスボールは「捨て方が分からなくて置きっぱなし」になりやすい物の代表ですよね。

先に結論をひとつ。空気を抜いて小さくすれば、多くの自治体で普通のごみとして出せます。ただ、可燃なのかプラスチックなのかは地域で違うので、最後は自治体の分別表で確認を。空気の抜き方、切って小さくする時に気をつけること、空気入れや栓はどうするか、そして捨てる前に「譲る」を考える時の見方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何ゴミか分からない多くは可燃かプラ。表で確認→第1章空気を抜くのが面倒栓を抜いて体重をかける。急がない→第2章切って小さくしたい空気を全部抜いてから。手袋で外側へ→第3章空気入れや栓はどうする?プラと金属で分ける。電池入りは別→第4章まだ使える。譲りたいひび・べたつき・空気漏れを見てから→第5章

ケース別に読む:何ゴミか知りたい人空気を抜きたい人切って小さくしたい人空気入れ・栓の分別に迷う人譲る・売るか迷う人

何ゴミになる?——多くは可燃かプラ、決めるのは自治体の表

バランスボールの素材は、多くが塩化ビニル(PVC)や合成ゴムです。これを「燃やせるごみ」に入れる自治体もあれば、「プラスチック製品」として別に集める自治体もあり、さらに大きさが基準を超えると粗大ごみになる所もあります。だから「バランスボールは〇〇ごみです」とは、正直言い切れないんです。

出し方の区分 こういう考え方の自治体が多い 気をつけること
可燃ごみ ゴム・ビニール製品を燃やせるごみに含める地域 指定の袋に入る大きさに畳むか切る
プラスチック製品 製品プラの分別がある地域 汚れは拭く。金属の部品は外す
粗大ごみ 一辺の長さや袋に入るかで線を引く地域 空気を抜けば普通ごみになることが多い
不燃ごみ 塩ビや硬い素材を不燃にする地域 分別表の「ゴム製品」「ビニール製品」の欄を見る

調べ方は、自治体の分別表で「バランスボール」を探して、なければ「ゴム製品」「ビニール製品」「浮き輪」の欄を見てみてください。浮き輪やビニールプールと同じ扱いにしている自治体が多いです。粗大ごみの基準は「一辺30cm以上」「袋に入らない物」のように大きさで決まっていることがほとんどなので、空気を抜いて畳めば、粗大ごみの申し込みをせずに済む場合が多いですよ。

空気の抜き方——栓を抜いて、時間をかけて

「空気を抜くのが面倒」で放置されているバランスボールは、本当に多いと思います。でも、やることは栓を抜いて押すだけ。時間はかかりますが、難しくはありません。コツは、急がないことと、途中でやめないことです。

「栓を抜く→押して出す→畳んで縛る」の3つ1栓を抜く指でつまんで引く固ければ手で温める付属の抜き具があれば→ 針でこじらない2押して空気を出す穴を上にして両手で押す座って体重をかける数分〜長くかかる→ 途中でやめない3畳んで縛る空気が残ると膨らむ端から巻いてひもで縛る袋に入れて出す→ 指定の袋に入るか
  1. 栓を抜く。栓のつまみを指でつまんで、まっすぐ引き抜きます。長く入れっぱなしだった栓は固くなっていることが多いので、手で包んで温めたり、付属の抜き具を使ったり。針や千枚通しでこじると穴が広がって、譲る時に困ります。固くて抜けない時のやさしい外し方はバランスボールの空気と栓の話に詳しく書いています
  2. 押して空気を出す。栓の穴を上にして、両手で押します。最初は勢いよく出ますが、あとは少しずつ。ボールの上に座って体重をかけると、手で押すより楽です。テレビを見ながら座っているだけで、だんだんしぼんでいきますよ
  3. 畳んで縛る。空気が抜けたら、穴と反対の端から巻いて、ひもかテープで縛ります。少しでも空気が残っていると、袋の中でまた膨らんで入らなくなるので、巻きながら最後の空気を穴から押し出してください

ここで、ひとつだけ守ってほしいことがあります。空気が入ったままの状態で、刺したり切ったりしない。バランスボールの内側には圧力がかかっていて、破裂するように勢いよく裂けることがあります。「抜くのが面倒だから切っちゃえ」は、いちばんやってはいけない順番なんです。

切って小さくする時——空気を抜いてから、手袋で、体の外側へ

空気を抜いても、大きなボールは畳んでも指定の袋に入らないことがあります。その時に「切って小さくする」という選択が出てきますが、切る前に、空気がすっかり抜けているかをもう一度確かめてください。切るのは、あくまでしぼんだ状態のボールです。

切る時のOKとNGOK空気を完全に抜いてから厚手の手袋と大きめのはさみ刃を体の外側へ向けて床に広げて平らに切る子どもとペットは別の部屋にNG空気が入ったまま刺す・切るカッターで手前に引く膝や太ももの上で切る一度に厚みを切ろうと力を入れる切った端を子どもの手の届く所に
  • 道具は大きめのはさみ。バランスボールの素材は厚くて弾力があるので、カッターだと刃が滑りやすく、手前に引いた時に自分の手や太ももに向かいやすいです。はさみなら、刃が閉じる方向にしか力がかからないので安心
  • 厚手の手袋をして、刃は体の外側へ。切り口の縁は思ったより硬く、素手だと指を切ることがあります。刃先は常に自分から遠ざかる向きに
  • 床に広げて、平らな状態で切る。膝の上や持ち上げた状態で切ると、素材の反発で刃が跳ねます。床に広げて、片手で押さえながら少しずつ
  • 切る大きさは「袋に入る幅」まで。細かく刻む必要はありません。半分か4つに切れば、たいていの指定袋に入ります
  • 子どもとペットは別の部屋に。切っている最中も、切ったあとの端も、手の届かない所へ。作業が終わったら、床に落ちた切れ端を確かめてから片づけを

切るのが大変だと感じたら、無理をしないでください。畳んで縛ったまま、粗大ごみとして申し込むのも立派な選択です。「切っていいか」の考え方は、マットレスを切って普通ゴミに出せる?と同じで、自治体によって「切れば普通ごみ」と案内している所と、そうでない所があります。

空気入れ・栓・ピンの捨て方——素材で分ける

ボール本体は片づいても、付属品がぽつんと残りがちです。空気入れ、栓、空気を抜く時に使う細いピン。これらは素材ごとに分けて出します。

  • 手押しや足踏みの空気入れ。プラスチックの本体に金属のばねが入っていることが多く、分解できなければプラスチック製品か不燃ごみ、小さければ自治体の「小型の複合製品」の区分に。分別表の「ポンプ」「空気入れ」の欄を見てみてください
  • 。小さなプラスチックなので、本体と一緒に出せることがほとんどです。外して袋の底に落とすと分別で困るので、ボールの穴に差したまま出すか、別に袋に入れて
  • 金属のピンや針。小さくても金属です。収集の人がけがをしないよう、紙に包んで「キケン」と書くか、自治体の金属・危険物の区分で。子どもの手の届く所に置いておかないでください
  • 電動の空気入れ。電池が入っている物は、普通ごみには出せません。特に充電式は、リチウム電池のルートになります。出し方はハンディファンの捨て方と同じ考え方です

譲る・売る前の確認と、買い替えるなら

まだ使えそうなら、捨てる前に「譲る」も考えたいですよね。ただ、バランスボールは劣化していると人に渡してはいけない物でもあります。乗った時に裂けると、そのまま床に落ちてけがをするからです。渡す前に、次の4つを見てみてください。

  • ひび・白い筋がないか。表面に細かいひびが出ているものは、素材が硬くなっています
  • べたつきがないか。触って手に残るような感触は、素材の劣化のサイン
  • 空気が抜けていかないか。膨らませて一晩置いて、明らかにしぼむなら、栓か本体から漏れています
  • 強い匂いがないか。長く置いた物は、素材の匂いが戻らないことがあります。手入れで抜けるかはバランスボールの汚れと保管を見てみてください

どれかに当てはまるなら、譲らずに処分を。リサイクルショップは、空気を入れる物は受け付けないことも多いので、事前に確かめると無駄足になりません。譲る時は、空気を抜いた状態で渡し、入れ方と適正サイズを一言添えると親切です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、バランスボールは「捨て方が分からない」より「空気を抜くのが面倒」で残っているお宅が多い気がします。栓さえ抜けば、あとは座ってテレビを見ているだけで進みますよ』

💡 この困りごとへの提案

買い替えるなら、空気入れと替えの栓が付いている物にすると、次に捨てる時も、栓をなくした時も困りません。


空気入れ付きのバランスボールをAmazonで探す

あわせて読みたい

栓が固くて抜けない、空気をどこまで入れればいいか迷う、という人はバランスボールの空気はどこまで入れる?栓が抜けない時の外し方へ。まだ使う人の汚れと置き場所はバランスボールの汚れの落とし方と保管、大きな物を切って出す考え方はマットレスを切って普通ゴミに出せる?、電池入りの道具の出し方はハンディファンの捨て方にまとめています。運動の道具を見直すならヨガマットを買って後悔した理由もどうぞ。

買ったあとの困りごとについても、別の記事で一つずつ整理しています。素材と長さで決まる分別。必要なところだけどうぞ。

まとめ:空気を抜いて畳めば普通ごみになることが多い。区分は自治体の表で

  1. 多くは可燃かプラ。決めるのは自治体の分別表。「ゴム製品」「浮き輪」の欄を見る
  2. 空気は栓を抜いて座って抜く。時間はかかるが難しくない。途中でやめない
  3. 空気が入ったまま切らない・刺さない。裂けてけがをする
  4. 切るなら手袋・はさみ・体の外側へ。床に広げて、子どもは別の部屋に
  5. 付属品は素材で分ける。電池入りの空気入れは電池のルートへ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

バランスボールの捨て方の早見表:素材は塩化ビニルや合成ゴムが多く、空気を抜いて畳めば多くの自治体で可燃かプラスチックの普通ごみになるが、区分は自治体の分別表でゴム製品・ビニール製品・浮き輪の欄を確認する。粗大ごみの線は大きさで決まるので、空気を抜けば申し込み不要になることが多い。空気は栓を抜き、穴を上にして押すか座って体重をかけ、時間をかけて抜き、端から巻いてひもで縛る。空気が入ったまま刺したり切ったりしない。切るなら完全に抜いてから、厚手の手袋と大きめのはさみで刃を体の外側へ、床に広げて平らに、子どもとペットは別の部屋に。空気入れはプラか不燃、金属のピンは紙に包んで金属の区分、電動の空気入れは電池のルート。譲る前にひび・べたつき・空気漏れ・匂いを確かめ、当てはまれば譲らず処分する

コメント

タイトルとURLをコピーしました