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ダンベルを買って最初の週は張り切って使うのに、気づけば部屋の隅に転がったまま。「これ、どこに置いておけばいいんだろう」と、置き場所に困っている人は多いですよね。床に直接置くと傷や凹みが心配だし、棚に上げれば落ちてきそう。しかも新品のゴムの匂いが部屋にこもったり、久しぶりに持ったら握る所がざらついていたり。
先に結論をひとつ。ダンベルの保管は「低く・平らに・手の届かない所」の3つを守れば、傷も転倒もほとんど防げます。床の守り方、ラックや立てかけで起きる事故、ゴムの匂いとサビの手入れ、賃貸の床をどう守るか。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:床の傷・凹みが心配な人|置き場所を決めたい人|ラックや棚に置きたい人|ゴムの匂いが気になる人|サビが出てきた人|賃貸の床が心配な人
床に直置きすると何が起きる?——傷・凹み・音、そして床の耐荷重
ダンベルの困ったところは、重さが「点」で床にかかることなんです。同じ10kgでも、面で置く本の束と、角のある鉄のかたまりでは、床への負担がまったく違います。フローリングなら角で線のような傷、畳なら丸い凹み、そして置くたびの「ゴトッ」という音。集合住宅だと、この音が下の階に響くのも気になりますよね。
| 床の種類 | 起きやすいこと | どう守るか |
|---|---|---|
| フローリング | 角で線傷・重さで凹み・置く時の音 | 厚手のマットを敷く。角を当てずに置く |
| 畳 | 点の荷重で凹む・下に湿気がこもる | 板やコルクマットで面にする。時々動かして風を通す |
| カーペット | 繊維が潰れる・下にホコリがたまる | 下にマットか板。ときどき動かして掃除機 |
| クッションフロア | 重さで跡が残る・ゴムの色移り | 直接置かず、マットを一枚はさむ |
もうひとつ、意外と見落とされるのが床の耐荷重です。一般的な住宅の床は、1平方メートルあたりおよそ180kgを目安に作られていると言われています。ダンベル数個なら心配いりませんが、ラックにプレートを何十kgも並べたり、ベンチや他の器具と一か所に集めたりすると、話が変わってきます。重い物は1か所に集中させず、壁際に分けて置く。この考え方だけ持っておくと安心です。
置き場所の決め方——低く・平らに・子どもの手の届かない所
置き場所を決める時に見てほしいのは、「使いやすさ」より先に「落ちない・転がらない・踏まない」です。ダンベルの事故で多いのは、使っている最中より、置いてある物につまずいたり、転がってきた物が足に当たったりする場面なんです。
- 低く置く。床の上がいちばん安全です。棚や机の上に置くと、落ちた時の衝撃がそのまま床と足に来ます。高い所に置かない、は保管のいちばんの基本
- 平らな所に、転がらない向きで。丸い形のダンベルは、少しの傾きでも転がります。マットの端や段差のそばは避けて、六角形のタイプなら平らな面を下に
- 子どもとペットの手の届かない所。小さな子は、重さを想像できずに持ち上げようとします。ペットは転がして遊びます。動線から外して、できれば使わない時はケースやふた付きの箱に
- 通路に置かない。夜中に足の小指をぶつける、つまずいて転ぶ。部屋の出入り口や廊下は避けてください
結局のところ、使う場所のすぐそば、壁際の床の上にマットを敷いて置く。これがいちばん続く置き方だと思います。
ラック・立てかけ・棚の注意——転倒と落下
ダンベルが増えてくると、ラックが欲しくなります。見た目もすっきりしますし、床の傷も減ります。ただ、ラックは「重い物を高い位置に集める道具」でもあるので、選び方と置き方を間違えると、転倒の元になります。
- 低くて幅の広いラックを選ぶ。背が高くて細いラックは、上段に重い物を置くと重心が上がって倒れやすくなります。2段か3段くらいまでの、どっしりしたものが安心
- 重い物は下段、軽い物は上段。これだけで重心が下がります。上段に一番重いダンベルを置くのは、地震の時にいちばん怖い置き方
- 耐荷重の表示を確かめる。ラック全体と、段ごとの耐荷重が書かれています。可変式のプレートを全部載せた合計を、一度足してみてください
- 壁に寄せて、できれば固定する。壁際なら倒れる方向が一つ減ります。固定できる作りのラックなら、地震に備えて固定を
- 立てかけない。バーベルのプレートや長いシャフトを壁に立てかけるのは、いちばん倒れやすい形です。倒れた時に足の甲に当たると、骨を痛めることもあります。横に寝かせるか、専用の置き方で
棚の中に入れる時も同じで、クローゼットの上段や押し入れの天袋には置かないでください。頭の上から重い物を下ろす形になって、腕や腰を痛めやすく、落とした時の被害も大きくなります。押し入れなら下段、クローゼットなら床の上です。
ゴムの匂い——新品の素材臭は風で抜く
買ったばかりのダンベルは、袋を開けた瞬間にゴムやビニールの匂いがしますよね。これはコーティングに使われている素材の匂いで、体に害があるものというより、時間とともに薄まっていく種類の匂いです。多くの場合、風を通せば数日から数週間で気にならなくなります。
- 風通しのよい日陰に置く。ベランダの日陰や窓を開けた部屋に数日。直射日光はゴムを傷めて、かえって劣化の匂いが出ることがあるので避けて
- 拭いてみる。薄めた中性洗剤で固く絞った布で拭き、水拭きしてから乾拭き。表面に残った油分の匂いはこれで軽くなります
- 袋や箱に密閉しない。匂いがこもって、開けるたびに強く感じます。抜けるまではふたをせずに
- 消臭スプレーはゴムに合うか表示を見る。素材によってはべたつきや変色の原因になるので、目立たない所で試してから
数か月たっても匂いが強く、触るとべたつくなら、コーティングの劣化かもしれません。メーカーの案内に沿ってください。
鉄のサビ——汗を拭く・乾かす・錆取りは表示どおり
握る部分や可変式のシャフトは、コーティングされていない鉄がむき出しのことが多く、汗と湿気でサビます。サビると見た目が悪いだけでなく、手がざらついて滑りやすくなったり、可変式ならプレートの付け外しが渋くなったりします。
- 使ったらその日のうちに乾拭き。汗と皮脂を残さないのがいちばんの予防です。濡れた布で拭いたあとは、必ず乾いた布で水気を取ってください
- 湿気の多い所に置かない。窓際の結露、脱衣所、押し入れの奥は、サビにとっては居心地のいい場所です。マットの上に置くと床の湿気からも少し離れます。梅雨の時期は、時々窓を開けて風を通すだけでも違います
- サビが出たら、軽いうちに落とす。うっすら赤い程度なら、乾いた布や真鍮のブラシでこすれば落ちます。進んでいる時は、市販の錆取り剤を表示どおりに、換気して、手袋をして使ってください。落ちなければ、そのまま使うか、シャフトだけ交換するかを考えます
可変式のシャフトで、プレートの付け外しが渋くなった時は、説明書に書かれている範囲で手入れをします。潤滑剤を使う時は、ゴムやプラスチックに触れないように少量で。説明書にない分解は、ネジ山を傷めて戻せなくなることがあるのでやめておきましょう。
賃貸の床と、使わなくなった時のこと
賃貸で気になるのは、退去の時に床の傷や凹みをどう見られるかですよね。敷物を敷いて、入居時と使い始めの床の写真を残しておく。この2つで、ずいぶん安心できます。マットは厚みがあって滑らないものを、ダンベルを置く範囲より一回り広く敷くのがコツです。畳の部屋なら、凹みの考え方は畳にベッドを置くと凹む?と同じで、「点ではなく面で受ける」が答えになります。
そして、意外と見落とされるのが「使わなくなった時」の話。ダンベルは重いので、捨てるのも譲るのも簡単ではありません。自治体によって粗大ごみだったり、金属として出せたり、重さの上限があったりするので、分別の表で確認を。「後で場所と処分に困らない重さ」から始めるのも、保管の話の一部だと思います。何kgから始めるか迷う人は、ダンベルの40キロセットは要らない?が参考になるはずです。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ダンベルは「置き場所を決めた人」が続くと思っています。しまう場所が決まっていないと、床に転がしたままになって、足をぶつけるか、出番がなくなるかのどちらかですよね』
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これから買う人、買い足しを考えている人は、ダンベルを買って後悔した7つの理由で失敗しやすい点を先に見ておくと安心です。買う前に家にある物で試したい人はダンベルの代用になるもの、重さの選び方で迷っている人は40キロセットは要らない?、畳の部屋の凹みは畳にベッドを置くと凹む?へどうぞ。
まとめ:低く・平らに・手の届かない所。床はマットで面にする
- 床には厚手のマット。点の荷重を面にすれば、傷・凹み・音が減る
- 置き場所は低く・平らに・動線の外。高い所と通路には置かない
- ラックは低く幅広く、重い物は下段。立てかけない・壁際で固定
- ゴム臭は風通しのよい日陰で抜く。密閉しない・直射日光NG
- サビは乾拭きで防ぐ。錆取り剤は表示どおり、換気と手袋で
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手順を1枚にまとめました。



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