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沐浴の1か月ほどは毎日使っていたのに、大人と一緒にお風呂に入るようになった途端、ぱたりと出番がなくなる。ベビーバスは「使った期間は短いのに、捨てるには大きくてきれい」という、なんとも扱いに困る道具ですよね。洗面所の隅やベランダに置いたまま、季節がひとつ変わってしまった家も多いと思います。
先に結論をひとつ。ベビーバスは「水を張る道具」として第二の人生があります。ただし、その水を張ったところから目を離さないことと、赤ちゃんの入浴用には戻さないこと、この2つだけは線を引いておきたいところです。再利用の候補、水遊びで使う時の見守り、素材別の捨て方、譲る前の確認、そして「うちは衣装ケースで代用していたけど大丈夫だったの?」という疑問まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:再利用の候補を知りたい人|水遊びに使いたい人|捨てたい人|譲る・売るか迷う人|衣装ケースで代用していた人
再利用の候補——水遊び・つけ置き・おもちゃ洗い。乳児の入浴には戻さない
ベビーバスは、要するに「持ち運べる浅い水槽」です。水を張って何かを浸ける仕事なら、たいてい引き受けてくれます。よく見る使い道を、向き不向きと一緒に表にしました。
| 使い道 | 向く型 | ひとこと |
|---|---|---|
| ベランダ・庭の水遊び | 硬いプラ・空気で膨らむ型 | 浅く張る。大人がそばで見る(第2章) |
| 洗濯のつけ置き | 硬いプラ・折りたたみ型 | 上履き・泥汚れ・つけ置き洗いに。洗剤は表示どおり |
| おもちゃ・ブロックのまとめ洗い | どの型でも | ざるに入れて浸けると引き上げが楽 |
| 足湯・氷を入れて飲み物を冷やす | 硬いプラ | 熱湯は変形のもと。ぬるめで |
| ペットの足洗い・水浴び | 硬いプラ | 使ったら人用と分ける |
| 2人目の沐浴 | — | 劣化がなければ可。ただし水遊びに使った物は戻さない |
ひとつだけ線を引いておきたいのが、いったん「洗い物やペット用」に回した物は、乳児の入浴には戻さないということ。洗剤や泥、ペットの毛が細かい傷に入り込むと、洗っても完全には落ちません。次の子のために取っておきたいなら、清潔なまま乾かして袋に入れて保管し、再利用は別の物でする、と分けて考えるとすっきりします。
水遊びで使う時——浅く張って、目を離さない
ベビーバスの再利用でいちばん多いのが、夏のベランダや庭での水遊びです。ビニールプールより小さくて片づけが楽なので、1〜2歳の子にちょうどいいんですよね。ただ、ここで忘れてはいけないのが、小さな子は、ほんの数センチの水でも溺れることがあるという事実です。
- 水は「座って腰まで」の深さで十分。子どもが前に倒れた時、顔が水に浸かる深さかどうかを基準に考えると、思ったより少なくて済みます
- 大人が手の届く所で、見続ける。電話・洗濯物・玄関のチャイム、どれも「ちょっとだけ」の理由になりますが、その間に事故は起きます。離れる時は子どもを水から出してから
- 上の子に任せない。小学生でも、遊びに夢中になれば見ていられません。見守りは大人の仕事です
- 置く場所は平らな床。ベランダなら手すりから離す。ベビーバスが踏み台になって、手すりを越えてしまう事故は実際に注意喚起されています
- 終わったらすぐ水を捨てる。「あとで捨てよう」と置いた水に、あとから子どもが近づくのがいちばん怖い場面です
水遊びの前後で、日よけと水分も忘れずに。楽しい時間にするための準備は、水を張る前に済ませておくと、遊び始めてから目を離す理由が減ります。
捨て方——素材と大きさで決まる。区分は自治体の表で
捨てると決めたら、次は「何ゴミ?」ですよね。ベビーバスは型によって素材がまったく違うので、まず手元の物がどれかを見てみてください。
| 型 | 主な素材 | 出し方の考え方 |
|---|---|---|
| 硬いプラスチックの桶型 | ポリプロピレンなど | 大きさで粗大か普通ごみか。分別表の「プラスチック製品」「たらい」の欄 |
| 空気で膨らむ型 | 塩化ビニル | 空気を抜いて畳む。「浮き輪」「ビニールプール」の欄と同じ扱いが多い |
| 折りたたみ型 | プラスチックとゴム・シリコンの複合 | 畳んで大きさを見る。複合素材は自治体の案内に従う |
| マット型・スポンジ型 | 発泡素材・ウレタン | 可燃になる地域が多い。濡れていたら乾かしてから |
粗大ごみになるかどうかは、たいてい「一辺が何センチ以上か」「指定の袋に入るか」で決まります。空気で膨らむ型と折りたたみ型は、畳めば袋に入ることが多いので、粗大ごみの申し込みをせずに済む場合がほとんど。硬い桶型は袋に入らないことが多く、こちらは粗大ごみの手続きが要る地域が多いです。区分も手数料も地域で違うので、金額や区分はここでは言い切らず、自治体の分別表で「ベビーバス」を探して、なければ「たらい」「浮き輪」「ビニールプール」の欄を見てみてください。
出す前に、排水の栓・温度計・付属のネットなどは外しておくと親切です。小さな部品が袋の中で転がると、分別の現場で困ります。
譲る・売る前の確認——ひび・カビ・空気漏れ・匂い
まだきれいなら、捨てる前に譲る・売るも考えたいですよね。ベビーバスは使う期間が短いぶん、状態のいい物が多く、譲る文化がある道具です。ただ、赤ちゃんの体をお湯ごと預ける物なので、渡す前に次の4つだけ見ておいてください。
- ひび・白い筋。プラスチックは日光で硬くなり、細かいひびが入ります。お湯を入れた時に割れると、赤ちゃんごと床に落ちます
- 黒い点・ピンクのぬめり。カビと水あかです。溝や排水口のまわり、折りたたみ型の折り目に残りやすい場所があります。落ちないなら譲らない方が無難
- 空気漏れ。膨らむ型は、膨らませて一晩置いてしぼむなら、どこかから漏れています。中で赤ちゃんが傾く原因になります
- 匂い。長く押し入れに入っていた物は、素材やカビの匂いが戻らないことがあります
どれかに当てはまるなら、譲らずに処分を。渡す時は、洗って乾かした状態で、排水の栓や説明書もひとまとめにしておくと、受け取る側が安心して使えます。リサイクルショップは、水回りの育児用品を受け付けない店もあるので、持ち込む前に一度確かめると無駄足になりません。
衣装ケースで代用していた人の疑問——沐浴には戻さない。安定と深さが分かれ目
「ベビーバスは買わずに、衣装ケースで沐浴していた」という家庭は、実はけっこう多いんです。使い終わったあとに「あれで良かったのかな」「次の子もあれでいいのかな」と気になっている人に向けて、正直なところを書いておきます。
結論から言うと、衣装ケースは「沐浴のために作られた物ではない」ので、安定と深さの2つで、ベビーバスより注意がいります。使い終わったなら、衣装ケースは衣装ケースの仕事に戻してあげてください。沐浴に戻す時に見てほしい点を、OKとNGで並べます。
- 不安定な容器で沐浴しない。車輪付き、引き出し式、薄くてたわむ物は、お湯の重さで形が変わって、傾いたり割れたりします。台や風呂のふたの上に載せるのも、落ちた時の高さが命取りです
- 深さは赤ちゃんの腰まで。衣装ケースはベビーバスより深いので、つい多く入れがち。腕が疲れて支えがゆるんだ時に、顔が浸かる深さにしないことが大事です
- 片手は必ず赤ちゃんに。首と背中を支えた手は、最後まで離しません。石けんやガーゼは、始める前に手の届く所へ
- 目を離さない。これはどんな容器でも同じです。水を張った容器と赤ちゃんを残して、その場を離れない
ベビーバスを買う・買わないで迷っている時期の人は、「いらない」と言われる理由と「あって助かった」家の違いをベビーバスはいらない?後悔した理由と選び方にまとめているので、そちらを先にどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ベビーバスの再利用でいちばん大事なのは「何に使うか」より「水を張ったら目を離さない」の一点だと思っています。道具が変わっても、そこだけは変わりません』
💡 この困りごとへの提案
沐浴を卒業しても、赤ちゃんを洗う道具はしばらく変わりません。片手で出せる泡のベビーソープが1本あると、大人と一緒のお風呂でも、支える手を離さずに済みます。
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そもそもベビーバスは要るのか、どの型が後悔しにくいのかはベビーバスはいらない?後悔した理由と選び方へ。同じ時期に毎日向き合う洗い物は哺乳瓶の洗い方、水遊びの季節に子どもの行動範囲を区切る道具の考え方はベビーサークルで後悔した理由にまとめています。
まとめ:水を張る道具として再利用。目を離さない、乳児の入浴には戻さない
- 再利用は水遊び・つけ置き・おもちゃ洗い。一度別用途に回した物は乳児の入浴に戻さない
- 水遊びは浅く、大人が見続ける。上の子に任せない、終わったらすぐ水を捨てる
- 捨て方は素材と大きさ。畳める型は普通ごみになりやすい。区分は自治体の表で
- 譲る前にひび・カビ・空気漏れ・匂い。当てはまれば譲らず処分
- 衣装ケースは沐浴用に作られていない。不安定な容器で沐浴しない、深さは腰まで、目を離さない
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手順を1枚にまとめました。



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