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「モニターアームって、本当に要るのかな」。在宅の仕事で机まわりを整えようとすると、必ず候補に上がる道具ですよね。机が広く使える、目線が合う、と聞く一方で、「買ったけどやめた」「結局モニター台に戻した」という声も同じくらい見かけます。安い買い物でもないので、迷って当然なんです。
先に結論をひとつ。要るかどうかは、「机の広さ」「モニターの枚数」「高さを動かす頻度」の3つでほぼ決まります。高さを一度決めたら動かさない人、モニター1枚で机に余裕がある人は、台で足りることが多いです。逆に、この3つのどれかに引っかかる人には、アームでしか解決できない場面があります。やめた人の理由、分かれ目、モニター台との比較、買う前に測る3点、付けた後に気をつけることまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:やめた人の理由が知りたい人|本当に要るのか迷っている人|台で足りるか知りたい人|買う前に測る所を知りたい人|付けた後の注意を知りたい人
やめた人の理由——机に合わない・重い・動かさない・グラつく・在宅が終わった
「やめた」「外した」という声を集めると、理由はだいたい5つに収まります。買う前にこの5つを自分の机に当てはめてみると、答えが半分見えてきますよ。
- 机に合わなかった。クランプが締まらない、天板が薄くて心配、縁に出っ張りがあって挟めない。机の厚みと縁の形を測らずに買うと、いちばん起きやすい失敗です
- 重くて取り回しが大変だった。アーム本体は金属の塊で、モニターを付けたまま位置を変えるのも一苦労。付け外しに2人要る、という声も珍しくありません
- 結局、動かさなかった。最初は上下左右に動かして楽しいのですが、いい位置が決まると、そこから動かさない人がほとんど。それなら台で済んだ、となりがちです
- グラついた。タイピングのたびに画面が揺れる、ガス圧の調整が合わずにお辞儀する。机が薄い・柔らかい・モニターが重い、のどれかが原因のことが多いです
- 在宅の仕事が終わった。出社に戻ってモニターごと使わなくなり、アームだけが机に残る。使う期間の見通しは、意外と大事なんです
グラつきやお辞儀は、直せることも多いので、外す前にモニターアームが固定できない時を先に読んでみてください。それでも合わないなら、無理に使い続ける道具ではありません。
いらない人/要る人の分かれ目——机の広さ・モニターの枚数・高さ調整の頻度
やめた理由を裏返すと、要る人の条件も見えてきます。分かれ目は3つ。机の広さ(特に奥行き)、モニターの枚数、高さを動かす頻度です。
「いらない寄り」の代表は、モニター1枚・机の奥行きに余裕がある・高さは一度決めたら動かさないという人。この条件なら、高さの問題はモニター台で解決できて、机の上の場所も困っていないはずです。ノートパソコンが主で、外部モニターはたまに、という人も同じですね。
「要る寄り」の代表は、モニターを2枚以上並べたい・机の奥行きが足りなくて画面が近すぎる・立ったり座ったりで高さを変えるという人。2枚を台に載せると足元がごちゃつきますし、奥行きが足りない机では、アームで画面を後ろへ逃がすしか手がないことがあります。画面を縦にして使いたい人、机の下を広く空けてキーボードを引き出したい人も、アームの得意分野です。
そしてもうひとつ、机の側の条件があります。天板が薄い、中が空洞、ガラス、縁が丸い。こういう机は、要る要らない以前に「付けられるか」の問題が先に来ます。測り方は第4章で見ていきましょう。
モニター台との比較——高さを上げるだけなら台で足りる
アームを迷っている人の多くは、実は「モニター台でいいのかどうか」を迷っています。2つを並べて比べると、違いがはっきりします。
| 比べる点 | モニター台 | モニターアーム |
|---|---|---|
| 高さの調整 | 台の高さで固定。細かく変えるのは苦手 | 自由。立ち座りにも追える |
| 前後・左右・回転 | できない(台ごと動かす) | できる。縦置きもできる |
| 机の上の広さ | 台の下に小物を置ける。奥行きは取る | モニターの足がなくなり、机の奥まで使える |
| 机への条件 | ほぼ無い。置くだけ | 天板の厚み・縁の形・耐荷重の条件がある |
| 取り付けの手間 | 置くだけ | 組み立てと調整。モニターの取り付けは2人が安心 |
| 安定感 | 置けば動かない | 机が薄い・柔らかいと揺れる |
| 向く人 | 高さだけ上げたい。モニター1枚 | 2枚以上・奥行き不足・高さを頻繁に変える |
こうして見ると、「高さを上げたい」だけなら台で足りることが分かります。台は机を選ばず、置いた瞬間から動かないのが強みなんです。家にある物で台を作る案はモニター台の代用にまとまっています。逆に、「前に出したい・後ろに逃がしたい・2枚並べたい」が出てきたら、台では届かない領域。そこからがアームの出番です。
買う前に測る3点——机の厚み・奥行き・耐荷重
アームにすると決めたら、買う前に机を測ってください。測るのは3つだけです。ここを飛ばすと、第1章の「机に合わなかった」を自分で再現することになってしまいます。
- 机の厚み。クランプ式には、対応できる天板の厚みの範囲があります。メジャーで縁の厚みを測り、縁の裏に補強の桟や出っ張りがないかも手で確かめて。天板が薄い、中が空洞、ガラスや化粧板の机は、点で力を受けると割れたり凹んだりするので、補強プレートはいらない?で要るかどうかを確かめてください
- 机の奥行き。画面から目まで50cm前後は欲しいので、モニターを後ろへ逃がす余地があるか。アームは机の後ろ側に出っ張るので、壁にぴったり付けた机では、アームが壁に当たって思った位置に来ないことがあります
- 耐荷重。モニターの重さを取扱説明書か背面の表示で確かめ、アームの耐荷重に余裕があるか。ぎりぎりだとガス圧が負けてお辞儀します。そして机そのものの耐荷重も忘れずに。軽い組み立て机に重いモニターとアームを付けると、机ごと手前に傾く心配があります
モニターの背面にベサ規格の取り付け穴があるかも、ここで一緒に見ておきましょう。穴がないモニターには、変換の金具が別に要ります。
付けるなら気をつけること——落下・机の耐荷重・子どもがぶら下がる
アームは便利ですが、「重い物を、机の縁の一点で支えている」道具です。付けた後は、次の点を気にかけてください。
- 落下。取り付け直後と、模様替えで動かした後は、クランプの締まりとモニターの固定ネジをもう一度確かめて。モニターの付け外しは、1人で持ちながらネジを回さず、2人で
- 机の耐荷重。アームは机の奥側に重さがかかるので、机の後ろの脚が浮かないか、手で押して確かめます。キャスター付きの机や、軽い机は特に
- 子どもがぶら下がる。小学生くらいの子は、アームを見ると引っ張ったり、ぶら下がったりしがちです。アームは人の体重を支える設計ではなく、モニターごと落ちてくる形になるので、「触らない物」と伝えておく。小さい子がいる家は、机の配置も含めて考えてみてください
- ガス圧の筒は開けない。動きが固い、お辞儀する、という時に分解したくなりますが、ガス圧シリンダーは中に圧がかかっていて、開けると部品が飛ぶ心配があります。調整は外側のネジまで。直し方は固定できない時にまとまっています
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「動かせる」ことに憧れて買った人ほど、動かさなくなる気がします。うちで選ぶなら、先に机の厚みを測って、それから台かアームかを決めます』
💡 この困りごとへの提案
「高さだけ上げたい」「モニターは1枚」という人には、引き出し付きのモニター台がいちばん無理がありません。机を選ばず、置いた日から動きませんし、台の下にキーボードや小物をしまえるので、机の上の場所も少し戻ってきますよ。
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モニター本体で後悔しやすい点はPCモニターを買って後悔した理由へ。台で済ませたい人はモニター台の代用、机の天板が薄くて心配な人は補強プレートはいらない?、付けてみたけれどぐらつく・お辞儀する人はモニターアームが固定できない時、外して手放すと決めた人はモニターアームの捨て方にまとめています。立ったり座ったりで高さを変えたい人は、スタンディングデスクを買って後悔した理由もあわせてどうぞ。
まとめ:要るかどうかは机の広さ・枚数・動かす頻度。高さだけなら台で足りる
- やめた理由は5つ。机に合わない・重い・動かさない・グラつく・在宅が終わった
- 分かれ目は机の広さ・枚数・高さを動かす頻度。1枚で動かさないなら台で足りる
- 台は机を選ばず動かない。前後の移動や2枚並べはアームの領域
- 買う前に机の厚み・奥行き・耐荷重を測る。薄い机は補強プレートも
- 落下と子どもがぶら下がるのに注意。ガス圧の筒は開けない
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手順を1枚にまとめました。



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