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在宅の仕事が減った、机を買い替えた、モニターを手放した。そんな時に机の端に残るのが、モニターアームです。外してみると、ずっしり重い金属の塊で、関節は勝手に動くし、ガス圧式なら中に何かが入っている。「これ、何ゴミ?」と手が止まる人は多いですよね。
先に結論をひとつ。モニターアームは「大きさと自治体の区分」で出し方が決まる金属製品で、出す前の段取りは「モニターを先に外す・アームを縮めて固定する・クランプを最後にゆるめる」の順番です。そしてガス圧式のシリンダーは、小さくしたくても分解しないでください。何ゴミになるかの考え方、外す段取り、クランプが外れない時の順番、売る・譲るという道、モニター本体は別のルートになる話まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:何ゴミか知りたい人|外す段取りを知りたい人|クランプが外れない人|小さくして出したい人|売る・譲るを考えている人|モニター本体も捨てたい人
何ゴミになる?——金属製品の区分は「大きさと自治体」で決まる
モニターアームは、ほぼ全体が金属(アルミやスチール)で、関節にプラスチックのカバー、机に固定する部分に鉄のネジ、という作りです。ごみの区分でいちばん多い考え方は、「一辺の長さが自治体の決めた基準を超えるかどうか」で、基準の内側なら金属ごみや資源、超えると粗大ごみ、という分け方です。ただ、この基準の長さも、金属ごみの呼び名も、自治体ごとに違います。断定はせず、お住まいの自治体の分別表か、粗大ごみの受付窓口で確認してください。
| 部品 | 素材の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| アーム本体(関節つきの腕) | アルミ・スチール | 畳んだ状態の長さで判断されることが多い。自治体の表で確認 |
| 支柱・クランプ(机をはさむ部分) | スチール | 本体と一緒に出せることが多い。ネジは外れやすいので袋にまとめる |
| ガス圧のシリンダー(腕の中の筒) | 金属の筒+内部にガス | 本体から外さず、そのままの形で。問い合わせ時に「ガス圧式」と伝える |
| ベサ規格の取り付け板・ネジ類 | スチール | 小さい金属。袋にまとめて本体と一緒に、が多い |
| 関節のカバー・ケーブルの留め具 | プラスチック | 外れる物はプラスチックの区分へ。外れない物は本体と一緒で |
迷いやすいのがガス圧式です。腕の中の筒に、圧力のかかったガスが密閉されています。受け付け方が自治体によって違うことがあるので、粗大ごみの申し込みや問い合わせの時に、「ガス圧式のモニターアーム」と一言添えると、話が早いんです。粗大ごみの手数料も自治体で違うので、ここでは金額は書きません。案内に書いてある額で確認してください。
外す段取り——モニターを先に外す・2人で・ガス圧式は縮めて固定
捨てる前の作業で、いちばん事故が起きやすいのが「外す」ところです。アームには常にモニターの重さがかかっていて、その重さが急になくなると、アームの動きが変わります。順番を守ると、慌てずに済みますよ。
- モニターを先に外す。電源を切り、ケーブルを全部抜きます。モニターは意外と重く、取り付け板のネジを外した瞬間に手から滑りやすいので、1人がモニターを両手で支え、もう1人がネジを回すのが安心です。外したモニターは、画面を下にして置かず、柔らかい布や箱の上に立てかけるか、画面を上にして寝かせます。ガス圧式は、重さがなくなると腕が勢いよく上に跳ね上がることがあるので、外す前にアームをいちばん低い位置まで下げ、腕に手を添えたまま外してください
- アームを縮めて固定する。関節を畳んで、いちばん小さい形にします。畳んだ状態を、ひも・マジックテープ・養生テープで留めておくと、運ぶ途中や収集の時に急に開かなくて済みます
- クランプをゆるめる。ここで支柱ごと落ちると、床や足に当たります。片手で支柱を支えながら、もう片手でネジを回してください。机の裏に当て板や補強プレートを挟んでいる場合は、それも一緒に回収します
作業は手袋があると安心です。金属の角やネジの先で指を切る人が多いんです。腰を痛めないよう、重い物は膝を使って持ち上げるのも忘れずに。
クランプが外れない時——順番と、工具のサイズを確かめる
「ネジが固くて回らない」「回しても支柱がびくともしない」という時、力任せに回す前に見るところがあります。
- 回す方向。締めた時と逆に回しているか、落ち着いて確認。慌てると逆に締めていることがよくあります
- 工具のサイズ。六角レンチは、少し小さいサイズでも入ってしまいます。合っていないレンチで回すと角がなめて、余計に外れなくなります。付属のレンチがなければ、同じサイズの物を用意して
- 固定の方式。机をはさむクランプ式のほかに、机の穴に通してナットで締めるグロメット式があります。グロメット式は、机の裏側にあるナットを回す必要があるので、上から回しても動きません
- 長年の固着。何年も締めっぱなしだと、ネジと天板がくっついたようになります。ネジをほんの少しだけ締める方向に回してから、ゆるめる方向へ、を繰り返すと動くことがあります
- それでも動かない。角がなめたネジや固着したネジは、メーカーの窓口や金物店に相談するのが早いです。刃物や工具で無理にこじると、手をけがします
固定できない・動かないといった、捨てる前の不具合そのものはモニターアームが固定できない・動かない時にまとめています。まだ使う気があるなら、捨てる前にそちらもどうぞ。
ガス圧のシリンダーは分解しない——小さくして出したい気持ちは分かるけれど
粗大ごみを避けたくて、「分解して小さくすれば普通の金属ごみになるのでは」と考える人は多いですよね。腕や支柱のネジを外して分けるのは、多くの場合かまいません。ただ、ガス圧のシリンダーだけは、切る・穴を開ける・つぶす・火であぶる、のどれもやらないでください。
シリンダーの中には圧力のかかったガスが密閉されていて、外から見えるのは筒だけです。穴を開けたり切ったりすると、中身が勢いよく噴き出し、部品が飛ぶことがあります。熱すると圧力が上がって、なお危険です。バネ式のアームも同じで、強いバネが縮んだ状態で入っているので、無理にこじ開けると跳ねます。サイズを小さくしたいなら、関節を畳んでひもで留める、までにして、腕の中身には触れない。これが線引きです。
「分解して直したい」「自分でガスを調整したい」という気持ちも同じ理由で止めています。動きの不具合は、調整ネジで直る範囲かどうかを先に見て、それ以上はメーカーの窓口へ、が安全な順番です。
捨てる前に、売る・譲る——動くなら出番はある
アームは消耗品ではないので、動く物なら次の使い手が見つかりやすい道具です。捨てる手間と手数料を考えると、売る・譲るを先に考えてみる価値はあります。
- そろえておく物。ベサ規格の取り付け板、ネジ類、クランプの当て板、六角レンチ。ここが欠けていると、もらった側が困ります
- 伝えること。ガス圧式かバネ式か、対応する重さの目安、机の厚みの対応範囲。説明書があればなお良し
- 拭いておく。関節のほこりと、クランプの跡を拭くだけで印象が変わります
- 渡す時。畳んでひもで留め、シリンダー部分を布で包む。宅配で送るなら、箱の中で動かないように
リサイクル店に持ち込む、フリマに出す、知人に譲る。どの道でも「動くか・部品がそろっているか」が全てなので、外す時に部品を袋にまとめておくと、あとが楽なんです。
モニター本体は別ルート——アームと一緒に出さない
アームを外したついでに、モニターも捨てたい。その時に気をつけたいのが、モニターはアームと同じ区分では出せないことが多いという点です。パソコン用のディスプレイは、多くの自治体で通常のごみとして回収しておらず、メーカーの回収や、自治体の小型家電の回収、家電量販店の引き取りなど、別のルートが案内されています。どの窓口になるかは製品や自治体で違うので、ここも自治体の案内で確認してください。
アームだけを捨てて、モニターは机に直接置く、あるいは台に乗せる、という形に戻す人も多いです。その場合はモニター台の代用が参考になります。そして、次のモニターを買う時に後悔しやすい点はパソコン用モニターを買って後悔した理由にまとまっています。アームに載せる前提なら、モニターの重さと背面の取り付け穴を先に見ておくと、同じ悩みを繰り返さずに済みますよ。
「そもそもアームは要らなかったかも」と感じた人は、モニターアームはいらない?やめた人の理由で、やめた人の理由と、それでも要る人の条件を整理しています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、捨てる時の段取りは、買う時にはほとんど考えないですよね。外す時に困る人が多いのは、モニターの重さが手から消えた瞬間に腕が動く、という理屈を知らないまま作業を始めるからだと思っています』
💡 この困りごとへの提案
捨てた後に「やっぱり画面の高さは変えたい」となる人は、机の厚みと耐荷重に合ったシングルのガス圧式を、対応範囲を確かめてから選ぶと失敗が減ります。次に手放す時のことも考えて、部品は箱ごと取っておくのがおすすめです。
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同じ「金属の塊」で迷いやすい突っ張り式の器具は、懸垂バーの捨て方で、長さと自治体で決まる考え方を書いています。アームをやめてからの画面の置き方はモニター台の代用、机が薄くて補強が要るか迷った人はモニターアームの補強プレートはいらない?、次のモニター選びはパソコン用モニターを買って後悔した理由へどうぞ。
まとめ:区分は大きさと自治体、外すのはモニターが先、ガス圧の筒は分解しない
- 何ゴミかは「大きさと自治体の区分」。断定せず分別表か窓口で確認。ガス圧式と伝える
- 外す順番はモニター→縮めて固定→クランプ。モニターは2人で、画面を下にしない
- ガス圧式は腕が跳ね上がる。低い位置に下げて手を添え、畳んでひもで留める
- シリンダーは切らない・穴を開けない・熱しない。小さくするのは畳むまで
- 動くなら売る・譲る。モニター本体は別ルート。部品は袋にまとめて一緒に
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