柔道着のカビと臭い——ピンク・黒カビの見分けと落とし方、臭いが取れない時の対策、捨て時と捨て方まで

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稽古が終わって、濡れたままの柔道着を袋に入れっぱなしにしていたら、次に開けた時にピンクや黒い点を見つけてしまった。子どもの部活道具でよくある出来事ですよね。「これ、まだ使える?」と手が止まる気持ち、よく分かります。

先に結論をひとつ。ピンクのぬめりは比較的落としやすく、黒カビは繊維の奥まで入っていると完全には戻らないことがあります。焦らず、まずは種類を見分けるところから始めましょう。稽古の後、荷物が多くてつい後回しにしてしまう気持ちも分かりますが、原因が分かれば次からの持ち帰り方を変えられます。見分け方、落とし方、臭いが取れない時の対策、捨て時と捨て方まで、順番に見ていきますね。

あなたはどれ? 状況から自分の章へピンクや黒い点を発見まず種類を見分ける→第1章落とし方を知りたい酸素系のつけ置きとブラシ→第2章臭いが取れない酸素系や重曹。熱湯は表示確認→第3章捨てるか迷っている繊維の奥のカビは戻りにくい→第4章捨て方を知りたい自治体の分別を確認する→第5章

ケース別に読む:見分けたい人落とし方を知りたい人臭いが取れない人捨てるか迷っている人捨て方を知りたい人

カビの見分け方——ピンクのぬめりと黒カビは落ちやすさが違う

柔道着に付く汚れは、大きく2つのタイプに分かれます。

見た目 正体 落ちやすさ
ピンク色のぬめり・点々 酵母のような菌(ロドトルラなど) 比較的落ちやすい。早めに対処すれば表面で済むことが多い
黒い点・黒っぽいシミ いわゆる黒カビ 繊維の奥まで根を張りやすく、完全に落ちない場合がある

ピンクは水分が多く残った場所に出やすく、黒カビは湿気がこもった状態が長く続いた時に出やすい、という違いがあります。どちらも見つけたら早めに対処する方が、範囲が広がる前に済ませられます。触る時は、カビの粉を舞い上げないように、そっと扱ってください。特に袖口や襟の内側、帯を巻いていた部分は湿気がこもりやすく、最初に見つかりやすい場所です。

落とし方——酸素系のつけ置きとブラシ。屋外でマスクをして

カビを落とす作業は、粉を吸い込まないようにする準備から始めます。

「屋外でブラシ→つけ置き→完全に乾かす」の3つ1屋外でブラシマスクをつける乾いた状態で作業室内に持ち込まない→ 粉を吸い込まない2酸素系でつけ置きぬるま湯に溶かす数十分〜数時間色柄物にも使いやすい→ 塩素系とは混ぜない3洗って完全に乾かす普段通り洗濯風通しのいい場所で生乾きで戻さない→ 再発を防ぐ
  • 屋外か換気のいい場所で、マスクをつけて作業する。カビの粉を吸い込むと、体質によっては咳やくしゃみの原因になることがあります
  • まず乾いた状態で、外でブラシを使って表面のカビを軽く落とす。この時点で室内に持ち込まないのがポイントです
  • 酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かして、数十分〜数時間つけ置きする。色柄物にも使いやすく、まず試したい方法です
  • つけ置き後は普段通り洗濯し、しっかり乾かす。生乾きのまま戻すと、また同じ場所にカビが出やすくなります

黒カビは、1回のつけ置きで完全に消えないことがあります。繊維の奥まで根を張ってしまった黒い点は、色は薄くなっても完全には戻らない場合があると理解しておくと、無理に何度もこすらずに済みます。何度も同じ作業を繰り返すと生地そのものが傷んでしまうので、2〜3回試して変化が少なければ、そこで一区切りとして次の章の判断を参考にしてみてください。

臭いが取れない時の対策——酸素系や重曹、熱湯は表示を確認

カビを落とした後も、独特の臭いが残ることがあります。臭いの正体はカビ菌そのものと、汗や皮脂が絡み合ったものです。

  • 酸素系漂白剤でのつけ置きを、洗濯とは別にもう一度行う。臭いの元になっている菌を減らす効果が期待できます
  • 重曹を溶かした水につけてから洗う。汗の酸っぱい臭いを和らげる働きがあります
  • 熱湯での煮洗いは、生地の表示を確認してから。高温に弱い生地だと縮みや傷みの原因になり、作業中はやけどにも気をつけてください
  • 乾かす時は風通しのいい場所で、完全に乾くまで。生乾きは臭いが戻る一番の原因です

塩素系の漂白剤を使いたくなる人もいると思いますが、酸性の洗剤や洗浄剤と混ぜると有毒なガスが出るので絶対に混ぜないでください。色柄物にも使えないので、まずは酸素系から試すのがおすすめです。1回で臭いが完全に取れなくても、乾かし方を変えるだけで翌週には違いが出てくることも多いので、根気よく続けてみてください。臭いの対策は靴でも似た考え方が使えるので、濡れた靴の匂いと洗い方も参考になりますよ。

捨てるか迷っている時——繊維の奥のカビは戻りにくいと知っておく

ここまでの対策を試しても、色が完全に戻らない、臭いがどうしても抜けない、というケースもあります。判断の目安をまとめました。

  • 色が薄くなって、着ていて気にならない程度なら、そのまま使い続けても問題ないことが多いです
  • 黒い点が広範囲に広がっている、生地が薄くなっている場合は、買い替えを検討するタイミングです
  • 洗ってもすぐに臭いが戻る場合は、繊維の奥までカビが根を張っているサインかもしれません
  • 生地が薄くなって破れやすくなっている場合も、稽古中の安全を考えて買い替えを検討してください

成長期の子どもだと、サイズが合わなくなるタイミングと、カビや黄ばみが目立ってくるタイミングが重なることも多いですよね。買い替えのついでに、サイズも一緒に見直してあげると無駄がありません。

まだ使えるかどうかで迷った時は、買い替えの前に、洗い方そのものを見直すのも手です。同じ場所に何度もカビが出る時は、稽古から帰った後に袋の中に濡れたまま入れっぱなしにしている時間が長い、というのが一番よくある原因なんです。基本の洗い方や乾かし方は柔道着の洗い方にまとめているので、あわせて読んでみてください。

捨て時と捨て方——自治体の分別を確認。帯は思い出として残す家も

買い替えを決めたら、古い柔道着の処分方法を考えます。柔道着や帯は「布類」「燃えるゴミ」など自治体によって分別が異なるので、お住まいの自治体のルールを確認してから出してください。厚手の生地はゴミ袋に入りにくいこともあるので、粗大ゴミの扱いになる場合もあります。捨てる前にカビをある程度落としておくと、袋の中で他のゴミに匂いが移るのを防げますよ。

帯は色が進級・進段の記録でもあるので、捨てずに記念として残す家庭も多いんです。上着とズボンだけ処分して、帯は写真と一緒にしまっておく、という選択もありますよ。まだ使える帯や道着を、道場の後輩に譲る家庭もあります。処分に迷ったら、道場の先生に相談してみるのもひとつの方法です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、カビを見つけた瞬間はショックですが、早く気づけたこと自体はいいことだと思っています。次からの保管の仕方を見直すきっかけにできますよね。子どもを責めるより、持ち帰り方の仕組みを一緒に考える方が長続きすると思います』

💡 この困りごとへの提案

買い替えを決めた時は、次はカビが出にくい保管の工夫もセットで考えておきたいですね。稽古から帰ったらすぐに袋から出して陰干しする、という一手間を習慣にできれば、次の柔道着では今回のようなカビにはなりにくいはずです。洗剤選びに迷ったら、黄ばみとカビの両方に使いやすい酸素系のタイプを選んでおくと安心です。


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基本の洗い方と乾かし方は柔道着の洗い方へ。部活道具のカビが気になる人は卓球ラケットのカビと保管、濡れた靴の臭いが気になる人は濡れた靴の匂いと洗い方もまとめています。

まとめ:ピンクは早めに、黒カビは戻らない前提で。捨て時は自治体の分別を確認

  1. ピンクのぬめりは比較的落としやすい。早めに対処すれば範囲が広がりにくい
  2. 黒カビは繊維の奥まで入ると完全には戻らないことがある
  3. 落とす作業は屋外でマスクをして、粉を吸い込まない
  4. 臭いが取れない時は酸素系や重曹。熱湯は生地の表示を確認
  5. 捨て時は自治体の分別を確認。帯は記念に残す家庭も多い

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

柔道着のカビと臭いの早見表:ピンク色のぬめりは酵母のような菌で比較的落ちやすく早めの対処で範囲が広がりにくい、黒い点は繊維の奥まで根を張ると完全には戻らないことがある。落とし方は屋外でマスクをして作業し乾いた状態で表面のカビをブラシで落とす、酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かして数十分から数時間つけ置きしてから洗濯し完全に乾かす。臭いが取れない時は酸素系のつけ置きをもう一度行う、重曹を溶かした水につける、熱湯の煮洗いは生地の表示を確認してから行い塩素系漂白剤は酸性の物と絶対に混ぜない。判断の目安は色が薄くなって気にならない程度ならそのまま使う、広範囲や生地が薄くなっていれば買い替えを検討。捨てる時は柔道着や帯の分別は自治体によって異なるので確認する、帯は進級や進段の記念として残す家庭も多い。

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