ジャンプスターターのキャパシタ式にデメリットはある?——リチウム式との仕組みの違い、弱点と長所の早見表、いらない人・向く人の見分け方

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ジャンプスターターを探していると、「キャパシタ式」「コンデンサ式」という言葉に出会うことがありますよね。よく見かけるリチウムイオン電池のタイプと何が違うのか、パッと見ただけでは分かりにくいと感じる人も多いと思います。

先に結論をひとつ。キャパシタ式は「電気をためておく」タイプではなく、「弱ったバッテリーから一時的に電気を集めて、瞬間的に放つ」タイプです。この仕組みの違いが、デメリットと長所の両方につながっています。仕組みの違い、キャパシタ式の弱点、リチウム式の弱点、いらない人・要る人の見分け方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ仕組みの違いを知りたい電池にためる?電気を集めて放つ?→第1章キャパシタ式の弱点は?空のバッテリーからは集められない→第2章リチウム式の弱点も知りたい自然放電・高温に弱い・寿命→第3章いらない人か知りたいロードサービス付帯なら不要なことも→第4章選ぶ時に何を見る?対応排気量は表示で確認→第5章

ケース別に読む:仕組みの違いを知りたい人キャパシタ式の弱点を知りたい人リチウム式の弱点も知りたい人いらない人か気になる人選ぶ時に見るところが知りたい人

仕組みの違い——「電池にためる」リチウム式、「電気を集めて放つ」キャパシタ式

リチウム式は、内蔵の電池にあらかじめ電気をためておき、必要な時にその電気を車のバッテリーに送り込む仕組みです。スマホの充電と同じ感覚に近いですね。一方のキャパシタ式は、電気をためておくのではなく、弱っている車のバッテリーからいったん電気を集めて、それを瞬間的に強い力で送り返す、という動き方をします。「ブースターを介して橋渡しをする」ようなイメージだと考えると分かりやすいかもしれません。

動き方の違いリチウム式内蔵の電池に電気をためる必要な時にその電気を送るスマホの充電に近い感覚=ためて使うタイプキャパシタ式電気をためない弱ったバッテリーから集める瞬間的に強い力で送り返す=集めて返すタイプ

この違いが分かると、後で出てくるデメリットや長所も、なるほどと感じられるようになりますよ。「充電を忘れて肝心な時に使えない」という不安が少ないのはキャパシタ式の強みですし、「小さく軽く持っておきたい」ならリチウム式に目が向きやすい、というくらいの温度感で読み進めてもらえたらと思います。

キャパシタ式のデメリット早見表

キャパシタ式にも、知っておきたい弱点がいくつかあります。

デメリット 内容
空のバッテリーからは集められない バッテリーが完全に上がって電気がほぼ残っていない状態だと、集める元がなく力を発揮しにくいと言われています
充電に少し時間がかかる 使う前に、車のバッテリーから電気を集める待ち時間が必要な機種があります
価格が高めな傾向 同じクラスのリチウム式と比べて、価格が上がりやすい傾向があります
大きさ・重さ 内部の部品の関係で、コンパクトさではリチウム式に劣る機種が多いです
極端な寒さでの相性 気温が非常に低い環境では、集める力が落ちることがあると言われています

空のバッテリーからは集められないという弱点は、裏を返せば「バッテリーがまだ少し電気を残している状態」でこそ力を発揮する仕組みだということでもあります。完全に上がりきってしまった時よりも、「かかりが弱くなってきた」くらいの早い段階で使う方が、キャパシタ式の得意な場面に近いと考えておくと分かりやすいですね。

一方で、長所もはっきりしています。劣化しにくく、高温に強く、つないだままの放置にも強いと言われているんです。リチウム式のように「充電し忘れると使えない」という心配が少ないのは、大きな安心材料ですね。夏の車内に置きっぱなしにする不安が少ない、という点はジャンプスターターの車内保管で悩んでいる人にとっては魅力的に映るかもしれません。とはいえ、寒さについては別で、極端に冷え込む環境では集める力そのものが落ちることがあると言われているので、過信はしない方がよさそうです。

リチウム式の弱点も見ておく——自然放電・高温・寿命

公平に見るなら、リチウム式の弱点も並べておきたいところです。使わないまま置いておくと少しずつ電気が減っていく自然放電、高温の車内での膨張や劣化のリスク、そして電池である以上いつかは寿命を迎える点。どれも、キャパシタ式にはあまり当てはまらない弱点です。逆に言えば、キャパシタ式は「メンテナンスの手間が少ない」タイプだと言えます。とはいえ、コンパクトさや価格の面ではリチウム式に分があることも多く、どちらが優れているというより、向き不向きの話だと考えた方が実情に近いです。

いらない人・要る人の見分け方

そもそもジャンプスターターがいらないという家も、実は少なくありません。

  • いらないことが多い家。自動車保険にロードサービスが付帯していて、いつでも呼べる/都市部に住んでいて救援を頼みやすい/バッテリーが新しく、当分上がる心配が薄い
  • 要ることが多い家。周りに救援を頼める人が少ない地域に住んでいる/バッテリーが古くなってきている/冬の朝、エンジンがかかりにくいと感じたことがある

いらない家にとっては、ジャンプスターター自体を無理に買うより、ブースターケーブルのつなぎ方・外し方を知っておいて、近所の車を持つ家に借りられる関係を作っておく方が、荷物を増やさずに済むかもしれません。ブースターケーブルは電池を持たないため、経年での劣化や車内保管の温度を気にする必要がほとんどない、という点も気軽さにつながります。一度使い方の順番を確認しておけば、次に困った時にも焦らずに済みますよ。

もちろん「要ることが多い」に当てはまる家でも、キャパシタ式とリチウム式のどちらかを必ず選ばなければいけないわけではありません。ブースターケーブルと合わせて持っておき、状況に応じて使い分けるという考え方もあります。

選ぶ時に見るところ——対応排気量は表示で

キャパシタ式・リチウム式のどちらを選ぶにしても、車に合う対応排気量かどうかは、車種名やイメージで判断せず、製品の表示を確認するのが基本です。あわせて、使用温度・保管温度の表示があるかどうかも見ておくと、置き場所を決める時に迷いません。

ゆきこ( ゚Д゚)『どっちが正解というより、置いておく環境と使う頻度で選ぶ物だと思っています。仕事柄、車を何台も持つご家庭も見てきましたが、選び方は本当に人それぞれですね』

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迷ったら、まずは家にある物で対応できる形を確認しておくと安心です。


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まとめ:仕組みが違うだけで、優劣ではない

  1. リチウム式は電気をためる、キャパシタ式は集めて返す仕組み
  2. キャパシタ式の弱点は空のバッテリーから集めにくい・価格・大きさ
  3. 長所は劣化しにくく高温に強く放置に強い
  4. いらない家はロードサービス付帯・都市部・新しいバッテリー
  5. 選ぶ時は対応排気量と使用温度の表示を確認

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

キャパシタ式ジャンプスターターの早見表:リチウム式は電池に電気をためて使うタイプ、キャパシタ式は電気をためず弱ったバッテリーから一時的に集めて瞬間的に送り返すタイプ。キャパシタ式のデメリットはバッテリーが完全に空だと集められない・充電に時間がかかる・価格が高め・大きさや重さ・極端な寒さでの相性、長所は劣化しにくく高温に強く放置にも強い。リチウム式の弱点は自然放電・高温での劣化・電池の寿命。いらない家はロードサービス付帯や都市部、要る家は救援を頼みにくい地域や古いバッテリー。選ぶ時は対応排気量と使用温度・保管温度の表示を確認する。

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