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ジャンプスタートでエンジンがかかったあと、「ブースターケーブルって、どの順番で外せばいいんだっけ」と手が止まる人は多いですよね。つなぐ時の順番は覚えていても、外す時の順番までは覚えていない、ということもよくあります。
先に結論をひとつ。外す順番は、つないだ時の逆順です。順番さえ覚えておけば、あとは火花やバッテリー液に気をつけるだけ。エンジンを切るかどうかは車によって案内が変わるので、この記事では断定せず両方の考え方を紹介します。外す順番の1枚図、やってはいけないこと、間違えた時にどうなるか、かかった後の走り方まで、順番に見ていきましょう。
寒い朝や、出先での急なバッテリー上がりは、それだけで気持ちが焦ってしまう場面です。つなぐところまでは説明書やスマホの記事を見ながら何とかできても、エンジンがかかった瞬間にほっとして、外す順番のことは頭から抜けてしまいがちなんです。落ち着いて手順を確認できるよう、先に流れをつかんでおきましょう。
ケース別に読む:外す順番だけ知りたい人|エンジンを切るか迷う人|火花や液が心配な人|間違えたかもしれない人|かかった後が気になる人
まずは外す順番——つないだ時の逆順で外す
ブースターケーブルは、つないだ時と外す時で順番が逆になります。つなぐ時の順番を思い出すと、①救援される車のプラス端子→②救援車のプラス端子→③救援車のマイナス端子→④救援される車のボディの金属部分(マイナス端子ではなく、ボディアースと呼ばれる金属部分につなぐのが一般的です)、という流れでした。
外す時は、この逆から外していきます。①救援される車のボディの金属部分→②救援車のマイナス端子→③救援車のプラス端子→④救援される車のプラス端子、の順番です。つなぐ時と外す時を並べておくと、覚え違いが減ります。
なぜ逆順にするかというと、マイナス側(ボディアース)を先に外すことで、その後の作業でクリップが何かに触れても火花が出にくくなるという考え方があるからです。プラス端子をつないだままマイナス側の金属に何かが触れると火花が出やすいので、先にマイナス側の接続を切っておく、という理屈です。細かい理由よりも、まずは「逆順」という形だけ覚えておけば十分です。
| 順番 | つなぐ時 | 外す時 |
|---|---|---|
| 1 | 救援される車のプラス | 救援される車のボディ(マイナス側) |
| 2 | 救援車のプラス | 救援車のマイナス |
| 3 | 救援車のマイナス | 救援車のプラス |
| 4 | 救援される車のボディ(マイナス側) | 救援される車のプラス |
エンジンは切る?——車の説明書が最優先
ブースターケーブルを外す時、救援車のエンジンをかけたままにするか、切るかで迷う人もいると思います。ここは考え方が分かれていて、「かかった側の車はエンジンを切らずに外す」「救援車はエンジンをかけたまま作業する」という案内をよく見かけますが、車種や年式によって案内が違うこともあります。
一番確実なのは、それぞれの車の説明書を確認することです。特にハイブリッド車や電気自動車は、電気の仕組みがガソリン車と大きく違うため、救援する側・される側どちらであっても、説明書の案内を必ず確認してください。ハイブリッド車や電気自動車を救援車にできない、と案内している車種もあります。
エンジンをかけたままにする理由は、救援車の発電を保ちながら電気を送るためだと説明されることが多く、逆にかかった側の車をしばらくアイドリングさせておく、という案内も見かけます。どちらが正しいかを一律には言えないので、手元にある説明書の記載を、その場で優先してください。説明書が見つからない時は、無理に自己判断で進めず、ロードサービスに相談する方法もあります。
やってはいけないこと——クリップ同士・火花・バッテリー液
外す作業でも、つなぐ作業と同じくらい注意したいことがあります。
- クリップ同士を触れさせない。外したクリップをぶらぶらさせたまま次を外すと、金属部分に触れて火花が出ることがあります
- プラスとマイナスを逆に外さない・触れさせない
- バッテリーの真上で作業しない。バッテリーからは目に見えにくい気体が出ていることがあり、火花が引火のきっかけになる場合があります
- バッテリー液が肌や服に付いたら、すぐに水で流す。目に入った時はすぐに医療機関を受診してください
順番を間違えるとどうなる——ヒューズ・電装品・最悪は発火
外す順番やつなぐ順番を間違えると、車のヒューズが切れたり、電装品が故障したりすることがあります。最悪の場合は火花から発火につながる恐れもあり、ここは軽く見ないでほしい部分です。
作業中に大きな火花が出た、焦げたにおいがした、といった時は、無理に自分で続けず、その場でいったん作業を止めてください。不安な時は、自分で判断せずに業者やロードサービスを呼ぶのも一つの方法です。家庭にある電線やワイヤーで代用する方法は、太さや被覆が足りず発熱や発火の心配があるため、この記事ではすすめていません。代用について詳しくは、ブースターケーブルの代用にまとめています。
かかった後どうする——しばらく走る・再発なら交換・ハイブリッド車の注意
無事にエンジンがかかって、ケーブルを外せたら、そのまま少し走ってバッテリーを回復させるという考え方が一般的です。走る時間や距離は車の状態によって変わるので、ここでも車の説明書や、ディーラー・整備工場の案内を優先してください。
同じようにバッテリーが上がることが続く場合は、バッテリー自体の寿命や、車体側の電装品に問題が出ている可能性があります。繰り返す時は、点検や交換を検討する目安にしてください。ハイブリッド車や電気自動車は、日常使う補機バッテリーと、走行用のバッテリーが別になっているなど仕組みが違うため、繰り返す場合は早めに説明書やディーラーに相談するほうが安心です。
走り出したあとは、警告ランプが消えているか、いつもと違う音や振動がないかを一度確認しておくと安心です。半日から数日以内にもう一度上がってしまうようなら、バッテリー自体の劣化が進んでいる可能性が高くなります。次の外出前に、ガソリンスタンドや整備工場でバッテリーの状態を見てもらうのも一つの手です。
ゆきこ( ゚Д゚)『バッテリー上がりは、寒い時期の朝に多いと聞きますよね。順番を覚えておくより、外す時も「つないだ順の逆」と唱えるくらいの気持ちで十分だと思います』
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ブースターケーブルがない時の考え方はブースターケーブルの代用にまとめています。ジャンプスターターとの違いが気になる人はジャンプスターターの代用、車の応急対応をひとまとめに知りたい人は車のジャッキハンドルの代用、雪道の備えはタイヤチェーンの代用もあわせてどうぞ。凍結対策のスプレーを車に置いておく人は解氷スプレーの車内保管も参考になります。
まとめ:外す順番はつないだ時の逆。エンジンは説明書を確認
- 外す順番はつないだ時の逆。ボディ側→救援車マイナス→救援車プラス→本体プラスの順です
- エンジンを切るかは車の説明書が最優先。断定できません
- クリップ同士・火花・バッテリー液に注意。液は流水、目は医療機関へ
- ハイブリッド車・電気自動車は方式が違う。説明書を必ず確認してください
- 不安な時は業者・ロードサービス。無理に自分で続けないでください
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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