電動ドライバーのビットが抜けない時の直し方——先端の型の見分け方、電池を外してからの手順、スリーブが動かない原因、直らない時はメーカー修理

生活

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作業の途中でビットを交換しようとしたら、先端が抜けない。押しても引いても外れず、次の作業に進めなくて困る場面ですよね。無理に引っ張ってペンチを使いたくなりますが、その前に確かめておきたいことがいくつかあります。

先に結論をひとつ。抜けない時は、まず先端の型を見分けてから、電池を外して、決まった順番で試すこと。型によって外し方がまったく違うので、闇雲に引くのはけがのもとになります。先端の型の見分け方、抜けない時に試す順番、スリーブが動かない原因、それでも直らない時の考え方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ先端の型が分からないまず見分けてから外し方を選ぶ→第1章ビットが抜けない電池を外して順番に試す→第2章スリーブが動かない汚れ・サビ・固着を確かめる→第3章ペンチで引きたい布を巻いて優しく引く→第4章何をしても抜けない分解は保証外。メーカー修理へ→第5章

ケース別に読む:先端の型を見分けたい人抜けない時に試す順番を知りたい人スリーブが動かない人ペンチで引きたい人何をしても直らない人

先端の型を見分ける——ワンタッチ・マグネット・チャック式

電動ドライバーの先端は、機種によって留め方が違います。まずどの型か見分けると、次の章で試す手順がすぐ決まります。

見分け方 外し方の方向
ワンタッチ式 先端に金属の輪(スリーブ)がある スリーブを手前に引きながら抜く
マグネット式 輪がなく、そのまま差し込むだけ まっすぐ引けば抜けることが多い
チャック式 先端が筒状で、3本の爪が見える 筒を回して爪を開き、抜く

ここで気をつけたいのは、スリーブの動く方向や固定の仕組みは機種によって違うということです。取扱説明書に図がある機種も多いので、型が分かったら一度目を通しておくと安心です。「見た目は同じでも中の作りが違う」ことはよくあるので、この記事の説明は一般的な傾向として読んでください。

なお、多くの電動ドライバーは先端の規格が六角軸6.35ミリでそろっているため、抜けにくくなったビット自体を新しい物に入れ替えれば、型が違う本体でも使い回せることが多いです。抜けない原因が先端側にあるのか、ビットの方にあるのかを分けて考えると、直すか買い替えるかの判断もしやすくなります。

抜けない時に試す順番——電池を外してから、少しずつ

型が分かったら、次はこの順番で試してみてください。焦って一気に引くより、順番に確かめる方が結局早く終わります。

「電池を外す→スリーブを引く→潤滑剤」の3つ1電池を外す誤作動を防ぐ目の保護をする平らな場所に置く→ 必ず先にここから2スリーブを奥まで引く止まる所まで引きながらビットを軽く回す無理な力をかけない→ 半分で止めない3少量の潤滑剤先端に一滴しばらく置く火のそばでは使わない→ つけすぎない
  1. 電池を外す。指がスイッチに触れて動いてしまう事故を防ぐためです。作業中は目の保護もしておくと安心です
  2. スリーブを止まる所まで引きながら、ビットを軽く回す。半分だけ引いた状態では、内側の爪やボールが噛み合ったままのことがあります
  3. それでも動かない時は、先端に少量の潤滑剤を一滴だけつけて、少し時間を置く。木くずや細かい砂を溶かして動きやすくしてくれます。潤滑剤は油分なので、火のそばや換気の悪い場所では使わないでください

ここまで試して抜けたら、次に同じことが起きないように、先端をきれいにしてから収納するのがおすすめです。予防の話は第5章にまとめています。

スリーブが動かない・固着の原因

スリーブそのものが動かない時は、抜けないビットとは別の原因が隠れています。

原因 特徴 対処
木くず・粉じんの詰まり 木工作業の後によく起きる ブラシで隙間の粉を出す
サビ 湿気の多い場所での保管で出やすい 目に見える範囲だけ拭く。無理にこすらない
内部のボールの固着 長期間動かしていない時に起きやすい 潤滑剤を少量。動かないなら次章へ

どの原因でも、叩いて動かそうとするのは避けてください。台にぶつけたり、金属の物で叩いたりすると、内部の部品がずれたり割れたりすることがあります。焦らず、少しずつ揺らす程度にとどめるのが安全です。

ペンチで引く時の注意——布を巻いて、優しく

ここまでの手順で抜けない場合、最後の手としてペンチを使う人もいると思います。使う時は、次のことを守ってください。

  • ビットの部分に布を一巻きしてから挟む。金属同士で挟むと、ビットの表面に傷がついたり、滑って余計に力が逃げたりします
  • 真横に引く。ねじったりこじったりしない。斜めの力は内部の部品に負担がかかります
  • 目の保護を忘れない。急に外れた時に、ビットや小さな部品が飛ぶことがあります
  • 強い力が要る時点で、無理に続けない。ここまでで動かない固着は、内部の部品が壊れているサインのこともあります

ペンチを使ってもまったく動かない、あるいは動いた感触があるのに抜けない、という時は、無理を重ねずに次の章に進んでください。

直らない時は——分解は保証外、メーカー修理へ

ここまでの方法をひととおり試して直らない時は、本体を開けて直そうとするより先に、メーカーや購入店への相談を考えてみてください。

  • 分解は保証の対象外になることが多い。保証期間中なら、自分で開ける前に相談する方が結果的に早いです
  • 内部にはバネや小さな部品が入っている機種もある。分解した途端に部品が飛んだり、元に戻せなくなったりすることがあります
  • 焦げ臭い・異常な発熱を感じた時は、それ以上使わない。ビットの固着と別の故障が同時に起きている可能性があります
  • 購入から時間がたっている物は、修理費用と買い替えを両方調べてから決める。金額は機種と店によって差があるので、ここでは断定しません

先端の固着が直っても、ビット自体が減っていたり先が欠けていたりすると、また同じことが起きやすくなります。作業の頻度が高い人は、ビットをまとめて持っておくと、傷んだ物だけ入れ替えられて楽です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、抜けない時に一番危ないのは「早く外そうと焦って力任せにする」瞬間だと思っています。電池を外す一手間だけでも、けがの心配はかなり減りますよね』

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ビットは使っていくうちに先が丸くなったり、六角の角が削れたりしていきます。抜けにくくなる前に、消耗したビットをセットで入れ替えておくと、次の固着も予防しやすくなります。


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まとめ:先端の型を見分け、電池を外してから順番に。叩かず、直らなければメーカー修理

  1. まず先端の型を見分ける。ワンタッチ・マグネット・チャック式で外し方が違う
  2. 電池を外してから作業する。誤作動と目のけがを防ぐため
  3. スリーブは奥まで引いて軽く回す。潤滑剤は少量だけ
  4. ペンチを使う時は布を巻いて優しく。叩いて動かそうとしない
  5. 直らない時は分解せずメーカー修理へ。保証外になることが多い

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

電動ドライバーのビットが抜けない時の早見表:先端の型はワンタッチ式・マグネット式・チャック式でそれぞれ外し方が違う。抜けない時は電池を外してから、スリーブを奥まで引きながらビットを軽く回す、動かなければ先端に少量の潤滑剤をつけて時間を置く。スリーブが動かない原因は木くずの詰まり・サビ・内部のボールの固着で、叩いて動かそうとしない。ペンチを使う時は布を巻いて優しく真横に引き、目の保護をする。ここまでで直らない時は分解せずメーカーや購入店に相談する、保証の対象外になることが多い。焦げ臭い・異常な発熱があればそれ以上使わない。ビットは消耗するので予防としてセットで入れ替えておくと固着を減らせる

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