自転車の泥除けがうるさい——音の種類×原因の早見表、ナットの締め直しとステーの曲げ直しの手順、タイヤに当たっている時の注意、外す時に見ておきたい点

生活

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走り出すたびに、泥除けからシャリシャリ、カタカタ、ビリビリと音がする。信号待ちのたびに気になって、音の正体を調べている人は多いと思います。買ったばかりの自転車でも、段差の多い道を走っていると、いつの間にかナットが緩んだり金具がわずかに曲がったりして、音が出始めることがあります。

先に結論をひとつ。泥除けの音は、シャリシャリ・カタカタ・ビリビリの3タイプに分けると、原因がかなり絞れます。多くはナットのゆるみかステーの曲がりで、道具があれば自分で直せる範囲です。音の種類×原因の早見表、ナットの締め直しとステーの曲げ直しの手順、タイヤに当たっている時の注意、外す時に見ておきたい点まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどんな音か知りたい音の種類で原因を見分けます→第1章ナットのゆるみを直したい締め直しの手順→第2章ステーの曲がりを直したい少しずつ曲げ直します→第3章タイヤに当たっている気がする巻き込みに注意します→第4章外すか迷っている外す時の注意点→第5章

ケース別に読む:どんな音か知りたい人ナットのゆるみを直したい人ステーの曲がりを直したい人タイヤに当たっている気がする人外すか迷っている人

4コマ漫画|泥除けがうるさい1音が気になる2一気に曲げる3少しずつ調整4静かに走れる音が気になるシャリシャリと音がするえいっと一気に一気に曲げるのはNG少しずつだねナットを締めて確認静かになったね気持ちよく出発できる

音の種類×原因の早見表——シャリシャリ・カタカタ・ビリビリ

音の種類 考えられる原因
シャリシャリ 泥除けがタイヤに軽く当たっている
カタカタ 固定しているナットがゆるんでいる
ビリビリ 走行の振動でステー(支える金具)が共振している

音は1種類だけとは限らず、ゆるみと共振が同時に起きていることもあります。段差を越えた時だけ鳴る、常に鳴っている、片方の車輪だけ鳴る、などいつ・どこで鳴るかもあわせてメモしておくと、原因を絞り込みやすくなりますよ。雨上がりだけ音が大きくなる場合は、泥除け自体のたわみが増えている可能性もあります。全体の異音を切り分けたい時は自転車の異音の全体像もあわせてどうぞ。

ナットの締め直し方——カタカタ音の対処

カタカタという音がする場合は、まずナットのゆるみを疑ってください。

  1. 泥除けを固定しているナットの場所を確認する(フォーク付近・ステーの根元など複数あることが多い)
  2. サイズの合ったスパナか六角レンチで、少しずつ締める(力任せに一気に締めない)
  3. 締めすぎに注意しながら、指で押してガタつきがなくなるまで確認する
  4. すべてのナットを締めたら、実際に車輪を回して当たらないか見る

工具のサイズは製品によって違うので、この記事では断定しません。現物のナットに合わせて選んでください。ナットが小さくて手持ちの工具で合わない時は、無理に力をかけて角をなめてしまう前に、一度自転車店で確認してもらう方が結局早く済むこともあります。

ステーの曲げ直し方——シャリシャリ・ビリビリ音の対処

ナットを締めても音が消えない時は、泥除けを支えるステーが少し曲がっている可能性があります。

曲げ直しの3つの手順1位置を確認当たる場所を見る→少しずつ進める2少しずつ曲げる手で優しく力を入れる→焦らない3ナットを締める対角に締める回して確認→再発を防ぐ

力を入れすぎると、ステーが折れたり、塗装が剥げてサビの原因になったりします。少しずつ曲げては車輪を回して当たり具合を確認する、を繰り返すのがコツです。一度で完璧に直そうとせず、何度かに分けるつもりで進めてください。金属疲労で何度も同じ場所が曲がってしまう場合は、その部分だけステーの寿命が近いサインとも言えます。

タイヤに当たっている時の注意——巻き込みに気をつけて

シャリシャリという音の正体が「泥除けがタイヤに軽くこすれている」場合、放置は禁物です。こすれが強くなると、走行中に泥除けがタイヤに巻き込まれ、車輪が急に止まって転倒する心配があります。

タイヤに当たる時のOKとNGOK当たらない位置に回して確認少しずつ曲げるNG当たったまま乗る一気に曲げる回転中に手を入れる

車輪を回して当たり具合を確認する時は、回転中の車輪に手や指を入れないでください。巻き込まれてけがをする恐れがあります。確認は、車輪を止めた状態でゆっくり回しながら目で見る、が基本です。当たりが強くて自分では直しきれない場合は、無理をせず自転車店に相談してください。子どもを乗せている自転車の場合は特に、出発前の一手間として習慣にしておくと安心です。

外す時の注意点——ライトの向きも忘れずに

「音の原因を探すより、いっそ外してしまいたい」と考える人もいますよね。外すこと自体は難しくありませんが、いくつか見ておきたい点があります。通勤や通学で毎日使う自転車の場合は、雨の日の泥はねをどこまで許容できるかも、あらかじめ考えておくと後悔しにくくなります。

  • 固定しているナットをすべて緩めてから、泥除けを取り外す
  • 泥除けと一緒にライトやリフレクター(反射板)が付いている場合、その取り付け位置と向きを覚えておく
  • 外した後、フレームに残ったボルトやステーの跡は、走行の邪魔にならないか確認する
  • 雨の日に泥はねが増えるのは、外す前と外した後で承知しておく
  • 取り外したナットや金具は、なくさないよう小袋にまとめておく

外すかどうか自体で迷っている人は、いる・いらないのそれぞれの理由を並べて比べてみると、自分の使い方に合う答えが見えやすくなります。

外した後にライトの向きがずれていると、夜間に前方や後方を照らせなくなり危険です。作業の最後に、必ずライトの向きを確認してください。外すかどうかで迷っている場合は、外れないボルトへの対処法もまとめた自転車の泥除けの外し方も参考にしてみてください。一度外してから「やっぱり雨の日が大変」と感じて付け直す人もいるので、しばらく様子を見てから決めるのも一つの方法です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、泥除けの音は「様子を見ていいや」と後回しにされがちですが、タイヤへの当たりだけは早めに見ておいた方が安心だと思っています。音が変わった時が点検のタイミングですね。慣れてしまうと気づきにくくなるので、月に一度くらいは意識して耳を澄ませてみるのもおすすめです』

ステーが折れてしまった、サビで弱くなっている、という場合は、無理に曲げ直すより交換用のパーツに替える方が確実です。車種によって取り付け穴の位置やステーの長さが違うので、購入前に現在の泥除けの寸法を測っておくと、選ぶ時に迷いません。

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まとめ:音の種類で原因を見分ける。タイヤに当たったまま乗らない

  1. シャリシャリ・カタカタ・ビリビリで原因の見当がつく。いつ鳴るかもあわせて見る
  2. カタカタはナットの締め直しで直ることが多い。工具のサイズは現物で確認
  3. ステーの曲げ直しは少しずつ。一気に曲げると折れる・サビの原因になる
  4. タイヤに当たったまま乗らない。巻き込みの心配。回転中の車輪に手を入れない
  5. 外す時はライトの向きを最後に確認。自分で直せない当たりは自転車店へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

自転車の泥除けがうるさい時の早見表:シャリシャリはタイヤへの軽い接触、カタカタはナットのゆるみ、ビリビリはステーの共振が主な原因。カタカタはナットを工具で少しずつ締め直し車輪を回して確認する。シャリシャリやビリビリはステーを少しずつ手で曲げてはナットを対角に締める、一気に曲げると折れる。タイヤに当たったまま乗らない、巻き込みで転倒する恐れがあるため回転中の車輪に手を入れず車輪を止めて目で確認する。自分で直せない当たりは自転車店に相談する。外す時はナットをすべて緩めライトやリフレクターの取り付け位置と向きを覚えておき、作業の最後に必ずライトの向きを確認する

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