※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
自転車を漕ぐたびに、ペダルのあたりからパキパキ、ギシギシ、キーキーと音が聞こえてくると、故障かもしれないと不安になりますよね。音はするのに見た目には特に変わりがなく、どこが悪いのか分からないまま、そのまま乗り続けている人も多いのではないでしょうか。通勤や通学、買い物の行き帰りで毎日使う道具だからこそ、小さな音でも気になり始めると走るたびに耳が音を探してしまう、という声もよく聞きます。
先に結論からお伝えすると、ペダルまわりの異音は、音の種類によっておおよその原因の見当がつきます。自分でできるのは、ペダルの締め直し・注油・靴底の確認まで。クランクの根元やペダルの軸そのもの、車輪の付け根といった部分は、専用の工具がないと調整が難しいので店に任せたほうが安心です。音の種類ごとの見分け方から、自分でできる範囲、店に相談すべき音まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:音の種類を知りたい人|自分で試したい人|店に相談する音を知りたい人|やってはいけないことを知りたい人
音の種類でわかる原因の早見表
ペダルのあたりから聞こえる音は、種類によって考えられる原因がだいたい決まっています。下の表で、自分の自転車の音に近いものを探してみてください。
| 音の種類 | 考えられる原因 | よく出る場面 |
|---|---|---|
| パキパキ | ペダル軸のゆるみ・靴底に挟まった小石や砂 | 力を入れて漕いだ瞬間 |
| ギシギシ | ペダルとクランクの締め付け不足・油切れ | ゆっくり漕いでいる時 |
| キーキー | ブレーキやチェーンの油切れの可能性も | ブレーキをかけた時・変速時 |
| コツコツ | ペダル軸のガタ・内部のベアリングの摩耗 | ペダルを手で左右に揺すった時 |
| カチカチ | クランクのゆるみ・ペダルの付け根のガタ | クランクを手で揺すった時 |
一つの音だけとは限らず、パキパキとギシギシが同時に聞こえることも珍しくありません。また、雨の日に乗った後や、しばらく乗らずに置いていた後は、音が変わることもあります。湿気でネジまわりがわずかに緩んだり、可動部の油分が抜けたりするためです。まずは表を目安に自分の自転車がどのパターンに近いか見当をつけてから、次の章で対処してみてください。
自分でできる3つのこと――締め直し・注油・靴底の確認
音の原因の見当がついたら、まずは次の3つを順番に試してみましょう。特別な工具がなくても、六角レンチが1本あれば対応できることが多いです。
- ペダルの締め直し。ペダルレンチか六角レンチで軸をしっかり締めます。左側のペダルは逆ネジになっているので、締める向きを間違えないようにしてください
- ペダル軸の根元に少量注油。可動部分にごく少量差すだけで十分です。差しすぎるとかえってほこりを呼び込みやすくなります
- 靴底の確認。靴底の溝に小石や砂が挟まっていないか見てみます。ペダルとの間で擦れてパキパキ・カチカチという音になることがあります
この3つを試して音が小さくなる、あるいは消えるようならひと安心です。逆に締め直しても変わらない、揺するとガタつきを感じる場合は、次の章の音に当てはまっていないか確認してみてください。
店に相談したほうがいい音――クランク・軸・ブレーキ・車輪
次のような症状がある時は、無理に自分で分解せず、自転車店に相談することをおすすめします。クランクの根元やペダルの軸そのもの、車輪の中心にあたる部分は、専用の工具がないと分解や調整が難しい箇所です。無理に外そうとすると、かえってネジ山をつぶしてしまい、修理の範囲が広がることもあります。
| 症状 | 考えられること |
|---|---|
| コツコツ音が続き、揺するとガタつきが大きい | 軸やベアリングの摩耗。放置すると軸が折れる心配も |
| クランクを揺するとカチカチ・グラグラする | クランクのゆるみ。専用工具での増し締めが必要 |
| ブレーキをかけると鳴る音がする | ブレーキ本体の調整(この記事の範囲外) |
| 車輪が左右にぶれているように見える | ホイールの振れ取り。走行に関わるので店へ |
店に持っていく時は、いつ・どんな時に・どんな音がするかをメモしておくと話が早く進みます。「漕ぎ始めだけ」「上り坂だけ」「立ち漕ぎの時だけ」など、条件を伝えられると原因を絞り込みやすくなるからです。可能であれば、音がしている様子をスマホで動画に撮っておくのもおすすめです。自転車全体の異音をタイミング別に見分けたい人は自転車の異音の原因もあわせて確認してみてください。ペダルレンチが手元にない時の締め直しの工夫はペダルレンチがない時の代用、ペダルが重い・回らないという症状がある人はペダルが回らない時の原因を見てみてください。
やってはいけないこと
音が気になるからといって、次のようなことはしないようにしてください。
- ブレーキ面やリムに油を付けない。ブレーキの効きが落ちて危険です
- 音が出たままの状態で長く乗り続けない。軸が折れると転倒につながる心配があります
- クランクや軸、車輪の中心を自分で分解しない。専用工具がないと元に戻せなくなることがあります
- 子どもの自転車は、大人が定期的に音とガタつきを点検してあげてください
ゆきこ( ゚Д゚)『音の種類が分かるだけで、気持ちがだいぶ楽になりますよね。揺すってガタつきを感じる音は、無理をせず早めにお店に相談したほうが安心だと思います。「様子を見よう」で先延ばしにしがちな部分ですが、音は乗る人へのサインだと考えると気づきやすくなりますよ』
締め直しや注油をしても改善しない、あるいは軸のガタが大きいと分かった時は、早めの交換を考えたほうが安心です。ペダル自体は消耗品で、長く使えばゴムの表面がすり減ったり、内部のベアリングが摩耗したりします。ママチャリ用の交換ペダルは価格も手頃なものが多く、店に相談する時の目安にもなりますし、注油に使う道具や六角レンチを一式そろえておくと、次に似た音が出た時にもあわてずに済みます。
あわせて読みたい
自転車全体の異音をタイミング別に見分けたい人は自転車の異音の原因を先にどうぞ。変速機のあたりから音がする人は、同日公開の変速機が動かない時の見分け方もあわせてご覧ください。
まとめ:音の種類で見当をつけ、自分でできるのは締め直しまで
- 音の種類でおおよその原因が分かります。パキパキ・ギシギシ・キーキー・コツコツ・カチカチで見分けます
- 自分でできるのは締め直し・注油・靴底の確認まで。それ以上は店に任せます
- クランク・軸・ブレーキ・車輪の振れは店へ。専用工具がないと危険です
- ブレーキ面やリムに油を付けない。効きが落ちて危険です
- 音が出たまま長く乗らない。軸が折れると転倒の心配があります
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント