※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
「レッスンバッグをキルティングで作りたいけれど、厚くてミシンが進まなそう」「切り替えを入れたら可愛いのに、難しそう」。そう感じて手が止まっている人は多いですよね。キルティング生地は普通の布より厚みがあるぶん、コツを知らずに縫うと、針が折れたり、縫い目が飛んだりしやすいんです。
先に結論をひとつ。キルティングで作るなら、裏地をつけない一枚布仕立てが一番簡単です。裏地が要らないぶん、縫い代の始末も少なくて済みます。布の必要量、厚い布で失敗しない3つのコツ、切り替えを入れる順番、端の始末、裏地ありにするタイミング、ミシンがない時まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:一枚布で作れるか知りたい人|布の必要量を知りたい人|厚くて縫えるか不安な人|切り替えを入れたい人|端の始末で迷っている人
一枚布仕立てが一番簡単な理由
キルティング生地は、表布とキルト芯、裏面の布があらかじめ縫い合わされた状態で売られています。すでに厚みと強度があるので、別に裏地をつけなくても、袋として十分な丈夫さがあるんです。裏地をつけないということは、縫い合わせる布が1枚少なくなるということ。縫う工程も、縫い代の始末をする箇所も減るので、キルティングで作るなら一枚布仕立てから試すのがおすすめです。
布は何メートル要るか——幅とマチの有無で変わる早見表
キルティング生地は幅が110センチ前後と102センチ前後の2種類が多く出回っています。幅によって取れる面積が変わるので、購入前にざっくり計算しておくと安心です。
| サイズの目安 | 幅110cmの生地 | 幅102cmの生地 | 持ち手を別布にする時 |
|---|---|---|---|
| 30×40センチ前後 | 50cm前後 | 60cm前後 | +20cm前後を目安に |
| 45×35センチ前後 | 60cm前後 | 70cm前後 | +20cm前後を目安に |
マチをつける時は、縦方向に10センチ前後を上乗せしておくと、裁ち直しにならずに済みます。端切れで足りるか迷う時は、思ったより少し多めに買っておくのが失敗しないコツです。同じ生地で持ち手も作る場合は、幅5センチ前後×長さ100センチくらいを2本、上の数字とは別に確保しておいてください。柄物のキルティングは、柄の向きをそろえたい部分があると、思ったより布を多く使うこともあります。
厚い布で失敗しない3つ——針・縫い目・角
キルティングを縫っていて、針が折れる、目が飛ぶ、という経験がある人は、次の3つを見直すと変わることが多いです。
①針を厚地用に替える。家庭用ミシンなら「厚地用」「デニム用」と書かれた針に替えるだけで、通りやすさがかなり変わります。②縫い目を少し粗くする。目が細かすぎると生地に負担がかかるので、普段より少し長めの設定に。③角を落として重なりを減らす。返し口や角の縫い代を少し斜めにカットしておくと、ひっくり返した時にごろつきにくくなります。厚地用の針は、折れて飛ぶことがあります。縫っている間は、針の近くに顔を近づけすぎないようにしてください。
切り替えを入れる時の順番——先に2枚をつないでから裁つ
柄違いのキルティングを組み合わせて切り替えを入れたい時は、先に2枚の生地をつないでから、袋の型に合わせて裁つのが失敗しにくい順番です。先に裁ってから縫い合わせようとすると、縫い代の分だけ寸法がずれやすく、切り替えの位置も左右でそろいにくくなります。つなぐ時は、縫い代を割るか片側に倒すかを決めてから、アイロンで押さえておくと、その後の作業がぐっと楽になります。アイロンは当て布をして、直接キルティング生地に当てないでください。厚みのある生地でも、蒸気のやけどと、コードを机から垂らさないことには変わらず気をつけてくださいね。
端の始末——バイアステープ・ジグザグ・折り伏せ
一枚布仕立てでも、切り口の始末は必要です。代表的な方法は3つ。バイアステープでくるむ(見た目がきれいでほつれにくい)、ジグザグ縫いで押さえる(一番手早い)、折り伏せ縫いにする(縫い代を中に巻き込むので裏側もすっきり)。どれを選んでも、切り口は内側に、角は丸め気味に始末すると、指や物が引っかかりにくくなります。まち針は使う前に本数を数え、縫い終わったらもう一度数えて抜き忘れがないか確認する習慣をつけてください。ミシンに自信がない時や、部分的な補修だけで済ませたい時は、無理に縫わずに布用の接着剤や両面テープで端を押さえる方法もあります。
裏地ありにするのは、キルティングよりさらに厚みを出したい時や、内側にポケットをつけたい時です。基本は一枚布で作ってみて、物足りなさを感じたら裏地ありに挑戦する、という順番でも遅くありません。裏地をつける場合は、裏地の型紙を表布よりわずかに小さく取っておくと、重なった時のもたつきを防げます。
ミシンがない時は、無理に一からそろえなくても、手縫いで返し縫いを細かめに丁寧に重ねていけば、一枚布のレッスンバッグくらいなら十分に仕上がります。とはいえ、厚いキルティングを手縫いだけで仕上げるのは時間も体力もかかる作業です。ミシンを買って後悔した理由を先に読んでおくと、これから買うかどうかの判断材料になりますよ。できあがった袋は、頭からすっぽりかぶって遊ばないよう、渡す時に一言伝えておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、厚い生地に苦手意識がある人ほど、針を替えるだけで驚くほど縫いやすくなると思っています。道具を変える方が、力任せに縫うより早いですよね』
方眼定規が1本あると、裁ち方の計算をした直角線をそのまま生地に写せるので、キルティングのような厚みのある生地でもズレにくく裁てます。
あわせて読みたい
指定サイズからマチを含めた裁ち方を計算したい人はレッスンバッグのサイズとマチの作り方、コップ袋も同時に作るならコップ袋のマチ付きの作り方もあわせてどうぞ。
まとめ:一枚布仕立てが簡単。厚地は針と縫い目を見直す。切り替えは先につなぐ
- キルティングは裏地なしの一枚布が簡単。縫い代の始末が少ない
- 布の必要量は幅とマチの有無で変わる。早見表で確認を
- 厚い布は針を厚地用に、縫い目を粗く、角を落とすの3つで変わる
- 切り替えは先に2枚をつないでから裁つ。位置がずれにくい
- 端の始末はバイアス・ジグザグ・折り伏せから選べる
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント