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お祝いの席やクリスマスのパーティーに、シャンメリーを用意したのに、いざ開けようとすると栓が固くてびくともしない。力を入れると「ポン!」と飛びそうで怖い。そばで子どもが「開けたい」と待っている。そんな場面、ありますよね。
先に結論です。栓を覆っている包みや留め具を外し、栓を手で包むように押さえて、ビンの方を少しずつ回す。人のいない方に向け、よく冷やしてから、振らずに開けるのが基本です。固い時に栓抜きやナイフでこじると、割れや栓の飛びにつながるので、避けてください。開けるのは、子どもではなく大人が。この記事では、開ける前に見ること、栓の外し方、向きと場所、開けた後のしまい方、よくある迷いを、順に見ていきましょう。
ケース別に読む:開ける前に見ること|栓の外し方|向きと場所|開けた後|よくある迷い
開ける前に見ること——冷やす・振らない・ビンを見る
開かない原因は、力が足りないからではなく、開ける前の状態にあることがよくあります。まず、次の表で確かめてみましょう。
| 確かめること | どうするか | 理由 |
|---|---|---|
| ビンの状態 | 欠け・ひびがないか、全体を見る | ひびのあるビンは、力が加わると割れることがある。あれば開けない |
| 冷え具合 | 開ける前によく冷やす | 冷えている方が、泡が落ち着いて、噴き出しにくい |
| 振っていないか | 運んだ後は、立てて少し置く | 振ると泡が立って、開けた時にあふれる |
| 凍っていないか | 冷やしすぎない | 凍ると中身がふくらんで、ビンが傷む。凍った物は開けない |
| 開ける人 | 大人が開ける | 栓が飛んだり、ビンが割れたりする危険があるため |
子どもが「自分で開けたい」と言う時は、栓には触らせず、離れた所で見ていてもらいましょう。グラスを並べる役を頼むと、気持ちも満たされます。でも、開栓そのものは大人の仕事です。ペットも、栓の飛ぶ先に近づけないようにしてください。
栓の外し方——包んで押さえて、ビンを回す
栓の種類は商品によって違うので、まず、ビンについている説明や表示を見てください。そのうえで、多くの場合に共通する流れは次のとおりです。
- 包みや留め具を外す:栓を覆うシールや紙、留め具があれば、先に外します。留め具が残ったままだと、栓が回らず、固いと感じる原因になります
- 栓を手で包むように押さえる:片手で、栓全体を上から包みます。手のひらで押さえておくと、栓が勢いよく飛び出すのを防げます。ふきんを一枚かぶせておくと、すべりにくくなります
- ビンの方を、少しずつ回す:栓を動かさず、もう片方の手でビンを持って、ゆっくり回します。栓の周りが、少しずつゆるんでくる感触があります。シュッと音がしたら、手を離さず、そのまま押さえておきます
栓が固くて回らない時は、手がすべっていることが多いです。乾いたふきんや、ゴム手袋で握り直すと、力が伝わりやすくなります。それでも動かない時は、無理に力を足さず、いったんビンを置いて、冷やし具合を確かめましょう。冷えすぎて栓が固まっていることもあります。
回しているうちに、ビンの口のあたりから泡が上がってきたら、いったん手を止めて、泡が落ち着くのを待ちます。待つ間も、栓を押さえた手は離さないでください。落ち着いたら、続きをゆっくり回します。
プラスチックの栓の場合も、考え方は同じです。栓の頭を上から手で押さえて、ビンを回しながら、少しずつ抜いていきます。急に引き抜くと、泡が一気に出ます。
向きと場所——人・顔・照明・窓に向けない
シャンメリーの栓は、中の炭酸の力で飛ぶことがあります。飛んだ先に人や物がなければ、ケガや割れのおそれを小さくできます。だから、開ける前に、向きと場所を決めておくことが大切です。
- 人のいない方に向ける:自分の顔やほかの人の顔、ペットのいる方に向けません
- 顔を近づけない:開ける時は、ビンの口をのぞきこまず、少し離して持ちます
- 照明や窓から離れる:栓が当たると、割れて破片が散ることがあります
- 床にシートやふきんを敷く:泡があふれた時の後始末が楽になります
- 周りの人に声をかける:開ける前に「開けるよ」と伝えて、近づかないようにしてもらいます
乾杯の合図に合わせて、食卓で開けたくなりますが、開栓はキッチンなど人の動きが少ない場所で先に済ませ、グラスに注いでから運ぶと、落ち着いて作業できます。食卓で開ける場合も、向きと場所の決め方は同じです。
万が一ビンが割れてしまったら、素手では触らず、手袋をして、破片を拾ってください。小さなかけらは、ぬらしたキッチンペーパーで押さえると取りやすくなります。ビンの口が欠けたまま使い続けるのも危険なので、割れや欠けのある物は、処分します。
開けた後——ストッパーで栓をして、早めに飲む
開けた後に残ったシャンメリーは、時間がたつと炭酸が抜けて、味が変わります。栓をして冷蔵庫へ入れ、早めに飲み切るのが基本です。
元の栓がなくなったり、うまく閉まらなかったりする時は、炭酸向きのボトルストッパーがあると便利です。ビンの口の形に合う物を選びます。ワイン用のオープナーとは別の道具なので、売り場や商品の説明を見て、間違えないようにしてください。
冷蔵庫に入れるときも、凍らせないよう、冷気の吹き出し口から離しておきます。凍って中身がふくらむと、ビンが割れることがあります。にごりや、いやなにおい、ふくらんだ栓など、いつもと違う様子があれば、飲まずに処分します。迷ったら飲まない。これが安心です。
よくある迷い——栓抜きで開けてもいい?
開かない時に悩むのが、「道具を使ってもいいのか」というところです。迷いやすい点を、順に見てみましょう。
- 栓抜きで開けてもいい?:すすめません。てこの力で栓をこじると、栓が勢いよく飛んだり、ビンの口が欠けたりします。ナイフなどでこじるのも同じです
- 固くて回らない:手がすべっていないか、留め具や包みが残っていないかを見ます。力を足す前に、握り方と冷やし具合を見直します
- 栓が飛んでしまった:まず、当たった人やペットがいないか、ビンや周りの物に欠けやひびがないかを確かめます。ケガがあれば、手当てをしてください
- 泡があふれた:焦らず、ふきんで受けてください。落ち着くまで、ビンを傾けないで待ちます
ワインのコルク栓は構造が違いますが、栓を無理にこじると割れや破片につながる、という点は同じです。コルク栓の抜け方の考え方は、ワインオープナーでコルクが抜けない時でも見ています。
ゆきこ( ゚Д゚)『開ける前に、向きと場所を決めておくと、気持ちが落ち着きますよね。栓は力まかせにせず、ゆっくり押さえて回すのが合っていると思います』
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ワインのコルクが抜けない、途中で折れた、という時はワインオープナーでコルクが抜けない時へ。栓の話の考え方は共通するところがあります。
まとめ:冷やして振らず、包んで押さえてビンを回す。向きに気をつけ、大人が開ける
- 開ける前に、ビンの欠け・ひびを見る。よく冷やして、振らない。凍らせない
- 包みと留め具を外し、栓を手で包んで、ビンを少しずつ回す。急に引き抜かない
- 人・顔・照明・窓に向けない。顔を近づけず、周りに声をかける
- 栓抜きやナイフでこじらない。割れたら手袋で片づける。子どもに一人で開けさせない
- 開けた後はストッパーで栓をして、冷蔵庫へ。早めに飲み、様子が変なら飲まない
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手順を1枚にまとめています。



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