シャコバサボテンの花が咲かない——夜の明るさ・寒さ・置き場所で見直すこと

生活

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毎年楽しみにしているのに、今年はつぼみがつかない。葉ばかり元気に増えて、花が咲かない。シャコバサボテンの花が咲かないと、育て方が悪かったのかと心配になりますよね。

先に結論です。花が咲かない時は、「夜も明かりの当たる部屋に置いている」「暖かすぎる、または寒すぎる」「秋に置き場所を動かした」のどれかが関わっていることが多いとされています。夜は暗い場所、昼は明るい窓辺に置いて、置き場所をころころ変えない。それだけで見直せることもあります。この記事では、原因の早見表、夜の暗さの作り方、置き場所の見直し、葉ばかり増える時の考え方、つぼみが落ちた時や来年のことを、順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ原因を知りたい→四つの原因を早見表で第1章へ ▶夜も明るい部屋→夜は暗い場所へ第2章へ ▶暖房の近く・動かした→置き場所を見直す第3章へ ▶葉ばかり増える→株の様子を見る第4章へ ▶つぼみが落ちた→別の記事で見直す第5章へ ▶

ケース別に読む:原因を知りたい人|夜が明るい人|置き場所を見直す人|葉ばかり増える人|つぼみが落ちた人・来年が不安な人

4コマ漫画|シャコバサボテンの花が咲かないつぼみがない葉ばかり増えて花が咲かない…シャコバ1花が咲かなくて困る夜も明るい部屋夜も部屋の電気がついてる電気2夜が明るいと咲きにくい夜は暗い所へ夜は暗い部屋へ昼は窓辺へ夜の暗さ3夜は暗く昼は明るくつぼみがついたつぼみがついたよ開花前4置き場所を保って待つ

原因の早見表——夜の明るさ・暖かさと寒さ・暖房の風・動かした

シャコバサボテンは、秋の涼しさと夜の長さをきっかけに、花になるつぼみの準備を始める、とされています。ところが、部屋の中は、夜も電気がついたり、暖房で暖かかったりして、その合図が伝わりにくいことがあります。まず、次の表で、心当たりを探してみましょう。

咲かない原因は四つ1夜の明るさ夜も明かりが当たる→2暖かさ・寒さ極端な場所にある→3暖房の風風が当たり続ける
原因 こんな様子 見直すこと
夜も明るい リビングなど、夜も電気がつく部屋に置いている 夜は電気のつかない場所へ。街灯が差し込む窓辺も見る
暖かすぎる 暖房の近くや、夜も暖かい部屋にある 暖房から離して、夜は涼しい場所へ
寒すぎる 夜の窓辺で、冷え込みが強い 冷え込む夜は窓から離す
暖房の風 エアコンやファンヒーターの風が当たる 風が直接当たらない位置へ
秋に動かした つぼみがつく頃に、置き場所や向きを変えた 置き場所を決めたら、動かさない

一つだけでなく、複数が重なっていることもあります。「夜も明るいうえに、暖房の風も当たる」というように。表を上から順に見て、当てはまるものを一つずつ減らしていくと、見直しやすいです。

夜の暗さの作り方——夜は暗い場所、昼は明るい窓辺

夜の明るさは、見落としやすい原因です。部屋の電気を消しても、街灯の光が窓から入ったり、テレビやスマホの画面の明かりが当たったりすると、夜の暗さが足りなくなります。

夜の暗さの作り方1夜は暗い所へ電気のつかない部屋→2布や箱をかける蒸れないよう注意→3昼は明るい窓辺朝になったら外す
  • 夜は電気のつかない部屋へ移す:廊下や玄関など、夜に電気を使わない場所が向いています。移すなら、毎晩同じ場所へ
  • 移せない時は、布や箱をかぶせる:夜だけ、光を通さない布や箱をかぶせる方法もあります。蒸れないよう、すき間を残して風が通るようにします
  • 朝になったら必ず外す:昼は明るい窓辺に出して、光をしっかり当てます。かぶせっぱなしは弱らせる原因になります
  • 暖房器具の近くには置かない:布や箱が火災のもとになることがあります。倒れないよう、安定した場所で

夜に暗くする場所が見つからない時は、夜に電気を使わない部屋の一角を「夜の定位置」と決めて、毎晩同じ場所へ移す、という方法もあります。同じように移すと、株にとっても分かりやすい環境になります。

夜の暗さと、昼の明るさの両方が、そろっていることが大切です。夜だけ暗くして、昼も暗い部屋にしまっておくと、今度は株が弱ってしまいます。

置き場所の見直し——暖房の風・夜の窓辺の冷え・動かさない

置き場所は、「昼は明るく、夜は暗く、極端に暖かくも寒くもない」が目安です。次の3つを見直してみましょう。

置き場所の見直し1昼は明るい窓辺レースごしの光→2夜の冷えを見る室内の温度計で→3場所を決めたらころころ動かさない
  1. 昼は明るい窓辺に:明るさは必要ですが、強い日ざしが当たり続ける場所は、葉が傷むことがあります。レースのカーテンごしくらいが扱いやすいです
  2. 夜の窓辺は冷える:昼は窓辺でも、夜は冷え込みます。冷え込む夜は、窓から少し離したり、窓との間にカーテンを入れたりして、冷えすぎを避けます。置き場所の寒さは、室内の温度計で見ると分かりやすいです
  3. 暖房の風を当てない:エアコンや暖房器具の風が直接当たる場所は、乾燥して、つぼみが育ちにくくなることがあります。風の通り道から外します

そして、つぼみがついたら、置き場所も鉢の向きも動かさないのが大事です。光の当たる方向が変わると、つぼみが落ちることがあるとされています。つぼみがつく前に、置き場所を決めておくのが理想です。

掃除や模様替え、来客などで、場所を変えたくなることもあります。そんな時は、鉢を動かさずに済むよう、周りの物の方を動かす段取りを考えておくと安心です。

秋に掃除や模様替えで移動させた、という場合も、決まった場所に戻して様子を見ます。戻したあとに、つぼみが落ちることもありますが、それは変化に反応しただけなので、あわてず見守ってください。

葉ばかり増える時——株の様子を見る

つぼみがつかないのに、葉(茎の節)ばかり増えるのは、株が元気な証拠でもあります。ただ、花の準備が進まない条件が重なっている可能性があります。まず、次のように株の様子を見てください。

  • 葉の張りと色:ぷっくりとして色が濃ければ、元気です。ぺらぺらと薄い、しわしわ、色が抜けている時は、水と置き場所の見直しが先です
  • 土の乾き具合:土が乾いているか、湿り続けているかを指で確かめます。回数や日数で決めず、土の様子で判断します
  • 鉢の中の様子:根が鉢いっぱいに詰まっていないかを見ます。迷ったら、無理に動かさず、花の時期が終わってから見直します
  • 虫や汚れ:葉に虫やベタつきがあったら、取り除いてきれいにします。さわるときは手袋を

株が弱っている時は、花を咲かせるより、株を回復させる方が先です。葉がしおれる、薄くなる、しわしわになる、という時は、シャコバサボテンの葉がペラペラで、水と置き場所の見直しを詳しく見ています。

つぼみが落ちた時・来年が不安な時——様子を見る

つぼみがついたのに落ちてしまった、という時は、置き場所の変化や、暖房の風、乾燥などが関わっていることがあります。原因の見直し方は、シャコバサボテンの蕾が落ちるで順に見ています。つぼみがついたあとで困った人は、そちらを先にどうぞ。

「毎年咲かないけれど、来年は咲く?」と心配になるかもしれません。結論は、夜の暗さ、昼の明るさ、置き場所の安定が整えば、来年以降に咲く可能性はあります。咲くかどうかは株の様子しだいです。今年は、花が咲かなくても、株を元気に保つことを目標にして、来年に向けて環境を整えておくのが近道です。

  • 今年の見直し点(夜の明るさ・置き場所・暖房の風)を、メモしておく
  • 花が咲かなくても、葉の張りや色を見て、株を元気に保つ
  • 置き場所を決めたら、なるべく動かさない

ゆきこ( ゚Д゚)『花が咲かない年があると、落ち込みますよね。夜の電気の消し忘れや、暖房の風など、小さな見直しを一つずつ試していくと、気持ちも楽になると思います』

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置き場所の寒暖は、感覚だけでは分かりにくいので、鉢の近くに室内の温度計を置くと、窓辺の夜の冷えや、暖房の暖かさを見比べやすくなります。


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つぼみが落ちる時はシャコバサボテンの蕾が落ちる、葉が薄くなる・しわしわになる時はシャコバサボテンの葉がペラペラへ。

まとめ:夜は暗く昼は明るく、暖房の風を避けて、置き場所を動かさない

  1. 花が咲かない原因は、夜の明るさ・暖かさと寒さ・暖房の風・動かしたこと。表で心当たりを探す
  2. 夜は暗い場所へ、昼は明るい窓辺へ。布や箱は蒸れないよう、朝には外す
  3. 夜の窓辺の冷えと、暖房の風を避ける。温度計で置き場所の寒暖を見る
  4. つぼみがついたら、置き場所も向きも動かさない。葉ばかり増える時は株の様子を見る
  5. 今年咲かなくても、株を元気に保つ。来年に向けて環境を整える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

シャコバサボテンの花が咲かない時の早見表:原因は夜も明るい部屋、暖かすぎる、寒すぎる、暖房の風、秋に置き場所を動かしたことの四つほど。夜は電気のつかない暗い場所へ移し、移せない時は夜だけ布や箱をかぶせるが、蒸れないようすき間を残し、朝になったら必ず外す。暖房器具の近くには置かない。昼は明るい窓辺に出し、強い日ざしが当たり続ける場所は避ける。夜の窓辺は冷えるので、冷え込む夜は窓から離し、室内の温度計で見る。暖房の風が直接当たる場所は避ける。つぼみがついたら置き場所も向きも動かさない。葉ばかり増える時は葉の張りと色、土の乾き具合を見て、株の回復を優先する。つぼみが落ちた時は蕾が落ちる記事へ。来年以降に咲く可能性はあるが、まず株を元気に保つ

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