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純正のミシンカバーが付属していなかった、もしくはどこかへ行ってしまった。作るほど手間はかけたくないけれど、ほこりよけは欲しい。そんな時、まず頭に浮かぶのが100円ショップですよね。売り場に「ミシンカバー」という商品名で並んでいることは少ないのですが、代わりになる物ならいくつかあります。
先に結論をひとつ。作らなくても、かけるだけで済む代わりの物は十分あります。ただし、何でもいいわけではなく、向かない素材もあるので注意が必要です。かける前の安全確認、100均で代わりになる物、かけるだけの型、代用が向かない物まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:まず何に気をつける人|100均の代わりを知りたい人|かけるだけで使いたい人|代用が向かない物を知りたい人|作るか迷っている人
先に守る安全——コードを抜く・針を下げる・化繊は選ばない
作らずに済ませる時も、かける前の確認は同じです。使用中・使い終わった直後はかけない(電源を切ってから)。吸気口や放熱口、コードをふさがない。綿か難燃表示のある生地を選び、化繊の薄手やレース・ビニールは避ける。メーカーがカバーの使用を想定していない機種もあるので、取扱説明書を先に見る(効果や安全性を断定しない)。子どもが引っ張って本体ごと落ちる位置に布を垂らさない。そしてミシン特有の2つ。コンセントを抜いてからかけること、針は下げてからかけることです。作る場合ほど本数を数える工程は多くありませんが、使いかけのまち針を近くに置いていた時は、片付けてからかけると安心です。代用品は「かぶせるだけ」で完結する分、安全確認を省きがちになるので、むしろ習慣として意識しておくとよいでしょう。
100円ショップで代わりになる物
ミシン専用の商品を探すより、家事コーナーや収納コーナーにある汎用品の方が見つけやすいです。売り場をひと通り歩いてから探すより、「布・キッチン雑貨・収納用品」の棚を順番に見て回ると効率がいいです。店舗によって置いてある物は違うので、1店舗で見つからなくても諦めずに何点か回ってみてください。代表的なのはこの3つです。
- 大判の風呂敷・手ぬぐい2枚:ミシンをすっぽり覆えるサイズを選ぶ。柄物なら家具に馴染みやすい
- 不織布の収納袋:口が絞れる巾着タイプなら裾から風が入りにくい
- 伸縮する家電カバー:フリーサイズをうたう物は、ハンドルの出っ張りにも多少なじむ
選ぶ時の目安は、ミシン本体の幅・奥行き・高さより一回り大きいサイズです。売り場でパッケージの寸法表示を見て、明らかに小さい物は避けてください。小さすぎると裾が浮いてほこりの侵入を防ぎきれず、代用の意味が薄れてしまいます。厚みのある不織布は型崩れしにくく、薄手の物より繰り返し使えるので、少し値が張っても厚手を選ぶ方が結果的に長持ちします。
かけるだけの型——1枚布をクリップかゴムで
縫わずに使いたいなら、1枚の布を上からかぶせて、洗濯ばさみや布クリップで裾を留めるのがいちばん簡単です。風で持ち上がる心配もなく、片付けと取り出しが一瞬で済みます。もう少し形を保ちたい時は、裾にゴムを通した既製の家電カバーを選ぶと、かぶせるだけでずれにくくなります。
| 留め方 | 手軽さ | 向く場面 |
|---|---|---|
| クリップで留める | いちばん手軽 | 毎日出し入れする人 |
| ゴム入りの家電カバー | かぶせるだけ | しまいっぱなしにしたい人 |
| 紐で軽く結ぶ | やや手間 | 風が通る場所に置いている人 |
置き場所が窓の近くや扇風機の風が当たる位置だと、クリップだけでは裾がめくれることがあります。そういう場所では、裾に軽い重し代わりの物を挟むか、紐で本体の脚に軽く結んでおくと、めくれを防げます。結ぶ時は強く締めすぎず、外す時にすぐほどける程度の強さにしておくと、毎日の出し入れがしやすいです。
代用が向かない物——ビニール袋は湿気と静電気
手近にあるからといって、ビニール袋での代用はおすすめできません。通気性がないため内側に湿気がこもりやすく、金属部分のさびや、布地のカビにつながることがあります。また静電気を帯びやすい性質があるので、かえってほこりを引き寄せてしまうことも。ゴミ袋やレジ袋で代用したくなった時は、いったん不織布の袋か布に切り替える方が結果的に手入れが楽になります。
密閉に近い状態が続くと、内側に水滴のようなものが付くこともあります。梅雨時や湿気の多い部屋に置いている場合は、なおさら通気性のある素材を選んでおくと安心です。「見た目さえ隠れればいい」と考えがちですが、ほこりよけとしての役目を果たすには、通気と乾きやすさの両方が欠かせません。
しまう時のほこりを払ってから・作りたくなったら
代用品をかける前に、ひと手間かけておくと長持ちします。本体表面の糸くずやほこりを、柔らかい布かハンドブラシで払ってからカバーをかけてください。ほこりを挟んだままだと、湿気を吸って中でカビの原因になることがあります。特に送り歯の周りや糸立ての根元は糸くずがたまりやすい場所なので、目立たなくても一度は確認しておくと、次に使う時の動きが違います。
「かけるだけでは物足りない」「持ち手も付けたい」と感じるようになったら、作る方が満足度は高くなります。型紙が無くても、測る場所さえ押さえれば長方形の布から作れるので、そちらの手順もあわせて読んでみてください。
季節の変わり目にミシンをしまい込む家庭も多いと思いますが、その時は特にほこり払いを丁寧にしてください。長期間動かさないと、内側にこもった湿気や糸くずが、送り歯の周りにこびりつくことがあります。年に数回、カバーを外して風を通す日を作っておくと、次に使う時も気持ちよく動かせますよ。
あわせて読みたい
ミシン選びで後悔した点が気になる人はミシンで後悔した理由を、布で覆う考え方は姿見のカバーとも共通する部分があり姿見カバーの代用もあわせてどうぞ。「作りたくなった」という人はミシンカバーを型紙なしで作る方法にまとめています。
まとめ:作らなくても、かける物さえ選べば十分
- 先にコンセントを抜き、針を下げてからかける。安全確認は作る時と同じ
- 100均で探すなら風呂敷・不織布袋・伸縮カバーの3つ。売り場は家事や収納コーナー
- かけるだけならクリップかゴム入りが手軽。毎日使うなら特に
- ビニール袋は代用に向かない。湿気と静電気でほこりを呼ぶ
- かける前に糸くずとほこりを払う。物足りなくなったら作る方へ
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手順を1枚にまとめました。



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