トイトレが4歳で進まない時——叱らずに見直す3つ、うんちだけできない・座るのを嫌がる時の考え方と相談先

子供・育児・子育て

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「もう4歳なのに、トイトレがまったく進まない」。周りの子の話を聞くたびに、焦る気持ちになりますよね。パンツは嫌がる、トイレには座らない、うんちだけはどうしてもおむつの中。そんな日が続くと、つい声が大きくなってしまう日もあるかもしれません。

先に結論をひとつ。トイトレの進み方は、子どもによって本当に違います。「何歳までにできていないとおかしい」という決まりはありませんし、叱って進むものでもありません。この記事では、叱らずに見直せる3つ(タイミング・座る場所・声かけ)と、うんちだけできない時、座るのを嫌がる時の考え方、園との違い、そして相談先を順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ全く進まない→まず3つを見直す(叱らない)第1章へ ▶うんちだけできない→姿勢・怖さ・便の状態を見る第2章へ ▶座るのを嫌がる→無理に座らせず、いったん休む第3章へ ▶園ではできるのに家で嫌→園と家の違いを探す第4章へ ▶ひとりで抱えて苦しい→小児科や保健センターへ相談第5章へ ▶

ケース別に読む:全く進まない人|うんちだけできない人|座るのを嫌がる人|園ではできる人|相談したい人

4コマ漫画|トイトレが進まない時の見直し1困った場面トイレいやだ!どうしよう…座るのをいやがる2やりがち早く座って!…叱ると怖くなる3見直す足を台にのせる今日は休むできた時にほめるここなら安心足台・休む・ほめる4その後座れた!えらいね進み方は子どもそれぞれ

進まない時に見直すのは3つだけ——タイミング・座る場所・声かけ

進まない時、「もっと頑張らせなきゃ」と考えてしまいがちです。でも、まず見直したいのは子どもの頑張りではなく、周りの条件のほうなんです。見るのは次の3つです。

見直すのは3つタイミング気分が軽い時に軽く誘う座る場所足が浮かないぐらつかない声かけできた時に小さく失敗は淡々と
  • タイミング。遊びに夢中の最中、眠い時間、バタバタする朝の支度中は、誘っても気が向きません。起きてしばらくした時、食事のあと、お風呂の前など、気分が軽い時間を探して「行ってみる?」と軽く誘います。嫌がったら、その日はそこで終わりにして大丈夫です
  • 座る場所。便座が大きくて足がぶらぶらすると、体が不安定で、おなかに力も入りません。足を乗せる踏み台があるか、座った時にぐらつかないかを見ておきます
  • 声かけ。「出た?」「まだ?」と何度も聞かれると、子どもには圧に聞こえます。トイレに行けた、座れた、の段階で小さくほめる。出なくても、そこまでを認める。失敗した時は「そっか、拭こうね」と淡々と片付けます

この3つを見直しても、すぐに変わらないことのほうがふつうです。変化が出ないからといって、やり方が間違っているわけでも、子どもに問題があるわけでもありません。「今は準備の時期」と受け止めて、条件だけ整えておく。そのくらいの距離感が、親の気持ちもラクにしてくれます。

座る場所の見直しは、補助便座や踏み台の話と重なります。選び方や、そもそも要るのかどうかは補助便座と踏み台はいらない?、おまるを使うか迷う時はおまるの代わりになるものにまとめています。ここでは長くならないよう、「座った時に足が浮いていないか」だけ覚えておいてください。

うんちだけできない時の考え方——姿勢・怖さ・便の状態

おしっこはトイレでできるのに、うんちだけはおむつやパンツの中。これは、よくあるつまずき方です。理由は子どもによって違いますが、見る方向は3つに分けられます。

見る方向 こんな様子 家でできること
姿勢 足が浮く、力みにくそう、座ってもすぐ立つ 踏み台に足を乗せる。少し前かがみで座れるか見る
怖さ 落ちそう、流れる音が怖い、出る感じ自体がこわい 流すのは座っていない時に。そばに付き添う。無理に座らせない
便の状態 硬くて出す時に痛い、出さずにがまんする 痛がる・続く時は小児科へ(家だけで食事を変えすぎない)

特に気をつけたいのが3つ目です。出す時に痛かった記憶があると、「また痛いかも」と怖くなってがまんするようになります。がまんすると便がさらに硬くなって、もっと出しにくくなる。そんな流れに入ってしまう子がいるんです。うんちを痛がる、何日も出ない、おなかが張っている様子がある、うんちに血が付いた。そんな時はトイトレの工夫を足すより先に、かかりつけの小児科に相談してください。

怖さが理由の場合は、「トイレで出せたら」と目標を高く置かないほうが進みやすいようです。おむつをはいたままトイレの近くで過ごす、出そうな時にそばにいる、というところから始める家庭もあります。どの形が合うかは子どもで違うので、合わなければ変えて大丈夫です。

座るのを嫌がる時は、無理に座らせずに休む

座るのを嫌がる子を、「いいから座ってみよう」と座らせてしまうと、トイレそのものが嫌な場所になってしまいます。嫌がる時は、いったん休む。これは逃げでも後退でもなく、ふつうにある選択です。休んでいる間はおむつで過ごして構いません。

休む前に、座るまでの道のりを細かく分けてみる方法もあります。

  • トイレに入るだけ、見るだけの日にする
  • 服を着たまま、ふたを閉めた状態で座るだけにする
  • 好きなぬいぐるみやお人形を先に座らせて、まねっこをする
  • トイレに長居させない(絵本をトイレの外に置いて、座る時間を短くする)
  • パンツは本人に選んでもらう。トイトレ用のパンツが必要かどうかはトレーニングパンツはいらない?代わりになるものを見てみてください

再開の目安は、「いつから」ではなく、子どもが「やってみたい」と言った時、トイレの話題に興味を見せた時です。カレンダーで決めるより、子どもの様子で決めるほうが、結局は近道になることが多いようです。

園ではできるのに家で進まない時——環境の違いを探す

保育園や幼稚園ではトイレに行けるのに、家では嫌がる。あるいは逆に、家ではできるのに園では行けない。これも、落ち込まなくて大丈夫です。子どもは場所ごとに、安心できる条件が違うんですね。

園でうまくいく理由には、次のようなものが考えられます。

  • 友だちが行く。まわりの子がトイレに行く流れの中だと、自然に気持ちが向きます
  • 決まった流れ。行く時間や声かけが毎日同じで、見通しがあります
  • 便器の大きさ。子ども用で、足がしっかり床に着く作りになっていることがあります

家で進まない時は、この3つの逆を探してみてください。声かけが日によってバラバラ、便器が大きすぎる、一人だけで心細い。園の先生に「どんな声かけをしているか」「どんな姿勢で座らせているか」を聞いて、家でも同じ言葉を使うと、場面がつながって進みやすくなります。家でできないことを「甘えている」と決めつけない。それだけで、親子の空気がずいぶん変わります。

相談していいサインと相談先——ひとりで抱えない

トイトレは親が頑張りすぎるほど、しんどくなりやすいものです。次のような様子がある時は、工夫を足すより先に、相談してください。

相談先は3つかかりつけの小児科痛がる・便秘が続くおしっこが気になる保健センター自治体の子育て相談発達全体の心配も園の先生園での様子を聞く家との違いを知る
  • おしっこの回数がとても多い、または少ない。出す時に痛がる
  • 便秘が続く、おなかが張る、うんちに血が付いた
  • 夜のおねしょが気になる(おねしょシーツの洗い方はおねしょシーツの洗い方に)
  • 言葉や発達の全体について、心配なことがある

相談先は、かかりつけの小児科、自治体の子育て相談(保健センター)、通っている園の先生です。「できないから行く」のではなく、「困っているから聞く」で構いません。どのやり方にも合う子と合わない子がいるので、「必ずこれでできる」という方法は誰にも約束できません。合わなければ変える、休む、人に聞く。この3つを選べる親のほうが、結果的に長く続きますよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、トイトレは「親が頑張る」より「環境を整えて待つ」ほうが、ずっと気持ちがラクだと思います。進まない日があっても、親のせいでも子どものせいでもないですよね』

💡 この困りごとへの提案

すでに補助便座を使っている家は、買い足す前に、座った時に足が浮いていないか、ぐらつかないかを見直してみてください。どうしても体に合わない時の比較用に、候補を並べておきます。


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おまるを使うかどうかで迷っている人はおまるの代わりになるものから、始めて後悔した点はトイトレで後悔したことから読めます。補助便座の要る・いらないは補助便座と踏み台はいらない?、パンツ選びはトレーニングパンツはいらない?代わりになるもの、洗い方やにおいはトレーニングパンツの洗い方とにおいにまとめています。

まとめ:進み方は子どもで違う。叱らずに3つを見直し、気になる時は相談を

  1. 進み方は子どもで違う。何歳までと決めず、叱らない・責めない
  2. 見直すのはタイミング・座る場所・声かけ。足が浮かない座り方を先に
  3. うんちだけは姿勢・怖さ・便の状態。痛がる・続く時は小児科へ
  4. 嫌がる時は休んでいい。再開は子どもが興味を見せた時に
  5. 困ったら相談。小児科・自治体の子育て相談・園の先生に

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

トイトレが進まない時の早見表:進み方は子どもによって違い、何歳までと決めず、叱らない・責めない。見直すのはタイミング(気分が軽い時に軽く誘う)、座る場所(足が浮かない・ぐらつかない踏み台)、声かけ(できた時に小さくほめ、失敗は淡々と片付ける)の3つ。うんちだけできない時は姿勢・怖さ・便の状態を見て、痛がる・便秘が続く時は小児科へ。座るのを嫌がる時は無理に座らせず休み、トイレに入るだけ・服を着たまま座るだけ・ぬいぐるみが先に座るなど段階を分ける。園ではできる時は園の声かけや便器の大きさとの違いを探す。困った時は小児科、自治体の子育て相談(保健センター)、園の先生に相談する

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