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つぼみが膨らんできたと思ったら、茎がくにゃりと曲がって、鉢ごと横になってしまった。花が咲いたあとに、茎が重くて地面にぺたんと寝てしまった。フリージアは細い茎に花がずらりと並ぶので、倒れてしまう悩みが多い花ですよね。
先に結論をひとつ。フリージアが倒れるのは、「茎が細く花が重い」「日当たり不足でひょろりと伸びた」「水のやりすぎ」が多く、倒れる前に細い支柱で支えるのがいちばん確実です。支柱は、鉢の縁の近くに細く差して、茎をひもでゆるく8の字に留めます。球根は、葉が黄色くなってから掘り上げて、乾かして保管する考え方です。原因の見分け方から、支柱の手順、花が終わったあとの考え方、球根を口に入れない注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:倒れる原因を知りたい人|支柱を立てたい人|ひょろひょろ伸びた人|花が終わった人|球根の掘り上げが気になる人|芽が出ない・水仙と迷う人|子どもとペットがいる人
倒れる原因の早見表——花の重さ・日当たり・水
倒れ方によって、疑うことが変わります。まず表で照らし合わせてみてください。
| 倒れ方 | まず疑うこと | 見直すこと |
|---|---|---|
| つぼみや花が付いてから、茎が曲がる | 茎が細く、花が重い | 細い支柱で支える |
| 全体がひょろひょろ伸びて倒れる | 日当たり不足 | 明るい場所へ。置き場所を見直す |
| 茎の根元がぶよぶよして倒れる | 水のやりすぎ・水はけ | 土の乾き具合と、受け皿の水 |
| 風の強い日に鉢ごと倒れる | 鉢が軽い・風当たり | 低い場所へ移し、風を避ける |
ひとつの原因だけとは限りません。日当たりが足りなくて茎が細く伸び、そこに花の重みと風が加わって倒れる、という組み合わせもよくあります。表の上から順に、当てはまるものを減らしていきましょう。
支柱の立て方——鉢の縁の近くに細い支柱を差し、茎をひもでゆるく8の字に留める
倒れてから起こすと、茎が折れたり傷んだりしやすいので、倒れる前に、つぼみが見え始めた頃から支えるのが安心です。使うのは、細いイボ竹のような軽い支柱が扱いやすいと言われます。
- 鉢の縁の近くに、細い支柱を差す。茎のすぐそばに差すと、根や球根を傷めるおそれがあります。縁の近くなら、球根から離れていて安心です
- 茎をひもでゆるく8の字に留める。茎と支柱の間にひもを渡して、8の字にひねってから支柱側で結びます。8の字にすると、茎が支柱にこすれにくくなります
- 少し余裕を残す。きつく縛ると、茎が太る時に食い込みます。指が入るくらいのゆとりを
支柱の先端は尖っているので、目や手を傷つけないよう、先にキャップをつけておくと安心です。しゃがんだ時に顔の近くに来る高さなので、子どもが走り回る場所には置かないようにしましょう。ベランダの鉢は、支柱を立てると重心が高くなります。落ちても人に当たらない位置、風で倒れない場所に置いてください。
ひょろひょろ伸びて倒れる時——日当たりと水を見直す
茎が細く長く伸びて倒れる時は、光を求めて背伸びしている状態かもしれません。窓から離れた暗い場所や、他の鉢の陰になっていないかを見てください。日当たりのよい場所に移すだけで、茎ががっしりしてくることがあります。ただし、急に強い日差しの場所に移すと、葉が傷むことがあるので、少しずつ慣らします。
もうひとつは、水のやりすぎです。土がいつも湿っていると、根が弱って茎が細くなります。水やりは、土の表面が乾いてから。間隔は天気と鉢の大きさで変わるので、日数より土の様子を見てください。受け皿に水がたまっていたら、捨てましょう。
花が終わったら——花がらを切り、葉は残す
咲き終わった花は、そのままにすると種を作ろうとして株が疲れるので、早めに切ります。花を支えている茎ごと、はさみで切ってください。はさみは清潔なものを使い、刃先を自分や子どもの方に向けないようにします。
気をつけたいのは、葉は残すこと。花が終わったあとの葉は、球根に栄養を送る役目を持つと言われます。見た目が気になっても、葉が緑のうちは切らずに置いておきましょう。
球根の掘り上げと保管の考え方——葉が黄色くなってから
球根を掘り上げて保管するかどうかは、お住まいの地域の気候や、品種で違います。寒さに弱い品種や、雨の多い場所では、掘り上げる考え方があります。ラベルや購入先の案内、地域の園芸の案内で確かめてください。掘り上げる場合の流れは、次の3つです。
- 葉が黄色くなって枯れてから掘る。緑のうちは球根が育っている途中です。掘る時は、球根を傷つけないよう、少し離れた所から土ごと持ち上げます
- 土を落として、日の当たらない所で乾かす。直射日光は避け、風通しのよい日陰で
- 紙袋や網の袋に入れて、風通しのよい涼しい所へ。ビニール袋に密閉すると蒸れます
冷蔵庫で保管する方法を見かけることもありますが、食品と同じ場所に置くと、家族が玉ねぎなどと間違えるおそれがあります。入れる場合は、食品と必ず分け、ふた付きの容器に「球根・食べない」と大きく書いておきましょう。古い紙袋の始末に困った時は、紙袋の捨て方はどれが正解?が参考になります。
芽が出る時期と、水仙との違い
芽が出る時期は、球根を植え付けた時期と、その後の寒さで変わります。「出ない」と心配になっても、寒さが足りないだけ、ということもあります。土を掘り返して確かめたくなりますが、根を傷めるので、しばらく待ってみましょう。月は地域で違うので、購入先の案内で確かめてください。
水仙と混同されることもありますが、葉の形と花の付き方で見分けられると言われます。フリージアは剣のような細い葉で、花が茎の片側に並んで咲きやすいのが特徴です。球根の形も似ているので、買った袋のラベルは捨てずに取っておくと、あとで迷いません。同じ球根の花の話題は彼岸花はいつ咲く?も参考になります。
球根・葉・花は口に入れない——子ども・ペット・ベランダの注意
フリージアの球根は、玉ねぎやニラと間違えて口に入れないでください。球根・葉・茎・花、どれも食べ物ではありません。毒性の強さは種類や量で違いますが、「少しなら大丈夫」とは考えないでください。もし口に入れてしまった時は、様子を見る前に、医療機関や中毒の相談窓口に連絡を。
- 掘り上げた球根は、子どもの手の届かない所へ。食品のそばに置かない
- 猫・犬・小鳥は、植物をかじることがあります。届かない所に置き、気になる時は獣医さんへ
- ベランダでは、支柱を立てた鉢が風で倒れない位置に。手すりの外に出さず、避難経路をふさがない。共用部の植え込みは管理規約と管理会社の案内に従います
- 抜いた株や球根、古い土は、自治体の案内に従って捨てます。植木鉢の土の考え方は植木鉢の土の捨て方にあります
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、フリージアは倒れてから直すより、つぼみが見え始めた頃に支柱を立てておくほうが楽だと思います。球根も食べ物と同じ場所には置かない、が基本ですよね』
💡 この困りごとへの提案
支柱は、細くて軽いものがあると使いやすいです。茎を傷めず、鉢の縁の近くに差せる細さを選ぶと扱いやすくなります。
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まとめ:倒れる前に、鉢の縁の近くへ細い支柱を差してゆるく留める
- 倒れる原因は、花の重さ・日当たり不足・水のやりすぎ。表で順に見分ける
- 支柱は鉢の縁の近くに細く差す。茎はひもでゆるく8の字に留める
- 花が終わったら花がらを切り、葉は残す。葉が緑のうちは球根が育っている
- 掘り上げるなら、葉が黄色くなってから。乾かして、紙袋で風通しのよい所へ
- 球根は玉ねぎと間違えない。食品と分け、口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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