フリージアが倒れる時——支柱の立て方と、球根の掘り上げ・保管の考え方

家事

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つぼみが膨らんできたと思ったら、茎がくにゃりと曲がって、鉢ごと横になってしまった。花が咲いたあとに、茎が重くて地面にぺたんと寝てしまった。フリージアは細い茎に花がずらりと並ぶので、倒れてしまう悩みが多い花ですよね。

先に結論をひとつ。フリージアが倒れるのは、「茎が細く花が重い」「日当たり不足でひょろりと伸びた」「水のやりすぎ」が多く、倒れる前に細い支柱で支えるのがいちばん確実です。支柱は、鉢の縁の近くに細く差して、茎をひもでゆるく8の字に留めます。球根は、葉が黄色くなってから掘り上げて、乾かして保管する考え方です。原因の見分け方から、支柱の手順、花が終わったあとの考え方、球根を口に入れない注意まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へつぼみや花で倒れた→縁の近くに細い支柱を差す第2章へ ▶ひょろひょろ伸びた→日当たりと水を見直す第3章へ ▶花が終わった→花がらを切る。葉は残す第4章へ ▶球根の掘り上げが気になる→葉が黄色くなってから第5章へ ▶芽が出ない・水仙と迷う→植え付けの時期と寒さを見る第6章へ ▶

ケース別に読む:倒れる原因を知りたい人|支柱を立てたい人|ひょろひょろ伸びた人|花が終わった人|球根の掘り上げが気になる人|芽が出ない・水仙と迷う人|子どもとペットがいる人

4コマ漫画|倒れそうなフリージア咲き始め花が重くて倒れた…1花が重くて茎が曲がるやりがちぎゅっと縛っちゃえ2きつく縛ると茎に食い込む支柱を立てる縁の近くに差すゆるく留めよう3縁の近くに差し、ゆるく8の字安心倒れず咲いたね4倒れずに咲きそろう

倒れる原因の早見表——花の重さ・日当たり・水

倒れ方によって、疑うことが変わります。まず表で照らし合わせてみてください。

倒れ方 まず疑うこと 見直すこと
つぼみや花が付いてから、茎が曲がる 茎が細く、花が重い 細い支柱で支える
全体がひょろひょろ伸びて倒れる 日当たり不足 明るい場所へ。置き場所を見直す
茎の根元がぶよぶよして倒れる 水のやりすぎ・水はけ 土の乾き具合と、受け皿の水
風の強い日に鉢ごと倒れる 鉢が軽い・風当たり 低い場所へ移し、風を避ける

ひとつの原因だけとは限りません。日当たりが足りなくて茎が細く伸び、そこに花の重みと風が加わって倒れる、という組み合わせもよくあります。表の上から順に、当てはまるものを減らしていきましょう。

支柱の立て方——鉢の縁の近くに細い支柱を差し、茎をひもでゆるく8の字に留める

倒れてから起こすと、茎が折れたり傷んだりしやすいので、倒れる前に、つぼみが見え始めた頃から支えるのが安心です。使うのは、細いイボ竹のような軽い支柱が扱いやすいと言われます。

支柱の立て方の3段階1支柱を差す鉢の縁の近くへ→28の字に留めるひもをひねる→3ゆるめに少し余裕を残す
  1. 鉢の縁の近くに、細い支柱を差す。茎のすぐそばに差すと、根や球根を傷めるおそれがあります。縁の近くなら、球根から離れていて安心です
  2. 茎をひもでゆるく8の字に留める。茎と支柱の間にひもを渡して、8の字にひねってから支柱側で結びます。8の字にすると、茎が支柱にこすれにくくなります
  3. 少し余裕を残す。きつく縛ると、茎が太る時に食い込みます。指が入るくらいのゆとりを

支柱の先端は尖っているので、目や手を傷つけないよう、先にキャップをつけておくと安心です。しゃがんだ時に顔の近くに来る高さなので、子どもが走り回る場所には置かないようにしましょう。ベランダの鉢は、支柱を立てると重心が高くなります。落ちても人に当たらない位置、風で倒れない場所に置いてください。

ひょろひょろ伸びて倒れる時——日当たりと水を見直す

茎が細く長く伸びて倒れる時は、光を求めて背伸びしている状態かもしれません。窓から離れた暗い場所や、他の鉢の陰になっていないかを見てください。日当たりのよい場所に移すだけで、茎ががっしりしてくることがあります。ただし、急に強い日差しの場所に移すと、葉が傷むことがあるので、少しずつ慣らします。

もうひとつは、水のやりすぎです。土がいつも湿っていると、根が弱って茎が細くなります。水やりは、土の表面が乾いてから。間隔は天気と鉢の大きさで変わるので、日数より土の様子を見てください。受け皿に水がたまっていたら、捨てましょう。

花が終わったら——花がらを切り、葉は残す

咲き終わった花は、そのままにすると種を作ろうとして株が疲れるので、早めに切ります。花を支えている茎ごと、はさみで切ってください。はさみは清潔なものを使い、刃先を自分や子どもの方に向けないようにします。

気をつけたいのは、葉は残すこと。花が終わったあとの葉は、球根に栄養を送る役目を持つと言われます。見た目が気になっても、葉が緑のうちは切らずに置いておきましょう。

球根の掘り上げと保管の考え方——葉が黄色くなってから

球根を掘り上げて保管するかどうかは、お住まいの地域の気候や、品種で違います。寒さに弱い品種や、雨の多い場所では、掘り上げる考え方があります。ラベルや購入先の案内、地域の園芸の案内で確かめてください。掘り上げる場合の流れは、次の3つです。

球根の掘り上げの3段階1葉が黄色く枯れる緑のうちは掘らない→2日陰で乾かす土を落として→3紙袋で保管食品と分ける風通しよく
  • 葉が黄色くなって枯れてから掘る。緑のうちは球根が育っている途中です。掘る時は、球根を傷つけないよう、少し離れた所から土ごと持ち上げます
  • 土を落として、日の当たらない所で乾かす。直射日光は避け、風通しのよい日陰で
  • 紙袋や網の袋に入れて、風通しのよい涼しい所へ。ビニール袋に密閉すると蒸れます

冷蔵庫で保管する方法を見かけることもありますが、食品と同じ場所に置くと、家族が玉ねぎなどと間違えるおそれがあります。入れる場合は、食品と必ず分け、ふた付きの容器に「球根・食べない」と大きく書いておきましょう。古い紙袋の始末に困った時は、紙袋の捨て方はどれが正解?が参考になります。

芽が出る時期と、水仙との違い

芽が出る時期は、球根を植え付けた時期と、その後の寒さで変わります。「出ない」と心配になっても、寒さが足りないだけ、ということもあります。土を掘り返して確かめたくなりますが、根を傷めるので、しばらく待ってみましょう。月は地域で違うので、購入先の案内で確かめてください。

水仙と混同されることもありますが、葉の形と花の付き方で見分けられると言われます。フリージアは剣のような細い葉で、花が茎の片側に並んで咲きやすいのが特徴です。球根の形も似ているので、買った袋のラベルは捨てずに取っておくと、あとで迷いません。同じ球根の花の話題は彼岸花はいつ咲く?も参考になります。

球根・葉・花は口に入れない——子ども・ペット・ベランダの注意

フリージアの球根は、玉ねぎやニラと間違えて口に入れないでください。球根・葉・茎・花、どれも食べ物ではありません。毒性の強さは種類や量で違いますが、「少しなら大丈夫」とは考えないでください。もし口に入れてしまった時は、様子を見る前に、医療機関や中毒の相談窓口に連絡を。

  • 掘り上げた球根は、子どもの手の届かない所へ。食品のそばに置かない
  • 猫・犬・小鳥は、植物をかじることがあります。届かない所に置き、気になる時は獣医さんへ
  • ベランダでは、支柱を立てた鉢が風で倒れない位置に。手すりの外に出さず、避難経路をふさがない。共用部の植え込みは管理規約と管理会社の案内に従います
  • 抜いた株や球根、古い土は、自治体の案内に従って捨てます。植木鉢の土の考え方は植木鉢の土の捨て方にあります

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、フリージアは倒れてから直すより、つぼみが見え始めた頃に支柱を立てておくほうが楽だと思います。球根も食べ物と同じ場所には置かない、が基本ですよね』

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支柱は、細くて軽いものがあると使いやすいです。茎を傷めず、鉢の縁の近くに差せる細さを選ぶと扱いやすくなります。


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まとめ:倒れる前に、鉢の縁の近くへ細い支柱を差してゆるく留める

  1. 倒れる原因は、花の重さ・日当たり不足・水のやりすぎ。表で順に見分ける
  2. 支柱は鉢の縁の近くに細く差す。茎はひもでゆるく8の字に留める
  3. 花が終わったら花がらを切り、葉は残す。葉が緑のうちは球根が育っている
  4. 掘り上げるなら、葉が黄色くなってから。乾かして、紙袋で風通しのよい所へ
  5. 球根は玉ねぎと間違えない。食品と分け、口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

フリージアが倒れる時の早見表:倒れる原因は茎が細く花が重い、日当たり不足でひょろりと伸びた、水のやりすぎ。支柱は鉢の縁の近くに細い支柱を差し、茎をひもでゆるく8の字に留める。きつく縛らず少し余裕を残し、先端にキャップをつけて目や手を守る。花が終わったら花がらを切り、葉は緑のうちは残す。球根の掘り上げは葉が黄色くなってから、土を落として日陰で乾かし、紙袋で風通しのよい涼しい所へ。冷蔵庫に入れるなら食品と分けて家族が間違えないようにする。球根や葉や花は玉ねぎやニラと間違えず口に入れない。口に入れたら医療機関や中毒の相談窓口へ。ベランダの鉢は落ちない位置、風で倒れない所に置く

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