ランタナの花が咲かない時——切り戻す位置と、においや黒い実の注意(実を口に入れない)

家事

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ランタナは、色とりどりの小さな花が長く咲く庭木・鉢花として人気です。それなのに、葉ばかり茂って花が咲かない。切り戻したいけれど、どこを切ればいいのか分からない。葉に独特のにおいがあることや、花のあとにつく黒い実が気になる人もいますよね。

先に結論をひとつ。花が咲かない時は、日当たりと切り戻しの位置・切りすぎを見直します。切り戻す位置は「葉のつけ根の少し上」です。そして、ランタナの黒い実は口に入れない。子どもとペットの手の届く所では、実を早めに取ることも大切です。咲かない理由、切り戻し、におい、黒い実、増えすぎた時の考え方を、順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ花が咲かない→日当たりと切りすぎを見る第1章へ ▶どこを切る?→葉のつけ根の少し上第2章へ ▶においが気になる→置き場所を考える第3章へ ▶黒い実がついた→口に入れない・手の届かない所へ第4章へ ▶増えすぎた→範囲を決めて手袋で第5章へ ▶

ケース別に読む:花が咲かない人|どこを切るか知りたい人|においが気になる人|黒い実がついた人|増えすぎた人

4コマ漫画|ランタナの花が咲かない葉ばかり茂る花が咲かない…葉ばかり茂る1日当たりと切り方を見るやりがちなNG思い切って根元まで切る!2切りすぎは避ける葉のつけ根の上ここなら安心して切れる3葉のつけ根の少し上実は口に入れない実は手袋で取る洗って手洗い4子どもの手の届かない所へ

花が咲かない時——日当たりと切りすぎを見る

ランタナは、日当たりを好む植物と言われます。葉は元気に茂るのに花が少ない時は、まず置き場所を見直します。次に、切り戻しの位置と、切りすぎていないかを確かめます。見る所を、早見表にしました。

見る所 確かめること 見直し方
日当たり 日中、日が当たる時間が短くないか 日の当たる場所へ移す。鉢なら動かせます
切り戻しの位置 葉も芽もない所で切っていないか 葉のつけ根の少し上で切る
切りすぎ 全体を短く切りすぎていないか 葉を残して切る。次の芽が出るのを待つ
枝の混み具合 内側の枝が混み合っていないか 込み合う枝を間引いて風を通す
水やり 土が常に湿っていないか、乾きすぎていないか 土の表面を見て、乾いてから与える
花が咲く環境と咲きにくい環境咲きやすい日当たりのよい場所つけ根の少し上で切る風が通る枝咲きにくい日陰が続く根元まで切りすぎ枝が混み合う

鉢植えの場合は、鉢の底の穴から根が出ていないかも見てみます。根が鉢いっぱいに回ると、水や空気が行き渡りにくくなります。植え替えの時期や鉢の大きさは、品種や環境で違うので、説明書きや園芸店の案内を確かめてください。

どれも、すぐに結果が出るとは限りません。品種や育てている環境によって、咲くまでの時間は変わります。説明書きや園芸店の案内で、育てている株に合った管理を確かめてください。

肥料や薬剤を使う時は、製品の表示のとおりにしてください。まずは日当たりと切り方の見直しから始めると、迷いません。

切り戻しはどこを切る?——葉のつけ根の少し上で

ランタナの切り戻しで迷うのが、「どこを切るか」です。決め方はシンプルで、葉のつけ根の少し上です。葉のつけ根からは、次の芽が出てきます。そのすぐ上で切ると、芽が出て、枝が増えていきます。

切り戻しの3つの手順1葉のつけ根を探す枝の葉の根元芽が出る場所→2少し上で切るつけ根の少し上切り口は斜めに→3葉を残して切りすぎない短くしすぎず次の芽を待つ
  • 切るのは、葉のつけ根の少し上。つけ根のすぐ上でも、離れすぎた位置でもありません
  • 切りすぎない。全体を短くしすぎず、葉を残します。時期は、品種や地域で違うので、説明書きや園芸店の案内を見てください
  • 剪定ばさみは清潔に。切る前に刃を拭いておきます。刃先は自分や人のいない向きに。切れ味が落ちた時はハサミの研ぎ方(簡単)が参考になります
  • 切った枝は小さな子どもの口に入ることがあるので、すぐ袋に入れて、手の届かない所へ置きます

切り戻したあとは、しばらく花が減ることがあります。つけ根から新しい芽が伸びて、枝が増えるまでの間です。焦って追加で切らず、日当たりと水やりを確かめながら、様子を見てください。切った枝は、集めて袋に入れ、自治体の出し方に沿って捨てます。

においが気になる時——葉に独特のにおいがある

ランタナの葉は、触ったり切ったりすると、独特のにおいがすると言われます。感じ方には個人差があり、気にならない人もいれば、苦手に感じる人もいます。

  • 窓のすぐ横や玄関ドアの前は避ける。においが気になる人は、人の通り道から少し離れた場所に置きます
  • 切る作業は風通しのよい所で。切った枝や葉のにおいが、手や服につくことがあります。作業のあとは手を洗います
  • においが手や服に残った時は、手を洗い、服は洗濯表示どおりに洗います。使っていた軍手は軍手の洗い方のとおりに洗えます

洗濯物を干す場所や、窓を開けて過ごす部屋のそばに置く時は、風向きも見ておきます。においが室内に入りやすいと感じたら、少し離した位置へ置き直せば足ります。ベランダに置く場合は、集合住宅の管理規約で、手すりまわりや避難経路に物を置いてよいかを確かめてください。

香りの強い花木といえば、秋の金木犀もよく知られています。香りが漂う季節のことは金木犀はいつ咲く?にまとめています。ランタナは花そのものより葉のにおいが気になる、と言われる点が違います。

黒い実がついた時——口に入れない、手の届かない所へ

ランタナは、花のあとに黒っぽい小さな実がつくことがあります。この実は、口に入れてはいけません。実や葉には、口にすると体に合わないことがあると言われていて、とくに小さなお子さんやペットには注意が必要です。毒性の強さや量は、自己判断せず、「口に入れない」と決めておくのが確実です。

黒い実の扱いこうする手袋をして取る手の届かない所へ袋に入れて捨てるこれはNG手の届く所に実口に入れる手を洗わず食べる
  • 実は口に入れない。お子さんが拾って口に入れることがあります。庭や鉢の足元を、ときどき確かめてください
  • 子どもとペットの手の届く所では、実を早めに取る。猫や犬、小鳥は、植物をかじることがあります。置き場所は届かない所にします。気になる様子がある時は、獣医さんに相談してください
  • 取る時は手袋をする。汁が手につくことがあるので、取ったあとは石けんで手を洗います
  • 口に入れてしまった時は、医療機関や中毒の相談窓口へ。慌てず、何をどのくらい口にしたかを伝えられるよう、実の写真や残りを手元に置いておくと伝えやすくなります

汁が肌につく時は、水で洗います。目をこすらないでください。肌に合わない時は、医療機関に相談します。

増えすぎた時——範囲を決めて、手袋をして切る

ランタナは、地植えで大きく広がることがあります。増えすぎて困る前に、育てる範囲を決めておくと、管理が楽になります。範囲を超えた枝は、葉のつけ根の少し上で切ります。

  • 範囲を決める。ここまで、と決めて、はみ出した枝を切ります
  • 実を落とさない。実が地面に落ちると、そこから増えることがあります。実は早めに取って、袋に入れて捨てます
  • 集合住宅の花壇・植え込み・ベランダ。管理規約と管理会社の案内が先です。共用部の植物を勝手に切ったり、鉢を置いたりしないでください
  • 切る時は手袋を。汁が手につくことがあるので、薄手の手袋があると作業しやすくなります。終わったら、手を洗います

寒さに弱い品種もあると言われます。冬の置き場所や管理は、育てている株の説明書きを見てください。花がない時期に慌てて切らず、様子を見ることも大切です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、花が咲かないとつい切りたくなりますよね。まずは日当たり、切るなら「葉のつけ根の少し上」と決めておくだけで、迷いが減ると思います』

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実を取る時も、枝を切る時も、手袋が1組あると助かります。汁や実に素手で触れずに済み、作業のあとに手を洗う前に、気持ちの余裕もできます。


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切れ味が落ちたはさみはハサミの研ぎ方(簡単)を、作業用の手袋の洗い方は軍手の洗い方を、香りの強い花木の話は金木犀はいつ咲く?をどうぞ。

まとめ:日当たりと切り方を見直す。黒い実は口に入れない

  1. 花が咲かない時は、日当たりと切りすぎを見直す
  2. 切り戻しは、葉のつけ根の少し上で。切りすぎず、葉を残す
  3. 葉の独特のにおいは、置き場所と風通しで考える。作業後は手を洗う
  4. 黒い実は口に入れない。子どもとペットの手の届かない所へ。口に入れた時は医療機関や中毒の相談窓口へ
  5. 増えすぎたら範囲を決め、手袋をして切る。集合住宅は管理規約が先

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ランタナの花が咲かない時の早見表:花が咲かない時は日当たりと切りすぎを見直す。切り戻しは葉のつけ根の少し上で切り、葉を残す。葉の独特のにおいは置き場所と風通しで考え、作業後は手を洗う。黒い実は口に入れず、子どもとペットの手の届かない所へ置き、実は早めに取って袋に入れて捨てる。口に入れた時は医療機関や中毒の相談窓口へ。増えすぎたら育てる範囲を決め、手袋をして切る。集合住宅の花壇は管理規約と管理会社が先

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