【図解】名前つけが布ににじまない方法|アイロン下地と素材別の使い分け

名前つけが布ににじまない方法|アイロン下地と素材別の使い分けのアイキャッチ画像 家事

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布に名前を書くとにじむのは、インクが繊維のすき間を伝わって広がるからです。つまり、すき間をふさいでから書けば止まります。アイロンで下地をつくる方法、素材別の向いているやり方、洗濯で薄くならないコツをまとめました。

図解|名前つけがにじまない方法なぜにじむのか(繊維の断面)布の繊維(すき間がある)にじむインクがすき間を走るすき間をふさげば、にじみは止まります水分が多いほど遠くまで広がりますすき間をふさぐ3つの方法① アイロンで下地をつくる当て布して10秒。繊維が寝てすき間が減る② 中性洗剤かヘアスプレー塗って乾かしてから書く。膜ができる③ 布用の下地シート・のり貼るだけ。いちばん確実いちばん手軽なのは①。アイロンをかけてから書くだけです素材別・向いている方法綿(体操服・給食袋)油性ペン+アイロン下地ポリエステル(水着・体操服)布用ペンかアイロンシールタオル地(ループ付き)ネームテープを縫うか貼る防水生地(レインコート)油性ペン→表面が弾くので専用テープ靴下・伸びる生地伸縮対応のネームテープ書いたあとにアイロンで押さえると、洗濯しても薄くなりにくくなります

方法別 早見表

方法 手軽さ にじみ止め効果 向いている物
アイロンをかけてから書く 綿の体操服・給食袋
中性洗剤を塗って乾かす にじみやすい薄い綿
ヘアスプレーをかけて乾かす 手元にあるもので済ませたいとき
布用の下地シート 確実に決めたいとき
ネームテープを貼る・縫う タオル・靴下・伸びる生地
名前スタンプ 数が多いとき(30点以上)

にじむ仕組みが分かれば対策は簡単

布は糸と糸のあいだにすき間があります。そこにインクが落ちると、水分が細いすき間を伝わって四方に広がっていきます。紙に書くよりにじむのは、このすき間が大きいからです。

だから対策はすき間をふさぐか、インクの水分を減らすかの二択になります。

  • すき間をふさぐ…アイロン、洗剤、ヘアスプレー、下地シート
  • 水分を減らす…ペン先を細くする、一度で書ききらず点を置くように書く
  • そもそも書かない…ネームテープ、アイロンシール、スタンプ

いちばん手軽で効果があるのは、書く前にアイロンをかけることです。熱と圧で繊維が寝て、すき間が小さくなります。当て布をして10秒ほど押さえるだけで十分です。

手順(綿の体操服・給食袋)

  • 名前を書く場所にアイロンをかける(当て布して10秒)
  • その部分を指で軽く伸ばして、しわを取る
  • 下に厚紙かクリアファイルを差し込む(裏に写るのを防ぐ)
  • 細字の油性ペンで、一気に線を引くのではなく短く区切って書く
  • 書き終わったら10分ほど乾かす
  • 当て布をして、もう一度アイロンで押さえる

ペンは細字を選びます。太いペンは一度に出るインクが多く、にじみやすくなります。布用の油性ペンは、通常の油性ペンよりにじみにくく作られているものがあります。

書いたあとのアイロンがけは省きがちですが、これをするとインクが定着して洗濯を繰り返しても薄くなりにくくなります。高温は避けて、中温で当て布をしてください。

手元にある物でにじみを止める

使うもの やり方 注意
中性洗剤(食器用) 綿棒で薄く塗って完全に乾かす 塗りすぎると輪じみになります
ヘアスプレー 20cm離して軽くかけ、乾かす べたつくものは避ける
水で濡らして乾かす 一度濡らしてアイロンで乾かす 手間だが効果あり
のりを薄く塗る スティックのりを薄く。乾かす 洗うと落ちるので書いたら定着させる

どれも「塗って完全に乾かしてから書く」のが共通の要点です。濡れているうちに書くと、かえってにじみが広がります。ドライヤーを使えば数分で乾きます。

中性洗剤はいちばん効きますが、塗った範囲が輪じみになることがあります。名前の周囲だけに薄くとどめるか、あとで洗濯する前提の物に使ってください。

素材で方法を変える

  • 綿(体操服・給食袋・ハンカチ)…油性ペン+アイロン下地でうまくいきます
  • ポリエステル(水着・ジャージ)…油性ペンがはじかれることがあります。布用ペンか、アイロンで貼るネームシールが確実
  • タオル地(ループ付きタオル)…毛足があってにじみやすいので、ネームテープを縫うか、アイロン接着のテープを使います
  • 防水生地(レインコート・シューズケース)…表面が水を弾くので、専用のテープかシールを使います
  • 靴下・伸びる生地…書くと伸びて読めなくなります。伸縮に対応したネームテープを選んでください

プラスチック製品(コップ・歯ブラシ・お道具箱)は布とは別で、油性ペンで直接書けます。ただし洗うと消えるので、ラベルシールを貼ってその上に書くほうが長持ちします。

数が多いときは書かない方法に切り替える

入学準備のように点数が多いときは、一つずつ書くより道具に頼るほうが速くて仕上がりもそろいます。

方法 向いている数 ひとこと
手書き 〜20点 いちばん安い。にじみ止めが必要
名前スタンプ 30点以上 布にも紙にも押せる。作るのに数日かかります
アイロンネームシール 20〜50点 仕上がりがきれい。剥がれることも
縫い付けるゼッケン 体操服など数点 いちばん丈夫。時間はかかります
既製のネームテープ 靴下・タオル 伸びる素材に強い

スタンプは注文から届くまで数日かかるので、入学準備なら2月中に頼んでおくと間に合います。ひらがなと漢字の両方を作っておくと、学年が上がっても使えます。

おはじきや算数セットのような細かい物が大量にある場合は、スタンプがあるかどうかで作業時間が何時間も変わります。

4コマ漫画でおさらい

4コマ漫画|名前つけがにじむ入園グッズの名前つけ布にペンで書くとにじんじゃう…1布への名前書きは難易度高め体操服に書いたら線がじわ〜っと太くなった!2繊維のすき間をインクが走るにじませないコツ① アイロンで下地② 布を張って書く③ 素材でペン選び3下地処理でにじみは激減する仕上がりぼくの名前くっきり!読める字は気持ちいい4素材別の使い分けは本文で

詳しい手順や例外は、この上の各見出しにまとめてあります。まずは漫画の流れだけ覚えておけば大丈夫です。

よくある質問

Q. にじんでしまいました。消せますか?

油性インクは完全には消えません。消毒用エタノールを綿棒につけて叩くと薄くなることがありますが、にじみが広がる恐れもあります。その上にネームシールを貼って隠すのが現実的です。

Q. 洗濯すると名前が薄くなります

書いたあとにアイロンで押さえると定着します。当て布をして中温で10秒が目安です。それでも薄くなるなら、布用のペンに替えるかネームテープに切り替えてください。

Q. 名前を書く場所に決まりはありますか?

学校から指定があればそれに従います。指定がない場合は、外から見えて、かつ本人が確認しやすい場所(襟の内側やタグの近く)が実用的です。

Q. 防犯の面で外から見える名前は心配です

通学かばんや帽子など外から見えるものは、内側に書くか、折り返しで隠れる位置にするとよいです。学校の方針も確認しておいてください。

Q. アイロンシールが剥がれてきました

洗濯と摩擦で端から浮いてきます。剥がれた部分に当て布をして、もう一度しっかりアイロンをかけると復活することがあります。それでも取れるなら、周囲を数針縫うと持ちます。

Q. お下がりの名前を書き替えたいです

前の名前の上に白いアイロンシールを貼って、その上に書くのがきれいです。油性ペンで塗りつぶすと、洗濯するうちに下の字が浮いてくることがあります。

Q. 油性ペンの太さはどれがいいですか?

細字か極細です。太いペンはインクが多く出てにじみやすくなります。布に書く用のペンには、にじみ止め成分が入っているものもあります。

Q. 名前スタンプは何を作ればいいですか?

よく使うのは「ひらがな・大」「ひらがな・小」「漢字」の3種です。布用のインクと紙用のインクを兼ねられるスタンプ台を一緒に用意しておくと便利です。

Q. ゼッケンの縫い方が分かりません

四隅を仮止めしてから、外周を1cm間隔でぐし縫いすれば十分です。洗濯で外れやすいのは角なので、角だけ2回重ねて縫うと持ちます。

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まとめ

にじむのは繊維のすき間をインクが走るからです。書く前にアイロンをかける/細字のペンを使う/書いたあともう一度アイロンで押さえるの3つで解決します。タオル地や伸びる生地はネームテープに切り替えたほうが早く、点数が多いときはスタンプが確実です。

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