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壁や窓辺を、小さなクモがちょこちょこ歩いている。近づくと、ぴょんと跳ねて逃げていく。そんな姿を見て、「このクモは何だろう」「どのくらいの大きさになるの」と気になった人は多いのではないでしょうか。黒っぽい子もいれば、茶色っぽい子や、白っぽく見える子もいて、同じクモなのか迷いますよね。
先に結論をひとつ。ハエトリグモは、巣を張らずに歩き回って、獲物に跳びかかる小さなクモです。色は黒っぽい・茶色・白い模様など、種類や成長の段階で違います。大きさは、小さなものはごま粒くらい、大きなものでも指先にのるくらいが目安です。この記事では、色・模様・動き方・巣の有無を手がかりにした見分け方と、オスとメスの違いを、図解で整理していきます。
ケース別に読む:黒っぽいクモを見た人|茶色・白・黄色っぽいクモを見た人|オスとメスの違いを知りたい人|ほかのクモと迷う人|大きさが気になる人
見分けの早見表——色・模様・動き方・巣の有無
ハエトリグモを見分ける時は、細かい種類の名前を覚えようとするより、「歩き回って跳ぶ」「巣を張らない」「顔の前に大きな目がある」の3つを確かめるのが近道です。この3つに当てはまれば、ハエトリグモの仲間と考えて大丈夫です。
| 見る所 | ハエトリグモ | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 動き方 | 歩き回って、ぴょんと跳ぶ | 近づくと跳んで逃げることが多い |
| 巣 | 獲物を捕らえる網は張らない | 壁や天井に、網目の巣がないか見る |
| 目 | 顔の前に、大きな目が2つ並ぶ | 虫眼鏡で見ると、目が大きく見える |
| 色・模様 | 黒・茶色・灰色・白い模様など、種類で違う | 色だけで決めず、動き方もあわせて見る |
| 体の形 | ずんぐりして、足が短めに見える | 足の長い細身のクモは別の仲間のことが多い |
ハエトリグモの仲間は種類が多く、色や模様はさまざまです。どの種類かを特定するのは専門家でも難しいことがあるので、まずは「ハエトリグモの仲間」とわかれば、それで足ります。
黒いハエトリグモ——黒地に白い模様が目立つ
家の中で見かけるハエトリグモは、黒っぽい体に、白い斑点や横すじが入っていることが多いと言われています。壁や窓辺、カーテンのそばなどを歩いていて、近づくと跳んで逃げます。黒いと大きく見えるように感じますが、実際には指先にのるくらいの小さなクモです。
黒いクモを見て、ぎょっとする人もいます。見分けのポイントは、色よりも動き方と目です。心配な時は、素手で触らずに、気になる点を医療機関や自治体の窓口に相談してください。
茶色・白い・黄色っぽい時——種類や成長の段階で色が違う
茶色っぽいハエトリグモも、よく見かけます。灰色に近い色で、細いすじが入っているものもいます。体の色が淡くて白っぽく見える時は、まだ幼いクモだったり、脱皮したばかりだったりすることがあると言われています。黄色っぽく見えるのも、種類や成長の段階、光の当たり方で変わる色合いです。
- 黒っぽい。黒地に白い斑点やすじが見える。家の中でよく見かけるタイプ
- 茶色・灰色っぽい。細かいすじや模様が入ることもある。落ち着いた色合い
- 白っぽい・淡い色。幼いクモや、脱皮のあとの可能性。時間がたつと色が変わることも
- 黄色っぽい。種類や光の加減。ほかのクモと間違えていないか、動き方を見直す
オスとメスの違い——模様と、顔の前の触肢
ハエトリグモのオスとメスは、種類によっては見た目が違います。一般には、オスは模様がはっきりしていて、顔の前にボクシンググローブのような触肢がふくらんで見えると言われています。メスは、茶色や灰色の落ち着いた色で、体にふくらみがあることが多いようです。
ただし、どちらの特徴も、種類によって違います。見分けるには、虫眼鏡などで少し離れた所から観察するのがおすすめです。クモに近づきすぎず、素手で触らないでください。
ほかの小さなクモとの違い——巣を張るか、跳ぶか
家の中や庭には、ほかにもいろいろなクモがいます。ハエトリグモとの大きな違いは、巣を張るかどうかと、跳ぶかどうかです。
- 網を張るクモ。糸で網のような巣を作って、獲物がかかるのを待つ。巣の真ん中や端でじっとしていることが多い
- 足が長くて平たいクモ。ハエトリグモより大きく、動きが速いことがある。別の仲間のクモ
- ハエトリグモ。巣を張らずに歩き回って、大きな目で獲物を見つけると跳びかかる
見つけたクモが網を張っていたり、足が長く平たかったりする時は、ハエトリグモとは別のクモの可能性が高いです。どのクモでも、素手で触らず、つぶさずに見守る気持ちで接しましょう。
大きさの目安——ごま粒から指先にのるくらい
「大きさ」や「最大サイズ」を知りたい人も多いと思います。種類や成長の段階によって違うので、数字で決めるより、ごま粒くらいの小さなものから、大きくても指先にのるくらいと覚えておくと、実際の姿とのズレが少なくなります。
- 幼いクモは、ごま粒のように小さく、見つけにくい
- 大人のクモは、指先にのるくらい。オスとメスで大きさが違う種類もある
- 手のひらに近いほど大きく、足が長くて平たいクモは、ハエトリグモとは別の仲間
大きさの比較には、定規より、身近な物を使う方が実感しやすいです。ごま粒、米粒、指先と、イメージを持っておきましょう。
よくある質問——白いクモは別の種類? 家にいても大丈夫?
Q. 白っぽいクモは、別の種類ですか?
A. 幼いクモや、脱皮したばかりのクモは、色が淡く見えることがあると言われています。種類が違う場合もあるので、色だけで決めず、巣を張らずに跳ぶかどうかを見てください。
Q. 同じ家に、黒いクモと茶色いクモがいます。
A. オスとメスで色が違う種類もあれば、別の種類のこともあります。どちらもハエトリグモの仲間かどうかは、動き方と大きな目で確かめます。
Q. 家の中で見かけるのは、よくあることですか?
A. 窓やすき間から入ったり、小さな虫を追ってきたりして、家の中で見かけることはあります。見つけた時の動き方は、次の章で説明しています。
見つけた時の考え方——つぶさず、触らず、外へ出す
ハエトリグモは、小さな虫を食べると言われているクモです。見つけても、つぶしたり、薬剤をまいたりしないでください。そっと外へ戻すのが基本です。外へ出す具体的な手順は、ハエトリグモが家にいる時——いる理由と、つぶさず外へ逃がす方法で説明しています。
- 素手でつかまない。触ってしまったら、石けんで手を洗い、目や口をこすらない
- 子どもが触った時は、すぐに手を洗わせる。心配な時は、医療機関に相談する
- 犬や猫が追いかける時は、離す。口に入れないよう見守る
- 窓辺の掃除で見かけたら、そっと離れて様子を見る。窓まわりのほこりを払う道具はハンディモップの代用と捨て方で確認できます
ゆきこ( ゚Д゚)『黒いクモを見ると、ついぎょっとしますよね。でも、見分けのポイントは「巣を張らない・跳ぶ・目が大きい」の3つ。落ち着いて見れば、ハエトリグモかどうかはわかる気がします』
💡 この困りごとへの提案
近づきすぎずに観察したい時は、子どもでも使える手持ちの虫眼鏡があると便利です。
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家にいる理由と外へ出す手順はハエトリグモが家にいる時、網戸のすき間から小さな虫が入る原因は網戸を閉めてるのに虫が入る原因、窓まわりの掃除の道具はハンディモップの代用と捨て方にまとめています。
まとめ:巣を張らず、歩いて跳ぶクモ。見つけても触らず、つぶさない
- ハエトリグモは巣を張らず、歩いて跳ぶ。顔の前に大きな目が並ぶ
- 色は種類や成長で違う。黒・茶色・白っぽいものがいる
- オスは模様がはっきりし、触肢がふくらむ。メスは茶色や灰色が多い
- 大きさはごま粒から指先にのるくらい。足が長く平たいクモは別の仲間
- つぶさず、素手で触らない。触ったら石けんで手を洗い、心配な時は医療機関に相談する
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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