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デスクワーク中、足が床に届かずぶらぶらしたり、逆に膝が窮屈に曲がったりして落ち着かない。そんな時に候補に挙がるのが、足を乗せる「フットレスト」です。ただ、わざわざ買う前に「100均の物で自作できないか」「家にある物で代用できないか」と考える人も多いですよね。
先に結論をひとつ。フットレスト選びで大事なのは「高さ」より先に「動かない台であること」です。どんなに高さがちょうどよくても、足を乗せた拍子に台が滑ったりずれたりすると、かえって姿勢が崩れて危ないんです。高さの決め方、100均で作る手順、代用していい物とだめな物の早見表、注意しておきたい点まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:高さが分からない人|100均で作りたい人|代用できる物を知りたい人|効果が気になる人
高さの決め方——膝がおよそ直角、足裏全体が付くのが目安
フットレストの役目は、椅子に座った時に足が中途半端な位置で止まらないようにすることです。高さの目安は、膝がおよそ直角に曲がり、足の裏全体がフットレストの面に付く状態。数字で「何センチが正解」とは言い切れず、椅子の高さや脚の長さで人それぞれ変わってきます。まずは今の座り方を確認して、足が床から浮いているのか、逆に膝が窮屈なほど曲がっているのかを見てみてください。
浮いている場合は台の高さが必要ですし、逆に椅子が高すぎて膝が詰まっている場合は、椅子の高さ自体を調整することも選択肢に入ります。フットレストだけで無理に解決しようとせず、椅子と机の高さのバランスも合わせて見直すと、より楽な姿勢に近づきやすいですよ。
高さを決める時は、いきなり台を組み立てるのではなく、手元にある雑誌や箱を仮に重ねて、ちょうどよい厚みを先に探ってみるのがおすすめです。仮置きの状態でしばらく座ってみて、足の裏がしっかり面に付き、膝の角度が窮屈でも突っ張った感じでもないところを見つけたら、その厚みを目安に材料を選んでいきます。座面や机の高さが変わると目安の厚みも変わるので、椅子を買い替えた時や座る場所を変えた時は、この確認をやり直すと合わなくなりを防げます。
100均で作る——すのこ・ブロック・滑り止め・結束バンド
高さのイメージがついたら、実際に作ってみましょう。100均の材料でも、工夫次第で十分実用的な台が作れます。
| 材料 | 作り方の考え方 | ひとこと |
|---|---|---|
| すのこ | 2枚を重ねる、または脚を付けて高さを出す | 結束バンドやネジで固定してぐらつきをなくす |
| 収納ボックス・ブロック | 丈夫な箱型の物を横向きに置く | 中に物を入れて重さを出すと安定しやすい |
| 滑り止めシート | 台の底面と足を乗せる面に貼る | 台が床で滑るのを防ぎ、足も滑りにくくなる |
作る時のポイントは、「足を乗せた時に台がたわまない・傾かない」ことを最優先にする点です。見た目や省スペースを優先して薄い材料だけで組むと、体重がかかった時にたわんでしまい、かえって足元が不安定になります。底面には滑り止めシートを必ず貼って、床で台自体が動かないようにしておきましょう。角があるタイプは、面取りされた素材を選ぶか、角を保護するテープを貼っておくと、すねをぶつけた時のけがを減らせます。
代用していい物・だめな物——段ボールは潰れる、丸い物は転がる
「わざわざ作らなくても、家にある物で済ませられないか」と考える人も多いですよね。代用できる物とできない物を、早見表にまとめています。
段ボール箱は、最初は使えそうに見えても、体重がかかり続けると潰れてしまいます。丸めた毛布やクッションも、足を乗せた時に沈んで角度が安定せず、逆に姿勢を崩しやすいので向きません。キャスター付きの椅子の予備や、丸いボールのような転がる物を台にするのも避けてください。乗せた瞬間に動いてしまい、転倒につながる恐れがあります。逆に、丈夫な収納ボックスに物を詰めて重さを出したり、木製の踏み台に滑り止めを貼ったりする方法は、比較的安定して使いやすい代用になります。
効果は断定できない——踏み台にしない、痛みが続く時は整形外科へ
フットレストを使うと「むくみが取れる」「腰痛が良くなる」といった話を見かけることもありますが、この記事ではそこまでは言い切りません。座る姿勢が整いやすくなることはあっても、体調の変化には個人差があり、原因もさまざまだからです。
使い方の面では、フットレストはあくまで座っている時の足置き専用で、立ち上がる時の踏み台として使わないのが基本です。踏み台として体重をかけると、想定していない方向に力がかかり、台が倒れたり、滑ったりする危険があります。同じ理由で、キャスターの付いた台に足を乗せるのもやめておきましょう。
もし脚のむくみが引かない、腰やひざの痛み・しびれが続くといった症状があれば、フットレストで様子を見るのではなく、早めに整形外科などの医療機関に相談してください。フットレストは日々の座り姿勢を楽にする道具のひとつであって、症状の治療につながる物ではありません。
置く場所にも気をつけたいところがあります。通路になっている足元に台を置くと、立ち上がる時や椅子を引く時につまずく原因になります。椅子の可動域の中に収まる位置に置く、使わない時は椅子の下に寄せておくなど、家族が通る動線を意識しておくと、思わぬ転倒を防げます。特に小さな子どもがいる家庭では、台の存在に気づかず走ってきてつまずくこともあるので、置きっぱなしにしないひと工夫も安心につながります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、うちでは大人の机仕事用の足置きと、子どもが使う踏み台は、家族みんなが混同しないようはっきり分けて置くようにしています』
💡 この困りごとへの提案
自作や代用でしっくりくる高さが見つからない時は、高さを何段階かで調整できる市販のフットレストを検討するのも手です。角度が変えられる物なら、座る時間の長さに合わせて微調整もできますよ。
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立って作業するスタンディングデスクを手元の物で試したい人はスタンディングデスクの代用、手首の置き方や合わないサインが気になる人はリストレストの使い方と代用もあわせてどうぞ。なお、子どもの食卓椅子の足置きは子ども用の足置きの後付け、ソファ用のオットマンはオットマンの100均自作と、この記事とは別物として案内しています。
まとめ:高さは膝と足裏が基準。動かない台だけ、段ボールと丸い物は避ける
- 高さの目安は膝がおよそ直角、足裏全体が付くこと
- 100均で作るならすのこやボックスに滑り止めを貼って安定させる
- 段ボール・丸めた毛布・キャスター付き・丸い物は代用に向かない
- 踏み台として使わない。動かない台だけに足を乗せる
- むくみや痛みの改善は断定できない。痛みやしびれが続く時は整形外科へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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