ナナホシテントウが黄色い時——羽の色と黄色い液の見わけ方

生活

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庭や公園で、黄色っぽいナナホシテントウを見かけることがあります。いつもの赤い色ではないので、「病気かな?」「別の虫かな?」と気になりますよね。さらに、つまむと指に黄色い液がついて、においもする、ということもあるようです。

先に結論をひとつ。黄色っぽいナナホシテントウは、成虫になったばかりで、まだ色が濃くなる前のことが多いです。時間がたつと赤くなり、黒い点もはっきりしてきます。また、テントウムシは刺激すると黄色い液を出すことがあります。この記事では、黄色い理由の見わけ方、黄色い液がついた時の洗い方、見る時の決まり、家の中にいた時の出し方を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ羽が黄色っぽくやわらかそう→成虫になりたてかも第1章へ ▶全体が黄色で点が少ない→別のなかまかも第2章へ ▶指に黄色い液がついた→石けんで洗う第3章へ ▶つかまえて見たい→つかまず見るだけ第4章へ ▶家の中にいた→共通の手順で外へ第5章へ ▶

ケース別に読む:黄色い理由が知りたい人|見わけたい人|黄色い液がついた人|見る時の決まりを知りたい人|家の中にいた人|色の変化を見守りたい人|ほかの疑問がある人

4コマ漫画|黄色いテントウムシを見かけたら花壇のそば黄色っぽい!病気かな?黄色っぽいテントウムシ1やりがちなNGつまんで見てみよう待って!黄色い液が出るよつまむと黄色い液が出る2正しい見方羽の色と点を見よう離れて色と点を見る3結果なりたてかも赤くなるかなまた見に来ようねそっとしておく4

黄色っぽいのは、成虫になりたてのことが多い

ナナホシテントウといえば、赤い羽に黒い点が7つ。そのイメージがあると、黄色っぽい姿には驚きますよね。実は、テントウムシは成虫になったばかりのころ、羽の色がまだ淡く、黄色っぽく見えることがあります。時間がたつにつれて、色が濃くなり、赤くなって、黒い点もはっきりしてきます。

なりたての成虫は、体や羽がやわらかそうに見えます。そんな時は、そっとしておくのがいちばんです。つまんで確かめたり、枝ごと揺らしたりしないでください。触れられると、虫の負担になります。

ですから、黄色っぽいからといって、病気と決めつける必要はありません。ただ、虫の色は、種類や個体、見る時の光でも変わって見えます。「成虫になりたてのことが多い」と覚えておくくらいの気持ちで、見守ってください。

黄色の見わけ——羽の色・やわらかさ・点の数

黄色っぽいテントウムシを見かけたら、次の3つを見てみてください。

ナナホシテントウの黄色の見わけ成虫になりたて黄色っぽく、やわらかそう色が濃くなった赤く、黒い点が7つ別のなかまかも黄色で点が少ない
見る点 成虫になりたてのナナホシ 色が濃くなったナナホシ 別のなかまかも
羽の色 黄色っぽい、淡い色 赤くはっきりした色 全体が黄色など、別の色合い
やわらかさ 羽がやわらかそうに見える 羽がしっかりして見える 図鑑の写真と見比べる
点の数 黒い点がうっすら見える 黒い点が7つはっきり 点が少ない・ない

見わけで特に大事なのは、点の数です。ナナホシテントウは名前のとおり、点が7つ。ただ、なりたてのころは点がうっすらしているので、数えにくいこともあります。

全体が黄色で、点が少ない、あるいはほとんど点がない小さなテントウムシは、別のなかまのこともあります。黄色いテントウムシにはいろいろな種類がいるので、決めようとしすぎず、写真に撮って図鑑と見比べてください。

黄色い液がついた時——手は石けん、服は早めに洗う

テントウムシは、刺激されると、脚のつけ根から黄色い液を出すことがあります。この液には、においがあって、手や服についてしまうと、しみになりやすいのが困りもの。つまんだり、つかんだりした時に出やすいので、見るだけにしておけば心配はありません。

黄色い液がついた時の3ステップ123指に黄色い液石けんで洗う服は早めに洗う
  • 手についたら、石けんで洗う。目や口のまわりをさわる前に洗うのが先です
  • 服についたら、早めに洗う。洗濯表示どおりに洗います。乾かす前に、しみが残っていないか見ておくと安心です
  • 子どもがつまんでしまった時も同じ。慌てず、まず手を洗います
  • 手が赤くなったり、痛みが続いたりする時は、医療機関へ

成分の名前や、特別な落とし方を調べなくても、石けんでの手洗いと、洗濯表示どおりの洗濯で対応します。服のしみは、時間がたつと落ちにくくなるので、早めに洗うのが近道です。

見る時の決まり——つかまない・持ち帰らない

テントウムシは、小さくて動きがかわいらしいので、子どもが手に乗せたがることも多い虫です。でも、手でつかむと黄色い液が出やすくなります。見る時の決まりを、先に伝えておきましょう。

  • つかまない。つまんだり、手のひらに乗せたりせず、見るだけにします
  • 持ち帰らない。虫かごに入れたり、飼ったりせず、見つけた場所で見ます
  • 卵や幼虫を見かけても、さわらない・持ち帰らない
  • 花壇や植え込み、私有地、立入禁止の場所に入らない。枝や花を折ったり、摘んだりしません
  • 子どもは大人と一緒に。見終わったら、手を洗います

犬を連れている時は、放さずに、虫に近づけないようにしてください。

家の中にいた時は、コップと厚紙で外へ

テントウムシが家の中に入ってきても、素手でつかまないのが基本です。

  1. 素手でつかまず、コップや紙コップをかぶせる
  2. 下に厚紙を差し込む
  3. そのまま外の草や木の根元へ放す

掃除機で吸うのは、においが残りやすいのでやめておきましょう。黄色い液を出させないためにも、そっと包んで外へ出すのがいちばんです。

写真に撮って、色の変化を見守る

黄色っぽいテントウムシが成虫になりたてなら、色は少しずつ変わっていきます。つかまえなくても、写真と時間の力を借りれば、その変化を楽しめます。

  1. 離れた所から、全体を1枚。どの葉や草にいたのか、場所が分かるように撮ります
  2. 羽の色と、黒い点が分かるように、少し近づいてもう1枚。ただし、近づきすぎず、虫に触れないようにします
  3. 日をおいて、同じ場所を見に行く。いなくなっていることもあるので、見つからなくても気にしません
  4. 別の個体を見かけた時に、前の写真と見比べる。羽の色が濃くなっているか、点がはっきりしているかを見ます

写真を並べると、「黄色っぽい」「赤い」の違いが目で見て分かるので、見わけの勉強にもなります。名前が分からない時も、羽の色と点の数をメモしておけば、図鑑で調べる手がかりになります。虫を連れて帰らなくても、観察はできるんです。

よくある疑問

黄色いのは病気? 見た目だけでは、病気かどうかは分かりません。成虫になったばかりで、色が濃くなる前のことも多いです。気になる時は、写真を撮って図鑑と見比べてみてください。

黄色い液は、触れると危ない? においがあって、手や服につくとしみになりやすい、という点を知っておけば大丈夫です。ついたら、すぐ石けんで洗いましょう。

点の数が違う時は? テントウムシには、点の数や色が違う種類がたくさんいます。ナナホシテントウかどうか迷ったら、決めずに、写真を見比べてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『黄色っぽいテントウムシを見ると、つい「大丈夫かな」と心配になりますが、成虫になりたてのことも多いと知っているだけで、見守る気持ちになれますよね。つまんで確かめたくなっても、そっとしておくのが合っていると思います』

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小さな虫の羽や点の数を、写真であとから確かめる時には、虫眼鏡があると見比べやすくなります。持ち帰らずに、離れて見た印象と合わせて確かめるための道具として便利です。


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まとめ:黄色っぽいのは成虫になりたてのことが多い。つかまず、液がついたら石けんで

  1. 黄色っぽいのは、成虫になりたてのことが多い。時間がたつと赤くなり、黒い点がはっきりします
  2. 見わけは、羽の色・やわらかさ・点の数。点が少ない黄色は別のなかまのことも
  3. 刺激すると黄色い液を出す。つかまない。手は石けん、服は早めに洗う
  4. 見るだけ、持ち帰らない。卵や幼虫にも触りません
  5. 家の中にいたら、コップと厚紙で外へ。掃除機で吸いません

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ナナホシテントウが黄色い時の早見表:黄色っぽいのは成虫になったばかりで色が濃くなる前のことが多く、時間がたつと赤くなり黒い点が7つはっきりする。羽の色、やわらかさ、点の数で見る。全体が黄色で点が少ないものは別のなかまのこともあるので図鑑と見比べる。刺激すると脚のつけ根から黄色い液が出ることがあり、においがあって手や服につくとしみになりやすい。手は石けんで洗い、服は洗濯表示どおりに早めに洗う。つかまない、持ち帰らない、卵や幼虫に触らない。家の中にいたら素手でつかまず、コップと厚紙で外の草や木の根元へ放し、掃除機で吸わない

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