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庭や公園で、黄色っぽいナナホシテントウを見かけることがあります。いつもの赤い色ではないので、「病気かな?」「別の虫かな?」と気になりますよね。さらに、つまむと指に黄色い液がついて、においもする、ということもあるようです。
先に結論をひとつ。黄色っぽいナナホシテントウは、成虫になったばかりで、まだ色が濃くなる前のことが多いです。時間がたつと赤くなり、黒い点もはっきりしてきます。また、テントウムシは刺激すると黄色い液を出すことがあります。この記事では、黄色い理由の見わけ方、黄色い液がついた時の洗い方、見る時の決まり、家の中にいた時の出し方を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:黄色い理由が知りたい人|見わけたい人|黄色い液がついた人|見る時の決まりを知りたい人|家の中にいた人|色の変化を見守りたい人|ほかの疑問がある人
黄色っぽいのは、成虫になりたてのことが多い
ナナホシテントウといえば、赤い羽に黒い点が7つ。そのイメージがあると、黄色っぽい姿には驚きますよね。実は、テントウムシは成虫になったばかりのころ、羽の色がまだ淡く、黄色っぽく見えることがあります。時間がたつにつれて、色が濃くなり、赤くなって、黒い点もはっきりしてきます。
なりたての成虫は、体や羽がやわらかそうに見えます。そんな時は、そっとしておくのがいちばんです。つまんで確かめたり、枝ごと揺らしたりしないでください。触れられると、虫の負担になります。
ですから、黄色っぽいからといって、病気と決めつける必要はありません。ただ、虫の色は、種類や個体、見る時の光でも変わって見えます。「成虫になりたてのことが多い」と覚えておくくらいの気持ちで、見守ってください。
黄色の見わけ——羽の色・やわらかさ・点の数
黄色っぽいテントウムシを見かけたら、次の3つを見てみてください。
| 見る点 | 成虫になりたてのナナホシ | 色が濃くなったナナホシ | 別のなかまかも |
|---|---|---|---|
| 羽の色 | 黄色っぽい、淡い色 | 赤くはっきりした色 | 全体が黄色など、別の色合い |
| やわらかさ | 羽がやわらかそうに見える | 羽がしっかりして見える | 図鑑の写真と見比べる |
| 点の数 | 黒い点がうっすら見える | 黒い点が7つはっきり | 点が少ない・ない |
見わけで特に大事なのは、点の数です。ナナホシテントウは名前のとおり、点が7つ。ただ、なりたてのころは点がうっすらしているので、数えにくいこともあります。
全体が黄色で、点が少ない、あるいはほとんど点がない小さなテントウムシは、別のなかまのこともあります。黄色いテントウムシにはいろいろな種類がいるので、決めようとしすぎず、写真に撮って図鑑と見比べてください。
黄色い液がついた時——手は石けん、服は早めに洗う
テントウムシは、刺激されると、脚のつけ根から黄色い液を出すことがあります。この液には、においがあって、手や服についてしまうと、しみになりやすいのが困りもの。つまんだり、つかんだりした時に出やすいので、見るだけにしておけば心配はありません。
- 手についたら、石けんで洗う。目や口のまわりをさわる前に洗うのが先です
- 服についたら、早めに洗う。洗濯表示どおりに洗います。乾かす前に、しみが残っていないか見ておくと安心です
- 子どもがつまんでしまった時も同じ。慌てず、まず手を洗います
- 手が赤くなったり、痛みが続いたりする時は、医療機関へ
成分の名前や、特別な落とし方を調べなくても、石けんでの手洗いと、洗濯表示どおりの洗濯で対応します。服のしみは、時間がたつと落ちにくくなるので、早めに洗うのが近道です。
見る時の決まり——つかまない・持ち帰らない
テントウムシは、小さくて動きがかわいらしいので、子どもが手に乗せたがることも多い虫です。でも、手でつかむと黄色い液が出やすくなります。見る時の決まりを、先に伝えておきましょう。
- つかまない。つまんだり、手のひらに乗せたりせず、見るだけにします
- 持ち帰らない。虫かごに入れたり、飼ったりせず、見つけた場所で見ます
- 卵や幼虫を見かけても、さわらない・持ち帰らない
- 花壇や植え込み、私有地、立入禁止の場所に入らない。枝や花を折ったり、摘んだりしません
- 子どもは大人と一緒に。見終わったら、手を洗います
犬を連れている時は、放さずに、虫に近づけないようにしてください。
家の中にいた時は、コップと厚紙で外へ
テントウムシが家の中に入ってきても、素手でつかまないのが基本です。
- 素手でつかまず、コップや紙コップをかぶせる
- 下に厚紙を差し込む
- そのまま外の草や木の根元へ放す
掃除機で吸うのは、においが残りやすいのでやめておきましょう。黄色い液を出させないためにも、そっと包んで外へ出すのがいちばんです。
写真に撮って、色の変化を見守る
黄色っぽいテントウムシが成虫になりたてなら、色は少しずつ変わっていきます。つかまえなくても、写真と時間の力を借りれば、その変化を楽しめます。
- 離れた所から、全体を1枚。どの葉や草にいたのか、場所が分かるように撮ります
- 羽の色と、黒い点が分かるように、少し近づいてもう1枚。ただし、近づきすぎず、虫に触れないようにします
- 日をおいて、同じ場所を見に行く。いなくなっていることもあるので、見つからなくても気にしません
- 別の個体を見かけた時に、前の写真と見比べる。羽の色が濃くなっているか、点がはっきりしているかを見ます
写真を並べると、「黄色っぽい」「赤い」の違いが目で見て分かるので、見わけの勉強にもなります。名前が分からない時も、羽の色と点の数をメモしておけば、図鑑で調べる手がかりになります。虫を連れて帰らなくても、観察はできるんです。
よくある疑問
黄色いのは病気? 見た目だけでは、病気かどうかは分かりません。成虫になったばかりで、色が濃くなる前のことも多いです。気になる時は、写真を撮って図鑑と見比べてみてください。
黄色い液は、触れると危ない? においがあって、手や服につくとしみになりやすい、という点を知っておけば大丈夫です。ついたら、すぐ石けんで洗いましょう。
点の数が違う時は? テントウムシには、点の数や色が違う種類がたくさんいます。ナナホシテントウかどうか迷ったら、決めずに、写真を見比べてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『黄色っぽいテントウムシを見ると、つい「大丈夫かな」と心配になりますが、成虫になりたてのことも多いと知っているだけで、見守る気持ちになれますよね。つまんで確かめたくなっても、そっとしておくのが合っていると思います』
💡 この困りごとへの提案
小さな虫の羽や点の数を、写真であとから確かめる時には、虫眼鏡があると見比べやすくなります。持ち帰らずに、離れて見た印象と合わせて確かめるための道具として便利です。
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まとめ:黄色っぽいのは成虫になりたてのことが多い。つかまず、液がついたら石けんで
- 黄色っぽいのは、成虫になりたてのことが多い。時間がたつと赤くなり、黒い点がはっきりします
- 見わけは、羽の色・やわらかさ・点の数。点が少ない黄色は別のなかまのことも
- 刺激すると黄色い液を出す。つかまない。手は石けん、服は早めに洗う
- 見るだけ、持ち帰らない。卵や幼虫にも触りません
- 家の中にいたら、コップと厚紙で外へ。掃除機で吸いません
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手順を1枚にまとめています。



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