アナベルとアジサイの違い——花と剪定の考え方と、カシワバアジサイとの見分け方

家事

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

白くて丸い大きな花が咲くアナベルを見て、これもアジサイなのかなと思ったことはありませんか。漢字で紫陽花と書くアジサイとよく似ているのに、お店では別の名前で並んでいたりして、どう違うのか分かりにくいですよね。しかも、剪定の話になると切る時期が違うと言われて、余計に迷いがちなんです。

先に結論をひとつ。アナベルはアジサイの仲間で、白い丸い花と、「春に伸びた枝に花がつく」と言われる点が大きな違いです。だから切る時期の考え方が、一般的なアジサイと違います。見分け方と、剪定の考え方、呼び名の重なり、カシワバアジサイとの違いまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ白くて丸い花→アナベルの特徴第2章へ ▶切る時期で迷う→花のつく枝が違う第3章へ ▶スノーボールと同じ?→呼び名が重なるだけ第4章へ ▶葉が柏の葉の形→カシワバアジサイ第5章へ ▶

ケース別に読む:見分けたい人|切る時期で迷う人|スノーボールと同じか知りたい人|カシワバアジサイとの違いを知りたい人|口に入れないことを知りたい人

4コマ漫画|アナベルとアジサイ庭の花を見て白い丸い花どっち?アナベルもアジサイだよ1同じ仲間でも違いがあるやりがちなNG冬に全部切っちゃった花が少ない…2同じ切り方と思い込む見直したらラベルで種類を確認切る時期を決めよう3種類を確かめてから切る翌年の夏花がそろった!口には入れないでね4花を楽しむだけにする

先に結論——最大の違いは「花のつく枝」

アナベルも一般的なアジサイも、同じアジサイの仲間です。見た目が違うのは、花の形と色、そして花ができる枝です。

  • アナベル。白く丸い花が咲きます。春に伸びた枝に花がつくと言われています
  • 一般的なアジサイ。手まりのような花や、額縁のように縁取る花があり、色も青やピンクなど様々です。前の年に伸びた枝に花芽ができると言われています

この「花がつく枝」の違いが、剪定の考え方の違いになります。アナベルは、冬に切っても咲きやすいと言われます。一般的なアジサイは、花のあとすぐに切らないと、次の年の花芽を落とすことがあります。

見分けの早見表——花・葉・花がつく枝・切る時期の考え方

見るところ アナベル 一般的なアジサイ
花の形 丸くてふんわりした球形 手まり形、または額縁のように縁取る形
花の色 白(咲き始めは緑がかることも) 青・ピンク・紫・白など
花がつく枝 春に伸びた枝と言われる 前の年に伸びた枝と言われる
切る時期の考え方 冬に切っても咲きやすいと言われる 花のあとすぐに切る
迷った時 苗のラベルや販売店の表示で確かめる 同じく、ラベルで品種を確かめる

表のうち、見分けるのに頼りになるのは、花の形と花がつく枝の考え方です。月や時期は地域や品種で違うので、苗に付いているラベルや、買った店の案内を確かめてください。

花と葉で見分ける1丸い白い花アナベル→2平らな額咲き一般的なアジサイ→3柏の葉の形カシワバアジサイ

花の色や見た目の変化も、見分けの手がかりになります。アナベルは、咲き始めは緑がかった色で、だんだん白くなり、季節が進むとまた緑がかってくることがあります。一般的なアジサイは、土の性質や品種で色合いが変わると言われます。同じアジサイの仲間でも、色の変わり方にそれぞれ癖があるので、写真を撮って見比べてみると分かりやすいですよ。

剪定の考え方の違い——アナベルは冬でも、一般的なアジサイは花のあとすぐ

アナベルは、春に伸びた枝に花がつくと言われているので、冬のあいだに切っても、春に伸びる枝に花がつきやすいと考えられています。そのため、花が終わったあとの枝の整理を、冬にまとめてやる人もいます。

一方、一般的なアジサイは、前の年の枝に花芽ができると言われます。花が終わったあとすぐ切るのは、そのためです。冬に切ってしまうと、その枝についていた花芽を落とすことになり、翌年の花が減りやすくなります。

花がつく枝と切る時期アナベル一般的なアジサイ春に伸びた枝に花前の年の枝に花芽冬に切っても咲きやすい花のあとすぐ切る迷えばラベルを見る冬に切ると花が減る

種類が分からない時は、強く切らないのが安全です。花が終わったら、枯れた花がらを軽く取る程度にして、その後の芽の様子と、翌年の咲き方を見てください。そのうえで、アナベルの考え方か、一般的なアジサイの考え方かを決めれば、花を落とす失敗を減らせます。

庭に植える場所を考える時は、大きくなる株の広がりも見ておきましょう。アジサイの仲間は、茂ると思ったより場所を取ります。隣の家や道路に枝がはみ出さないよう、余裕を持った場所を選ぶと、手入れが楽になります。共用部の花壇では、管理規約の範囲で育ててください。

どちらにしても、細かな手順や時期は品種で違うので、苗のラベルや販売店の案内を確かめるのが確実です。同じアジサイだからと思い込まず、種類を確かめてから切るようにしてください。

はさみは清潔なものを使い、刃先を自分や人に向けないこと。使い終わったら、子どもの手の届かない所へしまってください。

スノーボールとの違い——呼び名が重なるだけのことも

アナベルは、「スノーボール」と呼ばれることがあります。でも、スノーボールという呼び名は、アナベルだけの名前ではないんです。ガマズミの仲間の木にも、同じ呼び名があると言われます。花が白くて丸い姿が、雪の玉に似ているので、別々の木に同じ名前が付いたと考えられています。

買う時や調べる時に迷わないよう、「スノーボール」と書いてあったら、それがアナベルなのか、別の木なのかを、写真や学名、売り場の説明で確かめてください。木の名前が曖昧なままだと、剪定の考え方も変わってしまいます。

同じように、お店で見かける「アジサイ」という札は、とても広い意味で使われています。アナベルのように白い丸い花の木も、額縁のような花の木も、同じ札の下に並ぶことがあるんです。名前だけで同じ手入れと考えず、ラベルにある品種名や、花の形の写真を手がかりに、どの考え方に当てはまるかを見てください。買った時のラベルは、捨てずに取っておくと、あとで切る時期に迷った時に助けになります。

カシワバアジサイとの違い——葉の形と花の形

カシワバアジサイは、葉が柏の葉のように大きく切れ込んでいるのが特徴です。花は、円すい形に上へ向かって咲きます。アナベルの丸い花とは、形がだいぶ違います。

剪定の考え方も違います。カシワバアジサイは、一般的なアジサイと同じように、前の年の枝に花芽ができると言われます。花のあとすぐに切るのが基本です。アナベルと同じ感覚で、冬に切ってしまうと、翌年の花が減りやすくなります。詳しい手入れはカシワバアジサイが咲かない時にまとめています。

葉・花・つぼみは口に入れない——ペットと子どものこと

アジサイの仲間は、アナベルも含めて、葉・花・つぼみを口に入れると、体に合わないことがあると言われます。口に入れないでください。料理の飾りにも使わないでください。小さな子が拾って口に入れないよう、落ちた花や葉は片付けておきましょう。もし口に入れてしまった時は、すぐに医療機関か、中毒の相談窓口に連絡を。体への影響の強さは量や人によって違うので、迷う時は相談してください。

口に入れないためにOKNG触ったら手を洗う葉や花を口に入れるペットを近づけない料理の飾りに使う迷ったら相談するつぼみをかじる

猫や犬、小鳥が葉や花をかじらないよう、庭で遊ばせる時は目を離さないようにしてください。花を切って室内に飾る時も、ペットや小さな子が口に入れないよう、届かない高さに置きましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『アジサイの仲間は、「同じだから同じ切り方」で済ませたくなりますが、花がつく枝の違いは、ここだけは覚えておくと、あとで効いてくると思います』

💡 この困りごとへの提案

花を切ったり、枝を整理したりする時は、切れ味のよい花切りばさみがあると、茎を傷めずに切れます。使ったあとは、きれいにふいてしまっておきましょう。


花がらを切る花ばさみをAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

あわせて読みたい

庭に植える前の考え方はアナベルは庭に植えてはいけない?、倒れる時の支え方はアナベルが倒れる時、カシワバアジサイの花芽の見方はカシワバアジサイが咲かない時にまとめています。

まとめ:花がつく枝の違いが、切る時期の違い。口に入れないことも忘れずに

  1. アナベルはアジサイの仲間。白い丸い花と、春に伸びた枝に花がつくと言われる点が違いです
  2. アナベルは、冬に切っても咲きやすいと言われる。一般的なアジサイは、花のあとすぐに切ります
  3. 迷ったら苗のラベルで確かめる。月や手順は品種で違います
  4. スノーボールは呼び名が重なる。別の木と間違えないよう確かめます
  5. 葉・花・つぼみは口に入れない・料理の飾りに使わない。ペットも近づけすぎないように

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

アナベルとアジサイの違いの早見表:アナベルはアジサイの仲間で白く丸い花が咲き、春に伸びた枝に花がつくと言われるため冬に切っても咲きやすい。一般的なアジサイは前の年に伸びた枝に花芽ができると言われるため、花のあとすぐに切る。切る時期や手順は品種で違うので苗のラベルで確かめる。スノーボールは別の木にも使われる呼び名。カシワバアジサイは葉が柏の葉の形で円すい形の花が咲き、前の年の枝に花芽ができると言われ、花のあとすぐ切る。アジサイの仲間は葉・花・つぼみを口に入れない・料理の飾りに使わない。ペットがかじらないよう注意し、口に入れた時は医療機関や中毒の相談窓口へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました