【図解あり】銀杏を封筒なしでレンジ——紙袋・茶封筒以外の方法と、はじけさせない加熱のコツ

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銀杏はレンジで温めると手軽にできると聞いて、いざ始めようとしたら、茶封筒が家にない。そんなことはよくありますよね。ほかの袋や器で代わりになるのか、はじけて庫内が大変なことにならないか、と心配になるものです。

先に結論をひとつ。封筒の役目は「はじけた殻を飛び散らせないこと」と「中の水分で蒸すこと」です。この2つを守れるなら、封筒でなくても代わりは見つかります。ただし、袋や器によって、向き不向きと注意点があります。基本の手順は銀杏の下処理にあるので、この記事では「封筒の代わり」と「はじけさせないコツ」に絞って見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へなぜ封筒に入れる?→殻が飛ばず、蒸される第1章へ ▶封筒の代わりがほしい→早見表で向き不向きを比べる第2章へ ▶はじけさせたくない→ヒビを入れて短い時間ずつ第3章へ ▶時間やラップが気になる→音を目安に様子を見る第4章へ ▶安全が気になる→金属を入れない。そばを離れない第5章へ ▶

ケース別に読む:なぜ封筒に入れるのか知りたい人|封筒の代わりを探している人|はじけさせたくない人|時間やラップが気になる人|安全が気になる人

なぜ封筒に入れるの?——殻が飛ばないように、中の水分で蒸すため

銀杏の殻は、中の水分が熱くなって膨らむと、ポンと音を立ててはじけることがあります。そのまま庫内に置くと、殻のかけらが飛び散って、庫内が汚れたり、取り出す時に危なかったりします。封筒に入れるのは、はじけた殻を袋の中にとどめるためです。

もうひとつの役目は、袋の中に水分をとどめて、蒸し焼きに近い状態にすることです。むき出しのままだと乾きやすく、焦げやすくなります。だから代わりを探す時も、「飛び散らせない」「ほどよく水分を逃がしすぎない」の2点を見ればよいのです。

どの方法でも共通する大前提があります。殻にヒビを入れる(または切り込みを入れる)こと。ヒビや切り込みがない殻は、中の蒸気の逃げ場がなくて、特に強くはじけます。殻のヒビの入れ方は銀杏の殻の割り方にまとめています。

加熱の前には、拾った銀杏なら果肉をしっかり取って、よく洗って乾かしておくのが前提です。果肉が残ったままだと、レンジの中ににおいがこもって、あとが大変になります。その段取りは銀杏を拾ったらにあります。

封筒の代わりの早見表——紙袋・クッキングシート・耐熱の器

家にあるもので使えそうな物を、向き不向きと一緒に並べます。いちばん大事なのは、金属を使わないことと、機種の説明書の範囲で使うことです。

代わり 向き 気をつけること
口を折った紙袋(無地) 封筒にいちばん近い。少量向き ホッチキスやテープの金属・留め具は使わず、口は折るだけに。印刷の濃い袋や、油のしみた袋は避ける
クッキングシートで包む 袋がない時。ひねって口をとじる ゆるく包み、口は折りたたむだけ。はじけて開くことがあるので、耐熱の器に乗せる
耐熱の器にふんわりふた 殻が飛ぶのを防ぎたい時 ふたは密閉せず、少しずらすか、ふんわり乗せる。取り出す時、蒸気でやけどしない向きで
ラップだけ おすすめしない はじけると破れやすく、密閉すると圧がこもる。使うなら大きく開けて、ふんわり
アルミホイルやアルミ容器 使わない 金属なので、レンジには入れない

紙袋を選ぶ時は、無地で、油や汚れがついていない物がいちばん安心です。つるつるした紙や、印刷が濃く出ている袋は、インクや加工が熱で変わることがあるので避けましょう。使い切りの調理用の紙の袋や、レンジ加熱に使える旨が書かれた袋なら、その表示に従って使います。

レンジに入れてよい物と避ける物よい無地の紙袋・シート・耐熱の器口は折るだけ。ふんわり避ける金属・アルミ・油じみの袋密閉したラップも避ける

はじけさせない手順——ヒビ、包む、短い時間ずつ、音で止める

はじけるのを完全にゼロにはできませんが、少なくするコツはあります。殻にヒビを入れ、少量ずつ、短い時間ずつ様子を見る。この3つです。流れを図にしました。

はじけさせない手順割ヒビを入れる筋に軽く→包少量を包む口は折るだけ→短短く温めるそばで見ている→音音で止めるポンで止めて確認
  1. ヒビを入れる。殻の筋に軽くヒビを入れます。切り込みでも構いません。ペンチを使う場合は、指を挟まないように気をつけます
  2. 少量を入れる。袋や器に詰め込まず、重ならない程度の量にします
  3. 口は折るだけ。袋ならホッチキスやテープを使わず、口を折って閉じます
  4. 短い時間ずつ温める。機種や量で変わるので、説明書の範囲で、短い時間から始めます
  5. ポンと音がしたら止める。はじける音が聞こえたら、いったん止めて、様子を見ます

温めたあとは、すぐにドアを開けず、少し置いてから、袋や器の口を自分から遠い向きにして取り出します。蒸気で手や顔をやけどしないよう、乾いた厚手の布巾やミトンを使ってください。

何分? ラップは?——時間は機種で変わる。音と様子を目安に

「何分温めればいいか」は、多くの人が気になる点ですが、レンジの機種や量、銀杏の大きさで差が大きく、決まった数字は言えません。「短い時間ずつ様子を見る」が基本です。目安にするのは、はじける音と、殻の割れ具合、中身の色の変化です。

  • 音。ポンとはじける音が聞こえ始めたら、いったん止めて確認します
  • 殻。ヒビが広がって、中身が見えてきたら、そこで足ります
  • 中身。透きとおった色になってきたら、加熱しすぎないよう止めます
  • 焦げたにおいがする、煙が出る、火花が見える時は、すぐに止めて、ドアを開けずに様子を見ます

ラップは、はじけた殻で破れやすく、ぴったり密閉すると圧がこもるので、おすすめしません。使うなら、大きく開けて、ふんわり乗せる程度にしてください。

💡 この困りごとへの提案

封筒も紙袋もない日のために、レンジで使えるクッキングシートを1本置いておくと、銀杏をふんわり包めて楽です。あると楽な道具のひとつです。


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安全の注意——金属を入れない、そばを離れない、子どもを近づけない

  • 金属を入れない。ホッチキス、留め具、アルミを袋に混ぜないでください。火花の原因になります
  • 印刷の濃い袋、油のしみた袋は避ける
  • そばを離れない。加熱中は、音と様子を見ていられる場所に
  • 焦げ・煙・火花が出たら止める。ドアをすぐ開けず、庫内の様子が落ち着いてから
  • 取り出す時はやけどに注意。蒸気と熱い殻に気をつけて、顔を近づけない
  • 子どもを近づけない。加熱中も、取り出したあとも
  • 機種によって使えない加熱方法があります。説明書の範囲で使ってください
  • 犬や猫には与えないでください。体に合わないと言われます。食べてしまった時は動物病院へ

銀杏は、一度にたくさん食べると体に合わないことがあると言われます。一般に子どもは控えめに、大人も一度にたくさん食べないのが安心です。食べたあとに吐き気やふらつきなど様子がおかしい時は、早めに医療機関に相談してください(子どもなら #8000 の小児救急電話相談でも相談できます)。くわしくは銀杏の下処理にもあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『レンジの加熱は、代わりの袋を探すより先に、ヒビを入れて少量ずつ、音がしたら止める、を決めておくほうが安心だと思います。そばを離れないのが一番ですよね』

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封筒を使う基本の手順は銀杏の下処理、殻にヒビを入れる方法は銀杏の殻の割り方、レンジを使わず炒る方法は殻つきのままフライパンでにまとめています。拾った銀杏の扱いは銀杏を拾ったら、保存の考え方は銀杏の保存へどうぞ。

まとめ:封筒の役目は2つ。代わりを選び、ヒビと音で安全に

  1. 封筒の役目は、殻を飛ばさないことと、蒸すこと。代わりもこの2点で選ぶ
  2. 無地の紙袋、クッキングシート、耐熱の器にふんわりふたが代わりの候補
  3. 金属・アルミ・油じみの袋は使わない。ラップだけは避ける
  4. ヒビを入れ、少量ずつ、短い時間ずつ。ポンと音がしたら止める
  5. そばを離れない。やけどと子どもに注意。食べる量は控えめに

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

銀杏を封筒なしでレンジにかける早見表:封筒の役目は殻を飛び散らせないことと中の水分で蒸すこと。代わりは無地の紙袋の口を折る、クッキングシートでゆるく包む、耐熱の器にふんわりふた。ホッチキスなどの金属やアルミ、印刷の濃い袋、油のしみた袋、密閉したラップは避ける。殻にヒビを入れ、少量ずつ、短い時間ずつ様子を見て、ポンと音がしたら止める。時間は機種で変わるので説明書の範囲で。焦げや煙や火花が出たら止める。取り出す時はやけどに注意し、子どもを近づけない。銀杏は一度にたくさん食べず、子どもは控えめに

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