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買ってきた栗や、もらった栗を見ていたら、小さな穴を見つけてドキッとした。水に入れたら栗が浮いてきた。そんな時、「この栗、虫が入っているの?」「食べても大丈夫なの?」と不安になりますよね。
先に結論をひとつ。穴・粉・軽さ・水に浮くか、を組み合わせて見ると、虫がいそうかどうかの目安がつきます。ただし、どれも目安であって、これで決まりという見分け方ではありません。切って中を見て、黒い所やいやなにおいがあれば食べない。迷ったら食べない。そう決めておくと、気持ちが楽になりますよ。虫止めや保存の手順は栗の保存に任せて、この記事では「見分け方」と「出てきた時の対処」に絞ります。
ケース別に読む:虫がいるか見分けたい人|水に浮いた栗が気になる人|虫が出てきた人|虫食いの栗を食べていいか迷う人|これ以上虫を出したくない人

虫がいそうな栗の見分け方——穴・粉・軽さ・つや
外から見て分かる手がかりは、いくつかあります。ひとつだけで決めず、重ねて見るのがコツです。
| 見る所 | 虫がいそうな目安 | どうする |
|---|---|---|
| 皮の小さな穴 | 中の幼虫が外へ出た跡のことがある | 穴のある栗は分けて、中を確かめる |
| 穴のそばの粉のような物 | 虫が中で食べた跡や、ふんのことがある | その栗は食べない側で考える |
| 持つと軽い | 中が乾いている、食べられてすき間がある | 切って中を見る |
| つやがない・しわがある | 古い、乾燥している可能性 | ほかの目安と合わせて見る |
| 水に浮く | すき間のある栗が浮きやすいと言われる | 次の章の方法で分ける |
| 切ると黒い・茶色い、においがする | 虫食いや傷みの可能性 | 食べない |
表にある目安は、どれも「そうかもしれない」というサインです。穴がなくても中に虫がいることはありますし、穴があっても中がきれいな栗もあります。だからこそ、最後は切って中を見るのがいちばん確実です。
栗に入る虫としては、クリシギゾウムシやクリミガの幼虫などが知られています。木になっている間に、栗の実の中に卵が産みつけられることがあり、その幼虫が中で育つと言われます。買った栗でも、拾った栗でも、起こりうる話なんです。
虫が入っているかどうかは、見た目がきれいでも分からないことがあります。買った栗は、袋の外から見るだけでなく、いったん全部を広げて、一粒ずつ穴や粉を見てあげると、早く気づけます。数が多くて大変な時は、明るい所に広げて、つやのない栗、軽い栗、穴のある栗だけをよけていくと、作業が進みやすくなります。
水に浮く栗は全部ダメ?——浮くのは目安のひとつ
栗を水に入れて、浮く物と沈む物を分ける方法はよく知られています。虫に食べられたり、乾燥したりして中にすき間がある栗は、浮きやすいと言われます。ただし、浮いたから全部ダメ、沈んだから全部大丈夫、とは限りません。分けるための目安として使い、そのあとで中を確かめてください。
浮かべて分ける方法は、数が多い時に手早く目安をつけられるのが利点です。一方で、沈んだ栗の中にも虫がいることはあるので、「沈んだから安心」とは考えないでください。浮いた栗は割って確かめるか、迷うなら使わずにやめる、と決めておくと迷いません。
- 大きめのボウルにたっぷりの水を入れて、栗をそっと入れます
- 浮いた栗は別に分ける。沈んだ栗とは混ぜません
- 水に長く浸けっぱなしにしない。見終わったら水気をふいて、早めに次の作業へ
- 沈んだ栗にも、穴や粉がないか、あらためて目を通します
💡 この困りごとへの提案
栗をたくさん分ける時は、口の広い大きなボウルがあると、浮いた栗をすくいやすくて楽です。必須ではありませんが、ステンレスのボウルなら水を入れても扱いやすいですよ。
虫が出てきたら——落ち着いて、袋ごと処分
買ってきた栗や拾った栗を置いておいたら、小さな虫が出てきて、びっくりすることがあります。これは、栗の中にいた幼虫が外へ出てきたものと言われます。人を刺したり、かんだりする虫ではないと言われているので、まず落ち着いてください。
- 虫が出た栗は、袋ごと口を閉じる。ほかの栗や家の中に広がらないようにします
- 素手で触りたくなければ、手袋やティッシュで。つぶさずに、袋に入れて処分します
- 置いてあった場所を拭く。容器やカゴも洗って、乾かしてから使います
- ほかの栗も見直す。同じ袋に入っていた栗は、穴や粉がないか確かめます
虫が出た栗の袋に残りの栗が入っている場合、見た目が普通でも、中に幼虫がいる可能性があります。「出てきた分だけ捨てればいい」と決めず、残りも分けて確かめるほうが安心です。処分は、お住まいの自治体の分別に従ってください。
虫を見つけると、つい怖くなりますが、慌ててつぶそうとしたり、殺虫の薬を栗や食べ物の近くで使ったりするのは避けてください。まずは袋に閉じ込めて、離れた所で処分する。それで足ります。
虫食いの栗は食べられる?——迷ったら食べない
「虫が通った所だけ取れば食べられるのでは」と思いますよね。ここは、断定できません。食べられるかどうかは、中の状態を見て、自分で判断する話です。そして判断に迷ったら、食べないのがいちばん安全です。
- 中が黒や茶色に変わっている、カビがある、いやなにおいがする栗は食べない
- 食べ跡や空洞が大きい、虫の通った道が広がっている栗も食べない側で
- 虫の通った所や変色した所を取り除いても、周りに広がっていることがあります。不安が残るなら食べない
切って確かめる時は、まな板の上で栗を安定させ、刃物の向きに気をつけてください。栗の皮は固くて滑りやすいので、手を切らないよう、無理に力をかけず、少しずつ進めます。子どもには任せないでください。
食べるとなったら、子どもや高齢の人は、小さくして座って食べてもらいます。のどに詰まりやすい食べ物です。犬や猫には、虫食いの栗でもそうでない栗でも与えないでください。体に合わないと言われます。口にして具合が悪そうなら、動物病院へ。
生で食べたくなった時の考え方は栗は生で食べられる?にまとめています。虫食いの栗を生で口にするのは、特に避けておくのが無難です。
これ以上虫を出さないために——虫止めと拾う時の注意
虫の問題は、見分けるだけでなく、虫を出しにくくする手当ても大切です。この手当てと保存の方法は、栗の保存の記事に、手順をまとめています。ここで書き写すと内容が重なってしまうので、手当てはそちらを見てください。買ってきた栗は、袋のまま置きっぱなしにせず、早めに状態を確かめるのがコツです。
拾った栗の場合は、拾う場所のルール、服装、持ち物も大事です。栗拾いの服装と持ち物に、そろえておきたい物をまとめています。栗を取り出したあとのイガの扱いは、イガの開け方と捨て方を見てください。
ゆきこ( ゚Д゚)『虫の話は、見分け方を全部覚えるより、「怪しければ切って確かめる、迷ったらやめる」と決めておくほうが、続けやすいと思います』
あわせて読みたい
虫止めと保存の手順は栗の保存、生で口にしたい時の考え方は栗は生で食べられる?、拾いに行く時の準備は栗拾いの服装と持ち物、イガの扱いはイガの開け方と捨て方にまとめています。
まとめ:穴・粉・軽さ・浮くかを見て、切って確かめる。迷ったら食べない
- 穴・粉・軽さ・つやを重ねて見る。どれも目安のひとつ
- 水に浮く栗は分けて確かめる。浮く沈むだけで決めない
- 虫が出たら袋ごと処分。人を刺す虫ではないと言われる
- 黒い・においがする・カビは食べない。迷ったら食べない
- 虫止めと保存は栗の保存の記事で。犬猫には与えない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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