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春になってマフラーを使わなくなると、「とりあえず引き出しに」と押し込みがちですよね。でも、秋に出してみたらシワだらけ、毛玉だらけ、ひどい時は小さな穴があいていた、ということが起こります。マフラーは小さいのに、しまい方で状態がけっこう変わる物なんです。
先に結論をひとつ。マフラーの保管方法は、「汚れを落として、乾かして、ゆるくたたんで、風が通る場所に防虫剤といっしょに置く」の4つで決まります。特に、汚れと湿気が残ったままだと、虫食いやカビの元になります。しまう前の準備から、たたみ方、置き場所まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:シーズン中の置き方|しまう前の手順|たたみ方・丸め方|虫食い・カビ・毛玉を防ぎたい人
マフラーの保管方法、シーズン中は?——掛けっぱなしは伸びる
毎日使っている間の置き場所で、いちばん多いのが「玄関のフックに掛けっぱなし」です。便利なのですが、ニットのマフラーは、掛けているうちに自分の重みで伸びたり、掛けた所にくせがついたりします。毎日使うなら、次のどちらかにしておくと安心です。
- ハンガーに輪にして掛ける。マフラーを2つ折りか3つ折りにして、ハンガーのバーに通すように掛け、掛け目が1か所に集まらないようにします
- ゆるくたたんで棚やかごに置く。ぎゅうぎゅうに詰めず、上に物を載せないのがコツです
雨や雪で濡れた日は、そのまま置かず、ハンガーに広げて乾かしてから片づけます。濡れたまま積むと、においや、まわりの服への色移りの原因になります。
しまう前にやること——汚れを落とす、乾かす、毛玉を取る
シーズンが終わって、しまう前の準備がいちばん大切です。実は、虫食いの原因は「虫」そのものより、汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れだと言われます。汚れを残したまましまうと、虫が寄ってきたり、黄ばみやカビが出たりします。
- 汚れを確認する。首に当たる部分、端っこ、食べこぼしを見ます
- 洗えるものは洗う。洗い方が分からない時は、マフラーに洗濯表示がない時の洗い方にまとめています。洗えない物はクリーニングへ
- 完全に乾かす。触って冷たいうちは、まだ湿っています。ここで急ぐとカビの元です
- 毛玉を取る。しまう前に取っておくと、収納中にこすれて増えるのを防げます。取り方は毛玉取りをカミソリでする方法と注意が参考になります
しまう前に、もうひとつ見ておきたいのがにおいと黄ばみです。香水や整髪料、食べ物のにおいが移っていると、においの元に虫が寄ってきたり、保管中に変色したりすることがあります。風通しのよい日陰に半日ほど掛けて、においを飛ばしてからたたむと安心です。首元の内側に、うっすら黄ばみが出ていることもあるので、明るい所で一度裏返して見ておきましょう。気づいた汚れは、しまう前に落としておくのがいちばん楽です。
小さなマフラーでも、この準備を省くと、秋に取り出した時に「しまう前に洗えばよかった」と思う場面になりがちです。
たたみ方・丸め方——ふつうのマフラー、ストール型、フリンジ付き
しまう形は、マフラーのタイプで変えると型崩れしにくくなります。
| タイプ | たたみ方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| ふつうの細長いマフラー | 縦に半分に折り、さらにゆるく折って棚へ | きつく巻かない。端を折り返しすぎない |
| ストール型の大判 | 角を合わせて四つ折りくらいにする | 折り目が同じ所に来ないよう、毎年位置を変える |
| フリンジ付き | 飾りを内側に入れて、ほかの布に絡まないようにたたむ | ほかのマフラーのフリンジと絡ませない |
| 丸めて入れる場合 | 端から巻いて、箱やかごに立てる | ぎゅっと詰めない。繊維がつぶれる |
共通するコツは、きつくたたまない、折り目を毎年同じ所にしないことです。折り目がずっと同じだと、そこだけ傷みやすくなります。ほかのニットのしまい方は、セーターの保管方法と同じ考え方で整えられます。
虫食い・カビ・毛玉を防ぐ——防虫剤・通気・置き場所の選び方
たたんだら、置き場所と防虫剤です。まずは場所の向き不向きを表で見てください。
| 置き場所 | 向き不向き | ひとこと |
|---|---|---|
| 押し入れの上段 | 向く | 湿気がたまりにくい。風を通す日を作る |
| 衣装ケース・引き出し | 向く(防虫剤と一緒に) | 詰め込みすぎない。ふたを時々開ける |
| 押し入れの下段・床に近い所 | やや不向き | 湿気がたまりやすい。除湿剤と併用 |
| 日の当たる窓の近く | 不向き | 色あせの元になる |
| 圧縮袋でぺたんこ | 不向き | 繊維がつぶれて、ふくらみが戻りにくい |
防虫剤は、種類を混ぜない、表示どおりの置き方をするのが大原則です。違う種類を一緒に入れると、成分が反応して衣類にしみができることがあります。引き出しに入れるタイプ、つるすタイプなど形によって使い方が違うので、パッケージの表示を読んでください。防虫剤は、口に入れたり触ったりしないよう、子どもやペットの手の届かない所に置きます。
虫食いが心配なウールやカシミヤは、シーズンの途中でも、天気のよい乾いた日に一度出して風に当てると安心です。毛玉は、しまう前に取っておき、ほかの布と擦れにくい向きで収納すると増えにくくなります。耳当ても同じ時期にしまう人が多いので、耳当ての洗い方と代用もあわせて見てみてください。
収納の道具は、通気のよい物を選びます。不織布のケースや、ふたに通気穴のあるかご、紙の箱が使いやすいです。ビニールの袋に密閉すると、中の湿気が逃げず、カビの原因になります。ケースの中は、マフラーを重ねすぎず、上に重い物を載せないようにして、空気の通り道を少し残しておきましょう。かごに入れる場合は、底に薄い布や紙を敷いておくと、編み目に引っかかったり、ささくれが付いたりするのを防げます。種類ごとにまとめ、ラベルを貼っておくと、秋に探し回らずに済みます。置き場所を家族に伝えておく時も、ケースの外側に中身が書いてあると、迷わず取り出せます。
来シーズン、取り出す時は、まず風を通してから使い始めます。防虫剤のにおいが気になる時は、陰干しで落ち着きます。シワが残っていたら、あて布をして低温で軽くスチームを当てるか、ハンガーに掛けて自然に戻る時間をとってください。高温のアイロンを直接当てるのは、テカリや縮みの元になるのでやめておきましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『マフラーは小さいので後回しになりがちですけど、しまう前の一手間で、秋の気持ちよさが変わると思います』
💡 この困りごとへの提案
引き出しに入れる衣類用の防虫剤を、シーズンの終わりに用意しておくと、片づけの流れがスムーズです。
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洗い方が分からないマフラーはマフラーに洗濯表示がない時の洗い方へ。ニットのしまい方はセーターの保管方法、毛玉は毛玉取りをカミソリでする方法と注意、耳当てのしまい方は耳当ての洗い方と代用にまとめています。
まとめ:汚れと湿気を残さず、ゆるくたたんで風を通す
- シーズン中は、掛けっぱなしにしない。輪にして掛けるか、ゆるくたたむ
- しまう前に、汚れを落として完全に乾かす。毛玉も先に取る
- きつくたたまず、折り目を毎年変える。飾りは内側に
- 防虫剤は種類を混ぜず、表示どおりに。子どもの手の届かない所へ
- 圧縮しすぎず、風を通す日をつくる。湿気の少ない場所に置く
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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