スモークツリーの花芽——咲かない時の切る時期と枝の見方

家事

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スモークツリーといえば、煙がたなびくようなふわふわの花穂が魅力ですよね。それなのに「今年は花穂が見えない」「枝を整えたら咲かなくなった」「春になっても芽が出てこない」「蕾がしぼんでしまった」と、咲かない理由がわからなくて困る人は少なくありません。

先に結論をひとつ。スモークツリーの花芽は、前の年に伸びた枝の先のほうにつくと言われます。ですから、冬や春先に枝先をばっさり切ると、その年は花穂が見られないことがあります。咲かせたい年は、切る枝と残す枝を分けておく。そのうえで、日当たり、株の若さ、水の様子を順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ花芽はどこにできる?→前の年の枝の先のほう第1章へ ▶切ったら咲かなくなった→切る枝と残す枝を分ける第2章へ ▶植えて数年咲かない→若い株と日当たりを見る第3章へ ▶春に芽が出てこない→枝が生きているか確かめる第4章へ ▶蕾がしぼんで落ちた→水切れと強い風を見る第5章へ ▶

ケース別に読む:花芽の場所を知りたい人|切ったら咲かなくなった人|数年たっても咲かない人|芽が出ない人|蕾が枯れる人|かぶれ・安全面が気になる人

4コマ漫画|花穂が出なかった年の手入れ1花穂が出ない今年は花穂が見えないな…花穂が出ず首をかしげる2やりがちなNG枝先をぜんぶ切っちゃえ枝先をばっさり切ると…3枝を分ける残す枝と切る枝を分けよう残す枝と切る枝を分ける4花穂がふわりふわふわの花穂が出たよふわふわの花穂が揺れる

花芽はどこにできる?——前の年の枝の先のほうを見る

スモークツリーの花芽は、前の年に伸びた枝の先のほうにつくと言われます。冬の間に葉が落ちて枝だけになった姿を思い浮かべてください。枝先のほうに、少しふっくらした芽が並んでいるはずです。その芽のなかに、花穂になる芽と、葉だけを広げる芽が混じっています。

この二つを見た目で見分けるのは、慣れた人でもむずかしいものです。ですから「花芽を見つけてから切る」と身構えるより、「枝先を残しておけば、花になる芽を持っている可能性が高い」と覚えておくほうが現実的です。

花芽を探す3つの見方1前の年の枝色の濃い枝2枝先のほうふくらむ芽3花穂が出る咲く年もある

咲き方は、品種や育つ環境で違うとも言われます。苗に付いていたラベルや、買った園芸店の案内に、花つきの特徴が書かれていることがあります。手元に残っていれば、いちど目を通しておくと安心です。

もうひとつ、スモークツリーには花穂がよく目立つ株と、あまり目立たない株があり、雄の木と雌の木のような違いが関わると言われます。ただ、苗の段階で見分けるのはむずかしいので、豆知識として覚えておく程度で大丈夫です。

切ったら咲かなくなった——切る枝と残す枝を分ける

冬や春先に、樹形を整えようとして枝先をばっさり切ると、その年は花穂が見られないことがあります。花芽を持つ枝先ごと切り落としてしまうためと言われます。「伸びすぎたから短く」という気持ちは自然ですが、咲かせたいなら、切る場所を選ぶのがコツです。

枝の様子 考え方
枝先にふっくらした芽が並ぶ枝 咲かせたいなら残す
混み合って内側へ向かう枝 切る候補。付け根の少し上で
枯れたように見える枝 切る前に第4章の方法で確かめる
大きく飛び出した枝 手の届く範囲だけ整える
枝を切る時のOKとNG枝先をばっさりその年は咲かない枝先は残す混んだ所だけ付け根の上で手の届く範囲

切る時期は、住んでいる地域とその年の気候で変わります。ここで月を決めてしまうより、苗のラベルと、地元の園芸店の案内で確かめるほうが確実です。迷ったら「今年は切らずに様子を見る」という選び方もあります。咲いたあとに、混んだ所だけを整える形にしておけば、翌年の花芽を落とす心配が減ります。

  1. 少し離れて全体を眺め、飛び出した枝と混み合った所に目印をつける
  2. 切る枝を決める。残す枝の枝先には手を触れない
  3. 付け根の少し上で切る。切り口から出る汁に触れないよう、手袋と長袖で

植えて数年たっても咲かない——若い株と日当たりを見る

苗から育て始めた最初のうちは、枝を伸ばして株を大きくすることを優先して、花穂があまり出ないことがあると言われます。何年目から咲くかは、苗の大きさや環境で変わるので、ここでは年数を決めません。ラベルや園芸店の案内を見て、「まだ若い株かもしれない」という目で見てあげてください。

若さのほかに、次の点も見ておきましょう。

  • 日当たり。建物や大きな木の影になる時間が長いと、葉ばかり茂って花が少なくなりがちです
  • 風通し。枝が混み合って内側まで光が届かないと、花芽がつきにくくなります
  • 鉢植えの場合の根。鉢の中が根でいっぱいだと、元気がなくなって花どころではなくなります
  • 水はけ。いつまでも土が湿っている場所は、根を傷めやすい所です

日当たりは季節で変わります。冬の間は日が当たっていても、葉が茂る季節には隣の木の影に入ることもあります。気づいた時に、一日のうち何時間くらい日が当たるかを、庭や玄関先で眺めてみてください。

芽が出てこない——枝が生きているか確かめる

春になっても芽が動かないと、枯れてしまったのではと不安になりますよね。ただ、芽が動き出す時期は、その年の寒さや暖かさで前後します。慌てて切ってしまう前に、まず枝が生きているかを確かめましょう。

  • 爪で樹皮を少しだけこすって、下が緑かどうかを見る
  • 枝を軽く曲げて、しなるかどうかを見る

下が緑で、軽く曲げるとしなるなら、その枝は生きています。春まで待って様子を見てください。反対に、樹皮の下が茶色く乾いていて、曲げるとぽきっと折れる枝は、傷んでいると考えます。その場合は、ぽきっと折れる所より下の、緑の残る所の少し上で切ります。

切るのは手の届く範囲までにしてください。高い所の枝を切ろうとして脚立に乗るのは、落下の心配があるのでやめましょう。高い所や太い幹が傷んでいるように見えるときは、造園業者に相談するのが安全です。

蕾が枯れる——水切れと強い風を見る

蕾までは育ったのに、しぼんで茶色くなって落ちてしまうことがあります。原因は一つに決められませんが、よく言われるのは次の二つです。

  • 土の乾きすぎ。蕾が育つ時期に水切れを起こすと、蕾が育ちきらないことがあります。鉢植えは特に乾きやすいので、土の表面を触って確かめます
  • 強い風。細い枝先に蕾がついているので、強風にあおられると傷みやすい形です。風の通り道になる場所は、置き場所を見直します

水やりは、間隔を日数で決めようとすると外れがちです。同じ週でも、雨の日と晴れの日で土の乾き方は全く違うからです。土の表面が乾いていたら、たっぷりを基本にして、朝か夕方の涼しい時間に株元へそっとやってください。

ほかに、蕾に小さな虫がついているように見えることもあります。素手で触らず、写真を撮って園芸店に見せると、見分けやすくなります。薬剤を使う場合は、製品の表示どおりにしてください。

かぶれ・手の届く範囲・ペット——安全面のまとめ

枝を切る時の安全3か条手袋をする汁に触らない長袖を着る肌を守る脚立に乗らない高所は業者へ
  • 手袋と長袖。スモークツリーはウルシの仲間と言われます。枝を切る時は手袋と長袖で、切り口から出る汁に触れないようにします。肌が赤くなったり、かゆくなったりしたら、皮膚科に相談してください
  • 手の届く範囲まで。脚立に乗る作業はしません。大きくなった木の高い所は、造園業者へ
  • 猫・犬・小鳥。枝や葉をかじらないよう、近づけない場所に
  • 口に入れない。観賞用の木の葉や実を、食べたり料理の飾りに使ったりしません。万一口に入れた時は、医療機関や中毒の相談窓口へ
  • 道具。剪定ばさみは使い終わったら刃を閉じ、子どもの手の届かない所へしまいます

隣の家へ枝がはみ出した時は、切る前に話し合うのが基本です。集合住宅のベランダや共用の庭に置く場合は、管理規約を確かめてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『迷ったら、今年は切らずに様子を見るのも、立派な選び方だと思います。咲いてから整えるほうが、気持ちも楽ですよね。』

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葉が茶色い・白い・黒い粒がある時は、スモークツリーが枯れる時へ。植える前の確かめ方や大きさの悩みは、スモークツリーで後悔する時にまとめています。話は変わりますが、学校で防災頭巾が要るけれど手元にない、という時の考え方は防災頭巾の代用も参考になります。道具の切れ味が気になる時はハサミの研ぎ方もどうぞ。

まとめ:咲かせたい年は、枝先を残して切る枝を選ぶ

  1. 花芽は前の年の枝の先のほうにつくと言われる。枝先をばっさり切らない
  2. 切る枝と残す枝を分ける。混んだ所を付け根の少し上で切る
  3. 数年咲かない時は、若さと日当たりを見る。年数はラベルで確かめる
  4. 芽が出ない時は枝の確かめ方から。爪でこすって緑か、軽く曲げてしなるか
  5. 手袋・長袖・手の届く範囲まで。かぶれたら皮膚科へ。大きな木は造園業者へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

スモークツリーの花芽の早見表:花芽は前の年に伸びた枝の先のほうにつくと言われ、冬や春先に枝先をばっさり切ると、その年は咲かないことがある。咲かせたい年は切る枝と残す枝を分け、混み合った枝を付け根の少し上で切る。数年咲かない時は株の若さ、日当たり、風通しを見る。芽が出ない時は爪で樹皮を少しだけこすって緑か、枝を軽く曲げてしなるかを確かめる。蕾が枯れる時は水切れと強い風を見る。切る時は手袋と長袖、切り口の汁に触れない。手の届く範囲まで、脚立には乗らず、大きな木は造園業者へ

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