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障子の紙が破れたり黄ばんだりして、そろそろ張り替えなきゃと思う。でも前回どうやったか、順番をすっかり忘れている。しかも今回は手伝ってくれる人もいない。年末が近づくと、そんな人が増えますよね。
先に結論をひとつ。障子の張り替えは、一人でもできます。ポイントは「障子を外して、床に寝かせて作業する」ことです。立てたまま貼ろうとすると手が足りなくなりますが、床に寝かせれば、紙を置いて、押さえて、切るまで、一人で落ち着いて進められます。用意する物、手順、手が足りない時の押さえ方、作業に向く日、紙の種類の選び方を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:一人でできるか知りたい人|初めての人|古い紙がはがれない人|手が足りない人|いつやるか迷う人|紙の種類で迷う人
障子の張り替えは一人でできる?——障子を外して床で作業するのが楽
結論から言うと、一人でできます。障子は、慣れていない人が思うより、軽くて扱いやすい建具です。ただし、つけたままの状態で貼ろうとすると、手が足りなくなるのが一人作業の壁です。紙を持ち、位置を合わせ、押さえ、貼るという動作を、同時にしなければならないからです。
そこで、障子を外して、床に寝かせるのが基本になります。寝かせれば、紙が自分の重みで止まってくれるので、両手が使えます。ここまでが、一人作業を成功させる土台です。
障子を外す時は、安全のために次のことを守ってください。
- 両手で持ち上げて、手前に外す。片手で引っぱると、ほかの建具に当たったり、倒れたりします
- 外した障子は倒さず、平らな所に寝かせる。壁に立てかけたままにすると、倒れてけがや破損のもとになります
- 脚立や椅子に乗って作業しない。高い所は外して床で行います
- 重くて外せない時は、無理をしない。持ち上げにくい戸は、手伝ってくれる人を待ちましょう
張り替えそのものを面倒に感じる場合は、張り替えずに障子のままカーテンを付ける方法もあります。障子のままカーテンを付ける方法で触れています。
用意する物の早見表と、張り替えの手順
はじめに、道具を並べます。年に一度しかやらないと忘れがちなので、チェック表のように使ってください。
| 道具 | 役目 | ひとこと |
|---|---|---|
| 障子紙 | 貼る紙 | 枠の幅と高さに合う長さの物を選ぶ |
| のりまたは両面テープ | 紙を枠に止める | どちらかを選ぶ。専用の物を |
| カッター・定規 | はみ出した紙を切る | 刃は新しく。使い終わったらしまう |
| 霧吹き・タオル | 古い紙をはがす・枠を拭く | 水分を取るタオルを多めに |
| へらやカード | 湿らせた古い紙をはがす | 枠を傷つけない硬さの物を |
| マスキングテープ・重し | 紙の仮留め | 手が足りない時の味方 |
| 新聞紙やシート | 床の養生 | 障子を寝かせる床の下に敷く |
手順は、次のとおりです。
ここで、ポイントになる順番を言葉で補足します。
- 障子を外して床に寝かせる。床に新聞紙などを敷いて、汚れを防ぎます
- 古い紙をはがす。次の章で触れます
- 枠をふいて、しっかり乾かす。枠にのりや紙が残っていると、新しい紙は貼りつきません。湿っているうちに貼るのは禁物です
- のりかテープを枠につける。枠の幅の中心に、まっすぐ
- 紙を転がして貼る。ロールの紙を、端から枠の上に転がすように広げていきます。ピンと張りすぎず、軽く手を添えるくらいで
- 余りを切る。カッターは、定規を当てて、刃を体と反対側に向けて引きます。使い終わったら、刃をしまいます
- 障子をはめる。乾いてから、両手で持ち上げて、元の溝に戻します
古い紙がはがれない時は——湿らせて、少しずつ
古い紙が枠にしっかり貼りついている場合は、乾いたまま引っぱらず、霧吹きで湿らせて、少し待つのが基本です。紙がやわらかくなってから、へらやカードで、枠を傷つけないようにそっとはがします。広い面を一度にはがそうとせず、小さな区画ごとに進めましょう。
枠に紙やのりのかすが残ったら、固く絞ったタオルで拭き取ります。細かいコツや、のりの代わりになる物については障子のりの代用で触れているので、ここでは書き写さずに、そちらを参考にしてください。
枠が白木のままの場合は、水を含ませすぎると色が変わったり、反ったりすることがあります。水分は少なめにして、拭いたあとは風通しのいい所で乾かしましょう。
手が足りない時の押さえ方——仮留めとロールのまま転がす
一人で作業していて、いちばん困るのが、紙を貼る瞬間です。ここでの助けになる方法を、図にしています。
- 重しで押さえる。紙の端に、重い本や文具を置きます。紙を持つ手がひとつ空くだけで、位置合わせがぐっと楽になります
- マスキングテープで仮留めする。枠の端に、紙の端を貼り付けて固定します。はがせるテープなので、位置がずれても直せます
- ロールのまま転がして貼る。ロール状の紙を、枠の上で転がしながら、少しずつ広げます。最初から全部広げて持ち上げるより、しわになりにくいです
最初の1本目の位置だけ、まっすぐ決めておくのが成功のコツです。端をそろえたら、あとは転がしながら貼るだけです。位置を決めるのが不安なら、枠に鉛筆で小さな目印をつけてから始めてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『一人で貼る時は、焦ると必ずしわが出ますよね。時間に余裕のある日を選ぶのが、いちばんの近道だと思います』
いつやる?——晴れて乾く日と、大掃除の前半
張り替えに向く日は、空気が乾いていて、風通しのいい日です。のりが乾きやすく、枠のふき上げも早く済みます。雨の日や湿度の高い日は、のりの乾きが遅く、紙がたるんだり、テープの粘着が弱まったりしがちなので、避けましょう。
年末の大掃除に合わせるなら、前半に済ませておくと、ほかの作業と重なりません。障子は乾くまで戻せないので、前日に外して、翌日に貼るくらいの余裕を持つと、安心です。
作業中は、寒い部屋に長く居続けないように、体を冷やさない準備も忘れずに。途中で休みを入れながら、ゆっくり進めてください。もしもテープが剥がれやすいなら、障子の両面テープが剥がれる時も読んでみてください。
障子紙の種類は?——普通の紙・破れにくいタイプ・アイロンで貼るタイプ
障子紙には、いくつか種類があります。選ぶときの目安を表にしました。
| 種類 | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| 普通の紙(のり・テープで貼る) | 昔ながらの和紙の風合い。光がやわらかく通る | 雰囲気を大事にしたい。見た目重視 |
| 破れにくいタイプ | 樹脂が混ざっていて丈夫。破れ・汚れに強い | 子どもやペットがいる家。張り替えの回数を減らしたい |
| アイロンで貼るタイプ | のりが付いていて、熱で貼る。のり塗りが要らない | のりを塗るのが苦手。仕上がりをきれいにしたい |
アイロンタイプは、のりを塗る手間が省ける反面、熱を使うので、やけどに注意してください。アイロンを使う時は、小さな子どもを近づけず、終わったらコンセントを抜きます。
どの紙を選ぶかは、「家の状況」と「次の張り替えまでの期間」で決めると、後悔しにくいです。長く使いたいなら破れにくいタイプ、手早く済ませたいならアイロンタイプ、というのが基本の考え方です。
あわせて読みたい
古い紙やのりの扱いは障子のりの代用、テープが剥がれる時の直し方は障子の両面テープが剥がれる時、張り替えずに済ませたい人は障子のままカーテンを付ける方法が参考になります。
まとめ:障子を外して床で、順番どおりに。手が足りない時は仮留めと重し
- 一人でもできる。障子を外して、床に寝かせて作業する
- 道具は早見表で確かめる。紙・のりかテープ・カッター・霧吹き・仮留め用の物
- 順番は、外す→はがす→拭く→乾かす→貼る→切る→はめる
- 手が足りない時は、重し・仮留め・転がして貼る。最初の位置だけ丁寧に
- 安全は、両手で外す・カッターの刃をしまう・脚立に乗らない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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