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せっかく障子の紙を張り替えたのに、数日たったら角がぺらっと浮いてきた。一度剥がれはじめると、全体が気になって仕方ないですよね。両面テープで貼れば簡単と聞いていたのに、思ったより剥がれて、がっかりしている人もいるかもしれません。
先に結論をひとつ。障子の両面テープが剥がれる時は、テープそのものより「貼る前の枠の状態」に原因があることが多いです。ほこり、古いのりの残り、湿り気。このあたりを整えてから貼り直せば、ぐんと剥がれにくくなります。剥がれる原因の早見表、貼り直しの手順、部分的に浮いた時の直し方、そして両面テープとのりをどう選ぶかまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:なぜ剥がれるか知りたい人|全部貼り直す人|一部だけ浮いた人|テープかのりか迷う人
障子の両面テープが剥がれる原因の早見表——ほこり・古いのり・湿り気・押さえ不足
障子の枠(桟)に貼った両面テープが剥がれるのは、たいてい次のどれかが当てはまります。心当たりのある行を探してみてください。
| 原因 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 枠のほこり・汚れ | テープが枠の汚れに貼りつくだけで、枠そのものにつかない | 乾いた布でふき、必要なら固く絞った布でふいて、しっかり乾かす |
| 古いのりや紙が残っている | 残ったのりの上に貼ると、のりごとはがれる | 古い紙とテープを残らず取り、枠の面を平らにする |
| 枠が湿っている | 湿気でテープの粘着が弱まる | よく乾かしてから貼る。雨の日の作業は避ける |
| 押さえが弱い | 紙とテープがしっかり密着しない | 貼ったあとに、端から端まで指で押さえる |
| 寒い部屋で貼った | テープの粘着が弱まりやすい | 部屋を暖めて、テープも室温になじませてから貼る |
| 紙の張りが強いタイプ | 紙が引っ張る力で、テープが耐えきれず浮く | たるませすぎず、強く引っぱらないで貼る |
| 枠の幅とテープの幅が合わない | テープが枠からはみ出す、または細すぎて密着面が足りない | 枠の幅に合ったテープを選ぶ |
この表を見ると分かるとおり、剥がれる原因の多くは「貼る前」の準備不足です。紙を貼る作業そのものより、枠をきれいにして乾かす作業のほうが、長持ちに効きます。
もしも「古い紙の取り方がよく分からない」という場合は、障子のりの代用で、のりと古い紙を扱う時のコツにも触れています。そちらを読んでから戻ってきてもいいと思います。
貼り直しの手順——古い紙を取る・枠を拭く・乾かす・中心に貼る・押さえる
全部剥がれてしまった、あるいは剥がれがひどいなら、一度全部やり直すのが近道です。手順は次のとおりです。
- 障子を外して、床に寝かせる。脚立や椅子に乗って作業しない。外す時は両手で持ち上げて、手前に倒さないよう気をつけます。床に敷いたシートや新聞紙の上で作業すると楽です
- 古い紙と古いテープを取る。残ったテープやのりが少しでもあると、新しいテープは貼りつきません。取れにくいところは、霧吹きで湿らせてから、へらやカードでそっとはがします
- 枠を拭いて、しっかり乾かす。乾いた布でほこりを取り、汚れがあれば固く絞った布でふきます。そのあと、風通しのいい所で、完全に乾かします
- テープを枠の中心に貼る。枠の幅の真ん中に、まっすぐ貼ります。端にずれると、紙が引っ張った時に浮きやすくなります。貼った上から、指で一度押さえておきます
- 剥離紙をはがして紙をのせる。テープの上の保護紙を少しずつはがしながら、障子紙をのせていきます。一気にはがすとシワになりやすいです
- 端まで指でしっかり押さえる。貼り終わったら、枠の上から指で全体をなぞって、密着させます
- 余った紙を切る。カッターは枠に沿って、刃を手前に向けず、使い終わったら刃をしまってください
部屋が寒い日は、テープの粘着が弱まりやすいので、暖かい部屋で作業するか、作業前にテープを室温に慣らしておくと違いが出ます。保護紙やカッターの刃は、小さな子どもの手の届かない所に置いてください。
障子の張り替えの全体の流れは障子の張り替えを一人でする手順にまとめています。障子をそのままにして、カーテンで代用する方法は障子のままカーテンを付ける方法が参考になります。
部分的に浮いた時は——その部分だけ貼り直す・上から押さえる
全体はきれいに貼れているのに、角やはしだけが浮いてきた、という場合は、全部やり直さなくて大丈夫です。
- 浮いた部分の紙を静かにめくる。紙が破れそうなら、無理にめくらずに、そのまま上から細いテープを足す手もあります
- 枠のほこりをふいて乾かす。古いテープが残っていたら、なるべく取っておきます
- 新しいテープを貼り、指で押さえる。浮いた分だけ短く切って貼れば足ります。押さえる時間を長めにとると、密着しやすくなります
浮いた部分を放っておくと、そこから空気が入り、まわりのテープまで少しずつ浮いてきます。気づいた時に早めに直すのが、結果的にいちばん手間がかかりません。ふすまや壁に近い障子は、開け閉めで紙の端がこすれて浮くこともあるので、端が当たっていないかも見ておきましょう。
角が何度も浮くなら、角の部分に原因があることもあります。紙が角で引っ張られていないか、テープが角でしっかり曲がって貼れているかを確認してください。同じ所が繰り返し浮くのは、「枠が少し反っている」「テープの幅が合っていない」といったサインのこともあります。
ゆきこ( ゚Д゚)『部分直しは、思い立った時にさっとできるのがいいですよね。全部やり直す前に、まずは浮いた所だけ試すのがおすすめです』
両面テープかのりか?——比べ表で選ぶ
「テープが剥がれる」ことで悩むと、「のりのほうがいいのかな」と考える人もいるはずです。それぞれ長所と短所があります。
| 項目 | 両面テープ | 障子のり |
|---|---|---|
| 手間 | 貼るだけで乾かす待ち時間がない | 塗って貼る。のりを塗る手間と乾く時間がいる |
| 次にはがしやすいか | テープが枠に残ることがあり、取る手間が出る | 水で湿らせれば紙ごとはがしやすい |
| 失敗した時 | 貼り直しやすいが、位置がずれると修正しにくい | 貼り直しはしにくいが、少しの調整はできる |
| 剥がれにくさ | 枠の準備が足りないと剥がれやすい | きちんと塗れば全体で貼れる |
| 向く人 | 手早く済ませたい。初めてで失敗が不安 | 次の張り替えを楽にしたい。時間に余裕がある |
「次にはがしやすくしたい」なら、のりのほうが後始末が楽になることが多いです。一方で「手早く貼りたい」「のりを塗るのが苦手」なら、枠の準備をていねいにしたうえで、両面テープが向いています。どちらにするかは、次の張り替えまでのことも含めて選ぶと納得できます。のりの代用や貼り方は、障子のりの代用で詳しく触れています。
テープを使うなら、障子専用の物を選び、紙と同じ時に張り替えると、重ねて貼る手間も減ります。
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全体の張り替えの流れは障子の張り替えを一人でする手順、のりの代用や古い紙の扱いは障子のりの代用、張り替えずにカーテンで済ませたい人は障子のままカーテンを付ける方法もどうぞ。
まとめ:剥がれる原因は貼る前の準備。枠をきれいにして乾かし、中心に貼る
- 剥がれる原因の多くは貼る前の準備。ほこり・古いのり・湿り気が代表
- 貼り直しは、古い物を取る→ふく→乾かす→中心に貼る→押さえるの順
- 寒い部屋では粘着が弱まる。暖かい部屋で、雨の日は避ける
- 部分的に浮いたら、その部分だけ貼り直す。無理にめくらない
- のりかテープかは、次のはがしやすさで選ぶ。作業は障子を外して床で
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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