【早見表つき】羽毛布団のグースとダックの違い——暖かさ・におい・羽の大きさの早見表と、表示の見方

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羽毛布団を選ぼうとすると、「グース」「ダック」という言葉がよく出てきますよね。グースのほうがいい物、と聞いたことはあっても、何がどう違うのかはよく分からない。表示ラベルには、ほかにもいろいろな言葉や数字が並んでいて、どこを見ればいいのか迷ってしまうと思います。

先に結論をひとつ。グースはガチョウ、ダックはアヒルの羽毛のことです。一般に、グースのほうが羽毛のかたまり(ダウンボール)が大きい傾向があり、ふくらみやすく、においも出にくいと言われます。ただし、品質は種類だけでは決まりません。ダウンの割合やふくらむ力、羽毛の量など、表示で比べるのがいちばん確実です。

この記事では、グースとダックの違い、表示ラベルで見る所、人に合わせた選び方、においが気になる時の手入れを、早見表と図で順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へまず違いを知りたい→グースとダックの早見表第1章へ ▶表示の見方が分からない→割合・ふくらむ力・量を見る第2章へ ▶寒がり→ふくらむ力と量で選ぶ第3章へ ▶においが気になる→グースを候補に、手入れも第4章へ ▶季節で替えたい→肌掛け・合い掛けを組み合わせる第3章へ ▶

ケース別に読む:違いを知りたい人|表示の見方を知りたい人|自分に合う物を選びたい人|においが気になる人

羽毛布団のグースとダックの違い——ガチョウとアヒル、羽の大きさとにおい

羽毛布団のグースとダックの違いは、どちらの鳥の羽毛かということです。グースはガチョウ、ダックはアヒル。どちらも水鳥で、胸のあたりに生えるふわふわの綿毛(ダウン)と、軸のある羽根(フェザー)が布団に使われます。

比べる所 グース(ガチョウ) ダック(アヒル)
ダウンボールの大きさ 大きい傾向 比べると小さめの傾向
ふくらみ 同じ重さでもふくらみやすいとされる グースと比べると控えめなことが多い
におい 出にくいと言われる 出やすいと言われる
軽さ 同じ暖かさなら軽く仕上がりやすい 同じ暖かさだと量が多めになりがち
手に取りやすさ 比べると価格は高めになりやすい 手に取りやすい物が多い

においの違いは、鳥の育ち方や食べ物の違いによると言われます。ただし、どちらも洗浄の仕方や品質しだいで、においの出方は大きく変わります。「グースなら必ず暖かい」「ダックはよくない」とは言い切れないので、次の章の表示もあわせて見るのがおすすめです。

表示で見る所——ダウンの割合・ふくらむ力・羽毛の量・側生地

羽毛布団の品質は、種類よりも表示ラベルの中身で比べると分かりやすくなります。見ておきたいのは、次の4つです。

表示ラベルで見る4つダウンの割合綿毛がどれくらいかふくらむ力かさ高などの表示羽毛の量季節や厚さで違う側生地素材と肌ざわり種類だけで決めず、表示で比べる
  • ダウンの割合:中身のうち、ふわふわの綿毛(ダウン)がどれくらい入っているかの表示です。割合が高いほど、軽くてふくらみやすい傾向があります。一般に、ダウンが半分以上入った物を「羽毛布団」、羽根(フェザー)のほうが多い物を「羽根布団」と呼び分けます
  • ふくらむ力の表示:「かさ高」などの言葉で書かれることがあり、羽毛がどれくらいふくらむかの目安です。表示の数字が大きいほど、ふくらむ力が大きい目安になります
  • 羽毛の量:同じ品質でも、量によって暖かさや厚みが変わります。真冬用の本掛け、春秋用の合い掛け、薄い肌掛けで量が違います
  • 側生地:羽毛を包む生地の素材です。肌ざわりや、羽の吹き出しにくさにかかわります

グースかダックかは、これらの表示と一緒に見て、はじめて比べやすくなります。お店では、同じくらいの量で、ダウンの割合やふくらむ力がどう違うかを見比べてみてください。

自分に合う選び方——寒がり・暑がり・においに敏感・季節

表示の見方が分かったら、自分や家族に合う物を考えてみましょう。

  • 寒がりの人:ふくらむ力が大きく、量が多めの物が候補です。グースかダックかより、表示の中身を重視します
  • 暑がりの人:ふくらむ力が大きい物でも、量を少なめにしたり、合い掛けと肌掛けを重ねて調整できるようにしたりすると快適です
  • においに敏感な人:においが出にくいと言われるグースを候補にしつつ、洗浄の仕方の説明やお店の案内も確かめます
  • 季節で替えたい人:肌掛け・合い掛け・本掛けを組み合わせると、季節の変わり目に調整しやすくなります。厚さの違いや出す時期は、羽毛布団を出す時期はいつ?にまとめています
  • 洗いたい人:家で洗える表示があるか、洗い方の案内があるかも確かめます

羽毛が肌に合わず、くしゃみやかゆみなど体調に変化が出る人もいます。気になる症状がある時は、使うのをやめて、医療機関に相談してください。

においが気になる時——陰干しと風通し

羽毛布団は、買ったばかりの時や、湿気を含んだ時、温めた時に、羽毛のにおいを感じることがあります。においが気になる時は、次の手入れを試してみてください。

  • 陰干しする:カバーをかけたまま、風通しのよい日陰に干します。直射日光は生地を傷めることがあるので、日陰が安心です
  • 部屋の中で広げて風を通す:天気の悪い日は、部屋の中で広げて、窓を開けたり、扇風機の風を当てたりします
  • 湿気をためない:寝ている間の汗を吸うので、朝は布団をめくって湿気を逃がします
  • 乾燥機で乾かす:表示で使えるなら、乾燥機で湿気を飛ばす方法もあります。詳しくは羽毛布団は乾燥機だけでもいい?を見てみてください

シーズンが終わったら、しっかり乾かしてからしまうことも、次に使う時のにおいを減らすことにつながります。しまい方は羽毛布団のしまい方にまとめています。

ゆきこ( ゚Д゚)『グースかダックかで迷ったら、表示の中身を先に見るのがいちばんの近道だと思います。名前だけで決めないのが、失敗しにくい選び方ですよね』

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季節の変わり目に使いやすい羽毛の肌掛け布団がひとつあると、本掛けと重ねたり、春や秋に一枚で使ったりと、寒さに合わせて調整しやすくなります。表示を見比べて選んでください。


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においが気になる時の手入れ3つ陰干しカバーをかけて日陰で風を通す部屋で広げて窓を開ける湿気をためない朝は布団をめくる

よくある質問

Q. 羽毛布団と羽根布団は何が違いますか?
A. 中身のうち、ふわふわの綿毛(ダウン)が多い物を羽毛布団、軸のある羽根(フェザー)が多い物を羽根布団と呼び分けるのが一般的です。表示ラベルの割合で確かめられます。

Q. ダックの羽毛布団は暖かくないですか?
A. そんなことはありません。ダウンの割合やふくらむ力、量がしっかりした物なら、暖かく使えます。種類より表示の中身で比べるのがおすすめです。

Q. 古い羽毛布団はどうすればいいですか?
A. 状態によって、使い続ける、打ち直す、処分するなどの選び方があります。羽毛布団を捨てるのはもったいない?にまとめています。

Q. 「マザーグース」などの言葉は何ですか?
A. 長く育てられた親鳥の羽毛を指す言葉として使われることがあり、ダウンボールが大きいと紹介されることが多いです。言葉の使い方はお店によって違うので、名前より表示ラベルの中身で比べると安心です。

あわせて読みたい

出す時期と厚さの違いは羽毛布団を出す時期はいつ?、しまい方は羽毛布団のしまい方、乾かし方は羽毛布団は乾燥機だけでもいい?へどうぞ。

まとめ:グースはガチョウ、ダックはアヒル。種類より表示の中身で比べる

  1. グースはガチョウ、ダックはアヒルの羽毛。どちらも水鳥のダウンとフェザー
  2. グースはダウンボールが大きく、においが出にくい傾向。ただし品質しだい
  3. 表示ではダウンの割合・ふくらむ力・量・側生地を見る。数字は目安として比べる
  4. 寒がり・暑がり・季節に合わせて量と組み合わせを選ぶ。肌掛けで調整しやすい
  5. においは陰干しと風通しで。肌に合わない時は使うのをやめて相談

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

羽毛布団のグースとダックの違いの早見表:グースはガチョウ、ダックはアヒルの羽毛で、どちらも水鳥のダウンとフェザーが使われる。グースはダウンボールが大きい傾向で同じ重さでもふくらみやすく、においが出にくいと言われる。ダックは比べるとダウンボールが小さめで、においが出やすいと言われるが、どちらも洗浄や品質しだい。表示ラベルではダウンの割合、かさ高などのふくらむ力、羽毛の量、側生地を見て比べる。ダウンが半分以上の物を羽毛布団と呼ぶのが一般的。寒がりはふくらむ力と量を重視、暑がりは量を少なめか重ねて調整、季節で替えるなら肌掛けや合い掛けを組み合わせる。においは陰干しと風通しで、肌に合わない時は使うのをやめて医療機関に相談

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