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ダイニングチェアの座面って、食事のたびに汚れやすい場所ですよね。しょうゆのしみや油はね、小さい子がいる家では食べこぼしも重なって、気づけば座面だけくたびれている椅子が多くなりがちです。買い替えるほどではないけれど、このままも気になる。そんな時に候補に上がるのが、手作りのカバーです。
ただ、手作りと聞くと「全部を布でくるむ大変な作業」を想像しがちですが、そこに落とし穴があります。先に結論をひとつ。覆う範囲を「座面だけ」に絞ると、型も寸法も驚くほど単純になります。背もたれまで含めた全体を覆うのは、実はいちばん最後に考えることでいいんです。どこを覆うか、一番簡単な型、寸法の出し方、100均の布で足りる範囲、全体を覆う時の順番、洗い替えの生地選びまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:どこを覆うか迷っている人|座面だけ覆いたい人|寸法の測り方を知りたい人|100均の布で足りるか知りたい人|全体を覆いたい人|生地選びを知りたい人
先にどこを覆うか決める——座面だけ・背もたれだけ・全体の早見表
手を動かす前に、覆う範囲を決めておくと迷いません。範囲によって、必要な布の量も縫う手間もまったく違ってくるからです。目安を表にしました。
| 覆う範囲 | 向く場面 | 布の目安 |
|---|---|---|
| 座面だけ | 汚れが座面に集中している・とにかく簡単に済ませたい | 大きめのカットクロス1枚 |
| 背もたれだけ | 背もたれの生地だけ傷んでいる | 背もたれの高さ分にゆとりを足す |
| 全体 | 椅子全体の雰囲気を変えたい・厚手にしたい | 座面と背もたれの分をつなげる量 |
汚れが気になって手作りを考え始めた人の多くは、実は「座面だけ」で十分なんです。まずはそこから試してみて、物足りなければ範囲を広げる、という順番がおすすめですよ。特に椅子が何脚もそろっている家では、全部を同じ布で作ろうとすると時間がかかります。まずは1脚だけ座面カバーを作ってみて、仕上がりや洗いやすさを確かめてから、残りの脚数分をそろえる進め方だと途中で挫折しにくいです。
一番簡単な座面カバーの型——丸か四角にゴムを通すだけ
ミシンが苦手な人には、まず縫わない方法をすすめます。ほつれにくい生地を座面の形より一回り大きく切り、周囲に伸縮性のあるテープを両面テープで貼ってゴムの通し道を作る方法なら、針を使わずに仕上がるんです。伸縮性のあるテープは、手芸店や100均の手芸コーナーでも手に入ります。座面の一辺の長さに対して、テープの長さは1.2倍ほど見ておくと、かぶせた時にきつすぎず緩すぎない仕上がりになりますよ。
縫って作るなら、手順は3つだけです。①座面の形に紙で型を取り、布を座面より一回り大きく裁つ②周囲を三つ折りにして、ゴムの通し道を残して縫う③ゴムを通してかぶせれば完成。ミシン・裁ちばさみ・目打ちを使う時は、手元から目を離さないでください。まち針は使う本数を数えてから縫い始め、外し終わったら数えて確認すると、椅子の下や床に落として気づかない、ということがなくなります。アイロンで縫い代を整える時は、当て布をして直接布に当てず、蒸気でやけどしないように、コードは垂らしたままにしないでください。かぶせるゴムは、結び目を長く垂らさず、子どもの首に回る長さにしないことも忘れずに。
寸法の出し方——座面と厚みと裏に回す分
座面の寸法は、3つを足すだけで決まります。
- 座面の縦と横。クッションの端から端までを測ります
- クッションの厚み×2。前後・左右で沈む分を足します
- 裏に回してゴムを通す分。3〜5cmほど余分に見ておきます
これだけ測っておけば、布を裁つ時に迷いません。椅子ごとに座面の形が少しずつ違うので、1脚だけ紙で型を取って、残りは同じサイズで裁つと効率がいいですよ。丸い座面と四角い座面が混ざっている家では、無理に同じ型で作ろうとせず、形ごとに紙を当て直す方が結局は早く仕上がります。メジャーがない時は、新聞紙を座面に当てて鉛筆でなぞる方法でも十分な精度が出ます。
100均の布で足りる範囲——手ぬぐい・カットクロス・薄い布の注意
100均の布売り場にある手ぬぐいやカットクロスは、座面カバー1枚分ならたいてい足ります。生地の種類によって向き不向きがあるので、選ぶ時の目安をまとめました。
- 手ぬぐい。柄が豊富で軽い。薄手なので、裏に接着芯を貼ると型崩れしにくくなります
- カットクロス。サイズが決まっているので、座面の寸法と見比べてから買います
- 薄手の布1枚だけ。滑りやすく、座ったままずれることがあります
薄い布で座面を覆うと、滑って子どもがずり落ちる原因になることがあります。厚みが心配な生地は、裏に滑り止めシートを一枚足しておくと安心です。色の薄い生地は汚れが目立つだけでなく、洗った時に色移りすることもあるので、心配な時は目立たない場所で一度洗って試してから使うと失敗しにくいですよ。
全体を覆う時の順番——背もたれは別に作ってつなぐ
座面に慣れてから全体に挑戦するなら、背もたれと座面は別々に作って、あとでつなぐ順番がおすすめです。背もたれだけの作り方は寸法の取り方が少し違うので、椅子カバーの背もたれの作り方にまとめています。座面ができたら、背もたれ側の下端と座面側の後ろを重ねて縫うか、ゴムでつなげれば全体を覆った形になります。つなぎ目は厚みが出やすいので、重なる部分だけ縫い代を少なめにしておくと、椅子にかぶせた時にもたつきません。ゴムで留める場合は、椅子の脚に引っかからない位置で結ぶと、立ち座りのたびに緩むのを防げます。小さな子ども用の椅子は寸法もベルトの位置も違うので、ベビーチェアカバーの手作りを参考にしてください。
洗い替えと生地選び——乾きやすさと食べこぼしに強い生地
座面カバーは、毎日使う物だからこそ洗い替えがあると安心です。同じ型紙で2枚仕立てておけば、洗っている間も椅子を使えます。生地は、乾きやすい綿混や、撥水加工のオックス生地が扱いやすいんです。汚れてもさっと拭ける生地を選ぶと、洗う回数自体を減らせます。洗濯表示を見て、ネットに入れてから洗うと、通し口のゴムが傷みにくくなります。乾かす時は形を整えてから干しておくと、次に使う時もきれいにかぶせられますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、座面だけの型は仕上がりまでが早いので、手芸に慣れていない人ほど、まずここから試してみるのをおすすめします』
生地を選ぶなら、汚れが目立ちにくく扱いやすい無地のオックス生地が使いやすいです。1枚あると、座面用にも背もたれ用にも使い回せますよ。
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背もたれだけを覆いたい人は椅子カバーの背もたれの作り方へ。手作りより先に100均や代用で済ませたい人は椅子カバーの100均と代用、小さな子ども用の椅子のカバーはベビーチェアカバーの手作りにまとめています。
まとめ:座面だけの型が最短。全体は最後に、ミシンとまち針は数えて
- 覆う範囲は「座面だけ」から。全体は最後に考えて十分です
- 一番簡単な型は座面の形に布を切ってゴムを通すだけ
- 寸法は座面のサイズと厚みと裏に回す分の3つで決まります
- 100均の布で足ります。薄い布は裏に滑り止めを足してください
- ミシン・アイロン・まち針は数えて始めて数えて終えるのが基本です
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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