バイカウツギとリキュウバイの違い——白い花びらの数と咲き方、香りで見分ける

家事

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庭や公園で、小ぶりな白い花がたくさん咲く木を見て、「これはバイカウツギ?それともリキュウバイ?」と迷う人は多いですよね。どちらも白くて素朴な花で、梅の花に似た雰囲気があり、遠目にはそっくりに見えます。名前にも「梅」が入っていて、ますます混乱しがちです。

先に結論をひとつ。バイカウツギは花びらが4枚で、初夏に香りのある花が咲く。リキュウバイは花びらが5枚で、春に咲くと言われます。どちらも庭木に使われる、葉を落とす低木のなかまです。いちばん確かな手がかりは、花びらの数です。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ花びらが4枚→バイカウツギかも第1章へ ▶花びらが5枚→リキュウバイかも第1章へ ▶名前に梅がつく理由→白い花が梅に似ている第2章へ ▶咲く時期や香りで迷う→時期と香りを見る第3章へ ▶

ケース別に読む:花びらの数で見分けたい人|名前の由来を知りたい人|咲く時期と香りで迷う人|植える前と花の注意

4コマ漫画|バイカウツギとリキュウバイの見分け白い花を見て白い花の木…どっち?名前が気になる1やりがちなNG?なんとなくで決めちゃおう花びらを数えよう2花びらを確認4枚花びらを数えてみよう近くでよく見る3見分けられた4枚4枚!初夏だしバイカウツギかも時期も手がかり4

見分けの早見表——花びらの数・咲く時期・香り

見る所は「花びらの数」「咲く時期」「香り」「木の姿」の4つです。最初に見るのは、花びらの数。1輪を近くで見て、数えてみてください。

花びらの数の違い4枚バイカウツギ花びらが4枚初夏に香りのある花5枚リキュウバイ花びらが5枚春に咲く
見る所 バイカウツギ リキュウバイ
花びらの数 4枚 5枚
咲く時期の目安 初夏 春
香り あると言われる 控えめと言われる
木のなかま 葉を落とす低木 葉を落とす低木
名前の「梅」 梅に似た白い花から 梅に似た白い花から

表でいちばん確かなのは、花びらの数です。4枚ならバイカウツギ、5枚ならリキュウバイの可能性が高まります。ただ、花びらは重なって見えたり、散りかけだったりして、数えにくいことがあります。1輪だけで決めず、何輪かを見比べると安心です。

園芸品種の中には、花びらが多い「八重」のものもあると言われます。その場合は、枚数だけでは決められません。咲く時期や、木の姿もあわせて考えます。

数えるコツは、花を正面から見ることです。横から見ると、手前の花びらに奥の花びらが隠れてしまいます。正面から見て、一枚ずつ指で追うつもりで目で数えてみてください。花に触らなくても、目で数えるだけで確かめられます。

  1. 花を正面から見る。横からだと花びらが重なって見えます
  2. 花びらを数える。4枚か、5枚かを確かめます
  3. 咲いている時期を思い出す。春か、初夏かの目安にします
  4. 香りを確かめる。近づいてやさしく香りを感じてみます

名前に「梅」がつく理由——梅に似た白い花

バイカウツギは漢字で「梅花空木」と書き、梅の花に似た白い花が咲くところから、この名がついたと言われます。リキュウバイも漢字で「利休梅」と書き、こちらも梅に似た白い花にちなむ名前とされます。由来には諸説あるので、ここでは「どちらも梅に似た花」という程度に覚えておくと迷いません。

どちらも名前に「梅」と入っていますが、梅の木のなかまではないとされます。梅の実がなるわけでもありません。名前の印象にひっぱられて、実がなる木だと思い込まないようにしましょう。

なお、庭木としてよく知られているバイカウツギには、花の大きな外国生まれのなかまもあります。セイヨウバイカウツギと呼ばれるもので、日本のバイカウツギより大きな花が咲くことが多いと言われます。園芸店で苗を選ぶ時は、どのなかまなのかを、ラベルの説明で確かめてください。

咲く時期と香り——春か初夏か

咲く時期は、見分けのよい手がかりになります。リキュウバイは春に咲く木、バイカウツギは初夏に咲く木と言われます。ただ、地域や年の天気で、咲く時期は前後します。「春先ならリキュウバイ、暖かくなってからならバイカウツギ」くらいの目安で考えてください。

咲く時期と注意リキュウバイ春ごろに咲く花びらは5枚バイカウツギ初夏ごろに咲く花びらは4枚花を口に入れない子どもとペットに目を離さない

香りも、手がかりのひとつです。バイカウツギは、近づくと香りがあると言われます。リキュウバイは、それよりも控えめと言われます。香りの感じ方は人によって違い、風や気温でも変わるので、香りだけで決めるのは避けましょう。花びらの数と、咲く時期とあわせて考えるのがおすすめです。

白い花の木は、ほかにも似たものがたくさんあります。山や公園で、大きな飾りの花が目立つ木に出会ったら、ガマズミとムシカリの違いが、初夏に大きな白い花が咲く常緑の木はタイサンボクとモクレンの違いが参考になります。

庭のバイカウツギの花が咲かない時は、切った時期や日当たりなど、別の見方があります。くわしくはバイカウツギの花が咲かない時にまとめていますので、あわせて読んでみてください。ここでは、名前の見分けに絞って紹介しています。

花が高い所にあって、枚数が数えられない時は、いくつかの方法があります。ひとつは、写真に撮って、あとで拡大して数える方法です。もうひとつは、足元に落ちている花びらを見る方法です。1輪ぶんの花びらがまとまって落ちていれば、数える手がかりになります。ただ、風や雨でばらばらになっていることも多いので、あくまで補助として考えてください。

花の咲いていない時期は、見分けが難しくなります。葉の形や枝の出方にも違いはあると言われますが、慣れないうちは、花のある時期に撮った写真と、咲いていない時期の姿を見比べておくと役立ちます。名前が分からなくても、「花びらの数」「咲いた時期」「香り」の3つをメモしておくと、あとで図鑑を開く時に迷いません。

似た白い花の木は、ほかにもいくつかあります。花の数や咲き方、咲く時期の組み合わせで考えるとよいので、1つの手がかりだけで決めないことが、見分けのこつです。

どちらの木も、花の時期になると、枝いっぱいに白い花が咲いて、庭がぱっと明るくなります。名前を知っていると、毎年の花の時期が、ちょっと待ち遠しくなります。花びらを数える、咲く時期を覚える、香りを感じてみる。この3つを習慣にすると、似た花の木にも強くなっていきます。

植える前と花の注意——口に入れない・手の届く範囲で

庭に植えたい時は、どちらも低木ですが、年数がたつと、思った以上に枝が広がることがあります。植える前に、大きくなった姿を想像して、場所を決めておくと安心です。手入れは、手の届く範囲までにして、高い所の作業は造園業者に頼みます。脚立に乗っての作業は避けてください。

庭や公園の木の花・葉・実は、口に入れないようにします。白くてかわいい花は、小さな子どもが摘んで口に入れてしまいそうに見えます。ペットも同じです。見て楽しむだけにして、大人がそばで見守ってください。

公園や、他人の庭の花は、持ち帰らず、枝を折らないようにします。私有地や立入禁止の場所には入りません。生け垣として植えられている場合は、隣家との境界も確かめてから、手入れを考えましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『花びらを数えるだけで、ぐっと近づけるのはうれしいですよね。迷ったら咲く時期も思い出して、決めきれない日は、メモだけで帰っても楽しいと思います』

💡 この困りごとへの提案

名前を確かめたい時は、花の形から調べられる園芸の花図鑑があると便利です。花びらの数や咲く時期の目安が載っていて、見比べるのに役立ちます。


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あわせて読みたい

バイカウツギが咲かない時の見直しはバイカウツギの花が咲かない時、白い花の木の見分けはタイサンボクとモクレンの違いが続きとして読みやすいです。庭仕事のあとに、タオルにピンクの汚れや黒い点々が出て気になる人は、タオルのピンク汚れの正体と落とし方もあわせて読んでみてください。

まとめ:花びらを数える。咲く時期と香りで確かめる

  1. バイカウツギは、花びらが4枚。初夏に香りのある花が咲くと言われます
  2. リキュウバイは、花びらが5枚。春に咲くと言われます
  3. 名前の「梅」は、梅に似た白い花から。梅のなかまではないとされます
  4. 花・葉・実は口に入れない。子どもとペットから目を離さないようにします
  5. 高い所の手入れは造園業者へ。手の届く範囲までにします

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

バイカウツギとリキュウバイの違いの早見表:バイカウツギは白い花びらが4枚で、初夏に香りのある花が咲く。リキュウバイは白い花びらが5枚で、春に咲く。どちらも葉を落とす低木で、名前の梅は梅に似た白い花から。花びらは正面から数える。八重の園芸品種は枚数だけで決めない。花・葉・実は口に入れない、子どもとペットに注意。手入れは手の届く範囲まで、高い所は造園業者へ

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