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寒い日に、あずきを炊いてぜんざいを作ろうと思ったら、肝心のお餅がない。お正月が終わってしばらくたつと、そんな場面がありますよね。買いに行くほどではないけれど、お餅なしだと少しさびしい。ぜんざいの餅の代わりになる物は、実は家の中にけっこうあります。
先に結論をひとつ。もちもち感がほしいなら白玉、手間をかけたくないなら焼き麩がいちばん手軽です。ぷちぷちした食感が好きならもち麦、ほくほくが好きならさつまいもや栗も合います。ただし、小さい子や高齢の家族に出す時は、どれを選んでも小さく・平たくして、食べている間は目を離さないことが大切です。
この記事では、餅の代わりになる物の比べ方、白玉の作り方の流れ、子どもや高齢の家族に出す時の注意、余った時の扱いまでを、順番に見ていきます。
ケース別に読む:餅の代わりを探している人|白玉を作りたい人|子どもや高齢の家族に出す人|余った時が気になる人|ぜんざいとおしるこの違いが気になる人
ぜんざいの餅の代わりになる物——食感と手間で選ぶ早見表
ぜんざいの餅の代わりは、「どんな食感がほしいか」と「どれくらい手間をかけられるか」で選ぶと迷いません。家にありがちな物を、次の早見表で比べてみてください。
| 代わりの物 | 食感 | 手間 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 白玉 | もちもち・つるん | こねて丸めてゆでる | 餅にいちばん近い。豆腐を混ぜるとやわらかめに |
| 焼き麩 | ふわっと・汁を吸う | そのまま入れるだけ | 手間ゼロ。小麦が原料なのでアレルギーに注意 |
| もち麦・押し麦 | ぷちぷち | ゆでてから加える | お米の代わりのような満足感が出る |
| さつまいも・かぼちゃ | ほくほく | 小さく切ってやわらかく煮る | 自然な甘みが足される |
| 栗の甘露煮 | ほっくり | そのまま加える | お正月の残りがあれば手軽 |
| 食パン | 外はかりっ、中はしっとり | 角切りにして焼く | 香ばしさが加わる。小麦のアレルギーに注意 |
もちもちした食感を残したいなら白玉、とにかく早く食べたいなら焼き麩、という選び方がしやすいです。焼き麩は乾物なので、汁に入れるとすぐにふくらんで、あずきの甘さをたっぷり吸ってくれます。入れすぎると汁がなくなるので、少しずつ様子を見ながら加えてみてください。
さつまいもやかぼちゃは、ぜんざいの甘さとけんかしにくい組み合わせです。皮をむいて小さめに切り、別の鍋でやわらかく煮てから加えると、形がくずれにくくなります。食パンは意外に思えるかもしれませんが、トースターで角切りを焼いて浮かべると、香ばしさが加わって洋風のおやつのような雰囲気になります。
白玉の作り方の流れ——こねる・丸める・ゆでる・冷水にとる
餅に近い食感を求めるなら、白玉がいちばん頼りになります。白玉粉があれば、作り方はとてもシンプルです。
- こねる:白玉粉に水を少しずつ加えて、手でこねます。耳たぶくらいのやわらかさが目安です。水は一度に入れず、様子を見ながら足すと失敗しにくくなります
- 丸める:小さめに丸めて、真ん中を指で軽くくぼませます。くぼみがあると火が通りやすく、平たいぶん食べやすくなります
- ゆでる:たっぷりの湯を沸かして入れます。浮いてきたら、そのまま少し待ってから引き上げます
- 冷水にとる:冷たい水に移して冷やすと、表面がつるんとします。水気を切ってから、温めたぜんざいに入れます
白玉粉に絹ごし豆腐を混ぜてこねると、時間がたっても固くなりにくい、やわらかめの白玉になるとされます。水の代わりに豆腐の水分でまとめるイメージです。白玉粉がない時の考え方は、白玉粉の代用に片栗粉はNGで詳しく紹介しています。
白玉をたくさん作りすぎた時は、ゆでてから冷凍しておくと、次のぜんざいにすぐ使えて便利です。保存のしかたは白玉団子の保存方法を見てみてください。
小さい子や高齢の家族に出す時——のどに詰まらせないために
餅の代わりにしても、もちもちした食べ物は、のどに詰まらせる心配があるのは同じです。白玉も、ふくらんだ焼き麩も、あわてて飲み込むと危ないことがあります。特に小さい子や、かむ力・飲み込む力が弱くなった高齢の家族に出す時は、次の点を気をつけてください。
- 小さく、平たくする。白玉は小さめに丸めて真ん中をくぼませ、さつまいもや食パンも小さめの角切りに。大人用より、さらにひと回り小さくすると安心です
- 口をしめらせてから食べる。先にお茶や汁をひと口飲んでから、ゆっくりよくかんで食べるよう声をかけます
- 食べている間は目を離さない。小さい子は遊びながら食べたり、走り回ったりしないよう、座って食べる習慣を
- 熱い汁でのやけどに注意。ぜんざいは汁がとても熱くなります。子どもの分は少し冷ましてからよそいます
- 小麦のアレルギーがある人には、焼き麩や食パンを使わない。原料を確かめてから出します
もし食べている途中で苦しそうにしたり、声が出なくなったりした時は、迷わず119番に電話して指示を受けてください。日ごろから、もちもちした物を出す日は大人がそばにいる、と決めておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『餅がない時の白玉、手軽でいいですよね。小さい子がいる家なら、餅よりも小さく作れるぶん、白玉のほうが出しやすいと思います』
余ってしまった時——冷まして冷蔵、早めに食べきる
ぜんざいは一度にたくさん作りがちです。余った時は、粗熱をとってから清潔な容器に移し、冷蔵庫に入れて、なるべく早めに食べきるようにします。どれくらいもつかは、作り方や甘さ、保存の状態で変わるので、においや見た目がいつもと違う時は食べずに処分してください。
白玉や焼き麩を入れたまま保存すると、白玉は固く、焼き麩は汁を吸ってくずれやすくなります。あずきの汁と、入れる物は別にしておくと、温め直した時もおいしく食べられます。あずきやあんこを多めに作った時の保存は、あんこの保存方法が参考になります。お正月の餅が残っている時は、餅の保存は冷凍が正解を見ておくと、次のぜんざいの時に困りません。
ぜんざいとおしるこの違い——呼び方は地域で違う
「ぜんざい」と「おしるこ」は、呼び方が地域によって違うと言われます。汁気が多いか少ないか、あずきの粒が残っているか、こしあんかで呼び分ける地域もあれば、ほとんど同じ意味で使う地域もあります。どちらの呼び方でも、餅の代わりの考え方は同じなので、家で呼びなれた名前で気軽に作ってみてください。
💡 この困りごとへの提案
白玉粉が家にあると、ぜんざいの餅の代わりだけでなく、フルーツと合わせたり、きなこをかけたりと使い道が広がります。袋のまま湿気を避けて置いておくと、思い立った時にすぐ作れて便利です。
よくある質問
Q. 切り餅以外の、のし餅や丸餅でもいいですか?
A. はい、どちらでも使えます。のし餅は小さめに切ってから焼くか煮るかすると、ぜんざいになじみやすくなります。
Q. 白玉は前の日に作っておけますか?
A. ゆでた白玉は冷蔵すると固くなりやすいので、作り置きするなら冷凍が向いています。使う時は、凍ったまま熱いぜんざいに入れて温めます。
Q. 焼き麩はどれくらい入れればいいですか?
A. 汁をよく吸うので、少しずつ入れて、ちょうどいい加減を見ながら足していくのがおすすめです。
あわせて読みたい
白玉粉がない時の考え方は白玉粉の代用に片栗粉はNG、作りすぎた白玉は白玉団子の保存方法、余ったあんこはあんこの保存方法へどうぞ。
まとめ:もちもちなら白玉、手軽なら焼き麩。小さく平たく、目を離さない
- もちもち感なら白玉、手間なしなら焼き麩。ぷちぷちはもち麦、ほくほくはさつまいも
- 白玉はこねる・丸める・ゆでる・冷水にとる。真ん中をくぼませると食べやすい
- 子どもや高齢の家族には小さく平たく。食べている間は目を離さない
- 熱い汁のやけどと小麦のアレルギーに注意。苦しそうなら迷わず119番
- 余ったら冷まして冷蔵し、早めに食べきる。汁と具は別にしておく
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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