カネタタキが家の中にいる時——小さな虫の探し方と、素手でつかまず外へ出す方法

生活

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夜、部屋の隅やカーテンのそばで、小さな茶色い虫がぴょんと跳ねた。コオロギの子ども?それとも別の虫?と、一瞬どきっとする場面は、珍しくないと言われます。どんな虫で、どこに隠れていて、どうすれば外へ出せるのか、気になりますよね。

先に結論をひとつ。小さくて背中が丸い、茶色の跳ねる虫なら、カネタタキかもしれません。素手でつかまず、コップをかぶせて下に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放せば大丈夫です。庭木や生け垣の葉の間にすむ、コオロギに近いなかまの虫で、人をかんだり、家具を食べたりする虫ではないとされています。

この記事では、見た目の目印、隠れやすい場所の探し方、外へ出す手順、入ってくる所の順に見ていきます。慌てて追いかけるより、ゆっくり動くほうがうまくいきます。下の図で、自分の状況に近い章を探してみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ小さな茶色い虫がいる→カネタタキかも・見た目を確かめる第1章へ ▶どこに隠れたか探したい→明るい時間に決まった所を見る第2章へ ▶外へ出したい→コップと紙で外の根元へ第3章へ ▶どこから入ったか知りたい→網戸・洗濯物・植木鉢を確かめる第4章へ ▶子どもやペットがいる→触らせず別の部屋へ第6章へ ▶

ケース別に読む:見た目を確かめたい人|隠れた場所を探したい人|外へ出したい人|入ってくる所を知りたい人|見つからない・何度も出る人|子ども・ペット・集合住宅が気になる人

4コマ漫画|家の中でカネタタキを見つけたら夜の部屋1小さい虫が跳ねた!小さな茶色い虫がいるやりがち2追いかけてつかもう素手で追うのはNG正しい対処3コップをかぶせ紙を差し込むコップと紙で包む結果4元気でね外の草の根元へ放す

小さな茶色い虫の正体——カネタタキの見た目

カネタタキは、庭木や生け垣の葉の間で暮らす、小さな虫と言われます。コオロギに近いなかまで、1円玉より小さく、茶色からこげ茶色をしています。背中が少し丸く見えて、触角は体より長く、後ろ脚が太いのが目印です。秋ごろに見かけやすいとされますが、時期は地域や天気でずれることがあります。

見た目の目印 見え方 ひとこと
大きさ 1円玉より小さい 思ったより小さくて見失いやすい
色 茶色からこげ茶色 つやは控えめで、暗い所では黒っぽく見える
触角 体より長く、糸のように細い ゆらゆら動くのが見える
後ろ脚 太くて、跳ねる 近づくとぴょんと跳んで逃げる
羽 オスは背中に短い羽、メスは羽がない 飛び回る虫ではない

人をかんだり、家具や衣類を食べたりする虫ではないとされています。家の中にいても、庭木から迷い込んだだけ、ということが多いようです。庭では、チン・チン・チンと聞こえると言われる虫としても知られています。

ただし、虫の種類によって性質はさまざまです。触角が短い、体が大きい、羽が長いといった特徴があれば、別の虫のこともあります。自信がない時は、触らずに昆虫図鑑で確かめるのが安心です。

隠れやすい場所の探し方——明るい時間に、決まった所を

跳ねた虫を見失うと、「どこかに潜んでいるのでは」と落ち着かなくなりますよね。小さな虫は、暗くて狭い所を好んで隠れると言われます。探すのは、電気をつけた明るい時間にします。夜に部屋を暗くして追いかけると、かえって見失いやすくなります。

隠れやすい3つの場所1カーテンすそと裏側を見る明るい時間に→2観葉植物鉢のまわりと葉裏そっと葉をめくる→3窓のさんサッシのすき間網戸との間も
探す場所 見るところ 気をつけること
カーテンのすそ・裏 布のひだの間、床に近い部分 ばさっと振らず、そっと広げる
観葉植物の鉢のまわり 鉢の受け皿、葉の裏 葉を急に動かさない
窓のさん・サッシ 網戸との間、枠のすき間 窓の外へ落とさないよう手を添える
家具と壁のすき間 床すれすれに懐中電灯を当てる 重い家具は無理に動かさない

家具を動かす時は、足の上に落としたり、転んだりしないように気をつけてください。重い物や背の高い物は、ひとりで動かさず、すき間を照らして見るだけにとどめます。懐中電灯を床と平行に当てると、小さな虫の影が見つけやすくなります。

虫は、明るさを感じると暗い所へ逃げる傾向があると言われます。追い立てるように探すと、家具の奥に入り込んでしまうことがあります。見つけたら、動かずに一度ようすを見て、落ち着いてから次の章の手順に進みましょう。

外へ出す手順——素手でつかまず、コップと紙で

外へ出す手順は、「かぶせる→紙を入れる→外へ放す」の3つです。素手でつかまないのは、小さな体は力加減が難しく、傷つけてしまいやすいうえ、跳ねて逃げられやすいからです。広い口のコップと、はがきくらいの厚めの紙を用意します。

コップと紙で外へ出す1かぶせるそっとかぶせる追いかけない→2紙を入れる下に紙を差し込む手袋があると安心→3外へ放す草や木の根元へ殺さない・つぶさない
  1. 虫が止まっている所へ、コップをそっとかぶせます。勢いよく伏せると、虫を押しつぶしてしまうので、静かに動かします
  2. コップの口と壁や床のすき間に、紙を差し込んで、ふたをします。紙はゆっくりすべらせるのがコツです
  3. 紙で口をふさいだまま、外の草や木の根元へ運び、そっと傾けて放します

放す場所は、自分の敷地やベランダ、玄関先の草や木の根元が目安です。人の庭や私有地の植え込みではなく、手の届く自分のそばで構いません。叩かない、つぶさない、殺さないで、そのまま帰してあげれば、それで終わりです。

コップにかぶせたまま、短い間だけ外側から眺めて、触角や羽のようすを確かめることもあります。細かい部分を見たい時や、昆虫図鑑の小さな絵を見比べる時には、虫眼鏡があると便利です。見終わったら、すぐに外へ出してあげましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『小さな虫ほど、慌てて追いかけるより、いったん深呼吸して眺めるほうがうまくいきますよね』

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入ってくる所——網戸・窓・洗濯物・植木鉢

外にすむ虫なので、家の中にいる時は、必ずどこかに入口があります。心当たりを、次の表で探してみてください。

入ってくる所 起こりやすい場面 先にできること
網戸のすき間・小さな穴 サッシと網戸の間が空いている時 すき間と穴を目で確かめる
開けた窓 夜に明かりをつけて窓を開けた時 網戸を閉める。窓を開けたままにしない
洗濯物 外に干した服やタオルにくっついていた時 取り込む前にベランダで払う
植木鉢 外に出していた鉢を室内へ戻した時 入れる前に葉や土を目で見る
玄関ドア 夜に長く開け閉めした時 明かりの近くで長く開けない

生け垣や庭木が窓に近い家では、窓まわりから入りやすいと言われます。特に洗濯物は見落としやすく、夜まで外に干したままにすると、布のひだに入り込んだ虫がそのまま室内に入ってくることがあります。

入りにくくする網戸を閉める小さな穴・すき間も確認洗濯物は払ってから取り込む開けたまま明かり夜は虫が寄りやすい窓を閉めてカーテンを引く

網戸のすき間と小さな穴を確かめるのが、いちばん手軽な入口対策です。ホームセンターなどで売られている補修用のシールで、小さな穴は簡単にふさげます。網戸が閉まっているのに虫が入る理由は、網戸を閉めてるのに虫が入る原因で詳しく見ています。

見つからない・何度も出てくる時

外へ出す準備をしたのに、いなくなってしまった。そんな時の考え方です。

Q. 夜に見たのに、探してもいない時は?
夜に目にした虫は、朝になると暗い所へ隠れていることがあります。明るい時間にもう一度、カーテンや鉢のまわりを見てみてください。見つからなくても、人を困らせる虫ではないとされているので、神経質にならなくて大丈夫です。

Q. 何度も家の中で見かける時は?
入口が残っている可能性があります。網戸のすき間や、洗濯物の取り込み方、植木鉢の置き場所を見直してみてください。窓まわりから入っている様子が続く時は、住まいの管理会社や、窓まわりを見てくれる業者に入口を相談するのも一つの方法です。

Q. 似た小さな虫と見分けるには?
跳ねる虫は、ほかにも何種類かいます。庭や草むらにいる緑色の大きめの虫は、クサキリとクビキリギスの違いやツユムシとウマオイの違いも参考になります。

Q. 触ってしまった時は?
虫を触ったあとは、石けんで手を洗います。赤みやかゆみが続く時は、医療機関に相談してください。

子ども・ペット・集合住宅がある時の注意

最後に、まわりの状況別の注意です。

  • 子ども:触らせず、「見るだけ」にします。外へ出す手順は大人がして、子どもは少し離れて見守ります
  • 犬や猫:追いかけて遊ぶと、虫が弱ったり、動物がびっくりして走り回ったりします。別の部屋に移してから対応します
  • 小鳥:ケージのある部屋では、虫を外に出すまでケージのそばに近づけません
  • 集合住宅:共用の廊下や階段、ベランダで見つけた場合は、管理会社や管理組合の案内に従います。隣のベランダには立ち入りません

夜に見つけて慌てそうな時は、いったん手を止めて、深呼吸をしてください。虫は急に動く物に驚いて跳ねるので、ゆっくり動くのがコツです。

庭の泥汚れが家の中に入りやすい季節は、足元も汚れがちです。話は変わりますが、靴についた泥の落とし方は靴の泥汚れの落とし方に載せています。

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網戸のすき間から虫が入る理由は網戸を閉めてるのに虫が入る原因に、草むらの似た虫の見分けはクサキリとクビキリギスの違いとツユムシとウマオイの違いにまとめています。

まとめ:素手でつかまず、コップと紙で外へ。入口をふさぐ

  1. 小さくて茶色い跳ねる虫はカネタタキかも。人をかんだり家具を食べたりする虫ではないとされる
  2. 探すのは明るい時間に。カーテン・鉢・窓のさんを見る
  3. 素手でつかまず、コップをかぶせて紙を差し込む。外の草や木の根元へ放す
  4. 入口は網戸のすき間・洗濯物・植木鉢。穴とすき間を確かめる
  5. 子どもとペットは触らせない。集合住宅の共用部は管理会社の案内に従う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

カネタタキが家の中にいる時の早見表:1円玉より小さい茶色の跳ねる虫で、背中が丸く触角が長く後ろ脚が太い。人をかんだり家具を食べたりする虫ではないとされる。探すのは明るい時間に、カーテンのすそ、観葉植物の鉢、窓のさん、家具のすき間を見る。素手でつかまず、コップをかぶせて下に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放す。叩かない、つぶさない。入口は網戸のすき間、洗濯物、植木鉢。網戸の穴とすき間を確かめる。子どもとペットは触らせず、集合住宅の共用部は管理会社の案内に従う。

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