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夏から秋の草むらや庭先で、細くて緑色の虫を見つけて、「ツユムシ?ウマオイ?それともキリギリス?」と迷う人は多いですよね。どれも緑の体でバッタに似ていて、図鑑を開いても、似た絵が並んでいるばかりで余計にわからなくなります。
先に結論をひとつ。ツユムシは体が細く、後ろ脚がとても長く、羽が体より長く伸びる緑の虫と言われます。ウマオイは体ががっしりしていて、背中に茶色い線が入るものが多いとされます。キリギリスは体が太く、羽が短めのものが多いと言われます。見る所を順番に絞っていきましょう。
ケース別に読む:見分けの早見表を見たい人|背中の線で見たい人|キリギリスと迷う人|見つけた時の決まりを知りたい人|よくある疑問を見たい人
見分けの早見表——体つき・脚と羽・背中の線
まず全体像です。3つとも、細長い触角と、体を支える長い脚を持つ、緑がかった虫です。見る所は「体つき」「後ろ脚と羽」「背中の線」の3つに絞れます。
| 見る所 | ツユムシ | ウマオイ | キリギリス |
|---|---|---|---|
| 体つき | 細くてすらっとしている | がっしりしている | 太くて丈夫そう |
| 後ろ脚と羽 | 後ろ脚が長く、羽が体より長く伸びる | ツユムシほど細長い印象ではない | 羽が短めのものが多い |
| 背中の線 | 目立つ線はない | 茶色い線が入るものが多い | 個体による差がある |
| 迷ったら | 体の細さと背中の線を見る | ||
表の中でまず頼りになるのは体の細さです。ツユムシは、全体が細くて、葉っぱの一部のように見えます。ウマオイは、同じ緑でも体の厚みがあり、頭も大きめに見えます。
どちらも、動くたびに向きや角度が変わります。1回見ただけで決めず、少し間を置いて、別の角度からも眺めてみてください。写真を撮る時は、横から全体が写るようにすると、あとで比べやすいです。
体の特徴は、成長の段階でも変わります。幼虫は成虫より小さく、羽もまだ短いので、羽の長さだけで決めるのは禁物です。夏のはじめごろに出会う小さな緑の虫は、まだ成長の途中のことがあります。草むらや低い木の葉の上にいることが多く、昼は葉の陰でじっと動かないこともあると言われます。
背中の線を見る——茶色い線があるか
ウマオイの手がかりになるのが、背中の茶色い線です。体の真ん中を頭から後ろへ、すっと走るように見えると言われます。ツユムシには、こうした目立つ線はないとされます。
線は、虫を上から見るとはっきりします。ただし、上から見るために近づくと、虫は驚いて飛んだり跳ねたりします。無理に近づかず、横や斜めから見える範囲で確かめましょう。
- 線がはっきりしている:ウマオイかもしれない
- 線がなく、体が細い:ツユムシかもしれない
- 線が薄い、よく見えない:無理に決めず、体つきも合わせて見る
光の当たり方によって、線が濃く見えたり、薄く見えたりします。日かげだと、線そのものが見えにくくなることもあります。見えない時は「決めない」で大丈夫です。
茶色い線は、虫が止まっている場所の葉の色にまぎれて、見えにくいこともあります。草の影に入ると、線も体も同じような色に見えます。見つけにくい時は、少し待って虫が動くのを見てから確かめてください。
キリギリスとの違い——体の太さと羽の長さ
「ツユムシ キリギリス 違い」で迷う人もいます。キリギリスは、ツユムシやウマオイよりも体が太く、羽が短めのものが多いと言われます。細くすらっとした印象のツユムシとは、体つきがだいぶ違います。
体の色は、どの虫も緑のほか、茶色っぽいものがいると言われます。色だけで種類を決めず、体の太さと羽の長さを合わせて見るのが近道です。頭がとがった緑の細長い虫は、また別の虫のこともあるので、クサキリとクビキリギスの違いも見てみてください。
似た虫は、ほかにもたくさんいます。名前を決めきれない時は、「緑の細い虫」「緑のがっしりした虫」のように、見た目で呼んでおくと、あとで調べる時に迷いません。
キリギリスは、日当たりのよい草原のほうで知られる虫と言われ、住宅地の庭先で出会うことは多くないとされます。庭や公園の草むらでは、まず細い緑の虫のなかまを考えるのが自然です。ただ、地域によって見られる虫は違うので、これも目安にとどめてください。
草むらで見る時の決まり——素手でつかまない
虫を見つけると、つい手を伸ばしたくなります。ですが、ウマオイやツユムシなどの仲間には、かむことがあると言われるものがいます。素手でつかまず、離れて見るのが基本です。
- 素手でつかまない。かまれると痛いことがあります
- つぶさない・持ち帰らない・虫かごに入れない。見つけた場所にそのままにします
- 子どもと見る時は、手を出さずに眺めるよう、先に声をかけます
- 草むらに入る時は、長そでと長ズボンで、足元に気をつけます
- 私有地や立入禁止の場所には入らない。水辺や斜面の近くでは、子どもから目を離さないようにします
家の中に入ってきてしまった時は、素手でつかまず、コップをかぶせて、下に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放します。手で払ったり、つぶしたりはしないでください。
家の中で見つけた小さな虫の探し方は、カネタタキが家の中にいる時にも書いています。虫の大きさは違っても、外へ出す時の手順は同じです。
外干しの洗濯物や網戸に止まっていることもあります。取りこむ前に、洗濯物を軽く振って、虫が付いていないか確かめましょう。虫が飛んだり跳ねたりしても、慌てずに少し距離をとります。
よくある疑問——緑の細い虫は全部ツユムシ?
Q. 緑の細い虫は、全部ツユムシ?
いいえ、似た虫はほかにもいます。体の細さ、背中の線、羽の長さを合わせて見ると整理しやすくなります。決めきれない時は、「緑の細い虫」のままで大丈夫です。
Q. 小さい緑の虫は、ツユムシの子ども?
幼虫は成虫より小さく、羽がまだ短いことがあります。大きさだけで種類を決めず、体つきを見てください。
Q. かまれてしまったら?
まず流水で洗います。痛みや腫れが続く時、気になる様子がある時は、医療機関に相談してください。
Q. 子どもが触りたがります
「見るだけ」のルールを先に伝えておくと、わかりやすいです。虫は動物なので、手のひらにのせる遊びは控えます。
ゆきこ( ゚Д゚)『細い体と背中の線、この2つだけ覚えておくと、草むらで落ち着いて眺められますよね。決まらない時は、「緑の虫」とメモしておくだけでも楽しめると思います』
💡 この困りごとへの提案
名前をゆっくり確かめたい時は、昆虫の図鑑が1冊あると便利です。緑のバッタのなかまが並んで載っている本だと、体の細さや背中の線の絵を見比べやすくなります。
あわせて読みたい
頭がとがった緑の虫で迷ったらクサキリとクビキリギスの違い、家の中に入った小さな虫はカネタタキが家の中にいる時へどうぞ。草むらから帰って外干しの洗濯物を取りこむ日は、洗濯バサミが足りない時に使えるものをまとめた洗濯バサミの代用になるものもあわせて読んでみてください。
まとめ:体の細さと背中の線を見る。素手でつかまず、離れて眺める
- ツユムシは体が細く、後ろ脚が長く、羽が体より長く伸びると言われます
- ウマオイは体ががっしりしていて、背中に茶色い線が入るものが多いとされます
- キリギリスは体が太く、羽が短めのものが多いと言われます
- 迷ったら決めず、「緑の細い虫」とメモします
- 素手でつかまず、持ち帰らず、家に入った時はコップと紙で外へ出します
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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