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「なんだか最近、ブレーキの効きが甘い気がする」。そう感じたことはありませんか。雨の日にキーキー音が気になったり、レバーを握った時の手ごたえがいつもより深いところで効き始めたり。原因のひとつに、ブレーキシュー(ゴムの部分)の減りがあります。
先に結論をお伝えすると、交換の判断はゴムの溝と減り方で見ます。そして、これは家の中の多くの修理と違って、自信がなければ迷わず自転車店に頼むのが基本です。ブレーキは命に関わる部分なので、「なんとなく直った気がする」で終わらせたくないところなんです。この記事では、交換時期のサイン、後輪の交換手順、自分でしない方がいいブレーキの型、交換後の確認までを順番にお伝えしていきますね。
ケース別に読む:交換時期を知りたい人|後輪を交換したい人|自分でしない方がいいか不安な人|交換後の確認をしたい人
交換時期のサイン——溝・ひび・キーキー音・レバーの深さ
ブレーキシューの交換は、走行距離や年数だけで決めるものではなく、ゴムの状態を目で見て判断するのが基本です。自転車を止めて、しゃがんでブレーキ部分をのぞきこんでみてください。次のようなサインがあれば、交換を考えるタイミングです。
| サイン | 状態の目安 |
|---|---|
| 溝が浅くなっている | 新品の時にあった溝がほとんど見えない |
| ひび割れがある | ゴムの表面が硬くなり、細かいひびが入っている |
| キーキー音が続く | ゴムの角度がずれている、あるいは減りのサイン |
| レバーが深いところで効く | 握ってからブレーキが効くまでの距離が長くなった |
ひとつでも当てはまったら、「もう少し様子を見よう」ではなく、早めに交換や点検を考えてください。ブレーキの効きが悪いまま乗り続けるのは、思っている以上に危険です。迷ったり、自分で判断がつかなかったりする時は、無理をせず自転車店に相談するのがいちばん安心な選択です。
点検は、月に一度くらいのペースでしゃがんで覗き込むだけでも十分です。前輪と後輪の両方を見る習慣をつけておくと、片方だけ減りが早いといった変化にも気づきやすくなりますよ。雨の日が続いた後は、ゴムが濡れて効きが変わりやすいので、いつもより早めにチェックしてみてください。
後輪の交換手順——ナットをゆるめる・向きの矢印・リムに平行に当てて締める
ここからは、自分で交換する場合の大まかな流れをお伝えします。ただし、これはあくまで一般的な考え方の紹介であって、お使いの自転車の取扱説明書の手順が最優先です。手順や工具が分からない、自信が持てないという場合は、無理せず自転車店にお願いしてくださいね。
- 固定しているナットをゆるめる。ブレーキシューを固定している部分の工具のサイズを、取扱説明書か現物で確認してから始めます
- 向きの矢印を確認する。ブレーキシューには「前」「回転方向」を示す矢印が刻印されていることが多く、左右・前後を取り違えないようにします
- リムに平行に当てて締める。ゴムの面がホイールのリム(車輪の金属の縁)にまっすぐ当たるように調整してから、ナットを締めます。タイヤに当たっていないか、隙間が均等かも確認します
後輪はチェーンやスタンドの金具が近くにあって、前輪より作業しにくいと感じる方も多いです。無理な姿勢で作業してケガをしないよう、自転車を安定した場所に置き、時間に余裕を持って取り組んでくださいね。少しでも自信が持てない時は、部品だけ用意して、取り付けは自転車店にお願いするのもひとつの方法です。
自分でしない方がいいブレーキ——ローラーブレーキ・バンドブレーキ・電動アシスト車の一部
ブレーキにはいくつかの種類があり、なかには構造が複雑で、専用の工具やグリスが必要なものもあります。ローラーブレーキやバンドブレーキ、電動アシスト自転車の一部の機種は、内部の構造が一般的なキャリパーブレーキとは異なり、専用の整備知識が必要です。無理に分解しようとすると、元に戻せなくなったり、かえって効きが悪くなったりする心配があります。
お使いの自転車がどの型のブレーキか分からない場合は、無理をせず自転車店に確認するのがいちばんです。「このブレーキは自分で替えられますか」と聞くだけでも、対応の仕方を教えてもらえることが多いですよ。ブレーキのキーキー音そのものが気になる場合は、自転車のブレーキがうるさい時に自分でできることもあわせてどうぞ。レバーのゆるみが気になる時はブレーキレバーのゆるみ、サビで動きが悪い時はブレーキのサビで動かない時にまとめています。
交換後の確認——低速で効きを確かめる
交換や調整が終わったら、いきなり普段どおりのスピードで走り出さず、人や車のいない場所で、低速からブレーキの効きを確かめてください。握った時の手ごたえ、効き始める位置、左右差がないかを見ます。もし効きが甘い、握ってもなかなか止まらないと感じたら、そのまま乗らずに自転車を押して帰り、自転車店で見てもらってください。
また、整備中にブレーキのゴムやリムに油やグリスが付かないよう気をつけてください。リムに油が付くと、ブレーキの効きが大きく落ちることがあります。もし触れてしまった場合は、油分を落としてから使うようにしてくださいね。
お子さんを乗せる自転車や、荷物を積むことが多い自転車は、通常よりブレーキへの負荷が大きくなりがちです。交換のサイクルが早まることもあるので、気になる変化があれば「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにせず、早めに確認する習慣にしておくと安心ですよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ブレーキだけは「自分でできそう」より「自信があるか」で判断してほしいなと思っています。効きが甘いまま乗るより、店に頼んで安心して乗る方が、結局は近道です』
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ブレーキの音が気になる方は自転車のブレーキがうるさい時に自分でできること、レバーのゆるみはブレーキレバーのゆるみ、サビはブレーキのサビで動かない時にまとめています。リムテープの傷みが気になる方は自転車のリムテープの代用もあわせてどうぞ。
まとめ:ブレーキは命に関わる。自信がなければ自転車店へ
- 交換の判断はゴムの溝と減りで見る。ひびやキーキー音、レバーの深さも目安になる
- 後輪の手順はナット・向きの矢印・リムに平行に当てるの3点。自信がなければ無理をしない
- ローラーブレーキ等は構造が複雑。専用知識が必要な型は自分でしない
- 交換後は低速で効きを確認。効かない時は乗らずに押して帰る
- リムに油を付けない。付いたら油分を落としてから使う
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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