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十二月に入ると、そろそろ大掃除を始めなきゃ、と気持ちだけが焦りますよね。仕事の納めが遅い年もあれば、寒くて水を使うのがつらい日もあります。気づけば年の瀬で、「もう間に合わないかも」「大掃除って年明けにやってもいいのかな」と、手が止まってしまう人は少なくありません。
先に結論をひとつ言うと、大掃除は年明けからでも大丈夫です。ただし、全部を後ろに回していいわけではありません。年内にやっておくと楽な所と、年明けに回して困らない所があるので、その分け方を知っておくと気持ちがぐっと軽くなります。この記事では、年明けにやってもいい理由、年内と年明けの早見表、年明けにやる時の段取り、日取りの言い伝えの受け止め方、高い所と洗剤の注意を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:年明けでいいか知りたい人|年内にやる所を知りたい人|年明けの段取りを知りたい人|日取りが気になる人|高い所と洗剤が心配な人
大掃除は年明けからでもいい——ごみの収集日から逆算して決める
大掃除は年末にやるもの、というイメージが強いので、年明けにずらすと「やり残した」と感じてしまいますよね。でも、年末に掃除を詰め込むのは、実は大変な面がたくさんあります。十二月の終わりは寒く、窓や換気扇のように水を使う掃除は乾きにくくなります。仕事や帰省、買い物で予定も埋まりがちです。そして、見落とされやすいのがごみの収集日です。
年末年始は、自治体によってごみの収集が止まる期間があります。止まる日数は地域で違い、粗大ごみや資源ごみは特に早く受け付けを終えることもあります。大掃除は「物を出す作業」でもあるので、出したごみを置いておく場所が足りなくなると、部屋の中が一気に散らかってしまうんです。
そこで、年末の大掃除を考えるときは、先にお住まいの地域の収集日程を見て、そこから逆算するのがおすすめです。収集が止まる前の最後の日までに出したいごみ(古い雑誌、壊れた小物、使っていない家電のような物)は年内に片付ける。そこから先は、ごみがあまり出ない掃除に切り替える。この線引きだけで、年明けに回す作業がはっきりします。
- 収集日程を先に確認:自治体の案内やごみ出しカレンダーで、年末年始の予定を見ます
- ごみが出る片付けは収集日の前:押し入れの整理や、不用品の仕分けはここに入れます
- ごみが出にくい掃除は年明けでも:拭き掃除や洗い物中心の作業は、日程の自由がききます
こうして見ると、年明けにやる大掃除は、遅れているのではなく「順番を入れ替えている」だけだと分かります。大掃除をいつから始めるかの目安は大掃除はいつから?でも紹介しているので、先に始める人はそちらも見てみてください。
年内に済ませたい所と、年明けに回せる所の早見表
では、実際に何を年内にやって、何を年明けに回していいのか。判断の軸はふたつです。お正月に使う所かどうかと、ごみが出る片付けかどうか。この軸で分けると、次のようになります。
| 時期 | やる所 | 理由 |
|---|---|---|
| 年内に済ませたい | 玄関、台所のコンロまわり、冷蔵庫の中、水回りのぬめり | 年始に人が来る・食べ物を使う所は、気持ちよく迎えたい。ぬめりは放っておくと落としにくい |
| 年内に済ませたい | 不用品の仕分け、ごみが出る片付け | 収集が止まる前に出したい。置き場がなくなると散らかる |
| 年明けに回せる | 窓、網戸、サッシ | 寒くて乾きにくい。暖かい日の昼間のほうがやりやすい |
| 年明けに回せる | カーテン、換気扇の大物 | 洗って乾かす時間が要る。風のない日や休日向き |
| 春でもよい | 押し入れの整理、季節外れの収納 | 急いで困ることが少ない。衣替えの時期にまとめても |
表の中で大事なのは、「年内に済ませたい」ほうが少ない点です。玄関、コンロまわり、冷蔵庫の中、水回りのぬめりは、お正月に人が来たり、食べ物を扱ったりする所なので、年内にさっと整えておくと気持ちよく新年を迎えられます。逆に、窓や網戸、カーテン、換気扇の大物は、どれも洗ったり拭いたりしたあとに乾かす時間が必要で、寒い時期は乾くまでに時間がかかります。
窓や網戸の掃除の流れは網戸掃除は外さなくていいに、窓ガラスを拭く時の洗剤の選び方は窓掃除の洗剤の代用にまとめています。年明けにやる時は、先にどちらかを読んでおくと迷いません。
年明けにやる時の段取り——休日を決めて、1か所ずつ、道具は年内に
年明けに回すと決めたら、次は段取りです。年末の忙しさが落ち着いたあとなら、時間の余裕はできますが、「やろうと思っているうちに一月が終わった」ということも起こりがちです。そうならないための段取りは、3つだけ覚えておけば迷いません。
- 休日を先に決める。三が日のあとの休みのうち、いつやるかをカレンダーに書き込みます。「時間があればやる」にすると、だいたい流れてしまいます
- 1か所ずつにする。「今日は窓だけ」「次の休みはカーテンだけ」のように範囲を絞ると、終わりが見えて続けやすくなります
- 道具は年内に用意する。年が明けると、お店が開いていなかったり、品物が品薄になったりすることがあります。使う洗剤、替えの布、ごみ袋は、年内にそろえておくと当日すぐ始められます
寒さが気になる日は、水を使う作業を日が高い時間帯に寄せてください。窓ガラスやサッシ、カーテンのように外気に触れる所は、気温の低い朝晩よりも昼のほうが乾きやすく、手もかじかみにくくなります。雨や雪の日、風の強い日は無理に外側の作業をせず、中の片付けに入れ替えれば無駄がありません。
家族がいる場合は、「誰がどこを持つか」を先に決めておくと進みます。窓は大人、玄関の掃き掃除は子ども、のように持ち場を分けて同時に進めれば、ひとりで抱え込まずに済みます。ひとりの時間が足りなくなる悩みは大掃除が終わらないで、区切り方を詳しく紹介しています。
日取りの言い伝えは「とされる」で受け止める
大掃除には、日取りにまつわる言い伝えがあります。たとえば、年の瀬の特定の日は避けたほうがよいとされる、という考え方です。こうした言い伝えは、地域や家によって内容が違い、同じ日でも「よい」とする土地と「避ける」とする土地があります。
ですから、言い伝えは「そういう考え方もある」程度に受け止めて、家や地域のやり方を尊重するのがちょうどよいと思います。気になるなら、年長の家族やご近所の人に聞いてみるのもひとつの方法です。反対に、気にしない家なら、あまり深く考えず、ご自分の予定がいちばん無理のない日に決めて大丈夫です。守らなかったから縁起が悪い、と身構える必要はありません。
高い所と洗剤の注意——無理をしない線引き
年明けは気持ちが新しく、つい張り切りがちです。けれど、大掃除でいちばん多いのは、高い所での転落や、洗剤の使い方の失敗です。次の線引きは守ってくださいね。
- 窓の外側や高い所は無理をしない。2階以上の窓の外側や、身を乗り出す作業は自分でやらず、管理会社や業者への相談を考えます。賃貸の場合は、窓まわりを触ってよいかを先に確かめると安心です
- 脚立は平らな所で。ぐらつく場所や、濡れた床には立てません。椅子や机、不安定な物を踏み台の代わりにしないでください。作業の途中でふらついたら、すぐ降りて休みます
- 洗剤は混ぜない。塩素系の洗剤と、酸性の洗剤(クエン酸、酢など)を混ぜたり、同じ場所で続けて使ったりしてはいけません。使う時は窓をあけて換気し、ゴム手袋をして、使う物は製品の表示と、掃除する物の取扱説明書に従ってください
- 疲れたら止める。寒い中での作業は、気づかないうちに体が冷えて、集中力も落ちます。温かい飲み物で一息入れる時間を決めておくと安心です
よくある疑問——年明けでいい? 遅すぎない?
Q. 大掃除をしないまま新年を迎えていいですか?
問題ありません。お正月に迎える気持ちを整えるのが目的なら、玄関と台所、トイレだけでも整えておけば気持ちよく迎えられます。残りは、体調と天気を見て、無理のない日にゆっくりで構いません。
💡 この困りごとへの提案
年内の手間を減らすために、掃除用品を先にそろえておくのも手です。拭き掃除に使う布、洗剤、ごみ袋、手袋がまとまったセットは、年末年始に慌てずに済みます。
あわせて読みたい
大掃除をいつから始めるか迷っている人は大掃除はいつから?、始めても終わらなくて困っている人は大掃除が終わらない、窓ガラスを拭く時の洗剤選びは窓掃除の洗剤の代用、網戸の洗い方は網戸掃除は外さなくていいにまとめています。
まとめ:大掃除は年明けからでもいい。ごみの日から逆算して分ける
- 大掃除は年明けからでも大丈夫。全部を後ろに回さず、分けて考えます
- ごみが出る片付けは、収集が止まる前に。日程は自治体の案内で確認します
- 年内は玄関・コンロまわり・冷蔵庫・水回りのぬめり。窓や換気扇は年明けでも
- 年明けは休日を決めて、1か所ずつ。道具は年内に用意しておきます
- 高い所は無理をせず、洗剤は混ぜない。日取りの言い伝えは家や地域で違います
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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