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引っ越してきてから、あるいは使い始めてから、レンジフードの掃除を一度もしたことがない。見上げると、茶色くべたついていて、どこから手をつければいいのか分からない。そんな状態で、年末の大掃除が近づいてくると、「いまさら自分でやって大丈夫なのかな」と不安になりますよね。
先に結論をひとつ。何年分の油がたまっていても、外側から順番に進めれば、自分でできる所はたくさんあります。ただし、ファンが外れない、モーターまわり、ダクトの中は、無理をせず任せるのが線引きです。この記事では、何年もしていなくても大丈夫な理由、最初に見る所、自分でできる順番、一度で全部やらない考え方、任せる所を、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:何年もしていないけど大丈夫か知りたい人|最初に見る所を知りたい人|自分でできる順番を知りたい人|一度で全部やらない考え方を知りたい人|任せる所を知りたい人
レンジフードの掃除をしたことなくても大丈夫——油がたまるとどうなる?
一度も掃除をしていなくても、慌てなくて大丈夫です。気づいた時が、始めどきです。ただし、油汚れを長く放っておくと、次のような困りごとが出やすくなります。
- 吸い込みが弱くなる。フィルターやファンに油とほこりがたまると、空気の通り道が狭くなり、煙やにおいが逃げにくくなります
- においが残る。たまった油が酸化して、調理のたびに古い油のにおいが広がることがあります
- 油が垂れてくる。たまった油が下に落ちて、コンロまわりを汚すことがあります
こうして見ると、「汚れがひどいから手に負えない」のではなく、「汚れがひどいほど、掃除する意味は大きい」ともいえます。とはいえ、何年分もの油をいっぺんに落とそうとするのは大変です。続けて読んで、自分に合う進め方を見つけてください。
体調についても一言。油や古いほこりを扱う掃除では、マスクをつけると安心です。掃除のあとに咳や目のかゆみが続くなど、体に不安が出た時は、無理をせず医療機関に相談してください。
まず見る所——取扱説明書と型番のシール、外せる部品の数
いきなり洗剤を手に取る前に、2つのことを確かめます。
- 取扱説明書。どの部品が外せるか、どの部品を水洗いしていいか、書かれています。説明書が見当たらなくても、レンジフードの本体に型番のシールが貼ってあれば、その型番でメーカーの案内を探せます
- 外せる部品の数。外側のカバー、整流板(空気の流れを整える板)、フィルター、ファンの4つのうち、どこまで外せるかを見ておきます。機種によって、外れる部品が違うんです
説明書にない外し方や、工具を使う作業は、しないでください。分からない時は、メーカーや販売店に相談するのが安心です。賃貸の場合は、管理会社に先に伝えておきます。
自分でできる順番——外側のカバー・整流板、フィルター、外せるならファン
順番は、汚れの軽い外側から、中へ進むのが基本です。いちばん汚れた部分から始めると、洗剤も時間もたくさん使い、途中で心が折れやすくなります。
- 電源を切る。レンジフードの運転を止め、コンセントを抜きます。ブレーカーで電気が来ている機種は、ブレーカーを切ります。コンロの火は使いません
- 冷めるのを待つ。コンロやレンジフードが熱いと、やけどの原因になります。部品は冷めてから触ります
- 外側のカバーと整流板を拭く。外せる物は外し、中性洗剤を含ませた布で拭きます。使う洗剤は製品の表示と取扱説明書に従ってください
- フィルターを外して洗う、または替える。金属は洗い、不織布や紙は替えます。見分け方と洗い方は換気扇のフィルターがベタベタに詳しくあります
- 外せるならファンを洗う。つけ置きの温度や洗剤の選び方は換気扇のファンのつけ置き掃除に。つけ置きの基本は換気扇の掃除はつけおきが正解でどうぞ
💡 この困りごとへの提案
手元の安全も大事です。油汚れは、ぬるま湯やアルカリ性の洗剤につけ置きすると落としやすくなりますが、手が荒れたり、洗剤が皮膚に付いたりします。ゴム手袋を必ずつけてください。腕まで洗剤液が来ないよう、ロングタイプの厚手の手袋があると安心です。
洗剤を使うときは、塩素系と酸性(クエン酸や酢など)を混ぜません。同じ日に続けて使うのも避けます。換気をして、目を守る物もつけると安心です。
一度で全部やらない——今日・次の休み・任せるに分ける
何年分もの油を、1回の掃除で全部落とそうとすると、時間も体力も足りなくなります。コツは、日を分けて、少しずつ進めることです。
| いつ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 今日 | 外側のカバーと整流板を拭く。フィルターを外して洗うか、替える | 見た目が変わるので、やる気が続く。水を使う所は午前中に |
| 次の休み | 外せるファンを外して、つけ置きして洗う | 時間がかかる。つけ置きの間に別の用事を挟める日に |
| 任せる | ファンが外れない、モーターまわり、ダクトの中 | 無理をせず、メーカーや専門の業者に相談する |
1回で「全部」を目指さず、今日は外側とフィルター、別の日にファン、と決めてしまうと、気持ちがずっと楽になります。年末の大掃除で時間が足りなくなりそうな時は、大掃除が終わらないで、区切り方を紹介しています。
高い所の作業になるので、踏み台は平らな所に置き、安定した物を使ってください。椅子や不安定な物の上には乗りません。レンジフードの下にかがむ姿勢が続くと首や腰が疲れるので、こまめに休みます。
任せる所——ファンが外れない・モーターまわり・ダクトの中
- ファンが外れない。固く締まっている、ネジが回らない、外し方が分からない時は、力まかせにしません。外れない時の原因と考え方は換気扇の掃除でカバーやファンが外せないにあります
- モーターまわり。電気の部品です。水や洗剤をかけてはいけません。濡れた手で触るのもやめます
- ダクトの中。壁の奥へ続く管の中は、手が届かず、水や洗剤が入ると故障のもとです
- 油が固まって動かない部品。無理に動かすと割れます
- 説明書にない分解。取扱説明書にない作業はしません
焦げ臭いにおい、煙、異常な音がしたら、すぐに使うのをやめて、メーカーや販売店、管理会社に相談してください。外側に取り付けるカバーで汚れを予防する方法はレンジフードカバーの100均とかぶせる型にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、何年分もの油は、一度で終わらせようとしないほうが続くと思っています。今日は外側だけ、と決めて終わると、案外また手が伸びますよね』
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フィルターの洗い方は換気扇のフィルターがベタベタ、ファンのつけ置きは換気扇のファンのつけ置き掃除、外れない時は換気扇の掃除でカバーやファンが外せない、汚れの予防はレンジフードカバーの100均とかぶせる型でどうぞ。
まとめ:外側から順に。外れない所とモーターは任せる
- 何年していなくても大丈夫。気づいた時が始めどきです
- 先に取扱説明書と型番のシールを見る。外せる部品を確かめます
- 電源を切り、冷めてから、外側→フィルター→ファンの順。手袋と換気を忘れずに
- 一度で全部やらず、日を分ける。今日は外側とフィルター、次の休みにファンです
- 外れないファン・モーター・ダクトは任せる。水や洗剤をかけず、異常があれば使用をやめて相談します
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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