【図解あり】加湿器のタンクの奥に手が届かない——ブラシ・振り洗い・つけ置きの使い分け

家事

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加湿器のタンクを洗おうとして、手を入れてみたものの、奥の底まで指が届かない。口が小さくて、スポンジも入らない。毎年、冬の始まりにここで手が止まる人は多いですよね。ぬるっとした感じが残っているのは分かるのに、どう洗えばいいのか分からないまま、また水を入れてしまうこともあると思います。

先に結論をひとつ。届かないタンクの掃除は、「柄の長いブラシ」「少しの水を入れて振る」「取扱説明書で使える物でつけ置き」の3つから、タンクの口の形で選ぶと迷いません。この記事では、加湿器のタンクの掃除が届かない時の使い分け、ぬめりと白い水あかの違い、やってはいけないこと、乾かし方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ口が狭くて手が入らない→柄の長いブラシか、振り洗い第2章へ ▶ぬるぬるしている→中性洗剤でやさしく洗う第3章へ ▶白い粉や輪がこびりつく→説明書で使える酸性の物第3章へ ▶熱湯で一気に洗いたい→熱湯は入れない。変形の元第4章へ ▶洗ったあとの乾かし方→キャップを外して逆さに第5章へ ▶

ケース別に読む:届かない時の3つの洗い方を知りたい人|口の形で選びたい人|ぬめりや白い汚れが気になる人|やってはいけないことを知りたい人|乾かし方を知りたい人

加湿器のタンクの掃除が届かない時の3つの洗い方

はじめに、洗う前の約束をひとつ。必ず運転を止めて、電源プラグを抜いてからタンクを外してください。タンクは外して洗えても、本体の電気の部分は水に弱いので、水をかけたり濡れた手で触ったりしません。洗い方や使える洗剤は機種で違うので、お使いの機種の取扱説明書に従うのがいちばんの近道です。

届かないタンクの洗い方、3つ1長いブラシ奥の底をなでる→2振り洗い少しの水でふたをして振る→3つけ置き説明書で使える物だけ

3つは上から順に試すものではなく、タンクの形と汚れ方で選ぶものです。ブラシは奥の底や角のぬめりをこすれる道具、振り洗いは手もブラシも入らない口の小ささに向く方法、つけ置きは白く固まった汚れをゆるめる方法です。次の章で、口の形別に整理しましょう。

タンクの口の形で選ぶ早見表

タンクの形 向く洗い方 気をつけること
口が広く、手が入る 手とスポンジ、届かない角だけ長いブラシ タンクの内側に傷を付ける硬い道具は避ける
口が狭く、手は入らない 柄の長いブラシ。それでも届かなければ振り洗い ブラシの先でタンクの口まわりのパッキンを傷めない
キャップだけ外れる細口タイプ 振り洗いとつけ置き。キャップは別に洗う キャップのパッキンは外してよい機種か説明書で確かめる
上から給水できるタイプ 本体を水に浸けず、タンク部分を取扱説明書の方法で洗う 電気の部分に水がかからないようにする

手の入らない口の小ささでも、柄の長いボトルブラシがあれば、底の角まで先が届くことが多いです。先がやわらかいスポンジのタイプなら、タンクの内側を傷めにくくなります。ブラシを選ぶ時は、タンクの口より細いこと、柄の長さが奥まで届くことの2点を見てみてください。

振り洗いは、タンクにぬるま湯を少し入れ、中性洗剤を少なめに足してキャップを閉め、横にしたり傾けたりして中で揺らす方法です。ふたの閉め忘れで洗剤水が漏れるので、ふたはしっかり。振り終わったら、洗剤の泡が残らなくなるまで何度もすすぎます。

ぬめりと白い水あか——見分けて洗う物を変える

タンクの中の汚れは、大きく2種類あります。見分け方と洗い方を、次の2つで覚えておくと手が止まりません。

  • ぬるっとしたぬめりは、水の中で増えた菌や汚れの膜です。中性洗剤とやわらかいブラシで、こすって落とします。ピンク色に出た時の詳しい手順は加湿器のピンクのぬめりの落とし方で見られます
  • 白い粉や、カリカリの輪は、水道水のミネラルが固まった水あかです。ぬめりと違い、洗剤をこすっても取れにくく、酸の側の汚れです。取扱説明書で使えると書かれている物(クエン酸など)で、つけ置きしてゆるめます

重曹はアルカリ性なので、白い水あかには向きません。重曹は油やぬめりの側の道具、水あかは酸の側、と取り違えないようにしてください。クエン酸の基本の手順は加湿器の掃除はクエン酸でに、においの出どころは加湿器の臭いは掃除で取れる?にあります。クエン酸が手元にない時は加湿器の掃除にクエン酸がないへどうぞ。

つけ置きの時間やクエン酸の量は、製品の表示と取扱説明書が優先です。機種によっては、クエン酸の使用が認められていないこともあります。洗い終わったら、洗剤や酸が残らないよう、水を替えて何度もすすいでください。

やってはいけないこと——熱湯・研磨剤・混ぜる

  • 熱湯を入れない。タンクは樹脂製のことが多く、熱で変形したり、ひびが入ったりします。ぬるま湯までにしてください
  • 研磨剤入りの洗剤や金属たわしを使わない。内側に細かい傷が付き、汚れがたまりやすくなります
  • 塩素系と酸性(クエン酸・酢)を混ぜない、同じ日に続けて使わない。有害なガスが出て危険です。換気をして、ゴム手袋をつけ、目にも飛ばさないように
  • 食器洗い乾燥機に入れない。表示で入れてよいと書かれている時だけです
  • 本体の電気の部分を水で洗わない。タンクだけを外して洗います。分解はしません

取扱説明書にない作業はしない、というのが基本です。焦げ臭い、煙が出る、異常な音がする、電源が入らなくなった、という時は、すぐ使うのをやめて、メーカーや販売店に相談してください。

洗ったあとの乾かし方と、毎日の手入れ

外す→洗ってすすぐ→逆さに乾かす1プラグを抜く先に電気を切る→2洗ってすすぐ泡が残らないまで→3逆さに乾かすキャップは外す

洗ったあとにいちばん大事なのは、中まで乾かすことです。キャップを外して、口を下に向けて立てかけるか、水切りかごに逆さに置きます。濡れたまま閉めると、次に水を入れるまでの間に、またぬめりが始まりやすくなります。

毎日の手入れは、シンプルで構いません。残った水は捨てて、新しい水に替える。継ぎ足さない。この2つだけでも、ぬめりの出方がぐっと違ってきます。卓上タイプの手入れの考え方は卓上加湿器の手入れは簡単にできる?が参考になります。

よくある質問

ブラシは何を選べばいいですか。タンクの口より細く、柄がタンクの奥まで届く長さの物が目安です。先がやわらかい物の方が、内側を傷つけにくいです。洗剤をつけたブラシは、使った後によくすすいで乾かしてください。

タンクの内側が白っぽいまま取れません。水あかの可能性があります。ブラシでこすっても取れにくいので、取扱説明書で使えると書かれた酸の物でのつけ置きを考えます。使えるかどうかが分からない時は、メーカーや販売店に聞いてください。

洗う頻度はどのくらいですか。水の入れ替えは毎日、タンクの本格的な洗いは、取扱説明書にある頻度が基準です。使う期間が長いほど、汚れは進みやすくなります。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、届かない所を毎回完璧に洗おうとすると、続かないんですよね。ブラシで底の角だけ押さえて、あとは水を替えて乾かす、くらいの線引きが続けやすいと思います』

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柄の長いボトルブラシが1本あると、手が入らないタンクでも底の角を無理なく洗えます。「これがないとできない」わけではありませんが、あると手入れのたびに迷わずに済む道具です。


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クエン酸の量や時間の基本は加湿器の掃除はクエン酸で、クエン酸が家にない時の代わりは加湿器の掃除にクエン酸がない、においが気になる人は加湿器の臭いは掃除で取れる?にまとめています。

まとめ:届かないタンクは口の形で洗い方を選び、熱湯は入れず、逆さに乾かす

  1. プラグを抜いてからタンクを外す。本体の電気の部分には水をかけない
  2. 長いブラシ・振り洗い・つけ置きの3つ。タンクの口の形で選ぶ
  3. ぬめりは中性洗剤、白い水あかは酸の側。使う物は取扱説明書で確かめる
  4. 熱湯・研磨剤・塩素系と酸性の混用はしない。換気とゴム手袋を忘れずに
  5. キャップを外して逆さに乾かす。異常があれば使うのをやめて相談する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

加湿器のタンクの奥に手が届かない時の早見表:洗う前に運転を止めて電源プラグを抜き、本体の電気の部分に水をかけない。洗い方は柄の長いボトルブラシ、少しの水を入れて振る振り洗い、取扱説明書で使える物でのつけ置きの3つで、タンクの口の形で選ぶ。ぬるっとしたぬめりは中性洗剤とやわらかいブラシ、白い粉や輪の水あかは説明書で使える酸性の物。重曹はアルカリ性で水あかには向かない。熱湯を入れない、研磨剤や金属たわしを使わない、塩素系と酸性を混ぜない。洗ったあとは泡が残らないまですすぎ、キャップを外して逆さに乾かす。異常があれば使用をやめてメーカーや販売店へ

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