浴室乾燥で黒いカスが落ちてくる——出どころの見分け方と、掃除の手順

家事

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洗濯物を干して浴室乾燥をつけたら、天井の吹き出し口のあたりから、黒いカスのような物がぱらぱらと落ちてきた。洗濯物や浴室の床に黒い点々が付いていて、これはカビなのか、ただのほこりなのかと不安になりますよね。そのまま使い続けていいのかも迷うところです。

先に結論をひとつ。浴室乾燥機から落ちる黒いカスは、吸い込み口やフィルターにたまったほこり、カビ、天井の汚れなどが出どころのことがあります。見た目だけで原因を決めず、まず電源を切ってから、吸い込み口のカバーとフィルターを取扱説明書の範囲で外して掃除してください。内部のファンや奥は分解しません。落ち続ける時は、メーカーや業者に相談するのが安全です。

あなたはどれ? 状況から自分の章へふわっとしたほこり→フィルターを掃除する第2章へ ▶天井が汚れている→柄付きブラシで拭く第3章へ ▶黒い点々・においも→カビを疑い表示どおりに第4章へ ▶奥から落ちる・音も→メーカーや業者に相談第5章へ ▶

ケース別に読む:見分け方を知りたい人|ほこりが落ちる人|天井が汚れている人|カビが心配な人|奥から落ちる人

4コマ漫画|浴室乾燥から落ちるカス黒いカスが…乾燥をつけたら黒いカスが落ちた黒いカス1浴室乾燥から落ちてきた奥まで開ける中も見てみよう本体を分解2内部の分解は避ける電源を切るまず電源を切ってフィルターを掃除掃除するフィルター3説明書の範囲で外す落ち続けたら相談しよう相談する4続く時はメーカーへ

出どころの見分け方——ほこり・カビ・天井の汚れ・奥からの落下

黒いカスが落ちる原因は、1つとは限りません。見た目と、落ちる場所、においの有無で、おおよその見当をつけます。

見た目・様子 考えられる出どころ まずやること
ふわっとした灰色〜黒の綿状 吸い込み口やフィルターのほこり 電源を切ってフィルターを掃除
黒い点々。においも気になる カビの心配 表示どおりの方法で掃除。天井も見る
天井や吹き出し口の周りに汚れが見える 天井やカバーの汚れ 周りを拭く
奥から落ちる。音もする 内部の汚れや不具合の可能性 分解せず、メーカーや業者に相談
乾燥中だけ落ちる 吸い込み口やカバーにたまった物 吸い込み口とカバーを掃除

表の「出どころ」は、あくまで見当をつけるためのものです。同じ見た目でも、機種や使い方によって原因は違います。カスの出どころが特定できなくても、まず手の届く範囲のフィルターとカバーを掃除して、様子を見る流れで進めます。

作業の前に、浴室乾燥機の取扱説明書を手元に用意しておきましょう。外せる部品の種類や、水洗いしてよいかどうかは機種によって違います。説明書がない時は、メーカーの案内で確かめてください。

掃除の手順——電源、足場、カバー、フィルター、乾かして戻す

ふわっとしたほこりが落ちてくる時や、乾燥中だけ落ちる時は、まず吸い込み口とフィルターの掃除です。

掃除の流れ1電源を切る説明書どおりに→2カバーとフィルター説明書の範囲で外す→3乾かして戻すしっかり乾かす
  1. 電源を切る。リモコンの電源を切るだけでなく、取扱説明書でブレーカーを切るよう指示がある機種は、それに従います。運転した直後は部品が熱いことがあるので、冷めてから始めます
  2. 安定した足場を用意する。天井の高い所の作業になります。ぐらつかない踏み台や脚立を使い、足元に濡れた物がないか確かめます。無理な姿勢で背伸びはしません
  3. 吸い込み口のカバーを外す。外し方は取扱説明書の図のとおりに。力まかせに引かず、爪やロックの位置を確かめます
  4. フィルターを外して掃除する。たまったほこりは、掃除機で吸うか、やわらかいブラシで落とします。水洗いできるかは説明書で確かめます
  5. しっかり乾かして戻す。濡れたまま戻すと、カビやにおいの元になります。カバーも元どおりにはめ、電源を入れて異常がないか確かめます

掃除の途中で、ほこりが目や口に入らないよう、マスクやメガネがあると安心です。掃除機をかける時は、ほこりが舞い上がらないよう、ゆっくり動かします。

黒いカスが洗濯物に付いていた場合は、洗濯表示を見て、洗い直せる物は洗い直します。浴室の床に落ちたカスは、水で流すか、拭き取ってから、次の乾燥を始めてください。

掃除のあとは、数回使うあいだ、落ちてくるカスの様子を見ておくと安心です。量が減ったか、見た目が変わったかを確かめると、出どころの見当がつきやすくなります。フィルターを掃除する習慣をつけるなら、取扱説明書に書かれた手入れの頻度の目安を、カレンダーやスマホのメモに残しておくと忘れません。

天井と周りの拭き方——柄付きブラシで、上を向いて薬剤を使わない

吹き出し口の周りや、浴室の天井が汚れている時は、そこから汚れが落ちてくることもあります。天井まで手が届かない時は、柄付きのバスブラシが役立ちます。

  • まず乾いたブラシや布で、表面のほこりや汚れをやさしく落とす
  • 落ちにくい汚れは、浴室用の洗剤を使い、表示どおりに
  • 上を向いて薬剤を吹きかけない。垂れて目に入ったり、吸い込んだりするおそれがあります
  • 洗剤を使ったら、洗い流すか、水拭きして、洗剤が残らないようにする

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カビが心配な時——カビ取り剤を使う前に

黒い点々が広がっていて、においも気になる時は、カビを疑って掃除します。カビ取り剤を使う時は、次の点を守ってください。

カビ取り剤を使う時OKNG表示どおりに使う換気をして手袋塩素系と酸性を混ぜる上を向いて吹きかける
  • 製品の表示どおりに使う。量や使う場所、使えない素材の指定を確かめます
  • 換気をして、ゴム手袋をする。浴室の換気扇を回し、窓があれば開けます
  • 塩素系の物と、クエン酸・酢などの酸性の物を、同じ時に使わない。混ざると体に害のあるガスが出ることがあります。「まぜるな危険」の表示のある物は特に注意します
  • 吸い込み口やフィルターの内側に、薬剤をかけない。機械の中に入ると、故障や、においの原因になります

浴室のカビは、黒い汚れの落とし方の順番も大切です。浴室の黒いカビの扱い方はベビーバスチェアのゴムに黒いカビでも、弱い方法から順に試す考え方を書いています。ゴムの部分と天井では素材が違いますが、混ぜない・すすぎをしっかりする、という基本は共通です。

浴室乾燥を使う前に、浴室の換気も意識してください。入浴後の湿気が残ったまま使い続けると、カビが出やすい環境が続きます。壁や床の水気を拭く、窓や換気扇で湿気を逃がすといった習慣は、カビの予防にもなります。

相談する目安——掃除してもおさまらない時

フィルターとカバーを掃除しても、黒いカスが落ち続ける時は、無理をしないことが大切です。

  • 掃除したあとも、毎回のように落ちてくる
  • 奥のほうから、ガタガタ・キュルキュルといった音がする
  • においが強く、焦げたようなにおいがする
  • カバーが外れない、外す方法がわからない

こうした時は、内部のファンや、天井の中は開けないでください。感電やけがのおそれがあります。取扱説明書に書かれた連絡先、またはメーカー、賃貸なら管理会社に相談します。音が気になる時は浴室乾燥機の異音に、自分でできる範囲と相談の目安をまとめています。フィルターの代わりの物を考えている時は浴室乾燥機のフィルターは代用できる?もどうぞ。

洗濯物が乾いたあとのにおいが気になる場合は、浴室乾燥で匂いは消える?で、干し方と洗い方の見直しを見られます。

ゆきこ( ゚Д゚)『黒いカスを見ると、すぐ原因を決めたくなりますよね。でも、まずは電源を切って、手の届く所から順番に。奥まで自分で開けないことが、大事だと思います』

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浴室乾燥から音がする時は浴室乾燥機の異音へ。フィルターの代わりが気になる人は浴室乾燥機のフィルターは代用できる?、洗濯物のにおいが気になる人は浴室乾燥で匂いは消える?、浴室の黒いカビの考え方はベビーバスチェアのゴムに黒いカビもどうぞ。

まとめ:電源を切って、手の届く範囲だけ掃除。奥は開けない

  1. 出どころはほこり・カビ・天井の汚れなど。見た目だけで決めない
  2. 掃除の前に電源を切る。ブレーカーも説明書どおりに
  3. 高い所は安定した足場で。上を向いて薬剤を使わない
  4. カビ取り剤は表示どおり・換気・手袋。塩素系と酸性は混ぜない
  5. 内部は分解せず、落ち続けたら相談。メーカーや管理会社へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

浴室乾燥で黒いカスが落ちてくる時の早見表:出どころはフィルターのほこり、カビ、天井やカバーの汚れ、奥からの落下など。ふわっとしたほこりは電源を切ってフィルターを掃除し、黒い点々でにおいもある時はカビを疑って表示どおりに掃除する。掃除の順番は、電源を切る、安定した足場を用意、カバーを外す、フィルターを掃除、しっかり乾かして戻す。天井の汚れは柄付きのブラシで拭き、上を向いて薬剤を使わない。カビ取り剤は表示どおりに使い、換気と手袋、塩素系と酸性の物は混ぜない。内部のファンや奥は分解せず、落ち続ける時や異音がある時はメーカーや管理会社に相談する

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