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割り箸を割ったら、片方だけ細くなった。先がぎざぎざになった。食事の前にこれが起きると、ちょっと気まずいですよね。ひとりのごはんならまだしも、人と食べる席や、お弁当の割り箸を子どもに渡す場面だと、余計に気になります。
先に結論をひとつ。割り箸は、上の方を持って、左右へ均等に開くと割れやすくなります。下の方を持ったり、ひねったり、縦に引っぱったりすると、どちらか片方に寄りやすくなります。そして割れ口がささくれたら、口に当たる所かどうかを見て、気になる時は使わずに替える。この2つが土台です。持ち方、うまく割れない原因、ささくれた時の扱い、子どもに渡す時まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:片方に寄る人|原因を知りたい人|ささくれた人|子どもに渡す人|毎回困る人
持つ位置と開く向き——上を持って、左右へ
割り箸は、2本の細い棒が、頭の部分でつながった形をしています。割る時に力が集まるのは、このつながっている頭の近くです。だから持つ位置は箸の上の方、つなぎ目に近い所が基本になります。下の方を持つと、力が片側にかかって、どちらか一方に割れ目が走りやすくなる、と考えると分かりやすいです。
手順はこの3つだけです。
- 箸の上の方を持つ。両手の親指と人さし指で、つなぎ目に近い所をはさみます
- 左右へ同じ力で開く。手前にも奥にもひねらず、2本を水平に離すイメージです
- ゆっくり開く。勢いよく割ると、割れ目が途中でそれやすくなります
割り終えたら、割れ口を目で見て、とがった所や毛羽立った所がないかを確かめます。気になる所があれば、第3章の扱いへ進んでください。また、割る時は箸先が自分や向かいの人の顔に向かないよう、体から離れた向きで割ると安心です。
片方だけ太くなる原因——持つ位置・ひねり・縦引きの早見表
うまく割れない時は、原因がだいたい決まっています。割れ方ごとに、起きやすい原因と試すことを表にしました。
| 割れ方 | 起きやすい原因 | 試すこと |
|---|---|---|
| 片方だけ太く、片方が細い | 下の方を持っている | 上の方に持ち替えて、左右へ開く |
| 途中で割れ目が曲がる | 勢いよく割っている | 同じ力で、ゆっくり開く |
| 頭の近くが欠ける | 縦に引き離している | 引っぱらず、横へ開く |
| 先だけ割れて根元が残る | ひねって割っている | ひねらず、水平に開く |
| 割れ目がなかなか入らない | 2本の間がきつい箸 | 力まかせにせず、別の箸に替える |
ここで見てほしいのは、力の強さよりも、持つ位置と開く向きが効いてくる、という点です。力を入れても、持ち方が下の方だと片寄りやすくなります。逆に、力を抜いて上の方を持てば、割れ目は素直に進みやすくなります。
箸の形や木の質によって、割れやすさに差が出ることもあります。同じ持ち方でも、この箸だけ割れにくい、ということがあるんです。そんな時は、無理に力を足さずに別の箸に替えてかまいません。力まかせに割ると、割れ口が大きく崩れてささくれにつながります。
よくある迷いも、ここで整理しておきます。頭の近くを持つと割りにくく感じる時は、持つ指を少しだけ下にずらして、つなぎ目から指一本分ほど離してみてください。近すぎても遠すぎても、力のかかり方が偏ります。また、手がぬれていたり、箸が少ししけっていたりすると滑りやすくなるので、手を拭いてから割るのも大切です。袋から出す時に、箸先が袋の内側に引っかかっていないかを見ておくと、途中で止まらずに済みます。
割る場所にも気を配りたいところです。机の上に両ひじをつけて、体の前で割ると、手元が安定します。立ったまま空中で割ろうとすると、手が揺れて左右の力がそろいません。座れる場面では座って、手を机の高さに落ち着けてから割ってみてください。
ささくれた時の扱い——口に当たる所なら使わずに替える
割れ口がささくれると、気になるのは見た目よりも、口や手に刺さらないかどうかですよね。木の細かい繊維が立っていると、唇や舌、指先に当たることがあります。見分けと扱いは、次の3つで考えると迷いません。
- 口に入れる先の方がささくれている:使わずに、新しい箸に替えます
- 持つ側の上の方が少しささくれている:指でそっとなでて、引っかかるなら替えます
- とがった木片が飛び出している:指で折ったり引きちぎったりせず、そのまま使わずに替えます
割り箸の2本をこすり合わせて、割れ口を整える方法はよく知られています。ただ、こすると細かい木くずが出て、食器や手に残ることがあります。マナーの面でも、改まった席では気にされることがある、とされています。ささくれの様子を見て、気になる時は箸を替えるほうが安心です。
替えの箸がない時は、お店の人に新しい箸をもらうか、フォークやスプーンに替えてもらう、という選び方もあります。「割れなかったので替えてください」と頼むのは、失礼なことではありません。口に入れる物ですから、安全側に倒しておけば間違いがありません。
子どもに渡す時・お弁当の割り箸——大人が割ってから
小さな子に割り箸を渡す時は、大人が先に割ってから渡します。子どもが自分で割ると、力の入れ方が分からずに急に開いて、箸先が顔のほうへ向かってしまうことがあるからです。割ったあとは、割れ口を大人の目で見て、ささくれた箸は渡さずに替えます。
- 大人が割る:上の方を持って、左右へゆっくり開く
- 割れ口を見る:ささくれやとがりがあれば、その箸は渡さない
- 座って使う:箸を持ったまま歩いたり、走ったりしない
- 子ども用の箸やフォークに替える:割り箸が合わない年ごろには、無理に使わせない
お弁当に割り箸を付ける時は、割らずに袋に入れたまま渡し、食べる直前に割るほうが、割れ口が汚れずに済みます。割ってから持ち歩くと、袋の中で割れ口がこすれて、ささくれの原因になることもあります。
割り箸を食べ終えたあとの置き方や袋の扱いは、割り箸を袋に戻すのはマナー違反?にまとめています。割れ口の黒い点や変色が気になる時は、割り箸が黒い・変色している時の見方もあわせてどうぞ。
何度も割れ方で困る・外食が多い時——箸を持ち歩くという選び方
割る場面が多い人や、外食やお弁当のたびに割れ方が気になる人は、使い慣れた箸を持ち歩く手もあります。割る手間が要らず、ささくれの心配もなく、毎回同じ長さと太さで食べられます。ケースに入る携帯用の箸なら、かばんの中でも先が汚れません。
持ち歩く箸は、使ったあとに洗って、しっかり乾かしてからケースにしまいます。ぬれたまま入れると、においや傷みの原因になります。ケースのふたが閉まるか、箸の先がケースの内側に当たって欠けないか、買う前に見ておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『割り箸のコツは、突き詰めると「上を持つ」の一点だと思います。これさえ覚えておけば、慌てずに済みますよね』
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まとめ:上を持って左右へ開く。ささくれは口に当たるなら替える
- 上の方を持って、左右へ均等に開く。つなぎ目に近い所が持ち場です
- 下を持つ・ひねる・縦に引くと片寄りやすい。持ち方で割れ方が変わります
- ささくれは口に当たる所なら使わない。気になる時は新しい箸に替えます
- 子どもには大人が割ってから渡す。割れ口を見て、ささくれた箸は渡しません
- 毎回困るなら箸を持ち歩く。洗って乾かしてからケースにしまいます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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