割り箸がうまく割れない——きれいに割る持ち方と、ささくれた時の扱い

生活

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割り箸を割ったら、片方だけ細くなった。先がぎざぎざになった。食事の前にこれが起きると、ちょっと気まずいですよね。ひとりのごはんならまだしも、人と食べる席や、お弁当の割り箸を子どもに渡す場面だと、余計に気になります。

先に結論をひとつ。割り箸は、上の方を持って、左右へ均等に開くと割れやすくなります。下の方を持ったり、ひねったり、縦に引っぱったりすると、どちらか片方に寄りやすくなります。そして割れ口がささくれたら、口に当たる所かどうかを見て、気になる時は使わずに替える。この2つが土台です。持ち方、うまく割れない原因、ささくれた時の扱い、子どもに渡す時まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ片方だけ太くなる→上を持って左右へ開く第1章へ ▶なぜ失敗するか知りたい→原因は持つ位置とひねり第2章へ ▶ささくれてしまった→口に当たるなら替える第3章へ ▶子どもに渡したい→大人が割ってから渡す第4章へ ▶何度も割れ方で困る→持ち歩く箸という手も第5章へ ▶

ケース別に読む:片方に寄る人|原因を知りたい人|ささくれた人|子どもに渡す人|毎回困る人

4コマ漫画|割り箸がうまく割れない片方だけ細くなる片方だけ細くなっちゃった割り箸1割れ方が片寄った✕ 下を持ってひねる下を持ってぐいっとひねる下を持つ2下を持ってひねる割り方上を持って左右へ上の方を持って左右に開くよ上を持つ3上を持って左右へ開く割れ口を見てから使う同じ太さに割れたよ!同じ太さ4割れ口を見てから使う

持つ位置と開く向き——上を持って、左右へ

割り箸は、2本の細い棒が、頭の部分でつながった形をしています。割る時に力が集まるのは、このつながっている頭の近くです。だから持つ位置は箸の上の方、つなぎ目に近い所が基本になります。下の方を持つと、力が片側にかかって、どちらか一方に割れ目が走りやすくなる、と考えると分かりやすいです。

手順はこの3つだけです。

割り箸のきれいな割り方1上の方を持つつなぎ目の近く→2左右へ均等にひねらず横へ→3ゆっくり開く割れ口を見る
  1. 箸の上の方を持つ。両手の親指と人さし指で、つなぎ目に近い所をはさみます
  2. 左右へ同じ力で開く。手前にも奥にもひねらず、2本を水平に離すイメージです
  3. ゆっくり開く。勢いよく割ると、割れ目が途中でそれやすくなります

割り終えたら、割れ口を目で見て、とがった所や毛羽立った所がないかを確かめます。気になる所があれば、第3章の扱いへ進んでください。また、割る時は箸先が自分や向かいの人の顔に向かないよう、体から離れた向きで割ると安心です。

片方だけ太くなる原因——持つ位置・ひねり・縦引きの早見表

うまく割れない時は、原因がだいたい決まっています。割れ方ごとに、起きやすい原因と試すことを表にしました。

割れ方 起きやすい原因 試すこと
片方だけ太く、片方が細い 下の方を持っている 上の方に持ち替えて、左右へ開く
途中で割れ目が曲がる 勢いよく割っている 同じ力で、ゆっくり開く
頭の近くが欠ける 縦に引き離している 引っぱらず、横へ開く
先だけ割れて根元が残る ひねって割っている ひねらず、水平に開く
割れ目がなかなか入らない 2本の間がきつい箸 力まかせにせず、別の箸に替える
割り方のOKとNGOKNG上を持つ左右へ開く下を持つひねる

ここで見てほしいのは、力の強さよりも、持つ位置と開く向きが効いてくる、という点です。力を入れても、持ち方が下の方だと片寄りやすくなります。逆に、力を抜いて上の方を持てば、割れ目は素直に進みやすくなります。

箸の形や木の質によって、割れやすさに差が出ることもあります。同じ持ち方でも、この箸だけ割れにくい、ということがあるんです。そんな時は、無理に力を足さずに別の箸に替えてかまいません。力まかせに割ると、割れ口が大きく崩れてささくれにつながります。

よくある迷いも、ここで整理しておきます。頭の近くを持つと割りにくく感じる時は、持つ指を少しだけ下にずらして、つなぎ目から指一本分ほど離してみてください。近すぎても遠すぎても、力のかかり方が偏ります。また、手がぬれていたり、箸が少ししけっていたりすると滑りやすくなるので、手を拭いてから割るのも大切です。袋から出す時に、箸先が袋の内側に引っかかっていないかを見ておくと、途中で止まらずに済みます。

割る場所にも気を配りたいところです。机の上に両ひじをつけて、体の前で割ると、手元が安定します。立ったまま空中で割ろうとすると、手が揺れて左右の力がそろいません。座れる場面では座って、手を机の高さに落ち着けてから割ってみてください。

ささくれた時の扱い——口に当たる所なら使わずに替える

割れ口がささくれると、気になるのは見た目よりも、口や手に刺さらないかどうかですよね。木の細かい繊維が立っていると、唇や舌、指先に当たることがあります。見分けと扱いは、次の3つで考えると迷いません。

  • 口に入れる先の方がささくれている:使わずに、新しい箸に替えます
  • 持つ側の上の方が少しささくれている:指でそっとなでて、引っかかるなら替えます
  • とがった木片が飛び出している:指で折ったり引きちぎったりせず、そのまま使わずに替えます
ささくれの分かれ道OKNG先が整っている指でそっと確かめる先が毛羽立つこすり合わせて取る

割り箸の2本をこすり合わせて、割れ口を整える方法はよく知られています。ただ、こすると細かい木くずが出て、食器や手に残ることがあります。マナーの面でも、改まった席では気にされることがある、とされています。ささくれの様子を見て、気になる時は箸を替えるほうが安心です。

替えの箸がない時は、お店の人に新しい箸をもらうか、フォークやスプーンに替えてもらう、という選び方もあります。「割れなかったので替えてください」と頼むのは、失礼なことではありません。口に入れる物ですから、安全側に倒しておけば間違いがありません。

子どもに渡す時・お弁当の割り箸——大人が割ってから

小さな子に割り箸を渡す時は、大人が先に割ってから渡します。子どもが自分で割ると、力の入れ方が分からずに急に開いて、箸先が顔のほうへ向かってしまうことがあるからです。割ったあとは、割れ口を大人の目で見て、ささくれた箸は渡さずに替えます。

  • 大人が割る:上の方を持って、左右へゆっくり開く
  • 割れ口を見る:ささくれやとがりがあれば、その箸は渡さない
  • 座って使う:箸を持ったまま歩いたり、走ったりしない
  • 子ども用の箸やフォークに替える:割り箸が合わない年ごろには、無理に使わせない

お弁当に割り箸を付ける時は、割らずに袋に入れたまま渡し、食べる直前に割るほうが、割れ口が汚れずに済みます。割ってから持ち歩くと、袋の中で割れ口がこすれて、ささくれの原因になることもあります。

割り箸を食べ終えたあとの置き方や袋の扱いは、割り箸を袋に戻すのはマナー違反?にまとめています。割れ口の黒い点や変色が気になる時は、割り箸が黒い・変色している時の見方もあわせてどうぞ。

何度も割れ方で困る・外食が多い時——箸を持ち歩くという選び方

割る場面が多い人や、外食やお弁当のたびに割れ方が気になる人は、使い慣れた箸を持ち歩く手もあります。割る手間が要らず、ささくれの心配もなく、毎回同じ長さと太さで食べられます。ケースに入る携帯用の箸なら、かばんの中でも先が汚れません。

持ち歩く箸は、使ったあとに洗って、しっかり乾かしてからケースにしまいます。ぬれたまま入れると、においや傷みの原因になります。ケースのふたが閉まるか、箸の先がケースの内側に当たって欠けないか、買う前に見ておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『割り箸のコツは、突き詰めると「上を持つ」の一点だと思います。これさえ覚えておけば、慌てずに済みますよね』

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外食が多くて、割り箸の割れ方に毎回ひやっとする方は、ケース付きの箸を1膳持っておくと気持ちが楽になります。


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まとめ:上を持って左右へ開く。ささくれは口に当たるなら替える

  1. 上の方を持って、左右へ均等に開く。つなぎ目に近い所が持ち場です
  2. 下を持つ・ひねる・縦に引くと片寄りやすい。持ち方で割れ方が変わります
  3. ささくれは口に当たる所なら使わない。気になる時は新しい箸に替えます
  4. 子どもには大人が割ってから渡す。割れ口を見て、ささくれた箸は渡しません
  5. 毎回困るなら箸を持ち歩く。洗って乾かしてからケースにしまいます

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

割り箸がうまく割れない時の早見表:持つ位置は箸の上の方、つなぎ目に近い所を持ち、左右へ均等にゆっくり開く。下を持つ、ひねる、縦に引くと片方に寄りやすい。割れ口がささくれたら、口に当たる所かどうかを見て、気になる時は使わずに新しい箸に替える。指で折ったり、こすり合わせて取ったりするより替えるほうが安心。子どもには大人が先に割ってから渡し、割れ口を見てささくれた箸は渡さない。お弁当は食べる直前に割る。毎回困る人はケース付きの箸を持ち歩く手もある。マナーは場面で違い、改まった席ではささくれの扱いが気にされることがある

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